「先日のジョン・ウェズリー・ハーディングの時」 9月25、26日、吉祥寺Star Pine's Cafeで行われたジョン・ウェズリー・ ハーディングとクリス・ヴォン・シュナイダーンの来日公演において、青山さんは 両日とも前座を務めた。当日のセットリストはコチラ。 [BACK] 「山下達郎とかさぁ、あれくらい理論的なことが言えたら」 達郎氏は新作発表時には、最早恒例とも言える全曲解説的なインタビューに 応じることが多い。「インタビューは苦手」と言う青山さんだが、名盤探訪や 全曲解説といった文章からも、音楽に対する熱意は十分感じていただけるだろう。 [BACK] 「ロック御三家」 原田真二、Char、ツイストの世良正則の3人をさして、そう呼んだ時期があった。 因みに三田明、西郷輝彦、船木一夫は「御三家」、西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎は 「新御三家」と呼ばれた。 [BACK] 「キリンジのお兄さん」 堀込高樹さん。 キリンジに関して青山さんは「ここまでやれる職人ソングライターが日本にいたとは 驚き。メロディーのなかにあるリズムにすごくきめ細かい配慮が行き届いていてスバ ラシイ。歌詞やタイトルも出色」と大絶賛している。 [BACK] 「お正月と云えば」、「炬燵」 はっぴいえんど「春よこい」の冒頭の一節。 尚、カーネーションは同曲を含むはっぴいえんどナンバー3曲をスタジオレコーディ ングしており、そのうち「春よこい」はシングル「恋するためにぼくは生まれてきた んだ」のカップリングとして、「はいからはくち」はアルバム"Love Sculputure"の 特典CDとして日の目を見た。 [BACK] 「自分もコタツって使っちゃったけど」 恐らく、グランドファーザーズ時代の"Slit No.1"のことだと思われる。 [BACK] 「木綿のハンカチーフ」なんか、構造が凄く変わってますよね 『はっぴいえんど伝説』(萩原健太著、シンコーミュージック)からの抜粋。 「一九七六年に発売された「木綿のハンカチーフ」は、八つのパラグラフから 成っている。歌詞は四番まで。その一番一番が、それぞれ二つのパラグラフに 分かれている。(中略)当時、ふつうの歌謡曲が通常二ハーフ、つまり二番まで 歌詞があって、サビがある、という形式をとっていたことから考えると、これは かなり大胆なアプローチだった。 [BACK] 初日の「ウオンチュ〜」 「風待ミーティング」初日での南佳孝「スローなブギにしてくれ」のこと。 オリジネイターの強味というか、この1フレーズだけでイベント前半の盛り上がりを 全てかっさらっていった。 [BACK] 「最近森川美穂さんのアルバムをやりましたよ」 彼女のニューアルバム"LOST& FOUND"で、青山さんは2曲を手がけている。 [BACK] 「五島(良子)さんの時は歌詞の依頼だったじゃないですか」 青山さんは、五島さんのアルバム「PIERCED」「The Musical Chimes」に参加。 BM'sごと参加している2曲を中心に曲関係はアレンジのみの参加で、基本的に 歌詞を提供している。詳しくはコチラを参照のこと。 "PIERCED" [BACK] 「スガシカオがSMAPをやったりとか。今度オリジナルラヴがV6の曲を 作るらしいですよ」 スガシカオは大ヒット曲「夜空ノムコウ」を筆頭(「夜空〜」は作詞のみ)に SMAPに数曲提供している。オリジナルラヴ(田島貴男)は最近V6の「野性の花」の 作、編曲を手がけた。 [BACK] 湾岸スタジオ 羽田空港近くの工業地帯にある鈴木博文邸に設置 されたレコーディングスタジオ。 博文氏主催のメトロトロンレコード所属アーティ ストの諸作や、ムーンライダーズの作品などなど、 ここで生まれた名作、傑作は数知れない。 (写真は1987年当時)
[BACK] 「サンレコ」の解説のような 「サウンド&レコーディング」誌に掲載されるような、機材や楽器の特性などに 重きをおいた解説を差す。 [BACK] 「この前に出たスタジオ作がありましてですね、それは全然良くなかった んですよ」 ここで紹介されている作品の前のスタジオ作というと、セルフカバー集である "Recovered"にあたるが、実は青山さんは勘違いをしている。詳しくはココを 参照していただくとして(ここの記述も間違い:笑)、恐らく良くなかったと いうのは"Recovered"の前のスタジオ作、かと思われる。 [BACK] 「4月にいい思いさせてもらったってのもあるし」 詳しくはコチラで。 [BACK] 「ラリー・ジョン・マクナリーって人の新しいのも良かったなあ」 1999年7月にリリースされた『ダンデライオン・ソウル』のこと。 パフォーマーより寧ろソングライターとして知られる彼は、19年のキャリアの 中で5枚の作品しか発表していない寡作家である。 "DANDELION SOUL" [BACK] 「次回、ちょっとそのカバーを演ろうと思ってるんですけど」 12月14日のライブでは、夕焼け楽団の「チャイナタウン・ブルース」をカバー した。オリジナルは"DIXIE FEVER"('77)に収録されている。 [BACK] 「宇宙船レッドドワーフ」 正しくは「宇宙船レッド・ドワーフ号」(原題:"Red Dwarf")。BBC制作の 30分のSFコメディードラマで、日本では1998年10月〜1999年11月まで NHK総合で「Mr.ビーン」の後番組として放送されていた。 [BACK] 「ペット百科」とか好きですよ フジテレビ系列で毎週月〜金曜日午前11時25分から放送されている5分番組。 青山さんが言ってる「金曜の猫のお医者さん」は吉川康一先生といい、浦和の 開業医だそう。 [BACK] 「ジョニ・ミッチェルのビデオ観たって言ったじゃないですか」 4月のインタビューで「ディランのライブ」と書いているのは、当方の勘違い。 正しくはジョニ・ミッチェルのビデオ(多分"AN EVENING WITH JONI MITCHELL") についての話題だった。上記会話はそれを受けてのこと。 [BACK] 「本があったんですよ、『EQ』の」 「人の能力はIQでは測れない。人生に成功するかどうかを決めるのはEQ(心の 知能指数)である」という心理学博士ゴールマンの提唱は、またたく間に世界中に 広がり、結果、様々な文献が出版されている。 [BACK] 「船村さんって「スナッキーで踊ろう」を書いた方ですよね?」 勿論それだけじゃありません(笑)。 北島三郎、森進一、美空ひばりなど、最早説明不要のビッグネームを手がける 演歌界の超大御所作曲家で、その作曲数は延べ3,000曲を超えるといわれている。 これだけ書いてれば、中に「夢のハワイで盆踊り」('64)なんていう珍曲があっ ても不思議ではない。日本作曲家協会会長、JASRAC常任理事などの肩書きも持つ。 [BACK]