■2008年01月23日(水)
久しぶりに。。。今回は真面目に環境を。
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温暖化は50年後には…と言われていた事が数年後には発生してしまうような驚くべきスピードで確実に進んでいることは、ニュースやドキュメンタリなどを注意して見ている人には実感できると思うのですが、今まで逃避するように次の世代の問題だけど(100年後にはなどのデータなど)という話題で語られて来ましたが、 とんでもない。既に今の世代の問題となってます。
悪い話題は最後にしました。まとめてあるので気が向いたら読んでみて下さい。かなり深刻なのが解ると思います。 それより、私が提案する改善案はどうでしょう???ってのを先に。 いくつか挙げたかったのですが、知識も天才度も低すぎる私の頭には1個しか浮かんできません。 しかし、CO2などのガスが原因だとするならば、決定的な解決策の1つであることは確実だと思うのです。
【izumi的解決案】 ●掘り出した石油&石炭&天然ガス、及び切り倒した木々と同じ分量以上の炭素量を地中深くに埋める。 ゴミを燃やしたら、それすなわちCO2。 これを細かく砕いて、石油の層などに戻してやるだけです。 (石油を掘り出せるなら、枯れた条件のいい油田跡に戻す方が楽なはずです) 対象は、プラスチック・木・生ゴミなんかですか。ゴミ問題も解決できそう。 石炭の層など浅い場所には発酵分解したCO2やメタンガスが空中に出てきそうなので、効果は薄いかと思います。。。
何故やらないか?研究されてるって話題もメディアに出てこないか?って、そりゃ簡単【カネを生まない】から。 産出国がやるのか?消費国がやるのか?って責任のなすり合いも発生しそうですが、早い話がカネの問題。 カネが動くだけの、無意味な排出量取引はあっという間にマネーゲーム化するというのに…。 はっきり言って、もう既にカネで遊んでられる状況じゃない。 現実を見てくれ。
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話を切ってしまいましたが、現状の深刻さをもう一度。より具体的に書いてみます。 ここ数年、温暖化の驚異的な進行速度の原因は、ここ近年の温暖化による数度の温度上昇の為に一斉に出現してきたことが挙げられると思います。
・温暖化によるツンドラ地帯の氷の融解 ⇒ロシアやアラスカ&カナダなどの広大な氷の大地の下には、枯れ落ちた針葉樹が眠っていますが、これが発酵して【CO2】と【メタンガス】発生するのですが、氷が長く封印していてくれました。 しかし、氷が解けてこれらの大量の温室効果ガスが空気中に…。 これを防ぐ手立ては、温暖化の根本解決の他には、今の技術力ではありません。
・温暖化による海水温の上昇 ⇒それがどうした?と思われると思いますが…。 理科で習いませんでした?炭酸を水に溶かすには、低温であるほど多く溶ける。 つまり、【炭酸=CO2】ですから。海水が吸収してるCO2も海水温上昇で空気中に放出される、悪循環。 理論でなく、実際に起きてる話。 海の面積は広大で、身近なレベルでは1度の違いなんて微々たるものでしょうが・・・海水の量全体を考えてみましょう。一体どれだけの量を放出するか。
更にこれの悪影響は、プランクトンの量も海水に溶けているCO2の量に依存するってところ。 植物プランクトンは海水のCO2をエネルギーに変えてるので、とても重要ですが、水が冷たい北極&南極が生産のほとんどを占めてるって話。暖かい海って実は魚の食糧事情は極めて悪くて、極地方から流れてきてるのをアテにしてるって状態。 植物や生物は炭素の塊です。それらが減れば、CO2を保持するものがなくなり、空気中から回収できなくなります。
・温暖化による、砂漠化。 ⇒だいぶ前に図解で示したとおり、海水から蒸発した水を運ぶ風向きが変わってしまった地域が多く現れ、深刻な砂漠化を引き起こしてます。 これも植物としてCO2を吸着できなくなるので、空気中へCO2を放出する動きに直結します。 更に、ブラジルやオセアニア等でジャングルを切り開き、畑にする動きも年々加速。 陸上のCO2吸着の代表格の森林が根こそぎなくなろうとしてます。
(まとめ) ちょっと考えただけでも、これだけ派生して加速する大きな要因が浮かんできてしまうくらい絶望的。。。 CO2排出量取引なんて、いかにも尤もらしい言い訳をつけてますけど、全く減らすどころか増やす口実でしかないんです。 新たなマネーゲームやって遊んでる場合じゃない!! 日本が環境問題に超消極的な中国から排出量を買ったなんてニュースが1面に出たりしてますが、「達成できませんでした。うちは知らないよ〜」って中国が言って逃げてしまえば、カネだけ貰い得。 | | |