■2014年07月11日(金)
simutrans 発展日誌その49
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●simutrans 意気揚々と大改造した新ターミナルを紹介しようと思ったのですが… 驚愕の事実が判明したので、そちらを書くことにしました。
・自動車(バス)部門の慢性的赤字体質。 売上-運行費の単体での黒字は、ほとんどのバスが維持してます。 しかし、道路やバス停などの維持費がそれを超越してました。
地下ターミナルには、かなり投資して維持費もかかってることは覚悟していたのですが、原因はそれだけではないでしょう。 公共の50Kmの道路ではさばけないので、全て90Kmの自社道路として買い上げてしまったので、その維持費が自動車部門の圧迫につながっているようです。 さて…黒字化にはもっとバスの本数を増やして、という手段もあるのですが、そうしたらまた渋滞で新たな幹線道路を用意するなどの投資が必要になる悪循環。
自動車部門の黒字化は諦めます。 もちろん、自動車部門が収入の大部分を占めている状態ならば、即刻改善しなければなりません…が、うちはそうではありません。 考え方を変えれば、とにかく赤字でも乗客をターミナルに集めれば、そこから旧世界へ船と飛行機が出て、その先のターミナルから電車で乗客は散らばっていきます。 電車・飛行機で利益を出せばいいのです。 コンコルド1機が年間に稼ぐ運用利益が、90,0000.00前後。4機あるので、道路の年間維持費の194,0000.00くらい2機で簡単に取り返せます。その上フェリーもクイーンエリザベス2世号が出てから利益が大きく出るようになってます。 まずは乗客を集めること。それがなければ何も始まりません。 広大なエリアの乗客を一か所に集めてくるには、バスは低い投資額で実現できる点で優秀なインフラなのです。
道路を二層構造にして、上を高速で90Kmのバスを運行という計画はさすがにこの状況を見て凍結しますが… バスのみで運行するという、新世界の計画は、続行ということで頑張ってみます。
(masaさんのバスで利益が出ないという悩みにつながります) (.japanの公共道路は30Km。pak128の40(時代進行で⇒50)Kmに比べても遅いです。30Km運行のバスの種類も少ないです) (バスを利用して、飛行機か電車で利益を上げる仕組みを作らねばなりません。) (pak128でも、初期は遅くても運行コストが安いバスでなんとか利益を上げることができますが、維持費のかかる投資は最小限というのは絶対です) (現実の日本も、バス会社が道路の維持費を出さなければならないならば、一気に経営は悪化するでしょう。公共事業に任せてそのルールに沿って運行するのは、simutransも同じ。よくできてます)
写真の上は、会社全体のバランスシート。 右肩上がりで運用利益が伸びてます。貨物輸送と列車の高速化を少しずつテコ入れしてる成果でしょう。 昨年の運用利益が3200,0000.00を考えれば、道路事業の113.8000.00の運用赤字は軽く吸収できてます。 下は、自動車のみのバランスシート。 売上(収入)を維持費が上回っている状態がずっと続いています。 うちのバス会社は、(道路の)維持費さえなければ、黒字なのです。
上下ともにグラフは運用利益(収入-運行費-維持費)です。 | | | |