tommyさんのつぶやき2005年後半

 やっと庄司紗矢香さんの演奏会のテレビ放送をgetしました。以前に12月10日とお伝えしましたが、これは本物の演奏会で、その日のテレビ放送では、五嶋みどりさんのバイオリン演奏会の模様がBS11で放映されました。五嶋みどりさんの演奏も見ごたえありますが、演奏よりもインド人形宜しく、くねくねと動き回る演奏スタイルが見ものでした。

 お目当ての庄司紗矢香さんの演奏会の模様は、12月17日の夜11:00からNHK音楽祭2005として、ハイビジョン放送だったのです。
アラン・ギルバート指揮の北ドイツ放送管弦楽団で、ブラームスのバイオリン協奏曲ニ長調(作品77)が演奏されました。とても素晴らしい演奏でしたよ。

 彼女の演奏は、特に高音のピアニッシモの部分が、消え入りそうでありながら艶やかで、バイオリンがすすり泣き、しのび泣くような、憂いを含んだ音色がとても素敵に感じられるのです。かといってフォルティッシモは、合気道2段の私でさえビックリするほど力強いのです。
また、演奏を終えたときの、少しはにかんだ笑顔が愛くるしくて素敵です。思わず抱き締めたくなるような(こらッ! 不謹慎だぞッ!! おじいのクセに…/お爺で悪かったねぇ! 愛情の表現に年齢は関係無いんだゾ/バカ〜、エロ親父ッ!!! )気持ちになるのです。デビュー当時16才だった彼女も、もう22才になるのです。すっかり女性らしく綺麗になりました。是非ご贔屓にして下さい!(自称宣伝部長)

 ハイビジョン放送だったので録画できず残念でしたが、何時かまたBS11などで再放送されるに違いありません。もう一度感激を新たに、録画して、庄司紗矢香さんの演奏を堪能しようではありませんか? 庄司紗矢香さんのバイオリン演奏は“永久不滅”です!!! ( Dec. 21. 2005 )


 みずほ証券の大量誤発注事件は、コンピュータに頼りっきりの現代の危うさを端的に現していますねぇ。人間が入力を間違えても、コンピュータはその間違いを忠実に実行するという、正に信頼性の高いマシンだということです。ところが逆に人間が作ったコンピュータのシステム(ソフトウエア)は、必ずしも信頼出来ない場合があるということが、この発注を取り消そうとした時にうまく動作しなかったという形で現れました。オンラインによる株式の売買の恐ろしさがここで明らかになりました。

 今は、インターネット株式で一攫千金を夢見る素人トレーダーがワンさと居ます。何しろ、株式の動きを見ながらキーをポンと叩くだけで売買が成立する時代です。便利さは危険と隣り合わせなのです。
みずほ証券の場合は、1株1円で61万株の売り注文を出したわけです。本当は“61万円(以上)の値段で1株売りたい”という顧客からの注文を“円”と“株”を入れ違えただけ(?)なのです。ところが、それと気付いたが後の祭、すぐに取り消そうとしたところ、取り消しの手順が上手く働かなかったのです。これがシステム(ソフトウェア)の不良(バグ)だったわけですょ。

 そこで、発生する大損失をカバーするために、誤発注分の買戻しを決行したのです。上手く行けば損失を防止できたはずです。しかし、タイムラグがありますから“そうは問屋が卸しません”。高値で買い戻した分と1円で買われた分の損失とで、結局400億円程の損失になるようです。たった“1株”61万円の売買で、損失が“400億円”ですぞッ!!
“うっかりしたッ!”では済まないミスですねぇ!!! 貴方ならどうします?(切り株に腰掛けて、よ〜く考えてみます?)

 日経新聞の12/6日版で、経団連の奥田会長が日本経済の現状を分析して、
「日本全体が、カネ目当ての国になりつつある…。毎日株価が上がると心理的に乗り遅れるとの焦燥感が出て買いが買いを呼んでいる」また、姉歯の構造計算の偽装問題などを念頭に、
「カネが儲かれば何をやってもよいという倫理観に乏しい経営者が出てくるのは問題だ」と言われているが、正に、この株の売買のとんでもない無節操な事件を見越しての苦言ではないかと、改めて、目先の経済ばかり(隣国の心もわからず靖国神社参拝に固執して、外交も無策、国内の治安も我関せず、金融政策で銀行救済に国民の血税を注ぎ込んでさぁ、郵政民営化と増税だけ考えてんだょ!/なるほど、ブッシュにもらったセグウェイで遊んでりゃ面白いよなぁ、ハハハ…)に終始している小泉政治の行く末を案じています。(Dec. 19. 2005 )


 姉歯設計事務所のマンション等の構造設計における強度計算の偽装の問題は、当初は、たまたま建設会社のコストダウンによる鉄筋の使用量の削減と考えられたが、調査が及ぶにつれて偽装された建築物が広範囲に拡大して、もはや社会問題化してきた。

 建築確認申請手続において、本来ならば国土交通省の出先機関、例えば県や市の土木関係の事務所が審査して建設の許可を与えているが、実際には、その検査を民間の検査機関に委託していることが明白になってきた。検査を委託した場合には、定期的に検査内容等を監査することになっているはずであるが、実際には行われておらず、今回の事件発生によって急いで調査を始めたのが実情らしい。また、民間の検査機関を経ず、直接建築確認を実施している地方自治体においても、実際には書類審査だけで構造計算等の適合性は検査確認していなかったことが判明した。

 通常、構造計算などは建物の耐震強度に影響を及ぼすわけで、特に地震国の日本においては、設計技師が計算をごまかすなどとは考えてもいないであろう。例えコスト削減するためとはいえ、実際必要な強度の1/2以下などというべらぼうな数値で建築確認検査が通るわけが無い。姉歯設計事務所が、構造計算の偽装を始めたのが1998年に遡るというから、それ以来、偽装された強度計算が見破られることが無く、建築確認申請が受理されていたわけで、このことは非常に重大な問題提起であって、こと姉歯設計事務所や外部検査機関、建設会社などの一部グループだけの不正の問題ではないのではないかという疑いが出てきている。

 話しは異なるが、今、多くの凶悪犯罪、特に最も弱者である幼女の暴行殺人や中学生や高校生による無差別殺人事件等が多発している原因を考えてみる時、通常、誰もが有する倫理観や責任感、他人への思いやりなどの常識が、全く欠落している人間が増加しているように思えてならない。その中でも、親が子どもに対する愛情や養育責任が極めて薄くなってきているように感じることが多い。それらの親に育てられた子ども達や、又その子ども達が成人してからの行動や、親になったときの子どもに対する愛情が、正常な常識や情緒として伝播されていくのであろうか?

 現在、私達が地域の子ども達とのコミュニケーションを醸成するべく、「アイサツ運動」として、小学生の登下校の見守り、巡回などを実施しているが、それには、それら児童を持つ親は参画していない。何故かと言うと、それらの親は昼間の勤めのために登下校時間帯は忙しくて出られないと言う。実際に、下校したそれらの子ども達の多くは、家に帰っても誰も居ないから、母親が勤めから帰る時間まで、どこかで暇つぶしにブラブラしているしかない。更に、下校時は、昔のように班別に上級生がついて集団下校する習慣も無くなっている。それゆえ、集団下校の指揮は先生が地域別に分担するしかない。それでなくても忙しい先生の仕事がまた増えるのである。

 アイサツ運動や防犯のための巡回をしながら、これらの疑問が広がっていくのである。時代が変わったと言えばそれまでであるが、親と子のコミュニケーションの重要性、地域との連帯、人生を歩むための良識や信念、人としての権利と義務など、どれを採ってみても親と子はつながってはいない。つながっているのは金と物。(お小遣いとゲーム機やケイタイ電話・コンピュータ、テレビやビデオなど)そこには、心や愛情が無意味なものとして切り捨てられてはいまいか? 「小泉劇場」や「刺客候補」、「イエスマン」などがもてはやされる所以か?( Dec. 9. 2005 )


 宇宙航空研究開発機構の無人の小惑星探査機「はやぶさ」が、長さ約570m、幅約210mの小惑星「いとかわ」に着陸し、直径1センチ程の弾丸を地表に射ち込み、舞い上がった岩石片を採取することに成功したそうですねぇ。
日経新聞によれば、小惑星「いとかわ」に接近してからトラブル続きで、どうなることかと気を揉んでいましたが、通信が回復して、上手く着地したことがわかってほっとしましたが、何しろ資料を採取できないことには大役が果たせませんから、再度、資料採取のための着地の挑戦には、失敗が許せません。

 本当は、この探査機の目的は、長距離を旅するのに適した燃費効率の高い「イオンエンジン」や、地球の重力と公転のエネルギーを利用して加速する「スウィングバイ」、自律航法などで、その他に、上手く行けば、小惑星「いとかわ」から資料を採取して、それを分析して、45億年前の太陽系の形成過程を知る手がかりを得ることだったわけで、世界で初めての試みでしたから、これが成功すれば、大変大きな成果となるはずです。

 しかし、資料の採取が成功したかどうかは、これから探査機が2年余りかけて地球へ戻ってくるのを待って、投下されるサンプルの入った容器を回収しないことにはわかりません。2007年11月に探査機が戻ってきてからが大騒動ですねぇ。またまた、心配やら楽しみやら、ワクワクしてきました。「はやぶさ」君、ガンバってね!( Nov. 28. 2005 )


 昨日・今日と、急に冷え込んで本格的な冬に向かっている気がしてきました。暖冬で紅葉の季節が遅れているようですが、ウォームビズの態勢が整わず、デパートの売上げが芳しくないようですねぇ。貧乏人にとっては暖かい冬は大歓迎です。

 また、今日はとてもお目出度い日です。紀宮様と黒田慶樹さんの結婚式が帝国ホテルで行われました。テレビというテレビは、どこもかしこも、紀宮様の結婚式の報道で持ちきりです。昨年の暮れに婚約発表されてから、もう一年近くになりましたねぇ。やっとゴールとなり、本当におめでとう御座います。

 最近は女子高校生が、タリウムを密かに飲ませて母親を毒殺しようとした事件や、同じように、片思い(?)の男子高校生が、同級生の女子高生が1人で居る自宅に押し入って包丁でめった刺しにして殺害する事件など、気味の悪い凶悪事件が続いていて、悪い世の中になったものだと慨嘆していました。

 その中で、紀宮様と黒田さんの晴れやかな結婚式は、晴天の霹靂、否、暗雲に晴れ間ではないでしょうか? 皇室から一般のご家庭にお嫁入りされる紀宮様には、嬉しさの中にも戸惑いや不安がおありでしょうね。我々だって結婚する時には、22,000円の月給で女房を養って行けるのだろうかと、とても心配でしたし、知らない同志の2人っきりで、故郷から遠く離れた神奈川の(まだ新幹線もありませんでした)片田舎での生活は、とても不安でしたょ。(だいたい、比較の対象が違いすぎるんだョ! 持参金だって桁が違うんだから…/そりゃそうだ、大金の隠し場所だって、どうするのかなあ? 我々の心配事どころではないょなあ…/バ〜カ!!!)

 とにかく、めでたし! 目出度し!! 本当にお目出度いなあ(お前がか?)いやあ、日本国中、お目出度いなあ!!!
 ところで、こんな日に何でブッシュ大統領が来るの? ブシッケ大統領だょねえ。こんな平和な日本へ、基地問題なんぞで引っ掻き回しに来ないで欲しいよねぇ。北朝鮮が、6カ国協議の陰に隠れて、密かに核開発に成功したとかで浮き足立ってるのかも…。イラクみたいに、戦争の火種を落としていかないでほしいょねッ! ( Nov. 15. 2005 )


 秋は、馬肥ゆるだけではなく、食欲の秋でもあり、芸術の秋でもある。
10月は天候不順で、家庭菜園での野菜はあまり芳しくなく、小松菜やほうれん草、里芋の収穫もいささか心もとない。大根は何とか収穫できそうなのだが…。白菜は、最初、順調に見えたが、大きくなるに従って虫がついて葉っぱが簾だらけになって、透けて白だけで菜はなくなってしまっている。小松菜も然り、2度蒔いたが、2度とも虫の餌食になってしまった。ほうれん草は3度目を蒔いたが、これが上手く育ってくれれば良いが…。
その代わり、ブロッコリーは珍しく元気で、もうすぐ初採りができそうだ。今年は沢山育てたので、大収穫間違い無しと期待しているが…。

 芸術の秋は、地球温暖化防止の為に自家用車を使わなくなったために、美術館巡りのドライブがなくなってとんと縁遠くなってしまった。まあ、上野の美術館にでも出かければ良いのだが、これまた電車に乗って出かけるのも億劫で、美術館とは疎遠になってしまっている。テレビの美術館巡りをたまに見ているくらいだが、先日テレビで、小沢征爾の“子どものためのプログラム”をみた。普段、本物の交響曲に触れることの少ない子ども達の為に、特にN響で、世界の小沢征爾が指揮するガーシュインのピアノ協奏曲へ調、ベートーベンの第9(運命)が演奏された。

 N響の素晴らしさは以前にも述べたが、それに加えて、小沢征爾氏の指揮では、むろん最高であった。同じ第9でも指揮者が変わるとこうも変わるものかとビックリするほどの素晴らしい演奏であった。またジヤズを加えた交響曲も演奏されたが、即興演奏を持ち味とするジャズでどうなることかと思ったが、演奏者も良かったのか、良く調和がとれていて、かつ格調の高い演奏に感銘した。
子どものための演奏会として、子どもに指揮をさせるという番外もあり、存分に楽しめた演奏会であった。

 演奏会と言えば、12月10日にはNHKで、私の大好きな庄司紗矢香さんのバイオリンの演奏会がある。バイオリンの演奏はねぇ、何と言ったって庄司紗矢香さんなのです。確かに世界の千住真理子さんのストラビバリゥスが一番と思うでしょうが、演奏の繊細さと言うか、幻想的と言うか、幽玄さというか、これはもう庄司紗矢香さんをおいて他にはありません。女っぽさと言う点では、またまだ未知数ですが、男性的な千住真理子さんと比較すれば、少女っぽさは抜けてはいませんが、笑顔の愛らしさは庄司紗矢香さんに軍配が上がるでしょう。(えらく庄司紗矢香さんに肩入れしてるねぇ?/♪星影サヤカに またたく美空…♪、初冬の夕べは、紗矢香さんの音楽に限ります ハイッ! )

 ぜひ、12月10日の庄司紗矢香さんのバイオリン演奏会を忘れずに聴いて下さいね。きっと、庄司紗矢香さんのファンになること請け合いです。きっとですょ! ( Oct. 30. 2005 )


 「天高く馬肥ゆる秋」といいますが、日経新聞の“漢字コトバ散策”欄を執筆の興膳宏さんによれば、この言葉に相当する漢語の「秋高馬肥」では、“秋高”は秋の空が高く澄み渡っていることを示しますが、“馬肥”は、その昔、中国北方に住む騎馬民族の匈奴は、秋の訪れと共に南進して、辺境の治安を脅かした。だから、秋になって馬の肉付きが良くなる時期は、漢民族にとっては大きな脅威だったそうです。

 何も知らない私たちは、爽やかな秋風に心地よく、食欲の秋とて美味しいものを沢山食べて、“人肥える秋”でもありますが、美食、飽食は生活習慣病につながり、糖尿病や痛風の予備軍や、体重が増えて腰痛になりやすくなるので、腹八分目、適度な運動や仕事でスリムな身体を維持して、健康に暮らしたいものですね。特に年をとると運動が不足するので、血圧も高くなりやすいので「血圧高人肥」の秋とならないようにしましょうね。

 戦後60年。終戦後しばらくは、食糧難で庭の雑草をも、お浸しや、雑炊(米のほとんど入っていない)にして命を繋ぎました。食べるものも無く餓死する人も大勢いました。“贅沢は敵だ”というほど、食糧も物資もありませんでした。昔は当たり前だった“もったいない”精神を、日本人ではなく、ケニアの環境副大臣ワンガリ・マータイさん(ノーベル平和賞を授賞)に教えられました。むろん、マータイさんは来日もされて、日本の「もったいない」が環境問題の解決につながっている大切な言葉であり、世界のどこの言葉にも、この「もったいない」に相当する言葉は見当たらないのだと言われます。
私たち日本人が、当然のように昔から使ってきた言葉を、マータイさんから改めて指摘されて、ものの大切さ、質素・勤勉・奉仕の精神を思い起こしました。

 マータイさんの「もったいない」は本に成って書店の店頭に飾られています。ぜひ読んでみて下さい。( Oct. 3. 2005 )


 やりました〜ッ!!! 阪神タイガース優勝! それも宿願の甲子園で、巨人ジャイアンツを5:1で下し、胴上げを果たし、2年前の悔しさを晴らしました。最初は3点位では、ひょっとして巨人打線が爆発すれば、手も無くひっくり返されるのではないかと心配しながら、ヒヤヒヤ、ドキドキしながらテレビで見ていましたが、今年の阪神タイガースは違いました。選手全員が落ち着いていました。特にピッチャーのベテラン下柳が、カウントが悪くなっても飄々として投げ込んで行きました。6回まで巨人を0点に抑えて、無事自分の仕事を果たしました。

 定番、抑えの3投手、藤川、ウイリアムスは巨人打線をバッサリ、最後の久保田は、ちょっとてこずって1点献上しましたが、気を持ち直して最後のバッターをレフトフライに打ちとってゲームセット! セリーグの優勝を飾りました。バンザ〜イ!!! 大阪はトラ、トラ、トラで大騒ぎ! これで大阪の景気は一気に上昇! この勢いが全国に広がって大トラ景気になればバン、バンザイッ!!!  この後は、むろん日本シリーズでの優勝が待っています。ガンバッてやぁ〜!!! たのんまっせぇぇぇ! ( Sept. 29. 2005 )


 何時の間にやら秋風が吹く季節になっています。ここのところ公私共に(?)多忙な毎日でホームページの更新を怠っていますが、皆様にはつつがなくお過ごしでしょうか?

 今年はハリケーンの「カトリーナ」の大被害で、アメリカのブッシュ大統領も対策怠慢で非難の嵐でしたが、引き続いて襲来した「リタ」では、出身地のテキサスだったせいもあるかもしれませんが、早々に該当地域の住民全てに避難命令を下しました。ところが、それが災いして車で避難する人達で道路が大渋滞するは、高騰するガソリンもスタンドに殺到する車で大混乱となりました。ところが幸か不幸か「リタ」は上陸するとすぐ熱帯性低気圧に変わって度重なる大被害は避けられてホットしましたねぇ。同時期に太平洋上で発生した台風17号も、幸いにして本土に上陸せず被害も少なかったようで、ホッとしているところです。

 それに今年は、今世紀に入って初めての国勢調査の年で、それに私めが引受け手のない国勢調査員を引受けてしまい、今月の初めから、担当の50世帯の調査にべったり関わっていて、所在の不明確なアパート住民の調査に振り回されているのです。台風で風雨にさらされたら、一軒一軒の訪問調査や調査票の配布作業は目も当てられませんでした。
総務省統計局の5年ごとの定期調査ですが、何でこんな面倒なことをやらせるのですかねぇ? 田舎はまだしも、大都会での調査は大変でしょうねぇ! 不法入国者や不法就労者、暴力団の絡んだ風俗店などの調査なんか、まともにできそうには思えません。それよりも各市町村の住民データを常に更新させて、ネットワークで吸い上げるシステムにした方が、効率的で費用が少なくて済むのではないでしょうか? この1ヶ月間は自分の仕事も手につきませんし、息が抜けません。総務省の調査趣味には到底付き合いきれません。

 今年の「敬老の日」は9月19日(月)なんですねぇ? 何でこの日が敬老の日なんですか? 貴方は何の不思議にも思われなかったでしょう? ところが、9月19日は私の誕生日なのです! 今まで私の誕生日が“敬老の日”になったことはありません!(お前が年寄りになって敬老なのだ!/へえっ、そうだったのか?)当然です。9月15日が“敬老の日”と決まっていたのです。(成人式も1月15日だったんだよなぁ)政府が、連休日を増やすために勝手に国民の祝日を変動性にして、土日休日と重ならないようにしたのです。ですから、記念日の意味の無い日が祝日になったり、休日と重なると代替休にされたりするのです。ちょっと変だと思いませんか? それとも、休めればどうだっていいや、ってことでしょうか? こういう政治のやり方が、世の中のルールを捻じ曲げて、正悪の論理をあいまいにして世の中の諸悪・混乱を助長しているような気がしてなりません。小泉政治も同じです。衆院選挙の得票の結果が、“小泉内閣の郵政民営化法案”が国民の支持を得た結果だと、短絡的で自分勝手なことを広言しています。

 毎日の新聞やテレビの報道では、暗いニュースばかりですし、僅かばかりの明るいニュースと云えば、阪神タイガースの優勝(途中でうっかり口にすると、すぐコケるので我慢してました)が期待できることと、イチローのシーズン200安打連続記録達成の期待(まだまだ安心は禁物ですが…)くらいでしょうか? そうそう、野口みずき選手がベルリンマラソンで、2時間19分12秒の日本新記録で優勝しましたねぇ! テレビでの実況放送を見ていましたが、あの手の振り方は、正にナンバ走りです。Qちゃんこと、高橋尚子さんの復活が期待されます。ガンバってね!( Sept. 26. 2005 )


 暑さにうだってホームページの更新を怠けている間に、もう夏の暑さを吹き飛ばすような、台風11号と12号のアベック訪問です。幸い12号は本州を逸れましたし、11号も“自民党をブツ壊す”ほどの勢いもありませんでしたが、丹精こめて作っていた我が家のサトイモをなぎ倒して行きました。お陰で朝から倒れた里芋の介抱です。回復しなければ一年の苦労も水の泡となります。優しく抱き起こして支柱で支え、ロープを張って倒れ防止をしました。これで元通りに回復してくれれば良いのですが…。

 今年は暑さが厳しく葉が枯れかかっていて、暑さの中を毎日水遣りに奔走しました。川の水を汲み上げるので重労働です。でも美味しい里芋を食べられるのも、愛情第一の世話によります。乾燥に一番弱いのが里芋で、乾燥していないとダメなのがジャガイモです。世話のかかる里芋は、収穫までの期間が一番長くて、4月に種を植えてから、収穫が11月で、7ヶ月かかります。それに夏の間、水遣りが欠かせませんし、収穫した里芋の保存は、地下60cm位に掘って埋め込んで保存する必要があります。乾燥しすぎても、水気が多すぎてもダメになってしまいます。
 それに比べ、ジャガイモは手間いらずで、3月に種芋を植えたら、6月に収穫(肥料は、種芋と種芋の間に一つまみの配合肥料だけで、土寄せは里芋と同じように2回行います)で、3ヶ月で味覚を味わえます。保存も、日の当らない場所に常温で保存できます。

 里芋の品種は、青メと赤メと八つ頭の3種類です。青メは、小芋が沢山付きますが、親芋は食べられません。赤メは、小芋はあまり多く付きませんが、大きな親芋は食べられますし、美味しいのです。八つ頭は、ご存知のように八つの瘤がついた親芋が主で、小芋はあまり付きませんので、この小芋を来年の種芋に使います。むろん、親の八つ頭を細かく切って種芋にすることも出来ますが、美味しい八つ頭の親芋は食用でしょう。

 それに比べ、ジャガイモは簡単で、種芋は毎年購入したものを使います。これを半分に切って植えるのが一般的ですが、小さいものは丸ごと植え、大きなものは1/4に切って植えます。
 ジャガイモの品種は沢山あるようですが、我が家では、最近人気の出てきた“北あかり”が主で、一般的な“男爵”とほぼ半々に植えつけます。以前は、カレーライスによく使われる細長のメークイーンも作付けしましたが、収穫は多いのですが、あまり味は良くないので現在は作っていません。赤味のある“秋あかり”という品種も作ってみましたが、黄味のある“北あかり”の方が美味しいので、こちらを選んでいます。“男爵”は、ホクホクしていて、味は淡白でクセがなく、サラダには向いています。

 芋類は、栄養価も高く、繊維質もあり、健康野菜としてお奨めしたいものです。場所さえあれば、自分で作るのも簡単ですから、ぜひ作ってみたいものですねぇ。( Aug. 26. 2005 )


 野口聡一さんの乗りこんだディスカバリー号は、出発時から問題が多くて遅れに遅れ、心配しましたが、今回は耐熱タイルの補修作業などの船外活動も組み込まれていて、前回の事故に対する対策は厳重になされたようですが、その結果は神のみぞ知るで、ただ安全を祈るしかないわけで、地上へ無事帰還するまで安心できません。

 また、帰還の際の大気圏再突入が一番気になるところですが、今度はフロリダ州にあるケネディー宇宙センターの気象が悪くて、なかなか帰還時期が決まらずハラハラしました。結局、ケネディー宇宙センターの天候が回復せず、9日になってカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に着陸することになりました。テレビでは、この間の報道がなかったので大変心配しましたが、後から無事に帰還着陸した放映があってホッとしました。

帰還する際は、グライダーと同じで自然に落下してきて、大気圏で空気の抵抗により減速されるわけですが、その際に機体の腹の部分(下部)が空気との摩擦で1700℃にもなるので、ほとんどの金属では溶けてしまうために耐熱タイルが張りつけてあるわけですが、このタイルが1箇所でも破損したり、剥がれたりしたら瞬時に空中分解してしまうわけです。これに対しては乗組員では手の施しようが無いわけです。もし今回の船外活動での補修が完全でなければ大変です。再突入時に何事も無く安心できたわけですが、聞くところによると、着陸時は人間が操作して着陸するのだそうで、ここでも操作ミスや機体のバランスがくずれたりしたら大変なんですねぇ! 本当に全てが神業に頼っているわけですから、無事帰還できるのが不思議なくらいです。

 今回は、初めての野口さんの船外活動の技術が重要で、注目され、期待されていたわけですが、何の不安も無く遂行できて良かったですねぇ! これで後輩の小中学生の中に、将来の宇宙飛行士が増えるとうれしいですね。
 野口さんをはじめディスカバリーのクルーの皆さん、ご苦労さんでした。また無事帰還おめでとう御座いました。この結果を元に安全なシャトル計画と宇宙技術が確立されて、1日も早く宇宙ステーションが完成されて、人類の未来、世界平和に貢献できることを期待しています。( Aug. 10. 2005 )


 夏がやってくると、暑さに負けて“クールビズ”どころか、下着1枚のだらしない格好になってしまいますが、下着だけでも失礼でない洒落た着衣は無いものでしょうか?

「新世」(シンセイ)8月号の特集は“たかが服、されど服”で、服装へのこだわりがあるタレントの山田邦子さんは、ほとんど手作りなんだそうです。小さい時から服のおしゃれは強かったそうで、少女漫画にでてくる服装を見て、そっくりなものをお母さんに作ってもらっていたそうです。しかし、山田さんのファッションと言えば、ピカピカ、ケバケバの独創的なスタイルを思い浮かべますが、それこそ究極のエンターテイメントの超サービス精神の顕われに違いありません。

 いやいや、私の言いたかったのは、この特集にもあるように、良い服は幸せを呼び込むし、高価なものでなくても自分の気に入ったものは、愛着があっていつまでも大事にして、擦り切れるまで着用するものですねぇ。しかし、私などは洋服などはありきたりの物ばかりだったし、シャツやセーター等も、季節はずれの特売なら、生地も良くって安いから(だけどLサイズだったり、Sサイズだったり)と女房が勝手に買ってきてくれたものを着るだけで、ファッションとは縁遠いものですが、それでも、中には偶然気に入ったポロシャツ等あって、30年経った今でも擦り切れた物を着ていて、“いつまでそんなボロシャツを着ているつもりッ?”と女房のヒンシュクを買っているのですが、自分のお気に入りはボロになっても、なかなか手離せないものですねぇ。(そりゃぁ、単なる貧乏性だぁ〜!)

 いやいや、そんなことを云うつもりなかったのです。実は、本当のところ下着の件で、これが中々気に入ったものが無いのです。おまけに安物買いの銭失い(どうせ見えないものだから…)で、いつも気に入らないものが多いのです。デザインはともかく、着心地、履き心地が全くといって良くないものが多いのです。と言って、下着の試着などは出来ませんからねぇ!(女の人はどうやって選ぶのかねぇ?/彼女に下着をプレゼントしたって奴がいたけど?/へぇ〜、どうやって選んだの?)
何しろ男の場合は、特に機能的なものが、個人的に大きく異なっているからねぇ! 女房にもそこまで理解できていないんですねぇ。それにしても、生地を必要最小限にカットして(女性の下着ならねぇ…)コストを下げて、安かろう、悪かろうのスーパーには困ったものですよ!(そりゃぁ、安物買いをするからだょ!!! )

 だから、“たかが下着、されど下着”なのです。夏は、下着ファッションですからねぇ!!  貴女も、彼に下着を贈る時は、ファツションだけでなく、十分気をつけてょ(どこに気をつければいいの?)ね!( Aug. 3. 2005 )


 南アフリカで、一億九千万年前のジュラ紀前期の地層から、大型草食恐竜“マッソスポンディルス”の卵の化石を発見した、と日経新聞にありましたが、その卵には孵化直前と考えられる恐竜の赤ちゃんの骨格が残っているそうで、恐竜の絶滅の実態がわかるかもしれません。

 いま愛知万博で展示されている凍土から掘り出されたマンモスのように、化石ではなく、地球温暖化の影響で永久凍土や氷河が融解して、地下に眠っていた本物(?)の孵化直前の恐竜の卵が発掘されたとしたら、昭和27年に検見川(千葉市)で発見された2000年前の古代ハスの種子を、古代ハスの研究者であった植物学者の大賀一郎さんが発芽させ、奇跡的に開花させた“大賀ハス”のように、その恐竜の卵を孵化させたとしたら、それこそ一大事、「ジュラシックパーク」を地で行くことになりそうですねぇ。(何を寝ぼけたことを!/いやいや、大地震、大洪水、大台風やハリケーンの頻発する異常な時代ですからね〜ぇ?)

 また一方では、ソニーからお披露目されたローラースケートで、すいすい滑る二足歩行ロボットのように、私でさえ難しいローラースケートを(バカ〜、ドンケツなのはお前だけだ! 俺なんか“テンテコ舞”だって出来るんだぞォ!!!)難なく滑るし、転んだってすぐ起きられるんだそうですから、もう目が点です。今に“銀盤の女王”ロボットなんかもできてきて、人間と区別がつかず、高度なテクニックは無論のこと、審査員を誘惑するほど悩ましい肢体で自由演技をこなして観客を魅了し、オリンピックはロボットスターが全員“金メダル”なんてことにならないでしょうね。
 ついに少子高齢化が進む地球上では、人間はほとんどリストラされて他の惑星に飛ばされ、今や水の惑星、地球は、ロボットが全てを管理する社会になってしまっている! まるで手塚治虫の世界だ!!! 異常繁殖した恐竜退治は、ロボット警官の出動だ!(ちょっとォあんた、頭おかしくないッ?/マンガの読み過ぎと“ライオンキング”や“キャツッ”の見過ぎか?/いや、ガンダムの世界だッ!)

 まあ、漫画の世界も夢では無くなってきていますねぇ! 人間が、人間らしさを忘れ、科学ばかりを盲信し、幸せはお金で買えると信じ、自然環境や人の心を大切にすることを忘れて、地位と名誉、お金と我欲に執着して盲目になってしまった人間には、もう帰る“心の故郷”も無くなってしまうんでしょうねぇ? ( July 29. 2005 )


 関東地方も梅雨が明けて、一気に夏の日差しに変わりましたが、朝夕の涼しさは何となく初秋の感じがして、これも地球温暖化の影響でしょうか?

 そのせいでもないでしょうが、ビールの需要が冷え込んでいるようで、第3のビールとかで威勢の良かったビール会社も、思案投げ首の体のようです。発泡酒に続いて第3のビールのヒットは、値段が安くて、ビールの味わいに近いとかで爆発的(?)に売上を伸ばしているようですが、肝心の本物のビールが伸びないのでは困りものですねぇ。
世の中、女性のドランカーが増えて、ほろ苦さを好むビール党から、アルコールが入っていて炭酸の泡がきれいな飲料水並みのものということで、女性や若者に人気が出ているのと、高齢化によって年金生活者の小遣い銭では、安くて酔えれば発泡酒や第3のビールでガマンしようという心情ではないかとも考えます。

 ところが、天邪鬼(あまのじゃく)の私めは、未だにビール党で、一時は発泡酒や第3のビールもほどほどに興味を示しましたが、何時の間にやら厭きが来て逆戻り、旅行に出かけた折などは、懐具合もわきまえず地ビールにウツツを抜かしている始末で、酒税の払込みに協力しているのです。やっぱり夏は本物のビールですねぇ!(ミエを張るより、胸を張れッ!!/ごもっとも、ごもっとも、麦茶でガマンですか?)

 財政困難な地方自治体で、せっかく誘致したビール会社の法人税収入が落ちては困りますからねぇ! 貴方もジャンジャン酒税の払込みに協力してね!!! ( July. 21. 2005 )


 7/7にロンドンで発生した同時テロは被害状況が明らかになるにつれ、深刻な影響を与えています。地下鉄の列車爆破では、邦人の女性1人も隣の車両に乗り合わせていて被害にあったことがわかりました。幸い軽傷で済んだようですが、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。また亡くなった方も50人以上にのぼっており、大惨事となりました。ご冥福をお祈り致します。

 アメリカで発生した国際貿易センターの9.11同時テロなども含めて、テロは一般市民を巻き込んで無差別に殺傷される理不尽な犯罪となる為に、国際社会からは非難の嵐となりますが、テロ行為を単に非難するだけでなく、テロ発生誘因を冷静に分析する必要があるのではないかと思います。自国の国益優先政策が、国際社会において宗教間の対立や文化の違いによって生じる相互の理解を阻み、発展途上国の貧困や政情不安などの解決のための国際的な取組みや援助、人道支援などが遅れている事こそが、テロを生む温床になっているのではないかと推測されます。

 今回のロンドンでのテロ事件の発生は、イラクに対する武力行使が国連決議を無視して、アメリカとイギリスが中心になって行われたために、何時かはイギリスで発生するのではないかと予想されていました。その点では、日本に対しても、アメリカとタイアップしている自衛隊(軍隊)を派遣しての復興・人道支援ということでは、同様な危険に晒されているのではないかと考えます。

 特に今回のロンドンでのテロ事件は、イギリスで開催された主要国首脳会議(サミット)に照準を合わせて効果的に演出されたと考えられますし、偶然にも、ロンドンが2012年のオリンピック開催国に決まった時期とも重なって、一層大きな動揺を与えました。
この時期、テロといえばアルカイダのテロリストの仕業といわれますが、必ずしも特定のテロ組織だけではなく、色んな不満・不穏分子がテロ組織を作り上げているようで、その犯行をアルカイダという組織名で名乗るという図式のようにも見うけられます。

 イスラム原理主義者は何処にでも居て、広くはイスラム教徒やユダヤ教徒、反キリスト教徒なども全世界に分布しているわけで、宗教的対立を除いても、アメリカやイギリスの大国の独善に反発している勢力は、アルカイダに限らず何処の国の市井の片隅にも居て、テロ組織の萌芽となるのではないかと心配しています。
 今回のロンドンのテロ事件を契機として、テロのない世界を築くために、グレンイーグルスの世界主要国首脳会議でテロを非難するだけでなく、先進国の独善ではなく、世界平和の為に国際的に効果的な取組みが行われるようになることを期待しています。( July. 11. 2005 )


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