緑内障の手術の時に担当の先生と話をしていて、焦点が可変のズームレンズの眼内レンズがあれば良いのではないかと言いましたら、「そんな便利な眼内レンズはできないよ!」と一笑に付されてしまいましたが、最近の日経新聞に、「眼内レンズで、レンズに埋め込んだICチップを使い、ピント調節できる製品を開発している米国のエレンザ社に伊藤忠商事が出資する」ようだという記事がありました。すでに試作品が完成しており実証試験を経て、2014年には日本でも販売される計画だそうですから、私の考えもまんざら不可能ではなかったようで、これから手術を予定している人には朗報かも知れませんねえ!
残念ながら、今までに単眼レンズで手術してしまった方は、レンズだけ交換するという手術は無理なようですから、外付けのズーム双眼鏡を特注するしか方法がないようですねぇ! 技術は進みますから、きっとズームできる眼鏡が開発されるかも知れませんよ!(出来るって本当?/文責はtommyさんにはありません。念のため!)エレンザ社の技術次第ですから、まあ当てにせず、待ちましょうね。( May 6. 2011 )
緑内障になってしまいますと、目の神経が徐々に破壊されて、視野狭窄といわれる視野に障害が起こりお終いには目が見えなくなってしまうのです。視神経は一旦壊れると再生できないので、緑内障になると、視神経の破壊が進まないように眼圧を下げて、維持しなければなりません。私の場合、上昇した眼圧 30mmHg を正常眼圧の範囲、すなわち 10〜21mmHg の範囲内に戻さなければなりません。ところが、そう簡単に眼圧をコントロールできるわけではありません。眼球には神経や血管が通っているわけではありませんので、局部的に注射などで薬剤を注入できないのです。そのため、目薬(点眼薬)で直接目に滴下して自然に吸収するのを待つしかないのです。静脈注射や内服薬も用いますが、これらは、薬剤が目だけでなく、全身に回ってしまうため副作用が発生し、連続して用いるのは危険があるのです。むろん、点眼薬でも同じで、鼻腔に漏れたものが体内に吸収されるので、必要以上に滴下しないよう注意が必要です。一度に目が吸収できる量は、50マイクロリットル位だと言われていますので、一滴以上滴下しても意味ありません。
その他に、眼圧を下げる方法は、目の中を循環している房水を排出されやすくするバイパスを作る切開手術やレーザーで排出口を開ける手術などがありますが、これなども、的確に眼圧をコントロールできるものではありません。それ故、医師から切開手術を奨められましたが、不安があったため“セカンドオピニヨン制度”を利用して、東京にある眼科専門病院の医師の意見を聞くことにしました。
その結果、「切開手術は術後の目の管理が難しいので推奨できない。あくまで点眼薬主体でコントロールすることが望ましい」との意見でした。しかし、付属病院の医師側は、あくまでバイパス手術にこだわり、それが最適であるとの主張でした。既に手術の予約も取ってあるので、キャンセルすると、次回の予約はずっと先に延期されるので難しいというのです。
“セカンドオピニヨン制度”に期待していましたが、実際には、かかりつけの医師の意見を無視することは難しいことが分りました。もう、この手術の結果に賭けるしかありません。幸い右目の白内障の手術は成功しているので、最悪の事態は免れるでしょう。
程なく手術の日が来ました。絶対大丈夫と言う医師の言葉を信じるしかありません。手術は特に問題なく終了しました。執刀医の教授も巧くいったとご機嫌でした。一応手術は成功したのです。
手術後の眼圧は 5〜6と言うことで、少し低めだが大丈夫だろうと担当医の言葉です。ところが次の日になって、突然眼圧が2に低下してしまったのです。原因は、眼球の中の硝子体(ゲル状の部分)が収縮し、眼球とその内部に張り付いている網膜及び脈絡膜が剥がれたのです。眼球と脈絡膜との間に隙間が出来、網膜が変形してしまったため目が見えなくなってしまいました。
その後の視力の回復のための戦いは想像を超えるものでした。視力が回復できるかどうかは分らないのです。少なくとも手術前は視力は正常だったのですから…。執刀医の教授の話では、手術後一週間、長くても二週間で退院できるとのことだったのです。それが視力を失ってしまったわけですから、その落胆は言葉に表せません。しかし、ジタバタしたってしょうがないのです。何としても視力が回復することを祈るしかありません。それからは、毎日の処置と検査の結果を詳細に記録することにしました。
当然私も目の病気に関する本を購入したり、医療関係の文献をコピーして持ってきましたから、結果として顕れる症状をいくらかでも判定できるのです。そして、処置と検査結果については担当医と議論できるのです。これが功を奏しました。視力は正常に回復しませんでしたが、希望は捨てませんでした。結果が悪い方向に推移しなければ、希望が持てるはずです。己の治癒力を信じることです。
2週間近く経ちましたが、一向に視力は回復しません。わずかに視界は広がってきましたが、景色が歪んで見えます。特にタテの線がグニャグニャ曲がって見え、ヨコの線は細切れに段差が生じているのです。院内の壁の格子状のタイルの目地、窓の外に張り巡らされているロープの網目などをアムスラーチャートに見立てて、像の歪が黄斑変性でないか担当医師に確認しました。確かに黄斑部の近くに変形はあるが、黄斑変性症ではなく、眼圧が上がってきて眼球に網膜と脈絡膜が密着すれば歪はなくなるだろうとの見解です。
しかし、症状の改善は明確でなく、眼圧のコントロールもなかなか巧くいきません。入院していても変化は少ないし、これと言った処置も無いし、退院の見込みもハッキリしません。それ故、退院して外来診療に切り替える決心をしました。その旨を担当医に話したところ、執刀医の教授回診で退院をイヤイヤ了承されました。すぐに退院できる状態ではないというので、担当医と相談して、丁度、眼圧の上昇カーブが上限近くになってきていたので、直ちに眼圧を低下させる点眼薬の処方に切り替えてもらいました。
担当医は点眼薬に切り替えることを渋りましたが、当方が責任を持つということで、即、切り替えを行いました。幸い、それが功を奏して、3日位経って眼圧は正常値に安定してきたのです。入院は既に1ヵ月になっていました。視力は不完全ですが、体力は衰えていませんので、退院しても通院に支障はありませんでした。
H21.7.12の退院から、もうすぐ9ケ月になります。視力はあまり良くなってはいませんが、像の歪はほとんど解消しました。眼圧は、退院時のまま点眼薬で安定しています。時々視野検査をして確認していますが、視野の変化はほとんどありません。視界は少し暗く、景色の鮮明度は低いのですが、右目が補ってくれています。左側の足元は見え難く、つまずいたり踏み外したりしやすいのですが、自動車を運転する場合は、足元が見えなくても大丈夫なので、左側方を助手席の妻に注意していてもらえば、昼間の運転は大丈夫になりました。但し、散歩や買い物、電車での通院などは足元を注意しないと転ぶ危険があります。
しかし、人間の回復力や脳の働きによる左右の視力の整合・コントロール能力は驚くべきものですねぇ! 人間の持つ能力を最大限に発揮して、これからも希望を持って生きていこうと思います。ご心配を頂いた皆様方には心から感謝申し上げます。
どうぞ、皆様方も、どんな状態になっても諦めることなく、自分の力を信じて、明日の希望に向かって前進しましょう!( April 5. 2010)
手術日が決定すると、手術に先だって身体の状態が手術に支障無いか診断を受けます。心電図検査、レントゲン検査、採血等が行われます。既往症、現在かかっている病気、服薬、アレルギーの有無などの申告をします。それによって必要な処置がとられます。
手術4日前から一日4回、抗菌剤の点眼を行います。
手術は、病院によって1〜5日の入院が必要になります。手術は点眼で局所麻酔を行いますが、私の場合のように眼球を固定するため球後麻酔注射を併用することもあります。
手術は、下図のように眼球を切開して、目の水晶体を超音波で破砕して吸引し、人工の眼内レンズを挿入します。レンズには細いバネが付いていて、空洞になった水晶体の袋の中にはめ込まれます。手術に要する時間は、病院や目の状態にも因りますが、速い場合は15〜30分位で完了する場合もありますが、私の場合は約60分かかりました。特に痛みも何も感じませんでした。顔にはシーツが掛けられていて手術の様子は見えませんでした。
入院無しの通院での手術も可能ですが、術後の安静や、一日4回3種類の点眼の実施など、自宅での実施が容易では無い事があり、入院の方が安全でしょう。退院後も点眼は最長4ヶ月位必要だそうです。これがとても大変な仕事です。退院後は、目を保護するため保護メガネを1ヶ月間着用します。手術した目を細菌による感染を防ぐため、洗顔や入浴はしばらくの間避けなければなりません。洗髪も出来ません。術後10日位に診察が行われて以降の日常生活方法などが決まります。
経過が良ければ、洗顔や入浴が許可され、洗髪も許可されるようになるでしょう。お酒や力仕事はしばらくの間は禁止です。人工レンズが安定するまでは、視力も安定しませんので十分注意する必要があります。私の場合は、手術後すぐは50p位に焦点が合っていましたが、だんだん変化して最終的には30p位で安定しています。(新聞が読みやすい短焦点距離のレンズを希望しましたので、遠くは見えません。通常は、遠くが見やすい焦点距離のレンズを入れます)
この時期に無茶をすると手術の失敗につながります。手術の傷が癒えるまでは慎重の上にも慎重さが必要だと思います。手術が上手く行かなかった人をよく聞きますが、多分、白内障の手術は局部的で簡単と思われているため、術後の手当てが不充分ではなかったかと考えます。目の手術は脳神経と密接な関連があるため十分注意が必要だと考えますし、挿入された人工レンズは固定されるまで安静が必要です。レンズがずれると視力が正常に出なくなる可能性があります。
以上で白内障の手術の概略は終りです。私の場合は、まだ左目の手術が完了していませんので、完了後の眼鏡の製作とその結果など、問題点が明らかになった時点でまたご報告しましょう。
白内障は紫外線が主な原因と考えられているので、現在UVカットフィルタの付いた保護メガネを継続して着用し、左目の白内障の進み具合を観察していますが、進行が抑制されていることは検知できません。医師によると私達高齢者の場合は、加齢性の白内障と言って、年齢と共に少しづつ白内障が進んでいくので、気付いた時から紫外線防止のメガネで予防する事は難しいとのことです。予防する方法や目の曇りを治療する方法(小型人工ズームレンズだって良いよねぇ…)が発見されれば、画期的で、ノーベル医学賞ものですがねぇ!( Oct. 14. 2008 )
手術までの間に色んな実験をして見ました。白内障は、加齢からくる目の水晶体の濁りが原因ですが、では何故濁ってくるのかということですが、これがよく解っていません。
一説では、紫外線によって水晶体が変質するというのです。一般に、水晶体の周辺から変質するのですが、中心部に変質が及ばない時には視力の低下はありません。(この時期には白内障の自覚はありません。濁りが中心部に及ぶと視力がだんだん低下し、景色が霞んで見えるようになります。また、水晶体の濁りにより目から入る光が散乱してまぶしく感じます。(この場合は、直径2〜3oの小穴“絞り”を通して景色を見ると霞みが軽減して見えます。これは被写界深度が深くなるせいもありますが、目の中心は濁りが少ないからだそうです)
反対に、目の中心部から水晶体が濁り始めると、目に入る光線が乱反射するために光がとてもまぶしく感じられます。視力は極端に低下し、小穴を通して見ても霞みは軽減されないでしょう。私の場合は前者に相当します。それ故、白内障の自覚が無かったのです。たまたま右目の近視度が強くて、だんだんメガネが合わなくなり、メガネを作り直そうとしてメガネ店で眼科へ行くように言われて、白内障だと診断されました。しかし、左目は何も不自由さを感じなかったために、白内障を信じませんでした。(これが手術の遅れる要因となりました)
白内障と診断されてから、視力や景色の見え方に注意を払うようになりました。すると、天気の良い朝早く、日の出の時に外の景色を見ると、何も霞んでいなくて綺麗に見えるのです。ところが、曇りの日や天井に蛍光灯が沢山点灯している会議室などに入ると、とたんにまぶしくなり、ひどい時には周囲の景色が見えなくなってしまうのです。これは、多分、太陽光が雲で乱反射したり、蛍光灯は水銀蒸気の輝線で蛍光体が光る原理のために、近紫外線が多く、かつ点光源でなく散光のために目に入る光が散乱するからではないかと考えました。
朝日の場合は、点光源に近いのと赤の光が強く紫外線が少ないのではないかと思います。それを確かめるためにカメラに使用するUVカットフィルタを装着して見ますと霞みが少なくなる事がわかりました。黒いプラスチック板に小穴を無数にあけた目隠しをして見ても、やはり霞みは軽減されましたが、目に入る光量が減少するために明るさが減じてしまいます。白内障が進むにつれて、これらの効果は薄れて来たようです。
それでは、白内障を予知する方法は無いのかと考えると、まだ白内障などと考えてもいないずっと以前、納戸で本を探していた時に、手にとって開いた本の活字の印刷がとても薄いなぁと感じました。その時、私は大きな声で妻を呼び“納戸に書籍を保管しておくと本の印刷インクが退色するのではないか”と言った事を覚えています。この現象は、既に白内障が発生し、目の水晶体が濁り始めていたせいではないかと、今となって初めて気づきました。そう言えば、パソコンで印刷する文章の文字も、朝の新聞の文字もかなり薄くなっていて、環境問題がうるさくなって来たので、印刷インクの濃さも加減して、インクの使用量を少なくしているのだと勝手に解釈していたのです。
もしも、紫外線が目に悪い影響を及ぼして白内障を発生しているとしたら、現在極地で観測されているオゾンホールの増大などが、地球に降り注ぐ紫外線や宇宙線の増大となって影響を及ぼしているのかも知れません。そうだとすると、現在の地球温暖化を含めた環境問題が大きな影響を与えている事になり、是非ともその解明が必要となってくるのではないかと思います。
今度、11月に左目の手術を行いますが、それまでに、もっと白内障の原因について調べたいと思っていますし( 下手な研究休むに似たりか?/暇人だねぇ!/毎日が日曜日だもんな)手術の実際と注意点などについても公開して、高齢者の皆さんの不安を解消したいと考えていますので、お楽しみに! ( Sept. 14. 2008 )
眼科で診てもらいましたら白内障で、手術をした方が良いとの診断でしたが、別に視野に曇りは感じないので(車の運転にも支障が無い)取りあえずメガネのレンズを合わせました。従来より左右の視力差が普通より大きく、左右の視力に合う度にすることは不可能だと言います。仕方が無いので、左目を車の運転用に度を合わせて、右目をほどほどにして貰いました。暫くはそれでもよかったのですが、その内に両目とも霞むようになって、新聞の文字はむろん、右目の視野も霞んできて車の運転もおぼつかなくなってしまいました。この間、一年で急激に白内障が進行した事になります。
白内障は原因が明確になっておらず、老化現象の一種で、紫外線を多く受ける事によって目のレンズが白濁してきて視野が霞むという現象だそうですが、最近の医術の進歩で、簡単に人工レンズを埋め込む事で解決がたやすく、手術する人が増加していると言います。しかし、老化現象と言っても、年をとっても白内障にならない人達も多く、単に紫外線の影響や老化現象と片付けるには無理があるのではないかと考えています。しかし、現実に視野が曇って新聞の文字も判読できなくなってくると、そのまま放って置くわけにもいかず、手術に踏み切るより方法が無いのですが、もっとはっきりした原因を追求してみたいのです。
紫外線の暴露による影響があるとしたら、雪国や漁業に携わる漁師の人達に多いはずだし、一日中外で仕事をしているタクシーやトラックの運転手に多いはずですが、そう言う話も余り聞きません。老化現象と言いますが、聞くところによると40歳位から60歳位で白内障の手術をしている人の方が多い気もします。
明日、白内障の手術の日程を決めるために東海大の病院に行きますので、この疑問を晴らせればお伝えしたいと思います。( July 8. 2008 )
何の気なしに日経新聞を見ていたら、「高齢者の急な尿意、薬で治療」という見出しが目に飛び込んできました。それは、SANDAY NIKKEY α の『1分間 人間ドック』の囲み記事です。それによると、この現象は2002年に認められた新しい疾患で、ぼうこうの筋肉が勝手に収縮してしまう「過活動ぼうこう」というもので、高齢者を悩ませる急な尿意と失禁の原因となる、というのです。問題が問題なので、なかなか医者には相談し難く、悩んでいる人が多いそうです。しかし、これは年のせいばかりでなく一種の病気なので、治療すれば容易に解決できるそうです。
“医者に行くのもいやだなぁ…”と思っていたら、半月程してNHKの「ためしてがってん!」の番組で『大誤解・尿もれの真実 加齢のせいの大間違い 意外な筋肉で簡単予防 新根本治療』で、この問題が取上げられたのです。もちろん、待ってましたとばかりにテレビに噛り付いたのです。
それによりますと、人間がまだ動物の仲間で尻尾が生えていた頃、お尻の近くには尻尾を自在に操るための筋肉が備わっていて、肛門や尿道の収縮を受け持っていたのが、二足歩行するようになって尻尾が退化して、それらの筋肉の必要性がなくなり、筋肉の力が弱くなってしまったために、尿漏れとなって顕われてきたそうで、それらの筋肉を強化する収縮体操をすることで大半の尿漏れは改善できる。ということだそうです。
ただ、もう1つの別の原因による症状もあって、それは尿道管が固定されずにブラブラ動くために尿漏れが発生するもので、この症状を持つ患者は尿道管を固定する手術が必要となりますが、簡単な手術なので心配ないとのことでした。
ところで、その後の結果ですが、先ず、尻尾の筋肉強化体操をやることにしました。これは以前、気功の先生からも奨められていた“尻つぼめ体操”で、立ったまま、つま先立ちをしながらお尻の肛門の回りの筋肉を緊張させて“尻つぼめ”を反復訓練するというものです。しかし、不精者の私は、トイレで用を足す時の前後の時間を利用してやることにしました。しばらくそれを続ける内に、何時の間にか問題は解決してしまいました。
そうそう、それからもう一点、意識が“ぼうこうの貯留量”をコントロールしていて、尿意に敏感に反応すると、尿がそれほど貯まっていなくても尿意を覚えて、頻繁にトイレに通う結果となるそうで、十分貯まるまでは意識をしながら我慢するようにすれば、尿漏れも心配しなくても良くなるようです。意識は大事なんですねぇ! それ、イメージ・トレーニングって言うでしょう? オリンピックでメダルを狙うアスリートのつもりで、トレーニングに励んで下さい。そうすれば、尿漏れに悩まされない快適な日常が戻ってきますょ!
但し、無理にガマンし過ぎると、逆に腎盂炎を併発する怖れもありますので、特に女性の貴女、無理なガマンをせずに、できる時に、快適にトイレを利用するように心がけて下さい。( Mar. 20. 2008 )
“骨粗しょう症を防ぐのには、骨量(骨密度)が大切。一般的には、18才から40才までは、ほぼ横ばいの高い骨量を示すといわれている。しかし、その後、年齢とともに骨量は減っていく。女性の場合は、閉経期の5年位の間に急激に骨量は減少し、骨粗しょう症の発症率がぐんと上昇する。
これを予防するのには、…骨量の増加率が最も高い成長期の10代半ばまでに、骨の成分となるカルシウムをしっかりとり、同時に骨へのカルシウムの蓄積を促す運動を十分にすることだ…”
しかしながら、18才から40才までは、それらを心がけたにしても骨量の増加はあまり期待できないそうで、また、閉経後の女性や高齢者では、カルシウムに優れた牛乳の摂取量を高めて見ても、骨量の増加に影響を与えるという実証報告は無いそうですから、
“いずれにしても、骨粗しょう症を予防するためには、乳幼児期から親子ともに、毎日栄養のバランスのとれた食事の中で、カルシウム摂取に努めること。”だそうです。
学問に王道無し、骨粗しょう症予防にも王道無しでしょうか? ( Nov. 9. 2007 )
国立がんセンターの広橋総長が協議会に提出した資料によると、喫煙率が半減した場合、死亡率は1.6%減少し、がん検診率が50%になると、死亡率が3.9%下がると試算。喫煙率が1/4になったり、受診率が70%に向上すると、更に死亡率が低下するということですが、最近の調査では、男性の喫煙率については減少傾向にありますが、女性の喫煙は微増傾向にあり、特に30〜40代の女性の喫煙が増加しており、お母さんの喫煙で子どもたちまで受動喫煙の被害を被るのがとても心配です。
最近では肺がんによる死亡率が胃がんの死亡率を抜いて1位となっており、タバコと肺がんの関係は明らかになっているので、喫煙を減らすことが、即、がん死亡率の減少につながるため、がん対策推進協議会では、喫煙率について具体的な数値目標を入れるべきだとの意見が出されていましたが、以前にもWHOの勧告にも逆らった日本たばこ産業(JT)が、柳沢厚労相と外口健康局長あてに喫煙率の減少目標設定に反対の意見書を提出したため、この案は取り下げられる結果となっている。国民の健康を守るべき厚生労働省が、いや柳沢大臣が、圧力団体に屈して、国民の健康を犠牲にする等ということはもってのほか、ではないか? ( May. 31. 2007 )
医療費や介護費用の増大は、既に高齢化社会における介護保険制度の策定時に予測された事で、医療制度の充実の前に、予防医学の導入こそが重要であり、健康な人づくりが最も必要なことであった。当時の厚生労働省は、介護認定を厳しくする事で医療費の増大を防止しようとしたようであるが、結果的には、病気になってからの管理(結果管理=対症療法)であって、病人を作らないという“予防”という考えが欠けていたのである。
当南足柄市でも、財政が逼迫している現在、医療・介護費用が増加の傾向にあって、福祉・介護へのサービスの低下が懸念され、予防医学の必要を痛感し「南足柄元気計画」なる制度を作成して、高齢者の元気づくりを始めている。むろん、高齢者だけでなく、全ての市民が元気にならなければならないのは当然の事であるが…。
厚生労働省も、医療費の増大にあって、やっと予防医学の必要性を認識したということで、何事も対症療法では解決しないのである。根本的には、対症療法である“西洋医学”では病気は治せないので、“未病”という“東洋医学”の予防するという思想を取り入れる事が必要となるのである。( Apr. 13. 2007 )
東北などの寒冷地では、塩味の濃い漬物などを良く食べたために、脳卒中で倒れる方が多かったようですが、その後の食生活の改善で塩分を減らした漬物が用いられるようになり、脳卒中患者が激減したそうですが、塩分を減らしても多用すれば、摂取量は増えますので注意が必要です。塩分を減らして香辛料を使って辛味を出す工夫は色々ありますが、元の味を変えないで辛味を出す方法があれば大変有用です。
日経新聞の「医食同源」欄に、新宿医院院長の新居さんが“牛乳でおいしく減塩”と題して、例えば、味噌汁一杯には食塩が1.7g位含まれているが、これを半分に減らして、代わりに牛乳を加えて(牛乳で薄めて)飲んでみると、食塩が半分になったにもかかわらず、美味しく頂ける。ぜひ試して欲しいと。と言われる。その他にも、牛乳を使った料理、ホワイトシチューやグラタンといったものは、減塩しても美味しく、逆に食塩を入れすぎると塩からく感じる位だ。といわれます。
おまけに、牛乳にはカルシウムが沢山含まれているので、これが血圧を上げるナトリウム(塩→塩化ナトリウム)を体外に排出する働きがあり、それに、女性に多い骨粗しょう症(殊に、閉経後では、骨がもろくなって骨折がしやすくなる。カルシウムの摂取と共に日光にあたり、運動や散歩することで予防できる)を改善するのに寄与できるではないかとも思いますし、米国での研究では、カルシウムの摂取量が多いほど高血圧の頻度が低下した。と言いますから、おおいに牛乳を料理に利用しては如何でしょうか?
私などは、ワカメが過剰な塩分を体外に排出するというので、味噌汁には必ずワカメを入れるようにしていますが、牛乳はほとんど飲まないで、自家製ヨーグルトにして、蜂蜜を加えて飲食しています。血圧を下げる働きがあるということであれば、牛乳を飲むようにすれば、それも効果的なのかとも思いました。
貴方の食生活はどのようにされていますか? 牛乳は動物性食品だし、消化が悪いので嫌だよ! という人は案外多いかも知れませんねぇ。カルシウムの摂取については、色々な説があるとは思いますが、先ずは、ご参考のために。( Mar. 16. 2007 )
話は違うが、最近になって“結核”の再流行が心配されていると言う。戦前、戦後の時代には、結核ほどポピュラーで感染しやすく、死亡率の高かった病気はなかった。私も、結核の保菌者ですが、ペニシリンなどの抗生物質の発見によって“結核”による死亡者は激減し、既に“結核”は姿を消したと思われていた。しかし、私のような保菌者は世の中に無数に存在し、体力の低下や結核菌に対する抵抗力の低下によっては、容易に発病する可能性も否定できない。元々、私のように小さい時に、近親者である母や姉を“結核”で亡くしているために、その時点で結核菌に侵されていたわけで、その程度によっては発病しても不思議ではなかったわけである。(特大のツベルクリン反応で、学校では注目の的だった!/注目されて良かったねぇ!/何でぇ?)
しかし、現代の発達した医療現場でさえも、ペニシリンを発明したフレミング博士の示唆したように、抗生物質の多用は、抗生物質に対抗力を増す“耐性菌”を生み出し、結核菌と抗生物質のイタチゴッコになる危険性があったのである。“結核”の再発生も、多剤耐性緑膿菌(院内感染によって発見された)の増殖により、特効薬と思われてきた“抗生物質”の万能性が失われてきた事にあるのではないか?
話を元に戻すと、インフルエンザの特効薬である「タミフル」も完全、安全なものではなく、体質によっては人の異常行動を誘発する可能性も否定できないのではあるまいか? 例え、服用者の僅か0.1%程で異常が発生した場合でも、その因果関係が直ちに立証できなくても、安心、安全の立場から万策の手立てを講じて、事故を未然に防ぐことが厚生労働省の務めではなかろうか? 地球温暖化の原因が、人類の経済活動による二酸化炭素(CO2)の発生増大によるものとの因果関係を云々し、対策を引き伸ばす事と似てはいまいか? 手遅れになっては取り返しがつくまい。( Mar. 6. 2007 )
この異常になる原因は、主として“食べ過ぎ”と“運動不足”、それに“対人関係によるストレス”だと言われています。それによって太り過ぎになり、腹部に内臓脂肪が貯まるので、その診断の目安になるというものです。この代謝疾患は、一部の例外を除いて、本人の努力次第で改善あるいは予防できるもので命に別状の無い病気ですが、放っておくと、1箇所の病気が方々に影響を及ぼして深刻な状態になる可能性がありますので、早期に治療するか、予防する必要があります。
また、これらの疾患は2つ以上の病気を合併することが多く、特に糖尿病、肥満症、高脂血症、高尿酸血症(痛風)、高血圧症などを伴いやすく、放置しておくと脳卒中や心筋梗塞、腎不全、失明などの深刻な事態を引き起こしますので、普段の食生活や生活習慣を見直して、偏食やオーバーカロリーとならないように食事に気をつけて、適度な運動を取り入れた規則正しい生活をすることが肝心です。
こう言う私メも、過食気味で(働かないのに、飯だけはよく食らうのです/“働かざるは、食うべからず”なのにねぇ!)84cm位になっているし、血圧も高いので、もう何年越しかで薬を飲んでいるのです。それに血圧に良いというので、黒豆の煮汁をずっと続けて飲んでいるのです。そのお陰か、最近は血圧も下がってきて120/70位で推移するようになりました。お医者さんに薬を止めたいと言っても、なかなか服薬を止めさせてくれません。
そこで、運動すれば血圧も下がるということですから、またジョギングを始めてみました。走る距離は約2km余りですが、もう古稀になりましたから、昔のようには軽快には走れません。それでも歩くよりは速く、約13分半で一周してきます。そこで、実際に血圧が下がるのかどうか、走った直後、整理体操(西野流呼吸法15分)をした後、それから休息後(走った後45分後)とで、どう変化するのか測定してみました。
最高血圧 最低血圧 脈拍という結果になってびっくりしました。何と最高血圧も最低血圧も、こんなに下がるのですねぇ! 脈拍は通常60ですから、平常になるまでは走った後、ほぼ一時間以上かかるということですねぇ! こんなに効果があるのなら毎日走ろうかなぁ。(年寄りの冷や水だぁ!)
走ってきた直後 10:45 155 90 77
整理体操後 11:05 99 65 72
休息後 11:30 96 58 64
平常になって 11:50 104 63 61
やはり運動することは重要なのです。むろん食生活などと規則正しい生活習慣が最も大切なことなのですがねぇ。腹囲を計って安心するだけではしょうがないのです! 積極的な予防対策が必要なことなのですょ。ジョギングとは限りません。速歩による散歩、水泳、健康体操(ラジオ・テレビ体操)や気功(太極拳)、ワンネスリズム体操、ゆる体操、真向法、西野流呼吸法など。早速、自分に適した運動を始めましょう!( Nov.7. 2006 )
日本産科婦人科学会では、2003年4月に代理出産を禁止しているが、それを無視して、諏訪マタニティークリニックの根津八紘医師は娘夫婦の受精卵を用いて娘に代わって娘の母親が代理出産し、生まれた子供は実母の子どもとして届けられた後、娘夫婦と養子縁組したと発表した。既に2001年5月に国内初の代理出産を公表しており、更にこれ以外にも3例の代理出産を含め、5例の代理出産を実施したことを公表した。
いずれにしても、代理出産では、通常、本人の子どもであるとは認めがたいし、親子関係が不明確に成りやすい(そうでなくても、現代は親子の愛情が失われて、幼児・児童虐待が多発しているので、尚更複雑なことに…)。また代理出産は、出産の道具として他人のために腹を貸し、出産の苦痛を引受けるわけであるから、ともすれば金銭の授受を正当化する商売となる可能性が大きい(当然、無料で出産を代行するとは考えられないが…)。これら代理出産という行為や夫の死後、保存精子を用いた人工授精による出産などは、自然に逆らって人間だけしか成し得ない行為であり、生殖の秩序という“神の領域”を侵すものとして、親子の倫理の問題を含めて十分に議論し、早急に法整備を急がなければならないだろう。
最近の現代医療については、倫理より上位に、個人の欲求(名を売り実を取る医師の欲望もありそうだ…)や、科学的な臨床成果を求めることが優先しているように思えてならない。確かに、子宮摘出によって出産の機会を失った女性が、子どもを得る手段として選択したい代理出産ではあると思うが、無差別に容認して生まれた子供の人権問題に発展する危うさが皆無ではないと考える。最近、東京都では、産院の新生児の取り違え事件で、知らずに成長した男性が遺伝子検査により真実を知り、実の母を求めて提訴している例がある。親の自己満足だけでは子の幸せは得られないような気がするのだが…。( Oct. 23. 2006 )
第1回は「よみがえる脳」で、川島さんは、「読み、書き、計算」が脳を活性化するのではないかという仮説を立てて研究しています。それによれば、簡単な「読み、書き、計算」の問題を、アルツハイマー型認知症の人にやってもらうことにより症状を改善できることが解かってきました。
人の脳の前頭前野は、他の動物と比較して著しく発達していて、そこはコミニュケーションや創造、思考、行動や情動の制御を司っています。アルツハイマー型認知症の人は、脳の前頭前野の働きが悪くなっているのだそうです。それを調べるために、光トポグラフィーという方法で、光を使って脳の中の血流状態を調べ、脳の何処の部分がどうすれば活発に働くかを見るのです。
簡単な「読み、書き、計算」が脳のトレーニングに最適ではないかと、川島さんが考えてアルツハイマー型認知症の人の学習療法に使用しています。しかし、大事なことは、その人に合わせた教材を用いることで、確実に出来る問題を与えて、その人のプライドを傷つけないことが重要なのだそうです。簡単な問題を繰り返すことと、スタッフとのコミュニケーションが重要だと言います。これによって認知症が良くなると言うことはありませんが、この学習効果によって、多くの人が身辺の自立能力が改善するということです。この効果は、介護の問題を考える上で大変重要なことですね!
第2回は「脳の老化を防ぐ」でした。これは私たちのような老人になってくると、ひどい物忘れや片足立ちでふらついたり、わずかな段差につまずいたり、時には階段を踏み外すなど、運動機能の低下に「脳の機能低下」と「ボケ」を自覚して、その改善策が切実な問題になっています。
それでは、私たちの脳の老化を防ぐ手立てはあるのでしょうか?
川島さんの調査によりますと、脳の機能は加齢によってだんだん低下してくるそうで、実際に脳が萎縮することがわかっており、それは脳細胞の数が減ってくるためだそうです。しかし、脳を働かせることによって、また新しい脳細胞が再生されるということも解かってきています。
仙台市で、60歳以上の高齢者の脳の状態を調べるために実施したテストでは、18点満点のところ
60歳では 平均16点で、70歳の脳の働きは、ほぼ7歳に相当する状態だったそうです。しかし、同じ70歳でも満点の人も居れば、5歳程度の点数の人もいるわけで、必ずしも高齢者が全て脳の働きが低下するわけではないようです。(よかったねぇ!/何が〜?)
70歳では 平均15点
80歳では 平均14点
それでは、脳の老化は防げるのでしょうか? 実際に料理教室などを開いて、脳の老化を防ぐ試みがあちこちで行われていますし、前述の「読み、書き、計算」で脳を活性化することによって老化を防ぐことが可能だと考えられています。料理を作るという作業をすることによって脳を活性化できることも解かりましたので、脳の老化を防ぐことも可能だと言えます。しかし、実際に調べてみますと、それらの作業の仕方によって脳の前頭前野の活性化に大きな違いがあるそうで、どういう作業が脳を活性化するのかを知らなければなりません。
いずれにしても、単純に包丁で切ったり、指を動かすだけでは効果が無いようで、神経を集中して何かを作る作業とか、頭を使って考えながらする作業が有効に思えます。まだ詳しいことは解かっていないそうで、何しろ「読み、書き、計算」をしている時、コミニュケーションをしている時、手を使って何かを作る作業をしている時に、前頭前野が活発に働くのだということが解かっていますし、それによって脳が活性化して脳の老化が防げるのではないでしょうか?
一日中、テレビ、ごろ寝、“おーい、お茶”と言っているようでは、益々老化が進んで、3歳児や赤ちゃん脳に退化するのではないでしょうか? それを防いで、何時も若若しい脳を維持するためには、今まで奥さんに料理を作ってもらって、上げ膳、据え膳だったのを、今度は貴男が代わって、毎日の料理を作ったり、掃除・洗濯を全部引受けて一生懸命働けば、きっと若さを保つことができるに違いありません。(できっこないよねぇ?/ラーメン位は作れるぞッ!/そりゃ〜、インスタントだろうが?)
せめて孫の教科書を借りて“音読”に精を出したり、孫の宿題を引受けてやったり、僅かばかりの小遣いの家計簿をつけたり(せめて環境家計簿でも…)すれば、少しはましですよ、ね〜ぇ。( Feb. 19. 2006 )
障害者自立支援法の成立により、年々増加する医療費や介護費用負担の上昇もあり、また介護サービスの地域格差の拡大も考えられるので、大きな問題であろう。それ以外にも、実際に介護する側と介護を受ける側との意志疎通も重要な問題となる。
介護を受ける側にとっては、自分の要求を完全に満たす介護が欲しいし、介護をする側にとっては、身内でもない障害者に、自分の全てを犠牲にしてまで相手の要求を満足させなければないかという疑問も当然あるだろうし、介護報酬の問題も無視できないのは当然であろう。更には、十分なコミュニケーションを果たせない障害者との対話や意志疎通をどうするかの問題も当然出てくる。
その昔、まだ介護制度が確立されていない草創期に、障害者介護運動の先頭に立った横田老人を迎えて、その時代の運動と考え方を聞いた。当時は、介護者が障害者である子どもや身内を介護することが当然だった頃で、介護に疲れた母親などが障害者である子供を殺すと言う痛ましい事件が続発した。しかし裁判では、加害者である母親の情状酌量がなされても、被害者側の人権問題は無視され、介護される側の障害者は死ぬか生きるかの選択に迫られて、やむなく自分たちの生きる権利を獲得するために立ち上がらざるを得なかったという。
現在の介護の問題とは、状況が甚だしく異なっており、同じ考えを当てはめるわけにもいかないが、考えるべきことは、愛を持つと言うことだろう。介護者も介護される側にも、また行政も然り、お互いが生きていることに感謝する心を忘れず、互いに愛する心をもってことにあたることが重要なのではあるまいか? 相手の心を汲まないで、自分中心の考えを押し通しては、人間関係は成り立たないし、意志疎通も図れないのではないか?
しかし、ボランティアはともかく、職業としての介護は、サービスと報酬の関係もあって非常に難しい問題があるし、身内ならともかく、他人を介護する時の人間関係で、相手にどれだけの愛情が持ち得るかも難しい問題だとは思えるのだが…。
介護士が介護疲れなどで、介護している特定の障害者を阻害したり、傷害したりする事件も予測されないことではないし、現に、そう言う問題もあちこちで既に発生している。
年々、高齢化が進む社会情勢にあって、障害者でなくても介護される老人が増える中で、介護制度や介護サービスの問題や、介護者と介護される側との間のコミュニケーションの問題は、ますます重要さを増してきている。また公的介護と介護支援の問題については、もっと議論を深める必要がありそうだ。憲法で保障されている基本的人権が侵されることの無いように、平等で公正、かつ差別のない福祉社会を、どう構築していくか、国民みんなで考え、十分議論しなければならない。( Oct. 30. 2005 )
放 送 日 7月7日(木) 21:15〜“生活習慣病”を気にしている貴方! もっとスマートになって魅力的になりたい貴女! 必見です!!!
放送番組 NHK総合テレビ『ご近所の底力』
テーマ 汗もかかない楽ちん体操「ゆる体操」でやせる!
高岡英夫と、三重県紀南地区のみなさんが登場、
地域ぐるみの「ゆる体操」で、健康にやせた実体験を報告。
スタジオで、楽ちん「ゆる体操」を解説&実技指導!!
お楽しみに!!!
運動科学総研のメルマガ号外によりますと、
放送時間は、4月7日/14日/21日/28日の毎週木曜日の朝 11:05〜12:00また朝日新聞の3月19日の朝刊の別刷り「be」の健康面「e 気持ち」でも“ゆる体操”が紹介されます。高齢化社会での健康維持・増進のためと、医療費削減のためにも、国を挙げて、各地方自治体においても、誰にでもできる“ゆる体操”を採り入れてほしいと願っています。( Mar. 17. 2005 )
高岡英夫氏の出演時間は、11:35頃より約10分間の予定です。
但し、今回は関東地方のみで、FAXでの相談も募集予定だそうです。 録画準備の上、ぜひご覧下さい。
日本テレビ系の番組「汐留スタイル」の番組でも「ゆる体操」が指導されます。放送時間は次の通りです。
2月15日(火) 15:55〜17:25の後半
また次の各雑誌でも「ゆる体操」が取り上げられていますのでご覧になれます。
「安心」(マキノ出版)3月号その他、最新刊の「人生、ゆるむが勝ち」 高岡英夫著 マキノ出版刊(2月22日発売予定)が、運動科学総研のメルマガ号外で届きました。ぜひご覧下さい。( Feb. 13. 2005 )
「anan(アンアン)」(マガジンハウス)1452号(2月23日発売)
「non‐no(ノンノ)」(集英社)3月5日発売号
「Bagle(ベーグル)」(学研)4月号(3月7日発売)
「ゆほぴか」(マキノ出版)5月号(3月16日発売)
既に、自治体が高齢者の健康増進プランとして取組み、大きな成果をあげている三重県南部の熊野市をはじめとする1市4町村で推進する「紀南健康長寿推進協議会」の活動状況は、以前ご紹介しましたが、高齢者の介護予防対策として、当南足柄市の市民健康推進プランに提案しましたが、残念ながらボツになってしまいました。
私自身は、日経新聞に紹介されているような、寝てできる「ゆる体操」や立ってできる「ゆる体操」などを別の健康体操と組み合わせて毎日実践しています。椅子に座ってできる「ゆる体操」もありますので、体の不自由な人にも無理なくできるのが特徴です。
介護保険制度ができて、益々医療費が増大している現状で、財政の逼迫してきている地方自治体も含めて、国を挙げてこれらの健康体操などや予防医学の普及を促進しなければならないのではないでしょうか? その中で「ゆる体操」は、誰にでも簡単で、効果的、場所を選ばず、楽しく実践できる体操ですので、ぜひ皆さんにお薦めしたいものです。
また、NHKテレビやフジテレビなどのテレビ局や健康雑誌にも多数採り挙げられてきていますので、すでにご存知とは思いますが、元々は東大の大学院で武術の身体意識を研究されていた高岡英夫氏が、氏の主宰する運動科学総合研究所で直接指導もしていますが、実践ビデオなども入手できますので、ぜひご検討下さい。
貴方の美容と健康プログラムに「ゆる体操」をぜひ加えてくださいね。( Jan. 30. 2005 )