tommyさんのつぶやき2002年後半

 日経新聞によれば、サッカーの日本代表でドイツのハンブルガーSVに移籍する高原直泰選手が忙しい時間をさいて、紛争国や発展途上国などで人道的医療支援を行っている「国境なき医師団」の日本支部に、活動資金として200万円を寄付したとありました。

 プロ野球のシーズンが終わると、各球団の主力選手の年俸更改の記事が新聞紙上を賑わしますが、庶民の給料とはかけ離れた億単位の金額に興ざめしていますが、この高原選手のように、世界中の子供達や被災者の医療のために、その一部でも役立てて貰えば有難いのだが、今まで、プロの選手でそんな話はとんと聞かなかった。これからは、高原選手を応援しようかなぁ。

 私も500円貯金(そのため、買い物の毎に、500円のお釣りが貰えるように苦心しているのです/バカだねぇ! そんなの、銀行で両替すれば簡単なのに!/いやいや、その努力が尊いのだ!/ムダな努力と思うがねぇ?)を続けていて、高山選手の活動資金の100分の1にも満たないが、毎年、その貯金箱に貯まった僅かばかりを、unicefFOSTER PLAN協会などを通じて、紛争や戦火による飢餓や医療を受けられない子供達に役立ててもらおうと、ささやかに支援している。

 お釈迦様の悟りにある“人が生まれた意味”は、他人のために役立つためで、物や金、地位に執着することは、人生の苦しみ(煩悩)を増すことに他ならない。全てを捨てることが人として幸せに生きることだとおっしゃるが、その通りかも知れない。

 しかし、それにも懲りず、新しいものが出ると、あれもこれも手に入れようとしたくなるのは、まだまだ未熟で、悟れない凡人ゆえだろうか? 最近特に、「般若心経」に人気があって、写経などの本がバカ売れとか。単なる流行に終わらず、煩悩を捨て、他人のために生きたい(般若の智慧)と思う人が増えていけば良いのだが…。( Dec. 30. 2002 )


 “ダイヤモンド半導体”を使ったスーパー・コンピュータ登場か?

 日経新聞の報道によれば、従来のシリコン半導体に比べ、ダイヤモンド半導体は動作速度が20倍もアップするという。半導体にダイヤモンドを使用するなどと言うことは考えても見なかったことですが、東芝、神鋼、住友電工の3社が経済産業省の支援を受け、開発に取り組むという。これでダイヤモンド市場が一気に高騰するのではないか? と色めきますが、まさか年の暮れの質屋からダイヤモンドの指輪をかき集めるわけでもあるまいし(女房のダイヤの指輪を内緒で質入れしょうってか?/バレたか?)、人工ダイヤモンドが注目を浴びているわけですが、今までは工業用として刃物のバイトのチップや砥石に使われていたのが、一挙に時代の兆児、コンピュータ用の半導体に利用されるようになれば、人工ダイヤの屑も立派にリサイクルが出来るじゃあないですか!

 高周波用半導体と言えば、今まではシリコンの他、ガリウム・砒素、窒化ガリウムがあるようですが、ダイヤモンド半導体は高温に強く、耐電圧もシリコンの10倍で、大量の電子を放出出来るということですから、ひょっとして太陽電池に利用すれば、変換効率が10倍(現在はせいぜい20%前後)になって、太陽電池カーや大容量の携帯用太陽電池なども実用化されるのではないかと、夢と希望を持って期待していますが、如何でしょうか?( Dec. 28. 2002 )


 はやクリスマスも過ぎて大晦日が迫ってきましたねぇ。貴方はもう年賀状は書き終わりましたか? 私も、今年こそはと早々と(と言ってもクリスマスまでにと)書き終わるつもりで居ましたが、ところがとんでもないアクシデントに見舞われて、計画が挫折してしまいました。

 なんでもかんでもパソコンに頼り過ぎの現代病、危機管理ができていませんでした! 今年からは“プリントゴッコ”を離れて、原画をデジカメで撮って版を起こし、レタッチしてプリンタで出力する方法に変えたのです。これが効を奏し、意外に早く準備が出来上がりました。これではクリスマスまでに出来上がって発送できると喜んだのもつかの間、印刷を始めた途端にプリンタのトラブル!! 駆動ベルトがブッチ切れてしまいました。インク・カートリッジも交換したばかりだと言うのに! 修理に出すにしたって2,3日では無理でしょう。いまさら“プリントゴッコ”てなわけにはいきません。どうしよう??

 というわけで、緊急措置として新しいプリンタに乗り換えるしかありません! ところがお店へ行って物色しましたら、気に入ったのは小遣いの範囲では見当たりませんし(貴方のように小遣いを沢山貰えないのです!/そりゃあ、働きがないもの、当然ですッ!)、予約しておかないと、すぐには手に入らないと言うのです! 進退ここに極まれりッ!!

 ところが神の助け(?)、持ち帰りのできる安いバーゲン品のプリンタが1機種だけありましたッ! 気に入らなくても選択の余地はありません!! 買うしきゃぁないッ!!! 買いました、14000円ッ!

 しかし、最近のプリンタは安くても、ちゃんと立派に印刷が出来るんですねえ?(当たり前だぁ! 印刷できなきゃぁ、売れねえだろがぁ…) 印刷スピードもなかなか速くて、今まで使っていたプリンタより良いかも? 何しろ、年賀状が印刷できれば良いのですから。それ以外の機能はオマケです。それにしても安い買い物ではないですよねぇ! パソコン中心の生活は今に破綻です!(そうとも! ITバブルは、そのうちにハジケルのです!!!) でも、お陰で本日、年賀状の発送を完了できました!!! メデタし、目出度し。( Dec. 26. 2002 )


 “柳の下にドジョウ!”がいるのです。山口県の美東町で秋吉台リフレッシュ・パークで、世界三大珍味の一つ、「トリュフ」(地下生キノコ)が発見された、と言うのだ。先日、ホテルの庭で発見、をテレビでも見たが、日経新聞の『列島プラザ』によれば、この石灰岩地帯にトリュフが分布すると聞いて、町の商工会が探索のための愛犬家を募り、訓練して放した結果、その内の愛犬、その名も「愛ちゃん」がものの見事に地中の宝物“トリュフ”を40ケ程も探し当てた、と言うのです。これに味を占めた美東町の商工会は、町おこしを目指して秋吉台一帯の分布調査に乗り出すと言う。

 ついこの間、萩・津和野の旅行で、秋吉台一帯を眺めてきたばかりです。もし、事前に分かっていたら、旅行そこのけにして、そこら一帯を這い回って“トリュフ”を探して儲けるのだったのに! ついてないねぇ!(ネズミじゃだめなのッ、イヌでなきゃぁ!/女房はウサギだけどぉ、やっぱり、ダメなの?)もう一度、秋吉台に旅行しようっと!( Dec. 8. 2002 )


 日経新聞の“私の履歴書”のルイス・ガースナー元IBM会長の連載が終わった。巨大企業IBMの没落と復興のドラマ、と言うより企業の腐敗と立て直しの闘いの全てが、このルイス・ガースナー氏の筆で明らかになった。IBMの復活の経緯もさりながら、その筆致の素晴らしさに思わず引き込まれてしまった。

 この前の連載の人類学者、河合雅雄氏の履歴書も素晴らしかった。学問とは何なのか、研究とは何なのかを初めて思い知らされた気がした。正に、自らが身体を粉にして働くことではなかったか? 働くとは、人が汗して動くのだと言うことを教えてくれた人がいる。それは、元トヨタの副社長大野耐一氏である。“トヨタのカンバン方式…ジャストイン・タイム”の講習会だった。その時、人の大切さをしみじみと語られたのを今でも鮮明に思い出します。
それにもかかわらず、アメリカの轍を踏んで、自動機械と安い労働力で大量生産、大量消費でバブル社会を築き挙げ、果ては日本経済を破綻させた責任は、百年の計を疎かにした多くの経営者の無能さではなかろうか?

 先の河合雅雄氏も自然と文化を大切にされてきた。稿を終わるに当たり「山川草木悉有佛性(さんせんそうもくことごとくぶっせいあり)の世界の中で、私は人間のいのちをもつ自然存在の一つなのだ」と述べられ、故里へ戻って森林文化を基盤にした自然と文化が調和した地域づくりのためにつくす、と締めくくられている。
企業文化も人を忘れては成り立たないのは同じではなかろうか? IBMという世界企業は、企業自身が世界の文化を担っているのは明らかで、それは経営を通して働く人が生み出すものであり、経営者の責任は大きい。ルイス・ガースナー氏は60歳定年で後進に道を譲られている。

 水は澱めば腐る道理である。政治家も同じであるが、70歳を過ぎても地位や名誉のために執着し、恥ずかしげも無く、首相や大臣の椅子、勲章の順番待ちに醜い姿を晒しているのではなかろうか? 新聞によると、地方改革の雄、北川三重県知事が三選不出馬を表明し、田中長野県知事は多選自粛条例を提案し、知事の任期を最長3期12年にして行政の停滞を防ごうという。良いことだと思う。
石の上にも3年。3年で改革を遂げ、3年でその効果を確認し、責任を明らかにする。6年かかって成果が出なければ責任をとって後進に道を譲るべきなのではないかと常々考えている。政治の世界でも、経営の場合でも同じであろうと思うがどうであろうか?

 ルイス・ガースナー氏のIBM復活の内幕を描いた“私の履歴書”は、『巨象は踊る』 L・ガースナー著、として日経新聞社から刊行されるそうだ。氏の経営哲学を知る上でも、低迷する日本経済ならびに日本企業の再生に、学ぶことも多いので楽しみである。( Dec. 2. 2002 )


 “幻の名器 蘇る音色”、NHKテレビで、千住真理子さんの奏でるバイオリンの素晴らしい響きに目を見張りました! これがローマ法王から始まって、多くの有名人の手を経て、スイスの富豪まで渡り歩いてきた名器“デュランティー”だそうです。

 所有者のスイスの富豪が手放すに当たり、誰でも良いのではなく、どうしても名手“千住真理子”に譲りたい、と白羽の矢が立ったというのです。むろん、千住真理子さんは願っても無いことで、このような名器の音色を“一人でも多くの人に聴いてもらいたい”とその名器“デュランティー”を披露されたのでした。

 そもそも、私のような素人は、“ストラディバリウス”と言うのは“ストラディバリウス”であり、その製作者のアントニオ・ストラディバリの手で、製作された時期によって、傑作が作り出された時に、特に愛称が付けられている、と言うのさえ知りませんでした。あまりの傑作品は、演奏されること無く、愛好家の秘蔵品として鑑賞され、人々の間を渡り歩いてきたのだそうです。このような名器を手にした千住真理子さんは、「“デュランティー”が演奏したがっている」と言います。むろんバイオリンの名手“千住真理子”さんですが、さすが名器“デュランティー”です。素晴らしい響きを奏でます。圧倒されるような音色でした。

 きっと、これからも千住真理子さんの演奏会で素晴らしい音色を聴かせてくれるでしょうね。でも、ちょっぴりこの“デュランティー”で庄司沙矢香さんの演奏を聴いてみたいんですが、それは無理と言うものでしょうか?(無理、ムリ、お前の好みに合わせられないよ!/でもね、ほんのチョッピリだけでも良いから! このような億万もする名器は、若い沙矢香さんの手が届くようなものじゃぁないでしょうから…)“弘法は筆を選ばず”と言いますが、良い筆を得れば、益々素晴らしい能力が発揮できるかも知れません。

 先日のチェロ奏者、ロストロポービッチさんと小沢征爾のジョイント演奏会をNHKスペシャルで見ましたが、さすが名手ロストロポービッチさんですね。今回は“映像詩ドンキホーテ”で、交響曲の音楽で“役を演じる”という趣向です。指揮者の小沢さんとは親しい仲だそうですが、注文は厳しく、各パートの奏者にも遠慮無く厳しい注文が飛び交います。75歳のロストロポービッチさん最後のリヒャルト・シュトラウスの“ドンキホーテ”です。映画監督のイナシヴィリさんも真剣です。素晴らしい映像と演奏でした。

 音楽は心を豊にしてくれますね。(下手なカラオケでも、ご本人は心が豊かになるのです/そうかねぇ? 下手な音楽ははた迷惑だと思うが…)更に、名手、名器、名曲が揃えば“鬼に金棒”でしょうか? 戦争ばかりに憂き身をやつすブッシュさんにも聴かせてあげてくださいな!( Nov. 26. 2002 )


 トロン・プロジェクトの坂村健さんに久しぶりにお会いしました。と言っても、かの有名な東大の坂村教授ですから、そんなに気易くお会いできるわけではありません。NHK・BSのウイークエンド・スペシャル『トロンでIT産業復活』という番組に出演されたのを見たのです。

 しかし、面識が全く無いわけではありません。確か8年位前に、TORON・プロジェクトの十周年記念のフォーラムを聴きにいって、実際に坂村教授(その頃は助教授でしたね)にお会いしました。展示物の説明もしていただきました。ご存知と思いますが、“トロン”と言うのは、坂村健さんが開発されたコンピュータのOS(Operating System)なのです。特にこのOSはオープン・アーキテクチャと言って、その設計図が無料で公開されている(通常は公開されておらずブラック・ボックスです)もので、誰もが自由に使えて、自由に改良して進化して行くように坂村さんは考えられたのです。その思想については、1987年に「トロンからの発想」(坂村 健著  岩波書店刊)で知ることが出来ます。

 ところで、今はやりのパソコンのOSは、言わずと知れたマイクロソフトの“Windows”です。その頃はまだ“Windows 3.1”でしたが、その後“Windows 95”となり、“98”、“2000”、“Me”と進化して、現在は“Windows XP”となっています。このOSを開発した少年ビル・ゲイツは、今や億万長者で、マイクロソフトの会長であることはご存知の通りです。パソコンとバンドル(抱き合わせ販売)されているため、独占禁止法に触れると米司法省から提訴されたことは記憶に新しいでしょう。

 しかし、せっかく“トロン”のような立派なOSが有りながら、日本では学校教育にトロンOSのパソコンを導入しようとしたところ、日本のお役人はアメリカに遠慮して、“トロン・パソコン”を闇に葬ってしまったのです。しかし、“トロン”はパソコンではマイナーですが、産業用や家電、事務機器、自動車、デジカメ、携帯電話などで目に見えないところに沢山使われているそうですし、坂村さんの言葉を借りれば、まだまだバソコン用として活躍の場を期待できるというのです。

 私も、当時は“トロン”に傾倒していて、最初に購入したモバイル・パソコン、IBMのThink Pad 230cs に“B-Tron 1B/V1”をインストールしました。ハイパー・テキスト機能といって、文章中の語句をクリックして次々と詳しい説明を開いて行くことが出来るファイルという観念を超えた使いやすいOSの構造をしています。しかし、当時はプリンタがどれでも使えるものではなく、キャノンのプリンタに限られていたため、エプソンのプリンタを使用していたこともあって“トロン”は試用の段階で終わってしまいました。

 しかし、また時代が変わってユピキタス・コンピューティングとしてトロンの標準化をひっさげて、新しいT−エンジン・フォーラムを主宰する坂村教授。家電同士で情報をやり取りするネットワーク家電の主役で“トロン”の復活が見えてきたと言うのです。世界戦略を立てるためには、先ず己を知り、自己を確立して自己判断が出来るようになること、そして敵を知ることが基本だと言います。正に「孫子の兵法」ですね。

 さあ、待ちに待った日の丸OS“トロン”の出番が来るのでしょうか? 私もあれから5台目のパソコンに代わっていますが、再び“トロン”のハイパー・テキスト機能の魅力を体験できるのでしょうか?
 いやいや、坂村さんの頭の中ではもっと進化していて、「“どこでもコンピュータ”広がる世界」で、コンピュータとメモリが内蔵されたマイクロ・チップが埋め込まれた本に読取器を近づけると、無線で電力が供給されて埋め込まれたチップから情報を取り出し、本の内容が表示されたり、0.4mm角の小さなコンピュータ・チップがあらゆる物に埋め込まれて情報を発信できるようになると言います。あるいは、カードの中に埋め込まれていて、読取器にかざすだけで本物かどうかを判断したり、使用している人が本人かどうかを識別できたりして、犯罪が防止出来るようになるかも知れませんね。

 久しぶりにまた、ワクワクしてきました。(なんちゃって! ダメッ! もう新しいパソコン買わないわよッ!/そんなこと言わないで、ねッ、お願い! 日本経済のためッ!! )( Nov. 20. 2002 )


 最近中国からの輸入野菜が、残留農薬で問題になっていますが、何も輸入野菜ばかりか、国内の農家で認められていない農薬の使用が問題化しています。

 NHKテレビの「クローズアップ現代」で放映された“違法農薬はなぜ広がったか?”をご覧になりましたか?
最近全国で、登録されていない違法な農薬が広く流通していて、“ダイホルタン”のように発ガン性などの危険性もあって問題になっているそうです。それらの違法農薬を使用している農家の言い分を聞くと、手作業を減らせるし、よく効き、持続性もあるので省力化になるので、違法と知りながらも使用せざるを得ないと言うのです。

 ところが、そのような違法農薬を使用しているのを何故禁止しないかというと、現在の農薬取締法では、製造者や販売者に対する取り締まりはされるが、使用者に対する規制が無く、罰則も無いのだそうです。そのため、見つからなければ販売されるし、密かに利用する農家もあるわけです。幸い神奈川県では花の栽培だけに使用されているだけですが、他のところでは、下記に示す多くの野菜や果物に使用されていると言うのです。

  リンゴ、梨、いちご、桃、メロン、柿、ぶどう、ミカン、サクランボ、西瓜、
  白菜、キャベツ、アスパラ、プロッコリー、じゃがいも、きゅうり、レタス、
  とうもろこし、長芋、大和芋、ちんげんさい、春菊、大根、ナス、かぼちゃ、
  しょうが、梅、冬菜など
これでは安心して買って食べることが出来ません。
 「現代農業」(農文協発行)12月号には、“緊急特集「無登録農薬」問題”が取り上げられています。問題点は、一体どこにあるのでしょうか?

 この特集から判ることは、農薬の安全性と農薬の登録制度とは、必ずしも関連性が無いことです。この問題は、また農水省の管轄であるので、BSEに対するシステムと同じ問題を持っているものと考えられます。
 また、無登録農薬の使用に付いては、登録の無い(あるいは登録更新をせずに無効となっているもの)を使用したのと、適用外の作物などに使用したのとがあります。どちらにしても、それらの農薬についての情報が、必ずしも農業に従事している人達に充分知らされてないことが多いと言うことです。

 この問題はまた、私達消費者が食の安全とは無関係な、野菜や果物の姿、形を重視して購入しているために、安全な野菜であっても流通させられないことにあります。曲がったキュウリや虫の食った野菜は敬遠されるし、粒が揃っていて更に器量が良く(?)ないとミカンや柿は売れ残ってしまうでしょう。消費者自身が、食の安全に対して賢くなることが必要なのですね。

 私の家庭菜園では、やはり無農薬、有機肥料でささやかに栽培を続けていますが、菜っ葉は虫だらけで困っています。そこで、木酢を水で薄めて農薬の代わりに試用することを始めています。木酢では虫を殺すことは出来ませんが、虫が忌避するために虫に食われることが少なくなると言われています。まだ確たる実績はありませんが、効果が上がれば良いのですが…。( Nov. 13. 2002 )


 「家を治めるものは女性」。奥さんが怪我で入院して、病院と自宅との間を必要な衣類を届けるために通う羽目になって、女房の偉大さ(?)を自覚したと文芸評論家の秋山駿氏がSunday Nikkeiで述べておられますが、なるほどと思わず頷いてしまいました。

 大体男と言うものは、家の中のことは女房にまかせっきりで、「おいッ、お茶!」などと平然と命令しているのではなかろうか? ところが、いざ女房が居なくなると、何が何処にあるのかてんでわからず、オロオロして仕事も手につかなくなってしまう。それでも女房にぺコペコするのは男の沽券に関わると表面は平静を装ってはいるが、その実、どうすればよいのか困ってしまっているのだ。

 秋山さんの話では、看護婦さんが「とりあえず寝間着と湯呑を持ってきてください」と言うのに、それが何処にあるのか分からないので、病院で貸してくれた物と同じものを買ってくれと頼んだり、パンツを持ってきてくれと言われて探して持っていったものが全く違ったり、洗濯をしようにも電気洗濯機の使い方が皆目分からないため、普段は疎遠の妹までを呼び寄せてやってもらったりと苦労していて、“…私は何かを発見するような感覚を受けた。なるほど、確かに、家を治めるものは女である、と”慨嘆している様が目に見えるようである。

 秋山さんほどでもないが、確かに、家の中のことには無頓着で、居ないときに必要なものを探すのは並大抵ではない。幸いにして、私は独身生活時代に順応していて、食事や洗濯には困らないが、しかしながら、大体、女房というものは、常識では計り知れない所へ物を格納するもので、私が引き出しに格納するものの名前を書いて貼付けておいても、何時の間にか中身には全く違ったものが混在してしまっているし、冷蔵庫はぎゅうぎゅう詰めで、何が入っているやら一度全部放り出してしまわないと分からない。(冷蔵庫は格納庫ではないんだぞッ!/じゃあ、もっと大きな冷蔵庫買ってよ!!)

 幸いにして、電化製品の扱いは女房より一歩先んじているし、修理・改造もお手のものなので、一応男の面目は保っているが、お金には無頓着(有ればあったで、無くてもカードで困らない!/まさか、ウソでしょッ?)で、“私使う人、女房家計を守る人”、女房が居なければ、収入の当ての無い私は、日本の金融業界と同じでとっくに“破綻”しているのである。
 有難や、ありがたやの山ノ神! 薄給生活でよくもまあ長い間(結婚当時の月給22000円…)、離婚もせずにガマンして家庭を守ってくれたと感謝している毎日でもある。男は陰で感謝しているのですぞ!(そんなことで威張るんじゃない! どうでもいいけど掃除に邪魔だから、何処かへ行ってょ!/すみまっしぇん!!)

 今年も、秋の文化勲章の勲一等旭日大勲章に、何故か?相変わらず元○○○○の政治家4人が恥ずかしげも無く名を連ね、今回限りで改正されるので、政治家や官僚にはもう順番は回ってこないとか、そうでないとか?(本当に、日本文化に貢献したならともかく…)
“こんな私がいただいていいのかなと…”と田中耕一さんのように謙虚に語ってみたら? 文化勲章は、いっそのこと世話女房族一人一人に差上げたら如何かな?( Nov. 3. 2002 )


 日本シリーズは、あっけなく4戦全勝で原巨人ジャイアンツが伊原西武ライオンズを下しました。しかも、最終戦2:0から5回エバンスの2ラン・ホームランで同点となり、後続のランナーであわや逆転かと期待させましたが、それまで。継投の松坂があだとなって、更に巨人に4得点を許して、結局6:2で自滅してしまいました。松坂に頼りすぎた伊原監督の松坂に始まり、松坂で終わった悪夢の伊原シリーズでした。しかし、勝負は時の運、笑うときもあれば泣くときもあるさ。来年はガンバろうね、伊原さん?

 それにしても、原巨人監督の采配は見事でした! 選手の能力を目一杯に引き出した全員野球ではなかったでしょうか? カブレラや松坂個人に頼りすぎた西武に分はありません。
“原辰徳流「活私」管理術”(産経新聞記者・江尻良文著 東邦出版刊)を新聞広告で見ましたら、個性派揃いの選手を操り、王・長嶋も出来なかった就任1年目の優勝! その秘訣は

 @ 「大甘操縦法」で重鎮・工藤のやる気を引き出す…なるほど、中古の工藤が大活躍でした。
 A 金で動かない松井には熱き思いを込めた殺し文句…なるほど、不調の松井をよくガマンしました。
 B 長嶋時代に一軍半だった斎藤を大化けさせた方法…だから大活躍できた?
 C 長嶋監督で勝てず、原監督で優勝できた理由とは…はて?

てなわけで、思わずこの本に引き寄せられてしまいます。優秀な選手を揃えて苦悩する巨人ジャイアンツにあって、日本シリーズで優勝までに導く管理術とは? 正に、自己満足に陥り、商売を忘れて転落した、技術者集団・ニッサンを、奇跡的に回復させたカルロス・ゴーン社長の経営手腕を、改めて思わずにはいられません。原巨人ジャイアンツ、万歳!!!(星野阪神タイガースも負けずにガンバれよッ!)( Oct. 31. 2002 )


 昨夜の大雨はウソのように、今日は雲一つ無い快晴の秋晴れで、心も身体もスッキリですが世の中はそうもいかず、バリ島での乗用車爆破テロによるディスコなどの炎上で、400人もの死傷者が出て、邦人9人も巻き添えを受けたり、また、モスクワの劇場での観客を人質にしたチェチェン武装勢力のテロ事件は、人質79名(最終的に118名に訂正されました)の死亡とテロリスト34名の射殺という痛ましい結果となりました。

 夜のTV映画劇場で「プライベート・ライアン」という第二次大戦下で、行方不明の兵卒の救出を命じられた8人の連合兵士の闘いを見ましたが、戦争の非情さと冷酷さ、結局は破壊と殺戮しかないことに暗澹としました。例え、それがテロ対策だと正当化してみても結局は同じことで、イタチゴッコになって解決の道はありません。テロの無い社会にするにはどうしたら良いか? 国連の場でよく議論して欲しいと思います。被害者は、結局は罪の無い一般市民で、殊に弱い立場の子供や老人なのですから…。

 一方、北朝鮮拉致事件の被害者5人の帰国によって、拉致被害者のマスコミでの扱いが過熱して問題を複雑にし、当の帰国した5名、個人個人の思惑とは別に、家族や政府の考えだけが一人歩きをして、ややこしい問題となりつつあります。そう簡単にすんなり解決できる問題ではありませんが、あわてず、あせらず、もっと当事者たちの心情や考えを尊重するような、優しい心遣いが出来ないものでしょうか?

 それはさておいて、いよいよ日本リーグが開幕しました。第一戦は松阪と上原の投手戦と言うことでしたが、何と西武、頼みの松阪が開始草々、巨人の清水に先制ツーランを打たれ、更には清原にもツーランを浴びてあえなくダウン。最終回にやっとカブレラのソロ・ホームランでお返ししたものの、打線はハイそれまで! ジャイアンツがライオンを一蹴した。なにはともあれ、原新監督はどこまでも運の強い男ですねぇ! いや実力、実力ッ!(巨人ファンより)

 しかしながら、そう喜んでばかりはいられません! 肝心の主砲、松井が何とも音無しですからねぇ! まあ、あせらず調子を取り戻してください。松阪投手も、たまたま油断しての失投だと言うことですから、めげないでガンバりましょうね! 来年は、きっと阪神タイガースとの対戦ですぞ! どちらも油断するなよ!!(阪神ファンより) ( Oct. 27. 2002 )


 お帰りなさい!!! 北朝鮮から、5人の拉致被害者の方々が出迎えの全日空機で24年ぶりに祖国へ戻ってきました。タラップを降りるとき、喜びの笑顔で手を振っている人、涙ぐんでいる人、無表情に心の中の葛藤に耐えている人など様々な表情でしたが、さすがに肉親の出迎えには感激の涙を隠せませんでした。長い間のご苦労は言葉で言い尽くせないのではないでしょうか? とりあえず、元気で再会することができて、本当に良かったですね!

 しかし、まだまだ単純には喜べません。北朝鮮には、子ども達を残してきているのですし、不本意にも帰国が叶わなかった方々もいらっしゃるので、その方々のご家族の心情もお察ししなければなりません。また、拉致事件の真実が明らかにならないと、とても安心は出来ません。急ぐことはありません。とにかく今夜はゆっくり休んでください。

 24年間といえば、昭和52年に、ちょうど私が20年間勤めた会社から、関連会社に出向・移籍し、24年後、再び元の会社へ復帰(シルバー社員に)した時とほぼ同じ歳月になります。拉致と言う状態での苦しみや、隔絶した国外の状況とは比べ物にはなりませんが、異国での苦労と、再び戻った時の祖国の現実に戸惑う気持ちは、想像に難くありません。真実を忌憚無く言える時節の到来を、心より祈っています。( Oct. 15. 2002 )


 久しく念願だった萩・津和野・広島へ2泊3日のツアーに夫婦そろって(滅多に出かけたことは無いのですが)出かけてきました。萩・津和野は妻の希望で、私は広島美術館に行きたかったわけですが、残念ながら今回のツアーのコースには含まれていませんでした。

 このツアーで自分の知識の浅薄さを改めて認識しました。
その第一は、萩は山口県にあって、長州藩の城下町、松下村塾(松陰の叔父、玉木文之進が松本村に開いた塾につけた名前ですが、後にすたれて、親類の久保五郎左衛門が開いた塾にその名前を流用した。海外渡航の罪で幽閉されていた松陰の学問をそのままにしておくのは惜しいと、そこで当初は親戚縁者のために講義を開かせることにした)で、国の将来を思い、教育の重要さを身をもって示した吉田松陰生誕の地であり、単に萩焼の陶器の町、秋吉台・秋吉洞のカルスト台地だけで有名ではなかったんですねぇ!(恥ずかしい!)そして、津和野は山口県ではなく、お隣の島根県の町で、森鴎外や画家の安野光雅などの出身地でした! 暇を持て余して偶然入った雑貨店で、店番のおばあさんは安野光雅さんの幼友達で、安野光雅さんのサイン入りの絵本を手に入れることができました。それに素敵なロウケツ染めのタペストリーの布地も手に入れました。予想外の収穫でした!

 ツアーのガイド、愛子さんは、とても素晴らしいキャリヤ・ガイドさんで、とても歴史に詳しく(当たり前だッ ガイドなんだぞ!/いやいや、最近の若い美人のガイドさんは、ろくに話し方も幼稚っぽいじゃぁない?/愛子さんは、若くなくて、美人じゃあないってことか?)、歴史の知識が薄い私は、目を丸くして聴き入ってしまいました!

 このツアーの3日の間に、ビックリ・ニュースがありました。9日の夜、ホテルでテレビのスイッチを入れたら、“ノーベル化学賞に田中耕一さんが決まりました!”。えっ! 田中さんてどこの大学教授? 昨年のノーベル化学賞は名大の野依教授だったし、一昨年は筑波大の名誉教授の白川さんでしたから、日本での3年連続のノーベル化学賞はさぞや? と思いきや、“島津製作所の研究主任”という43歳の無名のサラリーマンだそうです。記者会見に作業服でザンバラ髪の青年とも思える人が出てきて、2度ビックリ!

 それにしても、このような一般人をよくノーベル賞に選びましたねぇ! いや、決してノーベル賞の権威が落ちたのではありません。今までがあまりにも権威主義的だったんで、今年は実質的で公正な選考が行われた結果でしょうか? 選ばれた田中さん自身が、冗談で“ビックリ(ドッキリ?)カメラ”ではないかと疑ったと言いますから、無理もありません。評価された業績は「たんぱく質の分析技術」で、新薬の開発や食品の成分分析に欠かせない重要な技術だということです。田中さんに言わせれば「たまたま実験に間違えて別の物質を混ぜた結果で、その試料を捨てるのはもったいないから」と実験を続けたことで偶然発見したそうですが、そこが凡人とは違うとこですかねぇ?(私なんぞは、いつも“もったいない! モッタイナイ!”と腐りかけたご飯やお惣菜を捨てないで人体実験していますがねぇ!/バカが! ケチケチして、お腹こわすなよッ!)

 ビックリ事件はそれだけでなく、前日にはノーベル物理学賞にもう一人日本人、小柴東大名誉教授が選ばれていました。素粒子ニュートリノを岐阜県神岡町に設置されているカミオカンデ(このまえ装置のクリーニング中に検出器を破損してしまって日本の宇宙線観測に大きな影響を与えましたが…)によって、予言されていたその存在を証明したのだそうです。「ニュートリノの発見は何の役に立つのか?」と言う記者団の質問に小柴教授は「何の役にも立たないねぇ…」と、さらりと言っていますが、それが学問なのでしょうか?

 今年のノーベル賞は意外続きで、ノーベル平和賞にアメリカのカーター元大統領が選ばれました。それに関して、ノーベル賞委員会のベルゲ委員長は“イラクへの武力攻撃を強行するとして、議会で当法案を可決させたブッシュ政権への牽制”の意味も含めた授与と公言してはばからないのも、世界平和を願って設置されたノーベル賞の意義が改めて見なおされた結果ではなかろうか? 日本は、アメリカに追随して戦争(ではない。正義の味方だ! と言い訳していますが…)の後方支援、燃料補給などであっても、間接的に戦争(武力行使か?)を援助してはならない。今回のツアーで、広島の原爆ドームや原爆資料館で、子ども達の目を通して描かれた原爆被災画による悲惨さを目の当たりにして、その意を強く持ちました。全国から寄せられた鎮魂と平和の千羽鶴では、涙がにじんできました。見学中にも、何処かの中学校の生徒達から千羽鶴が届けられていました。

 「争闘と争論と悲しみと憂いと、ものおしみと慢心と傲慢と悪口とは、(それを)愛し好む者にもとづいて起こる。争闘と争論とはものおしみに伴い、争論が生じたときに、悪口が起こる。」………『スツタニパータ』第863偈による。
「あらゆる生きものに対して暴力を加えることなく、あらゆる生きもののいずれをも悩ますことなく、また全世界に対して無量の慈しみの意(こころ)を起こすべし」と語る釈迦の言葉を今に伝えるスッタニパータ。
“テロ事件や報復の武力行使がいま地球上に繰り広げられ、暴力が暴力を生む土壌を醸成しております。いつになったら人類の平和共存が実現できるのでしょうか?”と雲井昭善師は嘆かれます。

 いまこそ私たち一人一人が、毅然として強く平和を望むことで意識が変わらない限り、世界は変わらないのです。( Oct. 13. 2002 )


 庄司沙矢香さんに久しぶりに逢いました。と言っても、何も天才バイオリニストが“おやじぃー”の私なんぞに逢ってくれる訳はありません。N響アワーに初めての登場です。

 ショスタコービッチのピアノ協奏曲第1番という難しい曲だそうですが、それは素晴らしい演奏を聴かせてくれました。庄司さんと言うより、沙矢香ちゃんと呼んだほうがマッチするような可愛い彼女ですから、どんな演奏になるのか楽しみでした。ところが、何と言うか、雨上がりの深山幽谷から霧が湧くように、バックのオーケストラの中から馥郁(ふくいく)とバイオリンの音が湧き上がってくるのです。オーケストラを邪魔しないで、それでいて確かにバイオリンの演奏が際立って流れてくるのです。そこには演奏者の庄司沙矢香さんはありません。ショスタコービッチの音楽だけがあるのです。

 何と魅力的な演奏でしょう! 今まで良く知られたバイオリニストは、際立って演奏者が主体で、美人の演奏者なら、なお更、その容姿が目立って演奏曲を主張していたように思います。しかし、庄司沙矢香さんは違うのです。彼女は音楽の中に溶け込んでしまっているのです。ショスタコービッチの心だけが聴くものの心に響いてくるのでしょうか?

 庄司沙矢香さんは、決して美人でもありません(ごめんね、美人の定義の違いなんですよ!)。しかし、語り口でも、その仕草でも女性的で素敵な人でもあります。化粧もない素顔そのままのようですが、若さに輝いている愛らしい少女(に見えるの)です。非常に不思議な魅力を備えたバイオリニストですねぇ! 初々しい魅力を失わず、更なる成長を楽しみにしています。(更に、大人の魅力が加われば素敵ですが…/本当は,それを言いたいんだろうが…)

 今回は、庄司沙矢香さんの演奏の魅力だけでなく、N響の演奏の素晴らしさにも、改めて感動しました。すぐにも飛んで行って生演奏を聴きたいと思ったくらいです。決して、私はクラシック・ファンでも何でも無いのです。それほど素晴らしい演奏でした!( Oct. 7. 2002 )


 金属製の丸いドアノブが滑りやすく、冬は冷たくて嫌だという経験はありませんか? 最近の住宅は洋室が多くて、やたらとドアがあって、それも金属製の丸いドアノブがついています。だから、冬に冷たくて毛糸のノブカバーを作って取りつけたりしますが、丸いノブの場合はカバーが滑りやすくて、何のために取りつけたのか困ってしまいます。

 ところが、今日の"Sunday Nikkei"の「便利メモ」欄に、銀ちゃん便利堂の小西敏代さんが、シリコンゴムで出来ている指掛けの突起があるノブカバーを紹介されていました。(問い合わせ先 TEL.075-464-6015)
なるほど、これならカバーがスリップすることもないし、突起があるので手が滑ることも無くて、シリコンゴム製なので冷たくなくて良いと感心してしまいました。特に浴室のドアなどは滑りやすくて、これが便利だそうですから、私のようにお困りの場合は参考にしてください。( Sept. 29. 2002 )


 “虎”の意地、巨人:阪神戦。優勝を目前の巨人ジャイアンツと、何としてでも甲子園での優勝胴上げを阻止しようと阪神タイガースの執念の一戦。

 2:1で迎えた9回裏、このまま巨人に押し切られるかと思いきや、執念、浜中の一打は同点のホームラン、これで振り出しへ戻る。延々5時間を越える、延長12回の大接戦となりました。

 同点引き分けでは、巨人ジャイアンツに甲子園での優勝胴上げを演じられてしまいます。どうしても胴上げを阻止したい半身不随のタイガースと、何としてでも下位低迷の阪神をねじ伏せて、阪神のホームグラウンドの甲子園で優勝胴上げを果たしたい巨人の熾烈なる戦い。再三のピンチを凌いで、12回表を0で押さえた阪神タイガース。最後の力を振り絞って1アウト・フルベースのまたと無いチャンス。バッターは願っても無い四番浜中。一振り長打でサヨナラの場面。テレビにくぎ付けの私は、阪神の奇跡を信じてホームページ更新の準備でパソコンのキーボードで待機。正に手に汗握る一瞬。ピッチャー振りかぶって、投げたッ! 浜中構えるッ!

 ところが、これが何とワイルド・ピッチ! ボールは転々キャッチャーが追う。三塁走者ホームへ、あっけない幕切れ! 巨人ベンチ、呆然! 狂喜乱舞の阪神ファン! 腐っても鯛? 伝統の巨人:阪神戦を見事に飾りました。既にヤクルトが敗れて、巨人の優勝は決定していました。残念ながら阪神は、甲子園での巨人の胴上げを阻止できませんでしたが、輝かしい“巨人:阪神戦”をファンに惜しみなく披瀝しました。初陣の原監督と巨人ジャイアンツ、優勝おめでとう! パチ、パチ、パチ!!! 最後まで“猛虎”の誇りを捨てずに戦い抜いて、ジャイアンツの勝利を阻止した星野阪神タイガース、バンザイ!!。
 しかし、阪神フアンとしては、巨人とこんなに素晴らしい試合ができるのなら、もっとガンバって優勝決定戦で相まみえてほしかったですねぇ…。( Sept. 25. 2002 )


 意外な展開となりましたねぇ! 日朝首脳会談。1日中テレビ報道にくぎ付けでしたが、強面の小泉パフォーマンスが、強者キム・ジョンイル委員長を凌いだということでしょうか? いきなり拉致疑惑と不審船の問題を、北朝鮮の特殊機関の独断行為だったと認め、早々と謝罪しましたね。一体、その裏にどんな思惑があるのかと、すぐには納得しかねますねぇ。

 それにしても、拉致疑惑の11名の方々のうち、4名以外は全て死亡していると言うことはどう言うことでしょうか? 夫々が40歳前後で、病死するにはあまりにも若く、何らかの原因で不慮の死を遂げられているのではないかと心配しています。20年近くも消息を尋ね、会える日を待ち焦がれていた家族の方々の心中は察して余りあるものがあります。北朝鮮との国交が途絶していたとはいえ、今まで何の手も打たなかった政府や外務省の責任が追求されることになるでしょうが、とりあえず、10月に再開される日朝国交正常化交渉で、拉致された方々の詳しい経過を、何としてでも聞き質すことが先決です。

 今回の首脳会談で、そこまで詳しい消息を入手できなかったことで、小泉首相を責めていますが、日朝の対話の場が閉ざされてしまっては元も子もありませんでしたから、これだけの成果(核・ミサイル問題や我が国の植民地支配による過去の清算問題なども含め)が得られたことをとりあえず良しとすべきでしょう。首脳会談による外交の限界のように感じます。今後は、双方の外務省同士の協議に待つほかないでしょう。それにしても、拉致問題や不審船のような国家によるテロ行為については、厳しく糾弾して欲しいと思います。( Sept. 18. 2002 )


 9秒78の世界新記録が出ました!! パリで行われた陸上の世界グランプリのファイナルで、アメリカのティム・モンゴメリ選手が男子100mで、この新記録を樹立しました。追い風2mという記録公認範囲ぎりぎりだったそうですが、運も実力のうちですから素晴らしい記録ですねぇ!

 これまでの世界記録は、1999年にアメリカのモス・グリーン選手が9秒79でしたが、これでまた次の記録が楽しみになりました。モス・グリーン選手とティム・モンゴメリ選手は同じアメリカ同士で、歳も一つしか違わないそうですから、好敵手ですね。どちらも負けるなよ!(じゃあ、どっちが勝つの?)

 果たして100mの記録はどこまで短縮できるでしょうか? その可能性を考えると、いかに速く足を動かせるかと言うことになりますが、実際に10秒間で何回動かせるのか私自身やってみました。そうしたら、33回でダウンしてしまいました。訓練すれば、もう少し速く動かせるでしょうが、仮に40回だとしますと、一回当たり2.5mとなって、とてもこれだけの歩幅はかせげません。それでは、誰でも容易な1.5mにしてみると、100mでは67回動かすことが必要です。そうすると、1秒間に6〜7回動かさねばなりません。もし1秒間に7回動かすことが出来れば、9秒52という新記録が出ることになります。

 もしこれが可能と考えると、あとは選手の体格です。身長が低くては1.5m/歩が難しくなります。歩幅を身長の0.8位に考えると、身長は187.5cm必要でしょう。体重は風の影響を少なくするためにも重量は必要です。身長(cm)×2/5位とすると、体重は75kgとなります。そうなると、これからの100mの選手は、身長が187.5cm、体重が75kg以上ないと世界新記録には容易に挑戦できませんねぇ!(何を証拠に、そんな無責任な!/まあまあ、そんなに目くじら立てなさんな、単なる仮定なのよ!)

 今回の世界記録保持者のモンゴメリ選手は、身長が178cm、体重が69kgのスマートな身体ですが、もう2〜3kg体重を増やした方が、風の影響を受けずにコンスタントに実力が発揮できるのではないでしょうか?(かってな批評をするなッ!/いやいや、勝手な計算だからこそ可能性があるのだぞ!/次の記録更新に賭けようか?/残念ながら、その頃には、もうこの世に居ないかもね!)

 最近私もまた、朝のジョギングを始めているのです。以前とはコースが異なっているので比較は出来ませんが、やはり5km位走っています。走り始めはコースを間違えたり、戸惑って29分30秒程かかりましたが、10日にコースを確定してからの記録が28分08秒となり、翌日にガンバって、ベスト・タイム、27分27秒を記録しました。その後、なんとか27分台を維持していましたが、今朝、27分16秒で、その記録を更新しました。現状では、158cm、58kgですから、短距離と違ってもう少し体重を減らす必要を感じています。55kg位に減量できたら、更なる記録に挑戦です。

 今朝のNHKテレビで“あっぱれ! スーパー100歳”を見ました。かくしゃくとして毎朝ジョギングを欠かさず、体力トレーニングに励み、マラソンに挑戦している100歳の元気さと比べ、まだまだ至らないなぁと脱帽しました。どうですか? 貴方も元気印で何かに挑戦していますか?( Sept. 16. 2002 )


 やっと暑さも峠を越えたのでしょうか? 久しぶりの雨が続いて、種をまいた我が家の家庭菜園にも青い葉っぱがきれいに出揃いました。

 小松菜とベンリ菜、大根と聖護院大根(かぶ)を蒔きましたが、いずれも無事に芽を出しました。ちょうど端境期で、青いものはモロヘイヤくらいしかありませんでしたので、双葉が出れば、お味噌汁に入れられます。とくに小松菜や大根は、カルシウムなどのミネラルを多く含んでいますので大変有用です。但し、水耕栽培や化学肥料を用いて大きく育てたり、農薬を用いて虫も食わないきれいな葉っぱは、安全とは言えませんねぇ。無農薬、有機肥料による栽培では、虫が沢山ついて孔だらけの葉っぱになってしまうのが悩みの種ですが、安全はお金には代えられません。

 ところで、先日の日経新聞を見ていたら、小松菜と言う名は、徳川吉宗が名付け親だそうで、享保四年(1719年)、西小松川に鷹狩に来ていた吉宗に、この地の神主、亀井和泉守が、青菜入りのモチの澄まし汁を差し上げたところ、この青菜を大層気に入りその名を尋ねたが、特に決まった名前が付いていなかったので、この地になぞらえて“小松菜”と名付けられた、と亀井和泉守の子孫である亀井千歩子さん(日本地域文化研究所所長)が文化欄で述べられている。

 テレビ朝日でやる「暴れん坊将軍」の吉宗、松平健の大ファンなので、毎回欠かさず見ていますが(女房や子ども達にはバカにされていますが…/当たり前だッ! 子どもじゃあるまいし、もっと教育的なものを見ろよ!/そうかなあ、天下の将軍が旗本の三男坊に変装して、庶民の味方で悪い武士(政治家)やお役人をやっつける! これこそ教育的じゃあないか?/単純だよなあ!)、またまた、小松菜の由来を知ったら、いっそう“小松菜”と“吉宗”を好きになってしまいました。でも、番組は今日で終わってしまうのです! 残念ですねぇ! テレビ朝日さん、「暴れん坊将軍」は希望の星です! もっと続けてよ、ねぇお願い! ( Sept. 9. 2002 )


 猛暑! 猛暑!! 猛暑!!! こんなに暑さが続くなんて、やっぱり地球温暖化のせいでしょうか? 二酸化炭素削減のために、自動車を自転車に代え、風呂の水を2日に一回換えて、またその水で洗濯し、残った水を庭木や畑の水遣りに使ったり、電気をなるべく使わずに、電灯は一部屋だけ灯して他はこまめに消し、エアコン止めて扇風機(2台買い増しし)で我慢し(しかしこの熱帯夜にはエアコン無しではとても…)、ビールの消費も削減し(どうして?/だって炭酸ガスが入っているじゃない!/バカか、お前は…!!)、おまけに早寝、早起きして電気を使わない努力をしているのにですよ、ヨハネスブルグ・サミットでは、Co2排出大国の米・中・日が経済利益を追求ばかりしていて、Co2削減の実質行動計画の策定について足を引っ張っているという噂ですねぇ!

 暑さと言えば、長野の知事戦は大変でしたね。過熱していた割には、あっさり田中康夫前知事に票が集まり、開票速報1%で当確となってビックリしてしまいました。結局、次点の長谷川敬子氏は、田中康夫氏の1/2にも満たない40万票で惨敗しました。田中前知事を不信任決議した県会議員連中は形勢不利と見て、応援を辞退していた長谷川氏に対して、急遽、県内の市町村長や議員、関係団体を挙げて組織的な応援体制を取ると言うみっともない行動に出ましたが、結果は裏目に出て支持率を下げてしまったようです。

 当の長谷川候補も、田中前知事の議会との不協和音に問題を指摘するだけで、政策無き演説と旧態依然の選挙戦を展開して、県民にそっぽを向かれてしまったようですね。それに反し、前知事の田中康夫氏は、持ち前の明るさと精力的に長野の隅から隅までを走り回り、明確な政策(県会議員連中はこれを政策とは考えていませんがね…)表明とボディランゲージで県民と密着した話し合いで票を獲得したようですね。

 市民の政治に対する意識がすっかり変わってきているのを、認識できない旧い体質の政治家はもう国民には受け入れられなくなっているんですよ!
 この選挙戦に敗れたら(自分達が不信任した田中前知事が再選されたら)、議員を辞職して責任を取るなどと嘯いていた人相の良くない県議さんが居ました(ゴメンね、そのように見えたんですよねぇ。心は顔に出ると言いますから…/ちょっとぉ、少し言い過ぎじゃあない?/言いすぎだったらゴメンね、正直言って、入れ歯に衣着せられないの!)が、辞職することで責任が取れると考えることこそ不遜ではありませんか? 自分達のやり方が間違っていたなら、それを改めて県民の役に立つように行動し、新知事と一緒に県政に励むことこそが、真の政治家としての責任の取り方だと思いますが?(国会でも、議員を辞職さえすれば責任を取ったと喜んでいる人が多いですからねぇ!)

 県会議員と県議会は、特定の受益者の利益を追求することではなく、県民一人一人の利益となる施策を実現することではないでしょうか? 自分のバックに居る票田の後援者の利益代表であってはなりません。目的と手段を履き違えてはならないのです。貴方が応援している議員が、貴方の利益のためだけに何かしてくれるのだとは、むろん考えてはいないでしょうね? そんなことだったら、議員数削減なんて出来なくなってしまいますからね? 市民(有権者)の52%が直接請求した市会議員の定数削減要求案を拒否した、当南足柄市の市会議員や市議会も、自分達が、誰のために、何をしなければならないのか、をもう一度じっくり考え直して欲しいと思うんですが…。むろん、市会議員を自分の要求を満たすためだけに利用している市民自身の反省もありますがね。

 今回の長野の知事再選では、投票率が前回より4.2%も上昇して、73.78%だったといいますから、長野県議会のバカさかげんによって、県民の政治への関心が高まったと言うことでしょうか? メデタシ、目出度し!( Sept. 3. 2002 )


 パンパシフィック水泳大会を見ておられましたか? すごいですねえ! 何がすごっいって、実況アナウンサーの絶叫ですよ! まるで言葉になっていないんですねぇ。日本選手になると全てメダル確実のような雰囲気です。“アッ、○○選手2番目に上がってきました! 銀メダルが期待されます! 2位以下は一線に並びました! あと5m! 3m! 2m! 1m! ゴールです!! ○○選手は…、5位に入賞です。惜しかったですねぇ!! タッチの差でした!!”

 スタートからゴールまで、休み無しの絶叫中継です。見ているこちらも疲れてしまいます。もっと静かに、じっくり観戦させて欲しいですねぇ! 先日の新聞でも、プロ野球の中継放送で実況アナウンサーと解説者のお喋りが煩わしいと述べていましたが、実況が見えないラジオならともかく、テレビ中継なら余計な解説や実況放送は不要な気もしますが…。

 しかし、今回のパンパシでの日本選手の活躍は予想以上に素晴らしかったですねえ。特に、萩原智子選手の活躍はすばらしいものでした。今までの成績が思い通りで無かったため、大きなハンデイを克服するために重圧があったと思いますが、何しろ歯を食いしばっての奮闘(可愛い笑顔に隠されていましたが…)で、メダルに次ぐメダルで頑張りましたが、女子200m背泳ぎの準決勝でトップでゴールしたあと過呼吸症状で倒れてしまいました。

 過呼吸症と言えば、私も会社に入って間もない頃に、突然呼吸が速くなってついには呼吸が停止するという病気にかかりました。病院でも原因がわからず、酸素吸入する事にして酸素ボンベを背負って仕事をしていましたが、酸素吸入をしても楽にならず、反って苦しいのです。後になって、体内の炭酸ガスが不足するために起こる過呼吸神経症(過換気症候群)と言うことが判明しました。ジェット・パイロットなどが成層圏飛行で酸素を吸入するためと、極度の緊張を強いられるために発症することが知られているそうです。

 呼吸が停止すれば酸素の供給が断たれ、しばらくすると炭酸ガスとのバランスが回復し、正常に戻るため、過呼吸では死ぬということはなさそうなので安心していましたが、見ている方は何事かと驚きます。呼吸をコントロールすることと、リラックスすると言うことが一番良いようで、その後、私は徐々に自己コントロール法を身につけながら、完全に快復するまで10年かかりました。

 萩原智子選手は、残念ながら最後の200m背泳ぎ決勝レースは、大事をとって出場を見合わせました。当の萩智が欠場した女子200m背泳ぎ決勝では、寺川綾選手が良くがんばり、何と2位に食い込み、念願の銀メダルを獲得しました。良かった! よかった! ( Aug. 30. 2002 )


 甲子園での白熱した全国高校野球大会も終わって、何となくテレビにも気が抜けてしまって手持ち無沙汰の毎日ですが、日経新聞の「春秋」欄を見ますと、強豪チームと呼ばれる代表校の出場選手の出身地をみると、ほとんど地元の選手はいなくて、優勝した明徳義塾高校でも118名の野球部員中、地元の選手は僅か3名とか。地域選抜といっても、当該高校の所在地がたまたまそこにあっただけ、と言うことか?

 これは今に始まったことではなく、スポーツの世界ではチームが勝つためには、なりふりかまわず、手段を選ばず、で、アマチュア、プロを問わずスカウト合戦となっている。既にオリンピックの野球でさえ、勝つために、プロ野球から松坂投手や中村捕手など、プロの中でも特に選りすぐった選手を送り込んでいることはご存知の通りで、彼のクーベルタン男爵をも嘆かしているのではなかろうか?

 純潔主義を貫いてきた富士フイルムのバレーボール・チームも、他社の外国人強化チームには抗せず、栄光の首位奪還の見込みもなく、ついに休部の憂き目になってしまったことはご存知の通り。経済不況のあおりとは言え、常に上位で活躍しておれば社員の士気も上がり、宣伝効果としても充分活かされる道もあったろうに。
 スポーツが全て勝ち負けだけに拘りつづけるなら、プロ化すれば良かろう。現にアマチュアリズムは死語になっている。青少年スポーツまで、正に“勝つこと”だけが目的になってしまっているのではないかと危惧しているのは、何も私だけではないのではないか?

 「競技を楽しみ」ながら「心身を鍛練して健康な身体と心を育み」、かつ「勝敗を通してお互いの親善・親睦を図る」という、スポーツ精神の原点に戻ることが必要ではないだろうか? 高校野球でも、バット一振り毎にベンチを振り返り、監督の指示を仰いでいる姿にはうんざりするし、毎日の厳しい練習を通して、何を学んでいるのかと疑問を持つだけでなく、競技に対する全体の中の個の自主性、主体性が失われつつあるのではないかと考えるのは、杞憂であろうか? ( Aug. 24. 2002 )


 やぁ、久しぶりの雨で畑の水遣りから開放されました。昨日は自治会の夏祭りで、朝から福祉会の“かき氷”と“フライドポテト”の出店のための準備です。幸い、夕方までは空模様も大丈夫でしたが、夜に入って夕立になって、盆踊りも中断されて心配しましたが、その後やんでホッとしました。台風が来ているとかで、今日は濡れたテントの後片付けができません。

 今年はじめての“フライドポテト”は人気が良く(本当は、定番の販売係である私の呼び込みが、効を奏しているのですぞ!/本当かいな?/何しろ子どもに人気がありますからねぇ!/と言うことは、子どもにしかモテナイってことか?)他の店よりも一足早く売り切れてしまいました。無論、“かき氷”もほとんど完売でしたよ。

 それよりも大発見がありました! 何と、メダカが川にいました! 絶滅が心配されている“メダカ”がですょ! 高崎からきた孫と一緒に、畑の水遣りのためにいつもの通り川から水を汲み上げていました。その水を畑に撒いている時に、孫が“魚が泳いでいるよ”と言うのです。“うん、川にはいるかもしれないね”と言うと、水の入ったコンテナの中に居ると言うのです。コンテナを覗き込むと、本当に4匹の小さい“メダカ”がスイスイ泳いでいるのです。驚きました!

 川からバケツで水を汲み上げる時には気がつきませんでした。急いで川へ引き返して流れを透かしてみますと、居ました! いました! 小さくて、目にも入らない位のメダカが沢山泳いでいるのです。最近は見たこともありませんでした。川が生きかえったのかもしれません。橋の上から見ると、居ます、居ます、大きな魚も泳いでいます。ウグイやハヤの類でしょうか? 近所の人によるとアユも居ると言います。アユは放流されたものでしょうか? いずれにしても自然の回復に違いありません。

 田んぼには、まだメダカの姿はありませんでした。しかし、川には、鴨の親子が定住するようになりましたので、少しづつ清流が戻りつつあるのかもしれません。先日の市の環境保全推進協議会で、河川の浄化基準について、BODやCODの数値ではなく、魚や水中生物などの観測が必要ではないかと議論したばかりです。いくら水が清くても水中生物が皆無では、数値データがいくら良くても自然が回復している保証はありません。また反対に汚濁があっても(環境ホルモン…内分泌撹乱物質などが溶け込んでいると問題ですが)、魚が泳ぎ、水中生物が生息しておれば自然が戻っているのです。ホタルだって、養殖している間は自然ではありません。知らないうちにホタルが飛んでいるのが自然です。魚も放流して、見せ掛けの自然ではダメなのです。

 うれしい発見でした! 貴方のご近所の小川にも“メダカ”が見つかるでしょうか? 何ですって? 川が全部埋め立てられて道路になっているって? そりゃあ大変だ! ( Aug. 18. 2002 )


 この夏の暑さは異常ですねぇ! こう雨も降らず天気が続くと野菜作りは大変です。特に里芋(インゲンやナスもそうですが…)は水が命(私はビールが命!)ですから、朝晩の水遣りは大変です。風呂の残り湯を畑に運びますが、それだけでは足りないので、下の川から汲み上げて運びます。だんだん歳をとってくると汲み上げるのに骨が折れます。そのために、朝起きたら2Kmほどのランニングで足を鍛えていますが、ランニングの後では疲れてしまって水汲みどころではなくなってしまいます。これこそ、本末転倒ではないでしょうか?(まあ、走れなくなったら終わりですけどね)

 天候も異常ですが、新聞紙上では相変わらず異常事態が報道されていますねぇ。近頃の特別の目玉は、何と言っても前外相の田中真紀子さんの議員辞職でしょうか? なんとなく釈然としません。事実が解明できていません。これでは事実は闇の中のままなんでしょうか? また、逮捕された鈴木宗男の疑惑解明と議員辞職の行方もはっきりしません。

 田中長野県知事の辞職によって知事の再選挙になりますが、対抗馬の3人を呼んでのサンデープロジェクトでは、彼らの田中前知事の批判や立候補の政策がまるであいまいで、何のための対立候補やらてんでわかりません。田中知事の再選阻止が目当てなのでしょうか?

 マブチモーター社長宅での放火殺人事件は、一体何者の仕業で、何の理由による犯行かもはっきりしません。またまたホームレス殺人やら、女子大生の誘拐事件やら、何ともはや世の中メチャクチャって感じですね。
 そうかと思うと、未だにBSE(狂牛病)事件が尾を引いていて、日本ハム子会社による牛肉偽装問題は、正に経営者の企業倫理感覚の喪失であり、農水省の詰めの甘さが露呈したのでしょうか? それでも農水大臣は“私の責任ではない!”とでも言うのでしょうか?

 “政治家の頭の中”と“世の中の乱れ”について、共通点があることは以前より指摘されていました。さもありなんですが、一体どうすれば世の中まともになるんですかねぇ! (Aug. 13. 2002 )


 今日は長崎に原爆が投下された日です。先ほど全国一斉に、原爆被災者への黙祷を捧げ、世界平和実現を祈念しました。原爆の使用は長崎を最後にして、世界が非核三原則を守るよう希望していますが、にもかかわらず、同時テロを契機にしてアメリカは核の使用をも辞さない構えであり、世界各国でも核の保有が当然の風潮さえ見られます。

 世界で唯一、原爆被災国である日本は、世界平和実現のために、憲法に定められた戦争放棄を遵守しなければなりません。アメリカに追随し、日米安保条約によりテロ撲滅支援のための後方支援とても、決して容認されるものではありません。自衛隊は軍隊であってはなりませんし、間接的にでも紛争に荷担してはなりません。例え、有事にあっても戦争に発展させてはなりません。紛争を無くし、世界平和を実現することこそ、日本国民全ての願いなのです。( Aug. 9. 2002 )


 ニッサンのフラグシップ・カー、“Z”が復活します!

 ニッサン党の方なら、誰しもそうでしょうが、ニッサンには、“Z”を初めとする“スカイライン”、“GT−R”、“シルビア”と言うスポーツ・カーが君臨していました。見るも良し、走らせるも良し、操縦するも良しのエンスー・カーだったはずです。ところが、何時の間にかワゴン・ブームに巻き込まれ、車の楽しさが、大量のものを運ぶ便利さに置き換わって、ニッサンの業績は急降下しました。ついには“ゴーン改革”が到来したのですねぇ。何しろ放漫経営を何とかしなければ破滅になってしまいます。そこで、“ニッサン・リバイバル・プラン”と言う、ゴーンさんの大鉈が振るわれたのでした。

 ところが嬉しいではありませんか、ゴーンさんは、ニッサン魂を忘れてはいませんでした。むろん、ゴーンさんもその昔、“Z”の虜だった時があるのです。やっとニッサン再生の道が見えてきた今、温めていた夢の実現が果たせるのです。新しく蘇った“Z”のデビューです! スカイラインも別の形で新しくなりましたし、GT−Rも復活するでしょう。リーズナブルな価格でスポーツ・カーを楽しめる、新しい“Z”の誕生です!

 ゴーンさんの自信に満ちた、晴れがましい顔が何よりでした! “Z”バンザイ!!( Jul. 31. 2002 )


 今日、7月14日はフランス革命記念日、と言うより“パリ祭”と言った方が往年の青年たちには懐かしいロマンがあるのかもしれませんが、私達、昭和30年入社の世代には、メーデーの労働歌として歌われるフランス国歌“ラ・マルセイエーズ”が当時の労働争議の盛んだったことを思い出させます。

 ご存知かも知れませんが、フランス大革命のあと1792年7月ドイツなどの連合軍がフランスに侵入しようとしたとき、義勇軍の工兵大尉が一夜で作詞・作曲した行進歌だそうで、これを歌いながらマルセーユからパリに入りチュイルリー宮殿を襲撃したため、“ラ・マルセイエーズ”と俗称されたのだそうです。

 日経新聞の文化欄にも、文学者の鹿島茂さんが「ラ・マルセイエーズ」と題して歌詞ともども、その背景を詳しく述べられています。
メーデーといえば、最近のメーデーは労働闘争のイメージは無く、参加者も子ども連れの華やかなお祭りの感が強くなっていますが…。
メーデーは、1886年5月1日にアメリカの労働者が八時間労働を要求してゼネストによって行動を起したことに端を発しているわけですが、その後、メーデーは共産主義者の闘争だとしてアメリカでは別の日に労働祭を行っていると言うのも皮肉ですがねぇ。

 メーデーは別にして、“ラ・マルセイエーズ”に思い入れが深いわけは、高校時代にフランスにペン・フレンドがいて(むろん、マドモワゼルですょ!/本当に? フランス語も知らないくせに!/いやいや、知らないからこそ一生懸命勉強しましたよ、フランス語を!/ものになったか?/残念ながら!ダメだった、どちらも…)でも、それを契機にシヤンソンなども愛し、とにかく原語で歌った(?)ものですよ。(カタカナ・フランス語ですけどね)

 平和への戦いと言えばどこの国にもあることですが、日本ではちょうど信長の全国制覇に向けての「本能寺の乱」でしょうか?(こんどの吟詠大会で、詩吟「本能寺」を私たちは5人で、剣舞の伴吟をすることになっているんですょ! NHKテレビの「利家とまつ」でも、いよいよですね!)明智光秀が起こした謀反ですが、戦国時代には誰が正しくて、誰が反乱者か判断は出来ませんが、お陰で百姓上がりの秀吉が天下を取り、後に徳川300年の安寧につながるわけですから、結果でしか正邪の判断はつきません。
 だからと言うわけではありませんが、小泉首相の改革は本物なんですかねぇ? それとも思わぬところで謀反が…。てなことにならねばよいが。( Jul. 14. 2002 )


 市会議員の定員数削減を決定する市議会本会議の傍聴に行って、神静民報の7月9日発行の「水脈」欄のコピーを入手しました。

 (長野県の)田中知事の不信任についての記述につづき、

“南足柄市の市民運動による「定数削減」の声に答えた議会には恐れ入る。野菜や魚の安売りじゃあるまいし示された削減数を値切って(註:6名削減→2名削減)くるとは…、議員とは何なんだろう…。
仕事がら、他の人より長年議会を傍聴してきた。あまりの次元の低い質問、討論内容に、こちらが恥ずかしくなって席を立ってしまうこともしばしばあった…。
人口10万人余のテキサス州パナディナ市は全員ボランティア議員。数も10人に満たない。議会は仕事が終わった夜に開かれる。
議員の在り方について、そろそろ根本的に考え直す時期にきているのではないだろうか。”と結んである。

 何しろ当市の市議会の議場の立派さに先ずド肝を抜かれた。吹き抜けの円弧天井に、大理石造りのミニ国会(?)を思わせる雛壇で、前半分が被告席にも似て、市長および市職員幹部の席で、一段と高いところに議長席がある。
傍聴席と記者席は、市会議員席の後ろの高いところから見下ろす形で100席ある。満席になれば別室でテレビで視聴することになる。

記帳して(お葬式でもあるまいし)別にもらった傍聴券(なぜか、傍聴を終わったら返すのです)の裏には、傍聴の際の制限事項がクダクダ記述されている。むろん、写真撮影や録音はダメ。事前に議長の(?)許可が要る。秘密会議でもあるまいし、もっとオープンに情報公開する姿勢(市政?)が必要なのではあるまいか? 
ヒナ段なんぞ取り払って、膝を突き合わせて激論を闘わせてこそ、真剣に市政を検討できるのではなかろうか? 一段と立派な議席に執着し、恩給を得るまで何としてでもガンバり、「議員数削減は、議会民主主義の冒涜」などと、真面目な顔で反対論を唱えるのも、これらの権威主義的なお膳立てになっているからに違いない!
「議員数削減は、女性議員の進出を阻むものだ」といきまく間抜けた女性議員に、“何でこんな人が議員に選ばれるの?”と思わず周囲の人と顔を見合わせました。だからこそ、不必要な議員数は削減する必要がありますねぇ?

 市民運動の必要性をひしひし感じた1日でした。( Jul. 10. 2002 )


 大変なことになりました。長野県議会で、田中知事の不信任案が上提され、大多数で可決されました。これによって田中知事は失職し、県議会を解散して県会議員選挙に持ちこみ、知事自身も再選に出馬するかどうかを決定することになります。

 田中知事は、あくまで県民の考えを確認してから進退を決する覚悟のようですが、今回の県議会での知事不信任決議については、納得のいかない気がします。議員連中の言い分では、田中知事が、ダム建設に反対するについての代替案を明確に示さないとか、県議会の承認を得ないで勝手に自分の見解を述べるとか言っていますが、そのことが知事の不信任に対する理由なのでしょうか? われわれ部外者には、議員自身のダム建設に関わる既得権が侵害されるために、これ以上、田中知事のダム建設の見直しに関わりたくないと言うのが本音なのではないかと邪推しています。むろん、田中知事の政治的手腕が未熟だと言うことはあるでしょうが、世界的にもダム建設による利益よりも環境破壊の方が問題になっていて、これ以上のダム建設は歓迎されていないのが事実ではないかと思います。これは、同時に電力の供給に二酸化炭素の削減を、火力発電に代えて原子力発電ということに対して、世界各国では原子力の危険性から原子力発電所の新設を見合わせ、更に、既設の原子力発電所の稼動をも停止し、風力、太陽光発電などの自然エネルギーを用いる傾向に変化してきていることと同じではないでしょうか?

 何よりも、知事と県議会が対立することではありません。知事の方針に対して、県議会が十分に検討して、知事の提案に対して実効性のある提案をして、長野県としての施政を確立するのが県議会の役割なのではないでしょうか? 単に、知事と県議会との対立で知事の不信任案を可決して、田中知事を退任に負いこんだのだとしたら、長野県の県議会のバカさ加減を全国に喧伝するに過ぎないのではないかと思います。こんな事態になるまで放置していた田中知事にも問題はありますが、大人と子どものケンカではないのです。これは、政治以前の問題です。

 同じようなことが、わが南足柄市の市議会でも発生しています。
神奈川県下の市町村の中での議会議員数が、わが南足柄市は突出して多いのです。何しろ必要以上の議員がひしめいていて、実際に市政に貢献している議員がどうなのかも首を傾げてしまいます。以前述べましたが、市民の有志により市会議員の定数削減の条例改正を申請する署名運動を行い、市選挙管理委員会を通して市長当てに提出しましたが、実際の削減については、市会議員が議会で検討した際、自分達の不利益をそのまま通すことはしません。結局、現在の定員24名を、他市町村の最多数である割合18名に削減する要求に対して、何と! 議会では、市会議員から24名を2名削減して22名にする修正案が出て委員会で可決したと聞きましたが…。

 2名削減の根拠は何なのでしょうか? われわれの要求案は、少なくとも(本当は1/2に削減しても良いと思っているのですが)県下の他市町村の中で、少なくともわが市の次に多い自治体の議員定数位(議員一人当たり人口現在1,838人→2,450人にする。ちなみに横浜市などは、議員一人当たり人口36,958人なのですぞ!)にまで削減して欲しいという要求なのです。それを何の根拠も無く2名削減案など意味ありません。単に自分達の既得権の死守以外に(傷害事件を起こして起訴されても、議員を辞職しないとガンバッている鈴木宗男みたいなバカ議員もいるらしいですから)何も無いではないですか? そんなに恩給が欲しいんですかねぇ?

 国会も国会なら、地方も同じ、市町村だって同じ無神経な議員が横行しているんですよ! 結局は、政治に無関心な私達バカ市民が、それらの議員や首長を選出しているんですから、私達自身が政治に関心を持ち、真剣に政治家を選ばない限り解決しませんねぇ。貴方ならきっと、私情や義理で心にも無い候補者に投票するようなことはしていない、でしょうがねぇ…。まあ、政治家の横暴は今に始まったことではないですが…。( July 6. 2002 )


 突然、“♪♪ドン・ジョバ〜ンニィ…♪♪”の音楽で目を覚ましました。ソファーでつい眠りこけていました。連日の暑さの中での自宅の解体作業で、全身くたくたに疲れています。何しろ若い力持ちの工事屋さん達と一緒に、慣れない仕事で年寄りの私が解体作業を手伝う(足手まといか?)わけですから、無理もありません。しかし、30年も共に過ごした我が家を、他人だけに壊させたくないし、電気や水道、排水や基礎の構造など、私にしかわからないわけですから、闇雲にユンボやブルで引っ掻き回されるとお隣さんの嫌がらせが嵩じますから、目を離せません。

 今日は、いよいよ基礎コンクリートの掘り起こしと地ならし作業の最終段階に入りました。朝から3度も汗ビッショリの下着を替えました。気温は30℃にもなっています。梅雨の季節だというのに日差しも強くて風もありません。まあ、最適の工事日和とでも申しましょうか。参った、マイッタ!
てなわけで、すっかり疲れ果ててソファーで寝込んでしまっていたのです。そこへ懐かしいモーツアルトのオペラ“ドン・ジョバンニ”の音楽です。NHKテレビの、“にんげんドキュメント「響け若き個性」 小沢征爾音楽塾の1ケ月”ではありませんか?

 “世界の小沢”が日本の若い音楽家たちを指導しているのです。まして単なるオーケストラではないのです。一流のオペラ歌手を揃えての、オペラ“ドン・ジョバンニ”の演奏に挑戦です。さすがに、超一流の小沢征爾さんの音楽に対する情熱は、若い音楽家たちを見る見るうちに本物の音楽の中に引きずり込んで行きます。

「特に、オペラは作曲家の情熱とオペラを演じる人達、更には観客に如何に楽しんでもらうか」が大切な要素だと言われます。私たち日本人には、もともと西洋音楽、特にオペラを楽しむ素地はありませんでした。それが、本物の音楽を求めて、スクータに荷物を積んで貨物船に乗ってヨーロッパに渡った、青年“小沢征爾”だったのです。

 なかなかオペラを楽しむまでには至りませんが、たまたま“アマデゥス”のビデオディスクで“ドン・ジョバンニ”などのモーツアルトのオペラに引き込まれてしまいました。むろんオペラだけではなく、“モーツアルト”その人の人生のドラマに魅せられたからなのでしょうか? 貴方もオペラ、いやモーツアルトの音楽をお好きですか? ( July 4. 2002 )


 サッカーは予想通りブラジルがドイツを2:0で下して優勝しましたね。

 ドイツからわざわざシュレイダー首相が応援に駆けつけたのに残念でした。でも、今回のW杯では実力にはほとんど差は無いように見えましたから、ちょっとしたミスや立上がりのすきを攻められたり、敵失で思わぬ拾い物で得点に結びついているようですから、運も実力のうちとは言いますが、紙一重の差だったのではないでしょうか?

 フーリガンを心配して警備訓練を重ねていた関係者の皆さんには、ちょっと拍子抜けだったのかもしれません。でも、無事に日韓共催のサツカーが成功裡に終了して良かったではないですか? 関係者の皆様、お疲れ様でした。ゆっくりお休み下さい!

 ところで、我が家も無事に引越しを済ませて、旧宅の解体工事に入りました。30年間もご厄介になった家を壊してしまうのは偲び無いのですが、塩とお酒をまいて長年のお礼を込めてお別れをしました。解体工事屋さんは、何の思いも無くメッタヤタラにバカバカ大ハンマーでぶち壊して行きますが、見ている私は胸が潰れる思いです。少しでも使えるものがあれば取り外して使って欲しい気がしました。リサイクル屋さんに相談すれば良かったかと思いましたが、あとの祭りです。

 今日は屋根を剥がしていますが、鉄骨の部分は新築時のままの面影を残していて、錆びてもおらず、外装を取り去ってしまったら新築の途中ではないかと見間違うようですねぇ。建物リサイクル法も施工されているので、残材の廃棄には大変お金が掛かります。破砕物の分別も大変です。新築時にリサイクルを考慮した設計が是非とも必要です。昔の木造建築のようにとは申しませんが、断熱材や不燃材、ビニールクロスなどのプラスチック類、配管・配線等ももっと考える余地があるのではないかと思いました。

 泣いても笑っても、もう2,3日で古い家の想い出ともお別れです。30年間ありがとう。3人の子ども達も夫々結婚して家庭を持ち、夫々の家庭で子育てに専念しています。私たち夫婦も5人の孫達のおじいちゃん、おばあちゃんとなりました。これで、古い我が家も安心して解体されるでしょうか?( July 1. 2002 )




[ホームページの最初に戻る]


[2002年前半の「tommyさんのつぶやき」を見る]

[2001年後半の「tommyさんのつぶやき」を見る]

[2001年前半の「tommyさんのつぶやき」を見る]

[2000年後半の「tommyさんのつぶやき」を見る]

[2000年前半の「tommyさんのつぶやき」を見る]

[1999年後半の「tommyさんのつぶやき」を見る]

[1999年前半の「tommyさんのつぶやき」を見る]

[1998年までの「tommyさんのつぶやき」を見る]