tommyさんのつぶやき2003年後半

 「電子材料」12月号(工業調査会発行)に“有機ELディスプレイの最新開発動向”が特集されています。先にお話しした通り、有機ELは、薄型フラット・ディスプレイとしてテレビやパソコンに採用できるようになれば、軽量化や自己発光型のため明るいところでも見易く、更に電力消費も小さく出来るので大変期待しています。また面光源としても、任意の色を発光させることが可能であるため、用途が拡大されます。先に行われた“エコプロダクツ2003”では、面光源として商品化されていて、「広告用EL発光シート」という名称で太陽工業株式会社より発売されていました。サンプルにと思いましたが、A4発光シート4枚と点灯するためのインバータとセットで○万円なので残念ながら入手できませんでした。(そりゃあ、年金者の小遣いではムリ、無理ッ!/昔買った無機ELライトのサンプルは600円位だったのに)

 現在テレビでは、大型画面ではプラズマ、中型では液晶が多く使われておりますが、消費電力で比較すれば液晶が有利です。液晶の大型化にも力を入れておりますので勝負は分りません。しかし、液晶は自己発光しないため必ずバックライトを必要とします。それを考えると、ELの場合は自己発光型ですし、消費電力でも液晶よりは有利です。ただ現在の段階では、大画面を作るまでには至ってませんし(IBMグループのアモルファスSiTFTを使った20インチ・ディスプレイが発表されているそうです)、寿命もやっと一万時間を達成したところだそうです。しかし、ブレークスルーがあれば一気に進展しますし、用途が広いために発展することは目に見えています。

 山手線の電車のドアの上部の停車駅名表示のディスプレイの横に、動画広告の表示ディスプレイがありました。(ちょっと東京に行かない間に、進歩していてビックリ!)ELシートの動画広告が出来れば、吊るし広告も動画になるに違いありません。もうそこまで来ているようですね!! (年寄りは近代都市の進化についていけないか?)
そう言えば、同じ“エコプロダクツ2003”で、100W電球型蛍光灯に調光器対応( 10〜100%)のものがあるのを見つけました。今までは、シャンデリアなどの調光式の器具には白熱灯しか使用できないため消費電力の削減に苦労してきました。出来て当然とは思いますが、世の中確実に進歩してきています。白熱灯なら一個60円ですが、その蛍光灯は一個3500円しますから採用するには、まだまだ勇気がいりますがねぇ!( Dec. 22. 2003 )


 ネットワーク『地球村』から緊急連絡が入りました。
12/10の閣議で「イラクへの自衛隊派遣」が決定されました。これは、国連平和維持活動(PKO)ではありません。小泉首相は“米英その他世界の各国が危険を顧みず、イラクの復興支援のために軍隊を派遣しているので、日本だけが危険があるから自衛隊の派遣を見合すことは出来ない”と言う意味のことを理由付けに使っていますが、良く考えてみてください。米英が、国連の決議を無視してイラク武力行使を実施したために現在の状況を生み出したのであり、その米英に協力しているその他の世界各国(小泉首相はそれらの国名を明らかに言わずごまかしています)は、国連から要請されたものではありません。当然それらの国は、アメリカと自国との利害関係だけで、仕方なく派兵しているのが実態なのではないでしょうか?

 イラクの人道支援については、多くのNGOが国境を超えて活動を続けています。むろん、ネットワーク『地球村』からも支援活動に参加しています。それらのNGOの人達にもテロやゲリラによる危険が及んでいます。イラクの人道支援や復興支援についても、まず国連の決議に基づいて行われることが必要です。全ての活動について国連の場に戻して、国際的な議論を、原点に立ち戻って始めることが最も正しい方法ではないでしょうか?

 日本の自衛隊をイラクの人道支援に派遣することが、一見もっともらしく見えますが、正当防衛のためだけとは言え、武器を携えての派遣であれば軍隊であり、それにより戦闘が行われればイラクの一般市民にも被害が及び、更に罪もない人達の人命が失われる危険があります。テロリストと一般市民との区別をどう判別するのでしょうか? 一般市民を巻き添えにしない良い方法があるとでも言うのでしょうか? もしもそれができないと言うなら丸腰で行かなければなりません。自衛隊の犠牲者が出るのを覚悟で人道・復興支援に派兵しなければならないでしょう。それが可能でしょうか?

 今、私たちは感情論ではなく、現実の世界平和のためにどうすれば良いか、真剣に考えなければならない時期に来ています。世界平和実現のためには、テロを撲滅することが最も重要であると言うことに異論はありません。しかし、自国の利益だけを考えて、当事国や、世界の全ての人達の利益を無視して世界平和はありません。そのために国連が存在するのです。国連を無視したアメリカ一国主義には“NO!”と言わねばなりません!! また、アメリカに依存して国連から逸脱する小泉さんの考え方にも再考を促したいと思います。イラクへの派兵は、もっと国民の議論が必要です。
それだけでなく、アメリカに協力してイラクに派兵している各国にも、唯一原爆被災国で、戦争放棄を掲げて世界平和をめざす日本こそが、国連を中心に、議論の場に立ち戻ることを提唱すべきではないでしょうか?

 「イラクへの自衛隊派遣反対!」の意思表示をしましょう!! これが、ネットワーク『地球村』からの緊急アクションです。( Dec. 14. 2003 )


 里芋の収穫時期で忙しさにとりまぎれて(たかが家庭菜園で?/種芋や保存のための穴掘りなど何しろ力のいる仕事でねぇ)しばらく更新が遅れていましたが、この間いろいろ社会情勢が変化していますので、黙っているわけにもいかなくなりました。

 イラクで我が国の大使館員2名がテロの犠牲となり、来るべきものが来たという感じです。お二人には大変残念なことになってしまいましたが、それだけイラクの情勢は緊迫度を増しているのです。小泉首相は、それでもイラク派兵(決して人道支援ではないですよ。武装して行くわけですからね)を決めました。何しろ派兵を反対していた公明党まで、容認したんですから同罪です。(そいつはイカンザキッ!)
 テレビの報道によりますと、派兵先のサマワは、テロ活動も少なく、平穏な地域だそうですが、日本の自衛隊が支援に出かければ、テロリストたちにとっては、日本から来た武装した自衛隊に対しては、当然アメリカに荷担する日本の軍隊と認識して、自衛隊に対してテロ活動が開始される可能性がありますし、隊員への危険が増すばかりでなく、その地域の治安も悪くなって住民にも危険が増すでしょう。そうなれば、誰のための人道支援でしょう? これは本末転倒で、単にアメリカへの追随の結果でしかありません。

 今、イラクの比較的平穏な地域へ出兵しなければならない緊急性は何もありません。爆撃で破壊されたり、テロ活動の激しい地域に出兵して、そこの住民の治安を確保することこそ緊急に重要なことなのではないでしょうか? 自衛隊は民間人ではないのです。日本の専守防衛と言いながらも、立派な軍隊なのです。そうではありませんか? イラクの人達は、日本から人道支援として民間の企業が来て、破壊された民間施設やインフラの修復活動をしてくれると期待していますし、それらの民間企業に就職先を求めていると言います。自衛隊が軍隊であることさえ知らないと言います。日本語で書かれた自衛隊歓迎の横断幕も、実は、何もわからずテレビ報道向け(日本政府の?)のヤラセではないかという疑いもあるそうです。(現地語では、“自衛隊”とはなく“日本人”となっているそうです)

 更に邦人のテロ犠牲者が増え、現地のイラクの人達に危険が及べば、このたびテロの犠牲となられたお二人の努力が報われません。また、自衛隊がイラクに出兵すれば“同時に、東京へのテロ活動を開始する”と言う“テロ宣言”も無視出来ません。小泉首相の“テロの脅しに屈してはならない”というカッコ良さだけでは済みますまい。

 ネットワーク『地球村』からの「地球村通信」12月号が届きました。それによると、懸案の『地球市民国連(UGC=United Global Citizens)』の設立に向けて、いよいよ、12月27日(土)10:00から、岡山県の岡山国際交流センタ2F国際会議場において『地球市民国連』フォーラムよりスタートします。もし会場に近い人は、ぜひご参加下さい。

 『地球市民国連』とは、世界平和実現のためには、平和を求める人たちが

   @ネットワークをもち、
   A正しい情報を持ち、
   B一斉に行動をはじめること
 によって、世界規模で平和をつくる活動をすることとしています。
 既に、ネットワーク『地球村』の会員ネットワークでは、平和と環境活動について一斉に活動を開始しておりますが、このネットワークを国内だけでなく、広く海外や、他の平和団体にジョイントして活動を広げて行こうとしています。
どうか貴方にもご賛同頂いて、グリーンコンシューマとして参加して下さることを期待しています。

 自国の国益だけを考え、力で制圧するアメリカ・ブッシュ政権の考え方や、それに追随して表面づらだけの人道支援活動としてイラクに派兵する小泉内閣のやり方では、自国の利益は得られても世界平和や地球環境問題は解決できません。
イラク支援に自衛隊派兵ではなく、安全が確保できるまで、なぜ支援資金援助だけではいけないのでしょう? イラク国民が「日本の自衛隊を派遣してくれ!」とでも言っているのでしょうか? そうではありません! 政府は“(自衛隊が)軽微な武器を携帯するアメリカ兵の輸送もあり得る”と公言しました。これが戦争加担でなくて何でしょう? 国民はバカにされているのです。今回の、日本の将来を左右する重要な衆議院選挙にも、“俺一人が投票したところでどうにもなるものじゃない”などと、投票に行かなかった沢山のバカがいるわけですからしかたがありませんがねぇ!! 一人一人がしっかり考えて自分の意思を反映させなきゃ、一体誰がそれを決めるんですかねぇ? 貴方は、自分の意思を反映させようと考えて投票に行かれましたか?( Dec. 10. 2003 )


 秋が深まってきたというのに天気がすぐれませんねぇ! これでは紅葉鑑賞ツアーもさっぱりですよ。私たちも、名古屋の友人を迎えて箱根の紅葉見物と思いましたが、この天気の具合ではさっぱり気分が湧きません。されば美術館でもと、熱海のMOAに出かけたら、何と休館日!! ついていませんねぇ! まあ、開館日を調べておかなかったのが失敗でした。これは、天気予報のせいにするわけにもいきません。

 ところで、お天気衛星“ひまわり”の故障で、後継衛星の打ち上げが待たれていますが、このお天気のせいでもないでしょうが、又もや、情報収集衛星ロケット打ち上げに失敗しました。ここのところ打ち上げ失敗が三回続いています。宇宙ステーション計画に参入しようとしている重要な時期に、日本のロケット打ち上げ技術の信頼性が疑われます。打ち上げに掛かる費用は莫大なものですから、国家予算にも大きな影響を及ぼしますし、後継気象衛星“ひまわり”の打ち上げにも影響して、ますます天気予報の信頼性も失われてくるのではないでしょうか? そのせいか、今月の太陽光発電がさっぱりで、通常の月なら200KW以上発電するはずが、何と、150KWにも届かないのです。(気象庁ッ、しっかりしてよっ!! /それは、気象庁の関与するところではありまっしぇん! 地球温暖化の影響で、環境庁の責任です!! /何? なに? それは、京都議定書の批准を放棄した温暖化ガス排出大国アメリカと、批准をOKしないロシアの責任ですよッ!!! )

 冗談ではなく、気候の不順は、地球温暖化の影響を無視できないように思います。もっと積極的に温暖化防止を啓蒙したり、温暖化防止対策に十分な予算を投入して欲しいですねぇ。税金ムダ使い道路公団の民営化に向けて、新しい総裁に近藤参議院議員を据えましたが、国会答弁を聞いた限りでは真剣味が感じられませんし、国土交通省もさっぱりその気もありません。やっぱり自民党内閣では期待する方がムリですかねぇ? 私一人が環境家計簿で奮闘してみても、やはり“ゴマメの歯ぎしり”ですか?( Nov. 29. 2003 )


 テロ活動が益々過激さを増していますね。イラクでは、先にイタリアの駐屯部隊が攻撃を受けたり、アメリカ軍のヘリコプタの撃墜が相次いでいますし、日本大使館の近くでの発砲事件もあり、先のウサマビン・ラディン氏の声明と思われるテープが現実味を増してきました。

 小泉首相は「テロの脅しに屈してはならない」と威勢のいい発言をしていますが、テロは脅しとは違います。命をものともしないジハード(聖戦)なのです。イラク市民の親日的なのとは無縁です。自衛隊がイラク支援で活動するとなると、攻撃の的になる心配が当然出てきます。平和ボケした無責任な発言は慎まねばなりません。イラクの復興支援も大事ですが、その前に、隊員たちの生命のほうがもっと大切です。

 ネツトワーク『地球村』からの通信によれば、イラクで支援を続けている会員の報告などから、想像を超えた厳しさ(壮絶とあります)が伝わってきますし、イラク支援の必要性と同時に、自衛隊の派遣がテロの攻撃目標になるため、派遣の中止を求めています。そのために、首相官邸や各政党、国会議員に対して派遣を止めるためのメッセージを送る運動を展開しましょう。また、新聞社や放送局等の国内のメディアに対しても同じように「自衛隊の派遣反対」の意思表示が必要です。

 イラクに対する支援を、もっと別の形で行うことが必要ではありませんか? 世界平和のために、日本としてどのような協力や援助が必要なのか、この際、十分議論する必要があります。イラクの復興支援は、緊急性もありますが、本当に必要なのはイラクの人々が健康で平穏な生活が出来るようにすることではありませんか?

 ネットワーク『地球村』は、ヨハネスブルグ・サミットで世界平和の実現のために「地球市民国連」を提唱しました。これからも、この実現に向けて活動して行きます。私たち一人一人の意識と行動が、世界平和を実現します。そのために、ぜひとも皆様方のご協力をお願い致します。( Nov. 22. 2003 )


  ご覧になっていましたか? 高橋尚子選手が東京国際マラソンで、2時間27分21秒と言う平凡なタイムでエチオピアのアレム選手に逆転されて2位となりましたね。

 まあ当然と言えば当然です。彼女がスタートラインに立った時“あれッ?”と思いました。顔がすごく細くなっているではありませんか? それに手足がガリガリ亡者で、骨と筋肉だけになっていて、走り始めると足が棒のように見えるのです。ピノッキオでもあるまいし、どうしたのでしょう? 明らかに、以前の高橋尚子さんではありません。レース後に話しを聞きましたが、どうも体重を調整で減らし、それがエネルギー切れにつながった様ですねえ。

 しかし、私にはそれだけではないように思います。もう1年2ヶ月もレースから遠ざかっていたと言いますし、彼女自身の心の中に、世界最高記録を出したベルリン・マラソンの2時間19分46秒を、すぐ後のシカゴ・マラソンでケニアのヌデレバ選手に、2時間18分47秒と1分も短縮して世界最高の座をひきずりおろされた苦い思いが、頭をよぎるのではないでしょうか? もっとスピードをつけなければ!! 少なくともヌデレバ選手の記録を上回って、できれば“18分を切って優勝しなければ”という思いが強かったのではないかと思います。それゆえ、スピードを上げやすくするために体重を減らし、早い時期からペースを上げて行く走法に切変えたのではないのでしょうか?

 これは、従来の高橋尚子の走りではありません。42キロを走る楽しみにしていた彼女本来のレースではありません。そのために走りが不自然になっています。“気”が出ていないのです。リラックスしたブラブラ走りではありません。普通のマラソン選手の走りと同じ硬い走りです。自分の意識以上にムリをした走りです。小出監督も躍起になって“腕を下げろ、ウデをサゲろッ!”とゲキを飛ばしていましたが…。

 単に減量した結果のガス欠とは思えないのです。やはりアテネを目指したときから、メダルへの緊張がそうさせているのでしょうか? 全てのアスリートに共通のものなのかもしれませんね。無心では走れなくなるのかも知れません。でも、きっと元の高橋尚子の走りを思い出してくれるでしょう。もっと、もっと楽しく走って下さい! 結果は後からついてくるのです!! (そうは言ってもオリンピックは甘くはありませんからねぇ…/ガンバってぇ〜、皆がついてるから!/金魚の○○○じゃぁあるまいし、○のツッパリにもなりゃしないッ!!)( Nov. 17. 2003 )


 今日は久しぶりの快晴ですが、ここのところ、秋だというのに秋晴れの日がありませんねぇ。ソーラー発電が泣いています。(天気予報士しっかりしてねッ/?)我が家の太陽光発電設備も“「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法(RPS法)」とかで、経済産業大臣より正式に発電所として認定されました。(発電事業者名:Tommy…但し、ここは本名、設備認定ID:P507493C14、…)”とのことです。大変仰々しいのですが、認定されたからと言って、別に税金を安くしてくれたり、勲章をくれるわけでもありません。それよりも、設置のための助成金を増やして、日本国中の家庭の屋根に太陽電池を取り付けて、ツバル国など、地球温暖化の影響で海面が上昇し、島を追われる人々を何とか救済できるようにしたらどうでしょうかねぇ?

 何度も言うようですが、それほど必要でもない高速道路などの建設は早々に中止し、そのお金で補助金を増やせば、京都議定書に定めた二酸化炭素排出削減6%は、見る見るうちに達成できるのではありませんか? (道路公団民営化の件、どうなってるの?/高速道路の無料化でお金が足りないんじゃあないの?/自民党でもそうなの?) 女房の言葉ではありませんが「ありもしないお金をつぎ込んで、私たちだけ一生懸命二酸化炭素の削減に取組んでみても、所詮はゴマメの歯ギシリだよね。当然、小泉首相をはじめ、国会議員さんのお宅は全て、太陽光発電やハイブリッド自動車などで二酸化炭素排出削減に努力しているんでしょうね?」

 自分はやりもしないで、相手にやらせようとするのが、議員さんや官僚の人達の得意技なんだよね! 私が市の環境保全推進委員になって“市役所の車をエコカー(ハイブリット自動車等)に買い換えて、市民に先立って省エネ、地球温暖化防止の啓蒙をしたら”と提案してから、もう4年になってくるんですよ! せっかく認証を受けた“ISO14001”が泣いていますよ!! お役所は気楽でいいなあ! ( Nov. 16. 2003 )


 貴方、最近物忘れがひどくて困っていませんか? ひどい時には、顔見知りの人に会っても名前が口から出てこなくてあわてたり、今やろうとしていたことを度忘れしてしまい、振りだしへ戻ってみて考え直してみたり、手に持ったメガネを一生懸命捜し歩いたりした覚えはありませんか?

 これこそ、老化現象の始まりなのです。それがボケなのか、老化現象なのか判らないので困ります。ボケだったら大変ですからねぇ! ところが、日経新聞に老化度をはかる方法が載っていました。これは“脳を若く保つ秘けつ”ということで、東北大学の川島教授が、「1から120まで声に出して数え、その早さを計る」ことで老化年齢が判るというわけです。“思考やコミニュケーションなど、脳の最も高度な機能をつかさどる前頭前野の働きと密接に関連していて、前頭前野の成長と共に数えるスピードが速くなり、年を取ると遅くなる”のだそうです。

平均的な早さは次の通りです。

   30代  35秒
   40代  40秒
   50代  45秒
   60代  50秒
   70代  80秒
だそうですが、はたして貴方は何秒で出来るでしょうか?
 私も早速試してみました。10回繰り返してみて平均を取りました。一回目はもたもたして“47.45秒”かかりましたが、2回目はだいぶ速くて“44.10秒”でした。一番速かったのは、4回目に出した“43.17秒”でした。10回の平均値は“44.55秒”となりました。上の“平均的な速さのランク”から言えば50代相当で、シメシメッ、まだまだ老人域ではないぞ! ざまぁ見ろッてんだ!!!(本当を言うと、毎晩寝る前に、真向法体操で100まで数えているのです)

 心配性の貴方、やって見る勇気ありますか? もしも、実年齢を越えたらどうしようって? 心配ありません! 心配する位なら、まだ、ボケはきていません、ご安心下さい!!

 それでは、若さを保つにはどうするかって? 「バランスよく食事を取り、糖尿病などの生活習慣病を予防することが基本」で、早寝早起きで規則的な睡眠をとり、家族との会話で食事は楽しく、良く噛んで、アゴを動かして脳に刺激を与え、良く運動してストレスを無くし、1日5分、新聞を声に出して読み、手のユビ運動(パチンコではありませんぞ!)を忘れずにやって下さい! 
それでも物忘れの治らない人は、きっぱりアキラメて下さい! どうせ老人になれば、物忘れするのですょ!! それが、正常なのです!( Nov. 2. 2003 )


 日経新聞の囲み記事「ダイジェスト」によれば、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラがウサマビン・ラディン氏の声明とされるテープに、米国のイラク攻撃を支持した日本もテロ攻撃の対象にするよう呼びかけている、とあります。

 テープの中で米国の武力行使に協力した国として次の6カ国を挙げているそうです。

   イギリス
   スペイン
   オーストラリア
   ポーランド
   日本
   イタリア
だそうですが、アフガニスタンやイラクに対するアメリカやイギリスの武力行使を支持こそすれ、武力行使に反対の意思表示をしなかった日本が、テロ攻撃の対象となっても仕方あるまい。いくら武力攻撃後の復興支援に多額の資金や協力を表明しようが、攻撃により死傷した一般市民や、破壊された都市が元通りに戻るわけがない。

 日米の安保協定を守ることが先決なのか、世界平和に貢献することが先決なのかを、この際じっくり考える必要がある。テロ攻撃に備えて専守防衛とかなんとか、防衛体制を増強し、憲法を改正して自衛隊を軍隊に格上げするなどという、“国連を中心に世界平和や自然環境保護を推進する世界の潮流”を無視する暴挙は慎まねばならない。自分の蒔いた種は自分で刈取らねばならないだろう。

 それとも貴方は、憲法改正、防衛庁を防衛省に格上げする軍隊派? ( Oct. 23. 2003 )


 大リーグのワールドシリーズが始まりましたね。ニューヨーク・ヤンキースの松井選手も大活躍ですねぇ! 2戦目は惜しくもマーリンズに3:2で敗れはしましたが、4打数3安打で気を吐きました。否、ゴジラが火を吹いたのでしょうか!

 それに比べ、日本シリーズの阪神タイガースのていたらく! 第1戦は、相手ピッチャーの不調にも救われて、どうにか3:4の一点差で惜敗して期待を持たせましたが、第2戦は、何と大量13:0で突き放される不甲斐なさ!! ラグビーの試合じゃないんだからッ! いくら星野監督がこれっきりで辞任するからと言ったって、病気理由だからしょうがないだろッ! せっかくリーグ優勝に導いてくれたんだから、日本シリーズでも、もうちょっとガンバッて星野さんの引退の花道を飾ってあげて頂戴よッ!

 これ以上ダイエーの王さんを喜ばせたら、もう応援してやらないからねッ!!! ホームグランドで袋叩きに遭わないよう、シッカリ頑張ってや!! ( Oct. 20. 2003 )


 ケネディ大統領が暗殺されてから、もう40年になるのでしょうか? テレビ朝日のビートたけしの“20世紀最大の謎 ケネディ大統領暗殺40年目の真実”を見ました。

 ケネディ大統領の暗殺の原因については当時いろいろな憶測が飛び交っていましたが、私もこの件では非常につよい関心を持っていました。と言うのは、ケネディ大統領が世界平和と環境問題に最も先進的な考えを持っていて、当時“沈黙の春(Silent of Spring)”で農薬や殺虫剤による生態系への影響を告発した海洋学者レイチェル・カーソンの論文を取上げ、環境問題を世界に先駆けて推進するようになったことをご存知かもしれませんが、また世界平和の重要性をも説き、ベトナム戦争の終結を目指したのですが、ケネディ大統領自身が暗殺され、その目的を達し得ず、取って代わったブッシュ大統領(現大統領の父)によってベトナム戦争の泥沼に入り込んだのです。

 番組では、当時の調査資料や事件を目撃した人達の証言と暗殺時に撮影されていた8mmフィルムなどによって、当時の事件の検証をおこなったものですが、むろん事件は既に終結されていて、それによって覆されることはありませんが、米国を支配する闇の部分が明らかにされているのです。暗殺はオズワルドという一人の人物の犯行となっていますが、実際は5人の狙撃者により、2種類のライフルが使用されていることが判りました。その後オズワルドは何者かによって射殺され、暗殺事件の証言者となった32人の全てが、事故死や自殺という形で既に命を失っていると言うのです。むろん真実の口封じのためと推定されますが、事実を解明することは不可能でしょう。

 図らずも翌日のサンデープロジェクトの番組の最後に、“米を支配・軍需産業と言う怪物”というルポが放映されました。ブッシュ政権を取り巻く、政・官の重要人物が軍需産業と密接に関わり(役員や顧問あるいは株主)、またアメリカ最大の建設企業ともつながりがあり、戦争によって自らを肥やし、破壊した都市の建設に関わって更に膨張する事実を明らかにしています。
今までもそれらの関係は噂されてきましたが、今回のルポや、ケネディ大統領の暗殺の事実の解明によって、それらが一層鮮明に映し出されています。そこにイギリス政府のVIPも関わっているのですから、今回のイラク戦争もなるほどとうなづけます。

 このようにアメリカの陰の政府に操られて、日本政府も同調しているのが不思議に思われるでしょうが、日本政府の中のかなりの重要人物もアメリカの秘密結社の一員であることがわかっているのです。私たちは世界平和が国連により推進されるようにと念じていますが、国連自体がアメリカの力に左右されている事実が明白ですから、私たち一人一人が平和への意識を高め、世界の市民ネットワークを構築して、それらの闇の政府に対抗しなければ、真の世界平和を実現できません。今一度これらの事実を認識して、衆議院選挙で正しい政権(政府)を選択することが重要です。( Oct. 14. 2003 )


 ネットワーク『地球村』から、高木代表のセミナー「平和な世界を子どもたちに」、「生き方の発見」の連絡が入りました。
今回は西東京市の保谷こもれびホールで開催されます。会場へは西武池袋線の保谷駅よりバス、あるいは西武新宿線の東伏見駅・田無駅よりバスとなっています。

 国会では、イラクへの自衛隊の派遣が問題になっていますが、イラクには劣化ウラン弾が1000トン以上も使用され、今回の従軍兵の間でも「原因不明」の病気が続出しているそうです。日米の政府の見解は「劣化ウラン弾は安全」とのことで、派遣される自衛隊員には何も知らされず、何の防護措置もなく派遣される可能性が高いということです。

 このセミナーで、今の戦争を含めた地球環境の現状を知って、私たちが何のために生まれてきたのかよく考える必要があります。会場に近い方はぜひこのセミナーにご参加ください。

  日 時  10月11日(土) 13:00〜18:00
  会 場  西東京市 保谷こもれびホール
  参加費  当日2500円/一人、学生1000円
  連絡先  『地球村』ひばりが丘  実行委員長 田辺 TEL.0424-22-3134

〜 平和な世界を子どもたちに 〜

今、世界は崩壊しようとしている
多くの人が「もっと豊かになりたい」と願って競争している
平均的日本人は、貧しい国の人達よりも100倍の贅沢をしている
それでも「まだ足りない」と頑張っている

でも本当は「もっと豊かになりたい」わけではない
本当は、『幸せになりたい』だけなのだ
幸せは難しいものではない
幸せはあなたの中に常にあるものだ
それに気づかず、「幸せのようなもの」を追っている
『幸せ』に気づけばいいだけなのだ

〜木善之著「究極のしあわせ」より〜

 貴方も本当の幸せが見えていますか?

 いよいよ衆議院が解散して総選挙が行われます。口先だけの、選挙対策だけの、国民の人気取りだけの政党は必要ではありません。本当に世界の『幸せ』のために、日本の将来の『幸せ』のために、私たちみんなの『幸せ』のためには、どういう政治家が必要なのかを、シッカリ見極めて選択しようではありませんか? ( Oct. 10. 2003 )


 引き続いて有機ELの新しいニュースが日経新聞から入りました。豊田自動織機が、3色発光の白色有機ELを開発したそうです。年内にサンプルを出荷して、来年には量産化をめざすそうですから、これで、光源の用途としての有機ELが実用化すると、TV/パソコン用ディスプレー・動画ポスター・面光源と、三位一体の改革(?)が完成しますねぇ。どこかの政治家の三位一体の改革は、進捗がはかばかしくありませんが、さすが技術立国の日本です、省エネ、環境技術のトップランナー、世界一ではありませんか?

 この白色有機ELの当面の用途は、携帯電話やディジタルカメラの液晶表示画面などのバックライトだということですが、大きな物が出来れば、壁一面、天井一面の面光源としてデビューし、部屋全体が明るい省エネ住宅が実現するかもしれません。何だか、からだがゾクゾクしてきました。ぺたんシップ型の光源が出来たりしたら、あっちこっちペタペタ貼って、赤や青や黄色や、さまざまの色の灯りが家中を彩って、いつもクリスマス気分になったりして、どうしよう?(バカぁ! お前はいつも能天気で長生きするよ!! /だって、楽しんで省エネできりゃ、最高じゃない?)貴方なら、何に使いたい? ( Oct. 8. 2003 )


 有機EL( エレクトロ・ルミネッセンス)の6.5インチ型のディスプレーをTDKが開発したと日経新聞にありました。先にテレビやパソコンなどのディスプレーとして有機ELへの期待を述べましたが、今回報道されているものは、カーナビゲーションシステム向けだそうですが、低コストで生産できる“パッシブ方式”で、もっと画面が大きく出来れば、すぐにでもTVやパソコンにも応用されます。その薄さは1.9ミリで、1u当たりの輝度が100カンデラといいますから、大画面になるともう少し輝度が高くないと実用的でないのかも知れませんが、薄さは液晶やプラズマディスプレーの比ではありません。

 “パッシブ方式”は、タテ、ヨコに走る電極の交点を点灯させる方式ですが、これに対して画面の各点を独立的に駆動、発光させる“アクティブ方式”がありますが、この方式は、夫々の発光点を駆動させるのにTFT(Thin Film Transistor)が必要になるため複雑で高価となり、大画面を製作するのがより難しくなります。しかし、輝度をコントロールするのが容易となり、TVやパソコンのディスプレーとしては、より実用的です。既に20インチ程度のものが台湾の奇美電子で開発されているそうですので、実用化もそう遠くはないでしょう。

 有機ELの用途開発は様々ですから、新しい発光素子として期待しているわけですが、発光し、動画も表示できるポスターとして、大日本印刷が、薄さ0.4mmのものを開発したとありますから広告の世界も様変わりするかもしれませんね。益々面白くなってきましたね。長生きはするものです。えッ? とても新しい技術にはついていけないって? 年寄りみたいな弱音を吐くものではありませんよ!(お前だってそうなんだろ?/いやぁ、まだまだッ!/バカぁ、年寄りの負け惜しみっ!)( Oct. 7. 2003 )


 日経新聞によれば、マイクロソフトの古川副社長がネット家電用のOS(コンヒュータのオペレーション・システム)に、日の丸OSの“トロン”と融合するため、東大の坂村教授の主宰する「T−エンジンフォーラム」と共同で開発することを決めたとあります。

 ネット家電用OSでは、無償配布で自由に改良して相互に利用し合う“リナックス”の勢力が有力になってきており、独占OSのマイクロソフトでも、1社では対抗し得ないと判断したらしいが、ビル・ゲイツ会長もOKしたと言うから、やはり“トロン”の将来性を見ていたのかもしれない。既に述べたように、“Bトロン(ビジネス・トロン)”の初期ファンとして、自分のパソコンに搭載して、Bトロンの時代が到来するのを、今か今かと待ち望んでいた私としては、やっと“ウインドウズ”と対等に(?)評価されたことは、ご同慶の至りである。

 まあ、坂村教授に言わせれば、認められるのが当然で、“トロン”の方が優秀で自由度の高いOSであって、パソコン以外では国内のあらゆる分野で活躍しているが、これからの時代は、1社独占ではなく、お互いが補完しあってより優れたOSに進化させて、グローバルに成長していくことが必要だと考えて提携を決心されたのであろう。
「勝者がすべてを得る形の競争は終わり、競争しながら強調する時代が到来したと確信している。そのため選択肢は多い方が望ましい」との坂村教授の言葉にうなづける。

 “日の丸OS・トロン”の将来に幸あれ!! ( Oct. 3. 2003 )


 北海道十勝沖地震は、大変大きな被害となりましたね。多くの人がケガをされたり、中には亡くなった人や行方のわからない方もあるようですが、こころよりお見舞い申し上げます。テレビで河口を遡る津波の波頭を見ましたが、以前見た中国の黄河の逆流を見るようで、恐ろしくなりました。家屋の倒壊や道路の地割れなどもひどい様子です。えりも町などは、地震で東南方向に80cm近くも移動したそうですから驚きです。

 地震や津波への警戒心が足りなかったとかで、多くの被害が発生したようですが、火事などと違って突然にやってくるし、瞬間的ですから、余程訓練したり意識を高めておかないと、いざと言うときに役に立ちません。我が家も立退きで新しい家に引っ越したばかりで、家具などの地震対策にも手をつけていません。何しろ安普請のため壁がPCボードのために釘が効きませんので厄介です。早急に何とか手を打たないと、東海大地震や相模沖地震、山北直下型地震等、地震の巣になっているのですから、いつ何時地震に襲われても不思議ではありませんからねぇ! ところで、貴方の家の地震対策は大丈夫でしょうねぇ? 何ッ? 築40年だから、もう壊れ掛かっているって? じゃあ、大丈夫だ??? それって、冗談?

 また、気象庁の発表によると、富士山で陥没個所が4箇所も発見され、噴煙(気)の上がっているところも3箇所見つかっているとかで、すわ富士山の噴火の前兆ではないか(?)と心配になっています。富士山が噴火したら、それこそ蒸し焼きになって、ボンペイを再現するようになるかもしれません。しかし今更、逃げるわけにも、引越しするわけにもいきませんから、何とか対策を講じないといけません。冗談を言っている場合ではありませんぞ! 阪神タイガースの優勝どころではありません。宿敵“巨人ジャイアンツ”の原監督の辞任を嘆いたり、憤ったりしているどころではありませんぞ! すぐにでも地震対策や危機管理の強化を!!! “備え有れば憂いなし”むろん、私めも早速やりますとも! ( Sept. 28. 2003 )


 星野阪神タイガースが、やっとのことで優勝を果たしました。最後のほうで連敗が続きモタモタして、今日か明日かと気を持たせた末、やっと優勝に辿り着いたという感じです。

 星野監督は、優勝の胴上げはホームグランドの甲子園だと心に決めていたと言いますが、自力優勝ではなく、試合中のヤクルトが、横浜に敗れるのを今か今かと甲子園で待って、他力本願の優勝胴上げとなりました。見ている方もやれやれと疲れがドッと出てしまいました。18年前の優勝に比べて、何となく勢いがありませんねぇ。気抜けしています。それもそうです、まだまだ試合が残っています。ちょっと早すぎたのですねぇ!

 18年前の優勝時には、その年の暮れに、新年恒例の年賀状に、タイガースの帽子とウイニング・ボールをデザインしたのを覚えています。我が家の毎年の年賀状デザイン集を引っ張り出してきました。ありました、有りましたッ!!! 1986年の年賀ハガキの図案です。これを見ると、その年には、まだパソコンが登場していません。登場するのは、今はもう製造中止となってしまったワープロの未来型(?)です。その頃は、液晶の文字の表示部分が1,2行しかありませんでしたから、もう少し大きな液晶表示が折りたたみ収納式になることを夢見ている図案となっています。古く懐かしい時代ですねぇ! そう言えば、その頃はマイコン時代で、子ども達とBASIC言語を使って、ゲームのプログラムを一緒に作って遊んでいましたっけ?

 今や、パソコンはおろか、携帯電話にデジカメが搭載されて、インターネットも何のその、テレビ電話顔負けのモバイル通信時代ですからねぇ! 隔世の感がします。この次の阪神タイガース優勝時には、世の中どうなっているんでしょうか??(そんな先のこと心配するな、もうその頃は、天国の花園生活を楽しんでいるんじゃろ!/そんなぁ!!)( Sept. 18. 2003 )


 オール一本勝ち、井上康生選手、金メダル!!! “世界柔道2003”の決勝戦を見ましたか? 本当の“日本柔道”は、この人しかいません! 勝負とは、一本を取るか取られるかなのです。阿武教子選手も辛うじて金メダルとなりましたが、決勝戦で、彼女はどんな技で相手を倒しましたか? “勝ちは勝ち”だと言うかもしれません。しかし、“日本柔道”には“判定勝ち”はありません! 巌流島の宮本武蔵を見て下さい! 試合と言うのは真剣勝負なのです。どちらかが倒れるまで勝負は続くのです。私も若い時には柔道の選手として幾度か試合に臨みました。4分間の試合時間で勝負がつかなければ延長戦になります。最後は体力勝負です。それが柔道だったのです。

 今の柔道は“国際柔道”と言って、相手により多くの反則点や指導点をつければ、自分の技が未熟でも“試合に勝てる”のです。技が互角だからと言って、引き分けもありません。だから、組み手争いと体力(腕力?)勝負となるのです。それを、技に差がないからだという言い訳にしているのではないですか? だから、井上康生選手のオール一本勝ちは快挙であり、柔道が新鮮に見えるのです。決勝の技は“払い巻き込み腰”という変化技です。あんな姿勢から、よくもまあ投げられますねぇ! よっぽど足腰が強くて、重心が安定していないと、自分自身の姿勢が保てませんょ。正に“神技”ですねぇ!!

 ところが話し変わって、阪神、ヤクルト戦、何と4時間を越す大試合(?)。見ている方も疲れるねぇ! テレビの電気代、二酸化炭素の排出量も気になるし…。(お前、ねぇ! そんなに気になるのなら、テレビ消せよ!!/だってぇ、日本の景気浮揚も阪神の優勝次第だって言うし…/勝手にしろッ!! )ついに延長12回、7:7で引き分け!! 神宮球場での阪神タイガースの優勝、胴上げ阻止(去年の阪神がそうだったねぇ!)とのヤクルトの執念が実ったか? 同日、広島が中日に延長10回、4:3、サヨナラで4位浮上。阪神は“マジック2”のまま、優勝は、おあづけ! 星野阪神タイガースも、“ハンシン不随”の夏ばてか? ( Sept. 12. 2003 )


 朝はすっかり涼しくなって、肌寒い気候の変化に驚いています。一体、暑さの夏はどうなったのでしょう? 梅雨明け宣言も待たず、夏を通り越して秋の気配でしょうか? もう赤とんぼ(アキアカネ)が群れ飛んでいます。

 天気予報もさっぱりで、当てになりません。晴れだと思えば雨が降り、雨かと思えば日が射して、畑仕事もできようと言うもの。気まぐれお天気は、やっぱり天気予報士なる変な資格を創った気象庁のせいか? はたまた、お天気衛星“ヒマワリ”の故障で、アメリカの衛星を借りての天気予報が、アメちゃんのデータでは日本の気候に合わないってこともあるのではなかろうかと、変な詮索をしているこの頃です。

 ところで、新聞報道によると、南極上空のオゾンホールが8月下旬に急速に拡大し、過去最大だった2000年の状況に迫る大きさになっているとか。オゾンホールはフロンガス等の排出が影響していると言われていますが、地球温暖化も大きな影響を及ぼすと言われています。しかし、「日経サイエンス」の10月号には、この問題についてアメリカでは、一部の科学者が“人間の工業活動によって地球の温暖化が起きている事実はない”としていて、それらが政治的意図によってなされた研究報告ではないかと熱い議論がなされている。

 温暖化防止京都会議の批准を放棄させたアメリカの産業界では、イラクへの武力行使が石油のためだったりするわけですから、先だってのニューヨーク大停電騒動の沈静化やら、化石燃料の消費が増大する経済政策で政権を死守したいブッシュ大統領にとって、オゾンホールの議論や“地球温暖化防止”は目の上のコブに違いない。

 それはそれとして、こう天候不順が続くと、我が家の太陽光発電の能力も低下して、温暖化防止どころか、我が家の家計が圧迫されてますッ!(7,8月は、まったく〜持ち出しですょ!)この天気、何とかして〜ッ!!! ( Sept. 8. 2003 )


 6万年に1回の火星大接近(5576万km)とかで、物置に埃まみれになっていた天体望遠鏡を引っ張り出して組み立てました。昔、注文製作してもらった1200mmの屈折式天体望遠鏡です。長い間使わなかったせいで、レンズがカビとホコリだらけで使い物になりません。先ずはレンズの分解掃除から始めました。

 やっと20mmの接眼レンズで覗いてみました。見えます、見えます、真っ赤な火星が視野に入ってきました。対物レンズが1200mm、接眼レンズが20mmですから、60倍です。さすがに60倍では2mm位の大きさですから、細かい様子は観察できません。高倍率の6mmの接眼レンズは汚れがひどいためか鮮明に見えません。明日は大接近の8月27日だと言うのに、まるでダメです。6mmの接眼レンズを分解してアルコールで丁寧に洗浄しました。何度も組み立て直して調整です。ところが、肝心の天気が下り坂で観測不可能になってしまいました。少し良くなっても雲が多くて、一瞬しか見えません。自動追尾装置ではないため星を追っかけるのが精一杯で、レンズの調整までは間に合いません。(手が三本欲しいッ!)やっと31日の深夜に観測成功しました。200倍ですから、6mm程の大きさになって、やっと白い極冠らしきものや、火星表面の縞模様が観測できました。感動の瞬間です!

 6万年に一回とは言っても最接近の場合で、「日経サイエンス」10月号によれば、2001年6月22日に、6734万kmに接近していますし、2005年12月19日には、6942万kmまで接近します。それに、今回も前後1ヵ月位は、十分観測が可能です。天体望遠鏡をお持ちの方も、そうでない方も(急いで200倍以上の天体望遠鏡を買いに走りましょう!/品切れですって? 残念ッ!! 2年先に又、お会いしましょう! それまで元気でいてねッ!!)、是非、深夜の空を覗いてみて下さい。世間の煩わしさを忘れてしまいますよ! ( Sept. 2. 2003 )


 イラクで、キャナル・ホテルに置かれた国連本部が何者かに爆破され、国連のデメロ特別代表をはじめ20人が死亡し、100人以上の負傷者が出ている模様です。

 イラク国内では、今も爆弾テロやアメリカ軍に対する銃撃が頻発しているそうで、イラクの大量破壊兵器撲滅を掲げたアメリカの武力行使の傷跡は益々深刻さを増しています。その抵抗が、国連事務所の爆破までエスカレートしてくると、問題は重大です。テロが無差別化する危険が考えられます。
 アメリカは、同時テロで失われた一般人の命とイラク攻撃で失われたイラクの人々の命の尊さを同等には考えてはいません。更には、国連決議を無視した武力攻撃を不当だとも考えていませんし、イラクの国土を破壊したことも、大量破壊兵器撲滅やフセイン政権の壊滅を理由にして、イラクへの武力行使を正当化しています。その結果が今回の国連をも標的にしたテロを誘発しているのです。ゲリラ戦やテロによる反撃は止まるところが無いでしょう。過去のいくつかの戦争で実証済みではないでしょうか?

 武力では何も解決しないことを肝に銘ずべきではないでしょうか? 直接武力行使に参加したアメリカやイギリスだけの責任ではありません。(戦争の)後方支援を表明している日本にも大きな責任があります。それを決定した小泉内閣や国会の責任も免れません。早急にイラクの戦後処理を完結させなければなりません。私もアフガニスタンやイラクへの緊急援助にunicefやFOSTER・PLAN協会を通じて協力してはいますが、これはお金の問題ではありません。アメリカの武力行使を未然に防止できなかった私たち全ての責任です。世界中の全ての国、全ての人が“NO! WAR”と声をあげなければなりません!! 地球上から戦争や紛争を無くし、自然との共存と世界平和を目指して、国連NGOネットワーク『地球村』の提唱する、国連を中心とした、『地球市民国連』を一時も早く立ち上げなければなりません! ( Aug.22. 2003 )


 今日八月九日は、長崎に原爆が投下され、一瞬にして七万余の人が爆死し、六万人余の人が原爆の放射能の後遺症の犠牲になったのです。あれからもう58年も経ったのです。その悲惨さは、もう原爆記念館でしか知ることはできなくなってきています。世界にその現実を訴え、史実を語り継いできた人達も、長い年月を経てもう少なくなってしまいました。しかし、世界に平和が訪れるまで、いつまでも語り継いで行かなければなりません。平和ボケしている日本人にも、しっかりと再認識してもらう必要を、とても強く感じています。

 伊藤長崎市長の平和宣言は、イラクに武力行使をし、更に核実験までも再開することを示唆したブッシュ政権を名指しで批判した、力強い、とても素晴らしい宣言でした。それに比べ、小泉首相の挨拶は、一応核廃絶を目指すとは言うものの、とても歯切れの悪いものでした。国連の決議を経ないアメリカのイラク攻撃を支持したのですからね。

 今年の原爆被災者の代表は、5才のときに爆心地から5キロのところで被爆した聾唖者の山崎栄子さんの手話による生々しい体験談と平和への願いでした。素晴らしい語り口で、この前訪れた広島の原爆記念館の展示に涙したことをおもいだし、まぶたが熱くなりました。
先日、奉納された千羽鶴を燃やして鬱憤を晴らしていた男が、逮捕されたと報道されていましたが、自分のことしか考えないバカな人間が絶えないのは、悲しいですね。

 こんなことをつぶやいていること自体、虚しい気がしています。命の大切さをどうしたら知ってもらえるのでしょうか? ( Aug. 9. 2003 )


 ビオラの演奏会に行ってきました。とは言っても、昔、ご近所だった知り合いのご息女が、今は、ビオラ片手に世界中を演奏して回る有名人なのです。私たちの長男と同級生だった関係で、その演奏会に招待していただいたのです。

 バイオリンの演奏については、既に何度もこのつぶやき欄で登場してきていますが、バイオリンの兄貴分のビオラは、一度位しか登場していません。ビオラと聞けば男性的に思うでしょうが、このソリストは女性なのです。現在はドイツに住んでいて、今回はサイトウキネンオーケストラの演奏会に参加するためにドイツから帰国されたようです。

 バイオリンでは、ご存知、庄司沙矢香さんが一番のごひいきの私ですが、ビオラも素晴らしいものですねぇ。バイオリンの繊細さと比較すれば、ビオラのそれは重厚さとでも言いましょうか、庄司沙矢香さんは、ほっそり可愛い20才ですが、朋子ちゃん(小さい時からそう呼んでいるので、今更、蟻生朋子女史とも言えません)は、既にご主人持ちのうん十歳の堂々とした体躯の持ち主ですから、ビオラの音色にも落ち着きがあり対照的ですねぇ。これも演奏力といいましょうか、こんな繊細な音がどうして? と思えるくらい素晴らしい演奏ですっかり堪能しました。

 朋子ちゃんの経歴は、1988年に奨学生としてシュトゥッツガルト国立音楽大学に留学。 1989年にフランスのモーリス・ビュー国際ビオラコンクール2位。ミュンヘン国際コンクールビオラ部門3位。1991年のレオネル・ターティスト国際ビオラコンクールで2位(1位該当者ナシ)。1990年よりシュトゥッツガルト国立歌劇場管弦楽団のソロ・ビオラ奏者として現在に至る。サイトウキネンオーケストラのメンバーとしても活躍中です。

 今回の演奏会の曲目は、バッハの無伴奏チェロ組曲の3,5番と、レーガーの無伴奏ビオラのための組曲2番、ヒンデミットの無伴奏ビオラソナタ作品25-1で、かなり難しい演奏曲だそうですが、何の苦もなくスムーズに弾いているように見えました。ここのところ演奏会から遠ざかっていましたので、久しぶりに命の洗濯をしたような気がします。猛暑の夏も、無伴奏ソロでもゆっくり楽しめば、暑さも忘れ、この上ない幸せですねぇ。

 うちの長男も次男もシンセのキーボードやドラムを叩いておりますが、それぞれ趣味の域を脱しません。しかし、厳しい企業戦士の息抜きには、必要不可欠のようですねぇ。わたしめには、過酷な粗大ゴミ扱いのストレス開放のために、やっぱり音楽は必需品です。長山洋子ちゃ〜ん、濡れ落ち葉族の星、ガンバッてね。(何てこっちゃ!)( Aug. 5. 2003 )


 フィリピンのマグサイサイ財団から、今年のマグサイサイ賞に日本からは、アブガニスタンなどで医療活動に取組む中村哲氏(ペシャワールの会)と砂漠の緑化活動に取組む遠山正瑛氏(日本砂漠緑化実践協会)が選ばれたと、日経新聞で報道されています。両氏とも国際的に貢献するボランティアで、広く世界にその名を知られていますが、お膝元の日本ではあまり著名ではないのかも知れません。海外の発展途上国や戦争被災国で、命を張って復興支援や医療援助を続けておられるこれらのNGOやNPOに属するボランティアの方々の活動には頭が下がります。(私のように、口だけで実践が伴わない評論家ぶってる人間は、大きな口はたたけませんが…)

 例え多くの人に良く知られていても、日本で正当に評価されないのは、ノーベル賞の受賞者も同じではないでしょうか? 春秋に行われる叙勲の受賞者を見ても、何故か、政治家と国家公務員である大学の先生方、官庁のお偉方が相変わらず多い。と言ってもお年寄りの順番待ちでしょうか? 一般人では、時々辞退する人はいても、これらの人は辞退したという話しは聞いたことがありません。

 以前、自民党が栄典制度の見直しをして、政治家や公務員に偏る弊害を無くそうと言っていたようですが、該当する老齢の実力者(何の実力なのかは分かりませんが…)の圧力もあってか、結局は、政治家や公務員を別の授賞区分にすることで、相も変わらず政治家が上位を独占しています。長い期間一生懸命働いたら勲章が貰えるのなら、お百姓やサラリーマンは全員授賞対象なのではないでしょうか?(いやいや、人に嫌われるほど長生きしなきゃぁ順番がこないょ!) 政治家などは、逆に長い期間政治家であるからこそ、利権構造に組して悪いことをするわけで、一期四年で著しい業績を上げた議員こそ選ばれる権利があるのではないかとも思っています。

 政治家や公務員が、無料奉仕のボランティアで長い間の活動実績があるのなら、“ご苦労さん”と褒賞を受けるのなら分かりますが、働き以上の給料をもらって、どこかの知事さんのように、業者(親戚、縁者だったりして)と結託して更に私腹を肥やし、その上、栄誉の称号とはチャンチャラおかしいとは思いませんか? 貴方だって授賞の対象になれるのではないですか? 何? 勲章なんか要らないって? なるほど“先生と言われるほどのバカじゃなし”ですか。(でも、一度バカとなってみたいねぇ/お前って、ホントにバカだねぇ!/なるほど)
 何と言っても、真の実力によるオリンピックのメダルほどの値打ちは無いからねぇ! でも、孫のオモチャにはなるかもねッ。( July. 31. 2003 )


 15:3。中日に大敗を喫した阪神タイガース。一体どうなってんの? 調子よく優勝街道をつっぱしっているはずの阪神タイガースが、まさかの大敗! 世の中、猛虎フィーバーを当て込んで色々企画しているのに、まさかの不安材料を提供しないでちょうだいっ! 一発当てが外れたら儲けが借金に反転するんですからねッ! 道頓堀の川浚いまで無駄になってしまうんですよ。(もともと川の浄化計画があったと聞きましたが…/いやいや、優勝の前に飛び込む練習のためですよ!/なるほど、危険物の事前処理ですか)

 バルセロナの世界水泳では、日本の選手も頑張っていますねぇ。シンクロは自由演技でロシアチームに及ばず優勝は逸しましたが、素晴らしかったですねぇ! 得点差は問題ではないでしょう。新しい技への挑戦意欲を評価したいですねぇ。
 また、平泳ぎの北島康介選手の100m,200mの2種目、世界新での優勝は快挙ですねぇ! インタビューでの彼の自信に満ちた言葉を聞いていますと、世界新が出て当たり前のような気がしてきます。イメージ・トレーニングとよく言われますが、自らの意識が全てを左右しているのですねぇ!

 私も、最近は水泳とも疎遠になっていますが、また市の体育センターへ練習に行こうかなぁと考えていますが…(それこそ、年寄りの冷や水だ!/いやいや、温水プールなんですょ。)せいぜい25m位までで、100mまで続けて泳ぐのはとてもムリですねぇ。

 話しは変わりますが、宮城北部地震は大変な被害ですねぇ。まだまだ大きな余震が続いているようですし、予断は許せませんが、これ以上被害が拡大しないよう祈っています。被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 今回も、土石流などによる被害は、相変わらず人災のような気がします。治山治水の工事が、逆に自然災害時の被害を大きくしているのではないでしょうか? 新聞によりますと、事前に被害の発生が予測されて、対策を要請されていたと言いますから、責任の所在をはっきりさせたいものですねぇ。今回の地震だけでなく、今までの自然災害などでも、予防・対策を怠っていて、被害が大きくなっているように感じます。
 他人事ではありません。関東・東海大地震も心配されています。各自治体には、至急、危険予測個所の再点検・対策をお願いしたいですね。私たち市民も各家庭での見直し・点検を行い、予防・対策を怠らずやりましょう。( July. 27. 2003 )


 日経新聞によれば、ソニーが90億円を投資してフルカラー有機EL( Electroluminesence)を来春から量産するとあります。

 エレクトロルミネッセンスについては、年配の方はよくご存知かと思いますが、私にとっても懐かしい思い出があります。もう30年以上も経つのでしょうか? 蛍光灯に代わる面光源として華々しくデビューしたのが、仄かに緑色に光るELライトと呼ばれる、常夜灯や廊下や階段の足元を照らすのに使われる板状の光源でした。さっそく購入しましたが、黄緑色の発光色で、光の強さも夜の暗闇でやっと分かる程度でしたから、光源として使えるまでにはいきませんでした。ELの原理は、1936年にG.Destriauが二枚の電極の間に蛍光物質をはさんで交流電圧を加えると発光することを発見していますが、実用化されたELは無機ELと呼ばれて、鉄板の電極と透明電極の間に硫化亜鉛(ZnS)などの無機化合物が挟まれていて、100Vの電圧をかけると発光するというものでした。この手軽に使えることを利用して記念写真のサイドプリントの光源として試作し、新しく設計した迅速写真自動プリンタに組み込んで、昭和43年(1968)の札幌ビジネスショウに出品し好評を博しました。残念ながら商品化にはなりませんでしたが、ビジネスショウで設計者として技術説明員というまたとない経験をしました。

 ELはその後有機ELという形で研究が進み、液晶に代わるディスプレー装置として注目され、カラー化も進み、既に携帯電話の表示画面には使用されるようになりました。まだテレビやパソコンの画面ほどの大きさのものは実用化されていませんが、有機ELは液晶やプラズマテレビのようなディスプレーだけでなく、白色は無論、全ての色や明るさが自由に作り出せるので、面光源としても有望です。またペラペラなシート状にできるので、発光するポスターや電子ペーパーに動画も表示できる全く新しい商品として、将来は非常に明るいのです。
 近い将来、テレビやパソコン、また照明や看板なども今とは全く違った形になるかも知れません。映画などもスクリーンに投影するのではなく、スクリーン自身が発光して動画を表示するようになるでしょう。

 有機ELについての詳しい事情や技術的なことについては、その開発者であり、日本の国家プロジェクトのリーダーでもある城戸淳二博士の「有機ELのすべて」(日本実業出版社刊)を参照下さい。( July. 21. 2003 )


 最近とくに未成年の犯罪が増加していて、それも傷害致死、暴行殺人などの凶悪犯罪が問題になっていますね。駿ちゃんの事件のように、その加害者が12才の小学六年生だと、被害者側も加害者側も、それを防止する手立てが見つかりません。これらは小さい時の生活環境が大きく影響しているのかもしれませんが、幼児教育や親の躾が問題になっても、これを実際に対策しようとすると大きな壁にぶつかってしまいます。

 ただ単に当事者の問題として片付けるには抵抗があります。現在の社会情勢を綿密に見なおす必要があると思います。埼玉県の土屋知事辻元前議員の政策秘書の給料搾取(?)などにも関係する政治家の退廃、インターネットやケイタイなどの出会い系サイトやE-mailで発生する犯罪、お金や物に執着し、常識を逸脱しても何とも思わない大人や若者たち。非行に歯止めが掛かりませんねぇ。コストダウンに専念し、顧客や働く人への優しさを忘れた経営者、仁術から算術に落ちぶれた医療関係者(算術を無視してボランティアとは申しませんが…)、青少年の育成に程遠い悪徳週刊誌やマスコミの倫理など、どれをとってみても大きな問題をかかえています。誰もが心をどこかに置き忘れているのではないでしょうか? 今こそ宗教を! と言うのはおこがましいでしょうか? “生きる”ということの本質を考えてほしいように思いますがねぇ! ( July. 19. 2003 )


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