■2013年10月12日(土)
2年の沈黙を破って、サッカーを(次回未定)
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W杯出場を決めて、選手からやたらと強気な発言が続く、サッカー日本代表の面々。 目的意識があり、やろうとしているプレイがはっきりしていて実に頼もしい限り、 なのですが・・・ 試合では最初ワクワクするようなパス回しとスルーパスを見せるのですが、 それが前半のうちに力不足を感じる展開になってしまうのが謎です。 セルビアに0-2で敗れた翌日に書いているのですが、チーム全体で悩んだ挙句に悪い方向に向かってりるような気がして、 慌てて独り言を書いている次第です。
アジア以外との対外試合には、負け続き。 アジア内の試合でも勝つには勝っても大量失点。 このような成績を残すような試合内容ではないだけに、頭を悩ませる事態になっています。
自分の感じた感想は長くなるので、最初に原因から。 「ワンパターン」 これに尽きます。
日本の攻撃を見てると、中盤から中央のスルーパスばかりに固執してしまい、 相手から見れば、それだけを対処すれば問題なく守れるパターンになっているように見えます。 ドリブルもなければ、ミドルシュートもなし、追い越すオーバーラップの動きもなし。 そして、テンポが常に一定で、古い日本のお家芸である、ゆったりとしたサイドからのセンタリングもありません。
コンフェデ杯で思っていたことは、「判断力が圧倒的に違う」という点でした。 つまり、パスの出し先がなくてバックパスを繰り返し、そこで奪われるか苦肉のロングパス。 結局失点の原因が「中盤の展開力がなく、引き出しが狭い」ことに尽きているように見えていた訳です。
先日のセルビア戦を見て、これを 「速いパス回しを強く意識するばかりに、チーム内で約束事を固定化しているのではないか?」 という点に思い至った訳です。 速いパス回しを実現する為に、パスの出し手と受け手が固定され、その位置も約束事としてはいないか?
メディアはパスを出す人の判断に意識が行って色々とコメントしているようですが、 私にはむしろパスを受ける方に問題があると見ています。 マークを外す動きや、サイドに散ってみたり、ロングシュートのためのシュートコースを開ける動きや、ドリブルを助けるマークの引きつけ。 このような、中盤を助ける前線のちょっとした動きが、W杯アジア予選の終盤から見られなくなったように思えます。
まとめ。 前線と中盤の連動が、相手DFの裏を突くスルーパスだけに特化してしまえば、相手にとって対応は楽です。 攻撃の鋭さは、トップクラスで見る者をワクワクさせるだけのものはあるのですから、もっと活かす動きをチーム全体で考えてみてください。 結果だけを見てしまえば、いいとこなしなんでしょうけど あとちょっとのことで大化けする期待はとてもあるだけに、これで終わってしまって欲しくないチームなのです。 ・・・こんな辺境の古い日記スクリプトなんて、誰も見てないでしょうけどwww
あ、あと・・・ 申し訳ないのですが、キーパーの川島。 キーパーから見て、左上の対処に問題はないですか? それだけでなく、目視からの反応速度が全盛期から見ると落ちているような気がします。 衰えから、早めの動きだしと予測で補わないとならない時期に差し掛かっているように見えます。 頑張ってください。 | | |