トップ> イベント> にわのまこと×荻野真”トークの乱!!” 荻野真作品の利用について 荻野真作品の著作権、ご利用に関してのお問い合わせは株式会社サード・ライン様(http://www.thirdline.co.jp/)で承っております。 にわのまこと×荻野真”トークの乱!!” 二月十日に渋谷のマンガサロン『トリガー』で行われた「にわのまこと×荻野真”トークの乱!!”」が、無事終了いたしました。 当日は30席ほどの客席が予約ですぐに満席となり、ネット放送の生中継番組も1800人以上のアクセスがあり、大成功に終わりました。 …と、司会の小林琢磨さんもトリガー店長の兎来栄寿さんも言っておられました。しかしこの世界に疎い私にはこの結果が どのくらい良かったのかよくわかりませんが、にわのまこと先生はワリと詳しいらしく、喜んでおられましたので私も同じように喜んでおきました。 にわの先生とは初対面で、互いの漫画の作品名とキャラはよく知っているのに、作品そのものは互いに読んだことが無く、 司会の小林さんも会場の皆さんも驚いていましたが、それもそのはず。ジャンプとヤンジャンは同じ出版社の兄弟誌でありながら、 編集部どうしの仲は最悪で、本妻の子と愛人の子のごとく様々な愛憎と利害がもつれ合い、その下で飯を食わせてもらってる私達作家は 、互いの雑誌を読む機会も、編集者や作家との交流も一切ありませんでした。しかも本番でこのあたりに話題が触れそうになると、 司会の小林さんが慌てて話をそらす気の使いようで…、てことは業界内じゃこの確執もバレバレってことで、今更隠してもしょーが無いんじゃないかなぁ…?。 まあでも私もにわの先生も今はジャンプグループでは仕事をしてないので、一緒に楽しくお気楽にリイド社コミック乱の方々と、 打ち上げ二次会終了まで楽しくお話をさせて頂きました。 今回の対談で、にわの先生とは何だか初対面の感じがしなかった大きな理由に、お互い子供時代は漫画より別なメディアにハマり、 私はエロい大人漫画と小説、にわの先生はTVの特撮ヒーローものとプロレス放送が一番好きだったそうです。そして何よりも二人とも 柔道初段の腕前で、ガチな戦いの経験があることでした。だから絵はウマいけど未経験者が書いた格闘モノは私達にはすぐにわかるし、 いずれ読者もそこに気付くため、コアな人気も長続きはしません。その点、今も「真島君シリーズ」を他誌で書き続けられておられるにわの先生は、 正に本物の格闘技漫画家です。 じゃあ本物の坊主だったワケじゃない私はどうかと言うと、初代ヤンジャンの編集長角南さんは「荻野には生まれ付いての霊感がある!。 その才は永井豪と同じだ!!」と、仰っておられましたが、私から言わせて頂けるなら、それは単に「生まれつきホラ話を聞くのも、語るのも、飯より大好き」な、 私の癖によるものだと思います。そしてにわの先生がお好きな特撮ヒーロー物や、総合格闘技よりプロレスが好きな理由も 、案外私と似たような癖のせいだと思いました(ガチな戦いはオリンピックと同じで、勝者意外誰も注目しませんが、プロレスのは敗者の負けっぷりも魅力ですからネ)。 そして今回のトークの乱に来て頂いたお客さん達の中に、どこかでお会いしたことが有るような方々が何人も…。 本番が終了し、お客さん達とのフリートークが始まるや「先月の書泉グランデに続き、また来ちゃいました!」と仰る方々。 「やっぱりそうだ!。」と、納得と共に大感謝!!。長年漫画を書いて来られたのも、この方々のおかげです。皆さんには本当に、 最大限の感謝と共にご苦労様。今後も出来るだけこういう機会を作ります。そのうちゆっくりお酒でも飲みながら、色々なお話をお伺いしたいものです。 中でも杖を作ってるやたらガタイのいい兄ちゃん。ブルースリーの截拳道(ジークンドー)を習われたとかで、そのお話には大変興味があり、 また必ずお会いしてお話を伺いたいと思っています(一説に截拳道は守りの拳法とも女性の拳法とも言われ、女性客の方が言っておられた 大奥バトルには持ってこいのアクションだと思います)。 ま、てな感じで会も楽しく終了しました。私のボケた発言にもメゲず、会を盛り上げて下さった司会の小林さん、 閉店過ぎまでガンバッテ下さった店長の兎来さん、そして常に私を立てて下さった礼節と気遣いのにわの先生や、 打ち上げまで楽しく盛り上げて下さった月刊コミック乱のS編集長とスタッフの皆さん、わざわざ父娘で応援に来て下さった宙出版のM女史、 皆さん本当にご苦労様と共に、ありがとうございました。出不精の私に同行してくれた息子にどうだったと聞くと、 「打ち上げで行った居酒屋の店長がイイ感じの元ヤン風だったネ。それに太巻き卵の味もvery good!!。」…残念ながらあっという間に無くなって、私は食えませんでしたが。 それでは皆さん、いずれ近いうちにまたお会いしましょうネ!。(2017年2月15日・荻野真)
二月十日に渋谷のマンガサロン『トリガー』で行われた「にわのまこと×荻野真”トークの乱!!”」が、無事終了いたしました。 当日は30席ほどの客席が予約ですぐに満席となり、ネット放送の生中継番組も1800人以上のアクセスがあり、大成功に終わりました。 …と、司会の小林琢磨さんもトリガー店長の兎来栄寿さんも言っておられました。しかしこの世界に疎い私にはこの結果が どのくらい良かったのかよくわかりませんが、にわのまこと先生はワリと詳しいらしく、喜んでおられましたので私も同じように喜んでおきました。
にわの先生とは初対面で、互いの漫画の作品名とキャラはよく知っているのに、作品そのものは互いに読んだことが無く、 司会の小林さんも会場の皆さんも驚いていましたが、それもそのはず。ジャンプとヤンジャンは同じ出版社の兄弟誌でありながら、 編集部どうしの仲は最悪で、本妻の子と愛人の子のごとく様々な愛憎と利害がもつれ合い、その下で飯を食わせてもらってる私達作家は 、互いの雑誌を読む機会も、編集者や作家との交流も一切ありませんでした。しかも本番でこのあたりに話題が触れそうになると、 司会の小林さんが慌てて話をそらす気の使いようで…、てことは業界内じゃこの確執もバレバレってことで、今更隠してもしょーが無いんじゃないかなぁ…?。 まあでも私もにわの先生も今はジャンプグループでは仕事をしてないので、一緒に楽しくお気楽にリイド社コミック乱の方々と、 打ち上げ二次会終了まで楽しくお話をさせて頂きました。
今回の対談で、にわの先生とは何だか初対面の感じがしなかった大きな理由に、お互い子供時代は漫画より別なメディアにハマり、 私はエロい大人漫画と小説、にわの先生はTVの特撮ヒーローものとプロレス放送が一番好きだったそうです。そして何よりも二人とも 柔道初段の腕前で、ガチな戦いの経験があることでした。だから絵はウマいけど未経験者が書いた格闘モノは私達にはすぐにわかるし、 いずれ読者もそこに気付くため、コアな人気も長続きはしません。その点、今も「真島君シリーズ」を他誌で書き続けられておられるにわの先生は、 正に本物の格闘技漫画家です。
じゃあ本物の坊主だったワケじゃない私はどうかと言うと、初代ヤンジャンの編集長角南さんは「荻野には生まれ付いての霊感がある!。 その才は永井豪と同じだ!!」と、仰っておられましたが、私から言わせて頂けるなら、それは単に「生まれつきホラ話を聞くのも、語るのも、飯より大好き」な、 私の癖によるものだと思います。そしてにわの先生がお好きな特撮ヒーロー物や、総合格闘技よりプロレスが好きな理由も 、案外私と似たような癖のせいだと思いました(ガチな戦いはオリンピックと同じで、勝者意外誰も注目しませんが、プロレスのは敗者の負けっぷりも魅力ですからネ)。
そして今回のトークの乱に来て頂いたお客さん達の中に、どこかでお会いしたことが有るような方々が何人も…。 本番が終了し、お客さん達とのフリートークが始まるや「先月の書泉グランデに続き、また来ちゃいました!」と仰る方々。 「やっぱりそうだ!。」と、納得と共に大感謝!!。長年漫画を書いて来られたのも、この方々のおかげです。皆さんには本当に、 最大限の感謝と共にご苦労様。今後も出来るだけこういう機会を作ります。そのうちゆっくりお酒でも飲みながら、色々なお話をお伺いしたいものです。 中でも杖を作ってるやたらガタイのいい兄ちゃん。ブルースリーの截拳道(ジークンドー)を習われたとかで、そのお話には大変興味があり、 また必ずお会いしてお話を伺いたいと思っています(一説に截拳道は守りの拳法とも女性の拳法とも言われ、女性客の方が言っておられた 大奥バトルには持ってこいのアクションだと思います)。
ま、てな感じで会も楽しく終了しました。私のボケた発言にもメゲず、会を盛り上げて下さった司会の小林さん、 閉店過ぎまでガンバッテ下さった店長の兎来さん、そして常に私を立てて下さった礼節と気遣いのにわの先生や、 打ち上げまで楽しく盛り上げて下さった月刊コミック乱のS編集長とスタッフの皆さん、わざわざ父娘で応援に来て下さった宙出版のM女史、 皆さん本当にご苦労様と共に、ありがとうございました。出不精の私に同行してくれた息子にどうだったと聞くと、 「打ち上げで行った居酒屋の店長がイイ感じの元ヤン風だったネ。それに太巻き卵の味もvery good!!。」…残念ながらあっという間に無くなって、私は食えませんでしたが。
それでは皆さん、いずれ近いうちにまたお会いしましょうネ!。(2017年2月15日・荻野真)