ところが、この解熱鎮静剤に含まれる“ジクロフェナクナトリウム”と言う成分が脳症を引き起こすらしいのです。もちろん、その他にも影響する薬品はありますが、この“ジクロフェナクナトリウム”は、先の“スティーブンス・ジョンソン症候群”でも影響を及ぼしている薬品なのです。単にカゼ薬、解熱剤と安易に用いている薬が、これらの症状を引き起こす主役なのです。薬の副作用については、以前から問題になっており、現在、病院で処方される薬については、副作用などについて必ず患者に説明するように義務付けられているはずですが、服用する際に、私達はあまり注意を払っていませんし、まして重大な問題を引き起こすなどとは思ってもいません。
厚生省では、これらの問題について多くの症例が報告され、ホームページでも公開されています。しかし一般には、厚生省関連の当該ホームページを閲覧して、自分のこととして注意する人は何人居るでしょうか? 情報公開とは、単にインターネットで情報公開しただけでは、何の役にも立たないのです。その情報に基づいて必要な措置を取ることが重要なのです。必要なら、直ちにそれらの薬剤の使用を制限したり、禁止したりせねばなりません。被害が拡大してからでは遅すぎるのです。むろん、その薬剤を使用した全ての人が発症するとは限りませんが、予防するに越したことはありません。
私達も、風邪だから、熱があるからということだけで、安易に市販の風邪薬や解熱剤を買って服用してはなりません。熱が出ると言うのは、身体が自然治癒力を総動員して、熱を放出して症状の改善を果たしているのです。それを無理やり薬剤で発熱を阻止する為に異常が生じるのです。熱が出たときには、ムリをせず休養して、水枕や氷で頭を冷やした方が安全です。それでも何日も高熱が続くようなら医師の診察を受けましょう。
化学薬品は、必ず副作用を伴います。(薬の箱には必ず併記してある)西洋医学を過信してはなりません。昔から言い伝えられている“おばあちゃんの知恵”を活用しましょう。出来る限り、東洋医学、漢方などを用いることをお薦めします。( Dec. 6. 2000 )
私の叔父が若くして肺ガンで亡くなりましたが、呼吸が出来なくなるため大変な苦しみようでした。最後は脳に転移してしまい、話しの途中で急に私が小さい頃のことをしゃべり出したりしました。この苦しみを味わわせない為にも、高校生の喫煙は止めさせなければなりません。学校長に電話しましたが反応は有りませんでした。是非この放送を見てもらいたいと思い、放送終了してすぐに、NHKに再々放送のリクエストをメールしました。
以前にも話しましたが、WHOはたばこの健康被害、特に肺ガンはタバコが100%影響していることが実証済みですし、アメリカでは、たばこ会社が訴訟に敗れています。この番組でも、それらをデータで検証しています。ちなみに、タバコのニコチン含有量の表示は、実際より1/10も低い値になっていますし、ニコチン量が少ない軽いタバコでさえも、実際には大差なく悪い影響を及ぼすことが解っています。
諸外国では、既にタバコに健康被害の表示が義務付けられていますが、日本では、「吸い過ぎに注意しましょう」位の表示しかされていません。厚生省では、タバコの健康被害についてはよく解っており、ホームページでも明らかにしていますが、たばこ産業圧力に押しきられて手も足も出ないのが実情なのではないでしょうか?
番組でも紹介していましたが、タバコの健康被害やデータについては、アメリカ疾病対策予防センターや厚生省の「健康日本21」のホームページ及び厚生省からリンクしている(財)健康・体力づくり事業財団などで見ることが出来ます。喫煙者の家族や次の世代を担う若者の健康の為に、禁煙や分煙の推進にぜひ協力して下さい。( Nov. 26. 2000 )
これらの事例で共通して言えることは、何らかの薬を服用した時に発症したと言うことです。それも、或る時突然発症すると言う事です。今、服用していて何とも無いから安全だとは言えないのです。これは防ぐ手立てがないと言うことです。ちょうど、花粉症や化学物質過敏症が問題となっているように、環境汚染がかかわっているのかもしれませんねぇ。これらを防止するのは、環境汚染を無くすのは無論ですが、病気に対して化学薬品を極力使用せず自力で治せる様に、人間の自然治癒力を高める以外に方法が無いのではないかと考えます。化学薬品に頼ってきた西洋医学から、自然の薬草を用いる漢方や東洋医学が、西欧でいま注目を浴びていることも頷けることでしょう。
自然治癒力を高めるには、「気」を養うことです。呼吸法とか気功などがそうです。科学万能の現代を反省する時期に来ています。化学物質を生み出してきた現代は、多くの利益を我々に与えてくれましたが、又逆に多くの弊害をもたらしました。自然というものがどんなに大切なことか、改めて思い知らされています。( Nov. 22. 2000 )
そう言えば、戦後、カルシューム不足とかで、やたらと牛乳を飲むようになりましたがね。ところが、このミネラルの摂取も過剰になると吸収されなくなって、逆に不足すると言う悪い影響が出るので、やたらとミネラル、ミネラルとミネラル食品を取りすぎるのも良し悪しですね。(それゆえ、厚生省が摂取量の上限を定めたそうです)
以前私は筋力が低下して爪先が挙がらず、階段の昇降が困難となり、カリウムの不足らしいとカリウムの点滴を受け、見事に回復してびっくりしたことがありますが、偏食せず、普段から野菜や果物など満遍なく取っていれば、必要量摂取できるそうですから、“みのもんた”が「カリウムはバナナが良い!」と言っても、スーパーへ殺到しなくても良いのです。(“みのもんた”さんを仇にしているわけではないですよ!)
例え不足しても、ミネラルは骨に備蓄されているので、不足分は骨から供給されるから大丈夫だそうですよ。但し、しょっちゅう不足するような偏食をしていては、心臓が動かなくなってしまうかも知れません。
ミネラルが何で必要かと言うと、太古の昔、地球上に生命が発生した時、ミネラルの満ちていた海から生命が発生し、進化の過程で、海中の生物が陸に上がり、空気中で生活するためにミネラルを必要とし、ミネラルを骨に蓄えるようになったのだそうです。(講釈師、見てきたようなウソを言い、ではないか?)だから有害な重金属類も骨に蓄えられるわけですから、海を汚染すれば、食物連鎖で濃縮された魚介類を通して、結局、人間も汚染の被害を受けるので、農薬や化学薬品、重金属類などを垂れ流して河や海を汚染してはならないのですねぇ。思わぬ所で環境問題を教えられました。( Nov. 15. 2000 )
肺がんと喫煙との関係は既に明らかで、ここ10年来、イギリス、ベルギー、オランダなどの先進諸国が喫煙を抑制する政策を実施することによって、肺がんを減少させることに成功しているのに対して、日本では喫煙は女性も含めて漸増し、肺がんの発生も胃がんや肝臓がんなどを抜いて今や一位だそうで、世界一になっています。アメリカでも同じで、肺がんの死亡者数は男女とも第一位となっています。これは極めて重大な問題で、早急に手を打たないと取り返しのつかない状態になるということを意味しています。
肺ガンの恐ろしい所は、その死亡率の高さに有り、治る確率は、抗がん剤や放射線の使用によって改善されてはいても、14%しか助かりません。また抗がん剤の使用は激しい副作用を伴い、ひとによっては使用を嫌うが、抗がん剤を使用しなければ助かる見込みは少ないと言うことです。但し、抗がん剤の使用によっても、必ずしもガンの根治とはならず、延命、ガンの縮小、症状の改善も含んでいると言うことです。
また喫煙による影響は、喫煙者本人よりもむしろ副流煙によって周囲の人に被害を及ぼすことです。このことは、両親の喫煙によってその子どもに肺がんの発生する確率も高くなると言う事でしょう。いまや女性の喫煙も増えていて益々危機的状況となっています。
そして、肺がんは転移し易く、早期に発見して転移する前に治療をしないと、ますます根治することが困難となってしまいます。肺がんの予防には
@ 喫煙をしない。(禁煙…これが先ず第一です) A ディーゼルの排ガス、大気汚染の防止(これは石原都知事が主張している) B 偏食を避けて菜食によってビタミンA,B12などの摂取を心掛ける C 定期検診による早期発見酒は百薬の長と言いますが(むろん過ぎたるは及ばざるが如し)、タバコは百害有って一利無しと言いますから、迷わず今すぐに禁煙を断行して下さい!
中学校や高等学校でも、この金曜フォーラムの録画を見せて、子ども達が正しい認識をして欲しいものですね。それまでは、今まで通り“タバコは止めなさい!!”と注意するしかありませんか? ( Nov. 11. 2000 )
@ 未成年者喫煙禁止法 A (タバコ)自動販売機の禁止 B たばこ関連業者からの政治献金の禁止など10項目の規制を求める意見書を提出したとあります。
科学が全てでない事、科学技術を人間がコントロール出来なくなった時、科学技術をテロ等で悪用された時に地球上の生命体に重大な異常事態が発生しかねません。まして、生命は神の領域です。人間が勝手に操作すべきではないと思いますが、杞憂でしょうか? (Aug. 27. 2000 )
ヒトゲノムというのは、人間が持つ全ての遺伝子情報で、生命の設計図とも考えられており、その中にとびとびに存在する特定の遺伝子10万個、更にその内の数百〜千個を読み取ることによって、その人の特性を知ることが出来、遺伝的に持つ病気などを知ることが可能と考えられ、それによって有用な医薬品の開発には欠かせないものと言われている。そのため、セレーラ社のように医療ビジネスとしてゲノム解読を行っているものがある。
人体を構成する60兆個の細胞の核の中にある染色体(23対)は、二重螺旋状になったデオキシリボ核酸(DNA)と言う物質で、4種類の化学物質、アデニン、チミン、グアニン、シトシンが31億個つながった構造になっているらしい。これら4種類の文字で表現された遺伝情報の全体をゲノムと呼ぶのだそうである。人間の遺伝子は、この配列の所々に書きこまれていて、それを読み取ることによって、遺伝的な性質や生命に関わることまで解明できるとされている。
日米欧6ケ国での共同研究である「国際ヒトゲノム計画」は、解読した情報の公開を原則としている。しかし、ヒトゲノムの解読によって個人の身体の情報が明らかになるため、生命倫理委員会を設けて、ヒトゲノム研究に関する基本原理として、人の尊厳と人権の尊重を最も重要視している。
人の生命は35億年の歴史を遡って、地球上での生命の誕生の歴史と同じものであり、その遺伝子の操作は、神の領域を侵すものだと考えられている。単に人類の難病に対する医薬品の開発という名目だけでなく、まかり間違えば人類の存亡にも関わるやも知れない。現代医療でさえ、身体障害者の出生を排除する為に生殖を人為的に操作することが行われつつある。
現在、遺伝子の操作によって人間に都合の良いような、作物の遺伝子組換えが行われており、遺伝子組換え食品の“表示”、“非表示”の問題でも大変話題になっている。これに関して、ヨーロッパでは明確に規制強化の方向であり、それに対しアメリカの規制無用論と激しく対立している。もともとアメリカは自国の利益になることなら、戦争をも辞さない国であるから、自然に影響を与える可能性があるものは排除すると言うヨーロッパの考えとは相容れない。
そこへいくと日本はあいまいで、日和見主義であり、自己主張の無いお国柄であるので、今回の沖縄サミット(主要国首脳会議)では、この問題に関しても森首相の試練の場となろう。( July. 8. 2000 )
私達の頃は、子どもに如何に栄養のあるものを、どうやって食べさせるか苦労したものです。なかなか食べない長男には、口をムリに開かせて積め込んだものです。今思えば笑い話です。私自身も、朝食を抜くことなんて考えられませんでした。毎朝きちんとご飯2杯を欠かしたことはありませんでした。今でも、具の多い味噌汁と1杯半のご飯は欠かしません。油物や肉類は少なくしています。何にしても、食事は健康と活力の元ですから。
今、幼児や児童の虐待が大きな問題になっていますが、親に成り切れない幼稚化した親が増え、その親も子離れできず、生きることに何が大事なのか忘れ去られているのではないでしょうか? 私は元の会社に、育てていただいた恩返しのつもりで、生産設備の保全関係で手伝いに行っていますが、管理職の方に「管理することは、1に部下の健康、2に部下の安全、3に製品の品質ですよ」と常々話しています。生きるということは、他人のために働くことであると思っています。これは「神や仏(己自身)」の教えと同じではないかと思っていますし、教育の根源にも関わってくるものではないでしょうか?( Jun. 24. 2000 )
実は、私も先日ミスを犯して、大怪我をするところでした。
その一つは、モータの冷却ファンを安全カバーを外したまま調整運転していました。作業標準には、安全カバーは必要に応じて仮止めする事になっていました。十分注意してはいましたが、モータの取付けボルトを締め付ける時、誤ってファンの羽根に接触してしまいました。むろん普通なら指がちょん切れてしまっています。幸いなことに安全手袋を着用していたおかげで、僅かな擦り傷で済みました。
もう一つは、階段の下りで足を踏み外して、下まで転がり落ちて大怪我をするところでした。階段の下りは、安全のため手すりを持つように定められています。幸い手すりに手を触れていたために、手すりにつかまって事無きを得ました。この様に標準に定められたことは守らねば何の役にも立ちません。また、標準に不備が有れば直ちに改訂する必要があります。あとはそれを忠実に守り、実行することしかありません。医療関係者一人一人が、他人の命を預かっていると言う自覚が是非とも必要です。
現在続発している医療事故の大半は、後者の自覚の欠如のような気がしますが、どうでしょうか? 医療器具や装置に前者の設計思想は必要でしょうが、扱うのは人ですから、もっと神経を使って、安全の上にも安全を確認して実行して欲しいと思います。( Jun. 1. 2000 )
最近の新聞報道でもご存知だとは思いますが、医療ミスによる死亡事故が後を絶ちません。それも大病院での単純なミスが原因で、大切な命が失われています。人の命を預かる医者が、考えられないようなミスを犯しています。ここに何か思い上がりのようなものがありはしないだろうか? 医学部へ入学できた子供を、周囲でちやほやし過ぎてはいないでしょうか? 勉強が良くできるということと、人間として良くできると言うこととは、必ずしも一致してはいません。むしろ逆で、学問をひけらかして傲慢なことがあります。だから、この著作の中でも、原因不明の病気は「心因性で病気ではない」、とか「その内に良くなるでしょう」とかで、相手にされず30年もの間、家族ともどもボロボロになって苦しみ続けなければならないのです。「検査で顕れないものは、病気ではない」と言うのです。
私の妻も、昨年の交通事故の後、甲状腺ホルモン分泌異常となり、手足の痺れや痛みを訴え、筋肉や内臓に震えがきて夜も眠れなくなり、夜中に救急患者として近くの県立病院に行きましたが、医者は「この病気では、そんな症状は無い! 気のせいだ! それでも心配なら精神科へ行きなさい!」と相手にしてくれませんでした。私達は、柳澤さんのように立派な人間ではありませんから、医師への不信、医療不信に陥りました。それでも医者に頼らざるを得ません。良い医者に巡り会えることを祈るだけなのです。
しかし、この「ふたたびの生」の柳澤桂子さんの夫、柳澤嘉一郎さんの「あとがき――家族に病人がいるとき――」を読むにおよんで、涙が止まりませんでした。仕事を抱え、幼い子供を抱え、さらに老いた両親を抱え、原因のわからない病気で苦しむ妻を支え、ついには支えきれなくなって苦しむ姿は、涙無しでは読めません。それでも妻のために、家族のために献身的に尽くされる嘉一郎さんに、頭が下がります。とても文字では表し得ない苦しみだったに違いありません。今は少しばかりホッとされたそうですが、十分身体をおいとい下さい。桂子さんの益々のご回復を心よりお祈り致します。
医療に携わる人や、命の大切さを知らない、今の若い世代の人達にも読ませてやりたいとも思いますが、是非、皆さんにもご一読いただきたい一冊です。( Apr. 21. 2000 )
私の娘の4才になる子供も体温が低く、異常ではないかと言ったところ、そんなことには無関心で、かえって“発達が早いからだ”くらいの認識しかなかった。近所に遊ぶ仲間も少ないし、両親とも仕事で十分面倒が見られないため、ついついテレビやビデオを見させておけばおとなしく手が掛からないため、小さい時から過保護な生活が身についてしまっているのではなかろうか? 私の長男の子供も、小さい時から“たまごっち”、小学生頃にはテレビゲームを与え、親も一緒になって何時までも遊んでいたようだ。一億総白痴化ならぬテレビゲーム人間と化している。
以前、リブリブ・ハウスで大人のための「高電圧高電位治療機」の無料体験に、肩こりや腰痛の子供たちが沢山来ているのに驚いたと述べたが、これが現実であり、憂慮すべき事態であることを再認識した。高学歴、高所得、共稼ぎ、過保護、自分本位の結果のツケがこうなったのではあるまいか? 現在の生活を見直して、正しい生活習慣を身に着けないと今に日本の子供は大変なことになるし、子供が親を介護する構図から、逆に親が子供を介護しなければならない事態にならないとも限らない。( Apr. 16. 2000 )
特に異常はありませんが、効果がでてきたのは、肌がきれいになってきた事で、妻の腕のシミが薄くなって消えてきました。私の手も、どす黒い色だったのがきれいな肌色になって、とても自分の手と思えないくらいです。肝心の耳鳴りは相変わらずですが、良く眠れるようになったし、疲れも良く取れて、朝は快調です。妻の便秘も無くなって喜んでいます。
今年は杉花粉の飛散がひどく、鼻炎に大変悩まされた方が多いようですが、私達も毎年困っていましたが、今年は逆に鼻炎は比較的軽くて済みました。きっと効果があったのでしょう。妻は、昨年夏の東名での追突事故を受けてから、体調が優れず通院を続けていますが、少しづつ良くなっているようで、手足のしびれもよくなってきているようです。これも「交流高電圧高電位治療機」が多少寄与しているのではないかと思っています。
具体的な病気に対する効果はご報告できませんが、血液の汚れが無くなる事によって新陳代謝が促進されて、皮膚などがきれいになるのと、交流高電位を用いる事で全身の筋肉に働きかけて、運動をしたと同じような効果で、疲れや便秘が治るのではないかと考えています。反作用(副作用)は、今のところ無いようです。しかし、知人で、9000V で一日に2時間も使って、夜、熟睡どころか目がさえて眠れなかったという人がいましたから、1日トータル1時間以内が良いのではないでしょうか。更に長期的な効果に付いては、またご報告致します。( Apr. 4. 2000 )
意識と「気」については、別のコンテンツを見ていただくとして、最後に教わった全身健康法をお教えします。まず全身の力を抜いて(リラックスして)仰臥します。目を閉じて意識を働かせます。頭の方から順に、「両目が有る」と目があることを意識します。むろん目に「気」を働かせるのです。次に「鼻が有る」と鼻を意識します。そのようにして「口」、「あご」、「両肩」、「両腕」、「両肘」、「両手」、「両手の指」(特に中指を意識すれば良いでしょう)と意識することによって、経絡に沿って「気」が巡るのだと言います。更に「頭の頂点」(経絡の集合点)、「首」、「胸」、「腹」、「おへそ」、「丹田(へその下)」、「両足の太腿」、「両膝」、「両脛」、「両足首」、「両足の指」(親指を意識すれば良いでしょう)そして今度は身体の裏側、「背中」、「お尻」など脚の裏側に及びます。こうすることによって全身に気が巡り、自然治癒力が強められ回復して行くのだと言います。風邪を引いて臥せっているときなど試してみたら如何でしょうか? ( Mar. 26. 2000 )
硬気功というのは、西野流呼吸法や高岡英夫氏の文化気功等でしょうか。
軟気功には次のものが含まれます。いま私達が講習を受けているものは、動功という一種のストレッチングと考えて良いようです。
1.静功 ‥‥‥ 瞑想、リラックス、呼吸法一口に気功といっても、なかなか奥深いものですね。私のように武術としての気功を知りたいと思っている場合は、健康のための気功とは少し違うようですが、本質的にはきっと同じではないかと思っています。
2.動功 ‥‥‥ 全身の筋肉を緩やかに伸縮させるように動く
3.按功 ‥‥‥ 経絡につながるツボを揉む(按摩、マッサージ)
4.打功 ‥‥‥ 〃 打つ(ハリや灸も含むのでしょうか)
市の気功講座の講師も中国の大学の医学院の各員教授で気功太極拳連盟の師範の先生です。第1回は実技に先だって講義は「東洋医学と気功拳」についての話しです。中国で3〜5000年の歴史を持つ中国医学には次の4つのファクターがあるのです。
(1) 気功 息(腹式呼吸や発声法)これは対症療法(原因よりも検査の結果を重視する)である西洋医学に対して、予防医学的な色彩の強い東洋医学は、人の病気を自分の自然治癒力を高め、自分で回復させることだとも言えるでしょうか。昔から“病は気から”と言われるように、“気”が衰えることによって病気になり易くなるのです。即ち、“気”が人間の身体を支配しており、“気”は全ての人に備わっていますが、現代生活がその“気”の発現を妨げていると言うわけです。だから、その“気”を養い、自然治癒力を高めるのが“気功”と言うわけです。
姿(屈伸運動)
心(瞑想、リラックス)
(2) 薬膳 食性(自然の植物の薬となる特性を利用する)
(3) 経絡 生命力を高めるライン(ツボへの刺激)
(4) 薬草 漢方薬
まだ始まったばかりですので、先生の動作を真似るのに精一杯ですが、身体には大変良いように感じています。現在身体の不調を訴えている妻も、気功を始めて具合が良くなってきていると言っています。皆さんも一度体験してみられることをお奨めします。( Mar. 13. 2000 )
昭和20年、終戦のときに私の母と姉を同時に結核のために亡くしました。既にペニシリンは発明されていて、結核の特効薬として知られていましたが、とても高価で私達の手には届きませんでした。もし、当時ペニシリンを入手しておれば母も姉も助かっていたに違い有りません。しかし、その後、ペニシリンによる耐性菌のために、更に強いストレプトマイシンが造られました。それからは更に多くの抗生物質が開発され、最近ではバイコマイシンという耐性菌にも強い抗生物質が使われるようになりました。それでもやはり、この抗生物質に対する耐性菌が発見されています。更にそれに対して、新しい抗生物質のダプトマイシンという薬が開発されようとしていますが、副作用の強いことで問題になっているといいます。
人間の病気の治療に使われるだけでなく、家畜の飼料に広く抗生物質が使用されていて、家畜で発生した耐性菌が、肉を食べることによって人に感染することが問題になってきています。特にアメリカなどから輸入される食肉から耐性菌が発見されていると言うのです。
昔は、私達も肉を食べることはまれでしたし、それも放し飼いの鶏や自分で飼っているウサギの肉を食べていましたし、多くは鯨の肉を食べていましたのでそのような心配はありませんでしたが、現在は肉食が多くなって、それも価格の安い輸入肉をふんだんに食べています。国内での家畜の飼料にも抗生物質を多く使用していると聞いています。
医療だけでなく、食材の中にも抗生物質による耐性菌の危険が潜んでいます。確かに、抗生物質は医療には欠かせない重要な位置を占めているかもしれません。病気を治すために新しい病気の原因を招いていることにもなります。ですから、私達自身の健康を守るためにも、抗生物質の安易な使用は避けなければなりません。できれば、使用しないことが一番です。また、健康のためにも肉食から野菜中心の食生活に戻ることも必要でしょう。いまこそ正しい選択が求められています。
“安い食肉の供給のためには家畜の飼料に抗生物質はどうしても必要なのです”と言う生産業者の言い分に耳を貸してはなりません。また医療においても、投薬の内容に十分注意し、医師に説明を求めることも必要です。( Feb. 20. 2000 )
1.食生活について @ 適正体重の維持(飽食肥満にタバコで減量なんて最低!) A 1日最低1食を家族でゆったり楽しく摂る(パンとジュース、コンビニ弁当 ってなことにならないようにね!) B 野菜の摂取量を増やす(農薬に汚染された野菜でもいいの?)その他いろいろありますが、具体的にはどうするんですかね? 医療(国民健康保険など)・介護保険に対する財政危機が明らかになってきてからでは、遅すぎるんですがね。しかし、ラジオ体操なども気功の原理を取り入れた、ゆっくり筋肉を伸ばす(イスに腰掛けたままでもできる)年配を考慮したものが出来ましたからね。仕方なく御輿を挙げたって事でしょう。2.運動について @ 運動人口を増加させる(お金のかかることはダメ! 毎週、運動会でも?) A 一日の平均歩数を増やす(万歩計つけて歩け、歩けか?)
3.歯の健康について @ 歯周病の罹患率を減らす(歯科医師連の圧力?) A 60才で20歯(8020‥80才で20歯ではなかったの?)
4.タバコについて ・ 成人喫煙率を50%減らす(未成年者は良いか?)
5.アルコールについて @ 1日平均1合程度との知識を普及(いらぬお節介!) A 未成年の飲酒をなくす(当然!、しかしタバコの方が有害じゃないの?)
これ以上の効果の検証には、当のLive Max 9000 を購入して、長期間使用するしかありません。と言うわけで、ついに購入を決意しました。なにしろ高い医療器ですから余程の決心が必要です。
しかし、アドバイザーの則子さんの説明のように、この機械だけに頼ってはいけません。血液の汚れ(酸性化)は、毎日の食事や不規則な生活、それに過労やストレスによることが多いのですから、先ず規則正しい生活とバランスの良い食事(食べ過ぎにも気をつけましょう! 「もう少し食べたいなあ!」でガマンすること)、お酒もほどほど、タバコはやめましょう!
運動はなるべく全身を使った運動、例えば速歩やジョギング、水泳やダンスも良いでしょう。そして何よりも肺に十分な酸素を取り入れてきれいな血液にするため、腹式呼吸を努めて実行することです。そのためには腹から声を出す謡曲や民謡、詩吟などがお勧めです。カラオケは一般に喉声ですから、ストレス解消の方に効果があるでしょう。本当は呼吸法(気功)や座禅による瞑想法やヨガなどが良いのですが…。
その上で「高電圧電界治療器」によって身体の血液の血清中のPやMgなどの不純物を減少させて、血液を弱アルカリ性に保つことが、自分自身の自然治癒力の回復に寄与することになるのです。
既に購入された方も、私が推奨しているからと言って、ユメユメ「高電圧電界治療器」が病気を治すものと勘違いしないように! 病気がちっとも治らないじゃないか! と機械のせいにしないように、先ずは正しい生活態度で「気」を養いましょう! また姿勢の悪さは「高電圧電界治療器」では直せませんから、無理な姿勢は避け、痛めたときは早期に操体法なり整体師や鍼灸師により正常な骨格に直してもらいましょう。
それではまた後ほど、長期試運転の結果をご報告致しますのでご期待下さい。( Dec. 17. 1999 )
これによって人間の全遺伝子情報の1/60が解読されたそうで、いよいよ人間の設計図であるDNAの記録の解明が近づいた事になる。これによって病気の原因や、それにたいする新薬の開発に弾みがつくが、それによって人間創造の「神」の領域に踏み込み、人の誕生に選別が加えられる心配がある。完全でないのが人であり、ハンディキャップを持つ人を蔑視し、差別する事は人の道として正しい事ではない。いわゆる多数決の論理がここにもまかり通っているのである。
ハンディキャップを持つ人にきれいな正しい心や礼儀正しい人が多いことに比べ、健常者に悪い心の持ち主や他人に気遣いの出来ない心の持ち主が多いとは思いませんか? 人の痛みが分からなければ心の優しさは育まれないのです。
今年の「日本賞」(NHKの世界の教育番組グランプリ)に、聴覚障害者を扱ったイギリスの4Chの“シリーズオフリミット「負けるもんか」”が教育ジャーナル部門で受賞しましたが、私たちは改めて人間についてよく考えてみる必要があります。
短絡的な考え方かもしれませんが、DNAの解読が人間に利益をもたらすよりも、障害者を排除し、人間を改造し、人間のクローンを造り出して、悪魔の世界をもたらすことを心配しています。科学がこれ以上人間の誕生に関わらない事を望んでいます。( Dec. 2. 1999 )
リンゴやミカンやカキなどは何度も消毒され、見た目はきれいですが食べても大丈夫でしょうか? 野菜なども売っているものはきれいで、虫も食っていません。いや虫も食わないほど農薬が付着しているのでしょう。こう考えると、安心して食べられるものはありません。これを杞憂と言えるのでしょうか?
私達は化学薬品に対する感覚が麻痺してはいませんか? 現代病の多くも、これらの化学薬品で生み出されているのではないでしょうか? 医療そのものを見直す時がきています。対症療法では病気は治りません。病気にならないようにすること(予防)と病気に打ち勝つ体質(自然治癒力)を造ることではないでしょうか? (Nov. 27. 1999 )
介護費用を税金によって賄うつもりのようですが、いずれにしてもそのための費用を確保しなくてはなりません。もしも現在計画中の介護保険制度に問題があるのなら、至急、超党派により再検討の必要があるのではないだろうか? 報道のように、選挙のための対策だとしたら本末転倒もはなはだしい。
そればかりか、在宅介護者に対する家族介護支援手当ての支給制度を実施しようとしている。心情的には分からぬでもないが、現金支給となると歯止めが利かなくなり、せっかくの介護保険制度が崩れて行くような気がする。それならば、問題が出てきた現時点で、現在の介護保険制度自体の大幅な見直しを行って“改正介護保険制度”を4月1日までに成立させる位の意気込みがほしいものである。
現在、私も地域福祉推進協議会の活動をしており、地域住民の高齢化と老人介護にも少なからず関心があって、今回実施される介護保険制度にも注目している。“老人”=“介護”は必ずしも成り立たないが、否、成り立たないように地域での高齢者の生き甲斐・活性化と健康管理を推進することこそ重要である事は論をまたない。( Oct. 26. 1999 )
ところが、今、多くの子供たちが、肩凝りや腰痛で困っているのだそうです。「高電圧電界治療器」の無料体験コーナーに、お年寄りではなく、多くの子供たちが通ってくるのです。若い人達も少なくありません。
日本人の平均寿命が79才だと喜んでばかりはいられません。その年代の人達の多くは、明治・大正生まれの「欲しがりません、勝つまでは!」の食糧難の時代に育った人達なのです。食糧事情もよい(飽食の時代ですよ)、生活環境も良い(自然環境は別としても)現代の若者や子供たちが、“♪♪母さん、肩をたたいてよ〜”と言うような、異常な事態になってきています。成人病(生活習慣病)は、いまや子供も大人も区別が無くなっていると言います。
リブリブ・ハウスが、子供たちで溢れかえるようでは困ります。世の中、どこかおかしくなっているのではないでしょうか?
世のお父さん、お母さん達! 子供の健康管理は、親の役目ですぞ! いい学校へやるため、家庭教師を付け、塾へ通わせ、年がら年中、子供の尻をたたいて「学歴こそが全ての幸せのもと!」などという価値観を植え付けて、本当の幸せの元である健康管理を疎かにしてはなりませんぞ! 今時、学歴なんて何の役にも立ちませんよ。学校では、子供たちの反逆が始まっています。学問だけが全てではありません。リブリブ・ハウスに通わなくても良いような、元気な子供に育てて下さい! ( Oct. 12. 1999 )
最近は、人だけでなく具合の悪いネコやイヌなどのペットもたくさん持ち込まれ(?)ています。目が悪かったり、動けなくなった動物が元気になっていくのです。人間にも効果があるのですから、動物にも効果があるのは当然です。この治療器に関する文献の中でも、動物実験が行われて効果が確認されていますから不思議ではありません。
3日程通った時、ひざの裏にピンポン玉ほどのグリグリがあって正座もできなかった人が、何時の間にかグリグリがすっかり無くなってしまったという話を聞きました。そうしたらちょうど一緒に無料体験中の美人の奥さんが「あら、私も首にできていた3つ程あったグリグリが無くなっているわ!」と言うのです。触ると痛くて困っていたというのです。
それを聞いて、私は何となく自分の左足首に在るピンポン玉の半分くらいの軟骨(と思っていた)の出っ張りが気になりました。この軟骨の出っ張りは、柔道をやっていた時に出来ていたので、気にはなっていましたが、40年近く付き合ってきたし、それほど痛みがあるわけでもないし、「左足払い」や「左支え釣り込み足」を得意とする私の象徴のように考えていました。
ところが、グリグリが無くなっていると聞いて、急に気になって左足首を触ってみたのです。あれっ!軟骨の出っ張りがありません! 出っ張りが無くなってしまっているのです! 俄かには信じられない気持ちです。軟骨が無くなるはずはありません。アドバイザーの則子さんの言うように、水の固まりだったのかもしれません。
この高電圧電界治療器は、血液を汚れを無くす(血液の酸性をアルカリ性にするという表現で宣伝されていますが)のが目的で、そのため、血液の汚れによって起こる症状、とくに慢性疾患の改善に効果があるものです。でも疲れ、肩凝りや腰痛なども簡単に良くなるので不思議です。
皆さんも是非試して下さい。病院で治らず困っている人がいたら教えてあげて下さい。私の体験は、開成町の円通寺のそばのスーパー「やおまさ」の駐車場の「リブリブ・ハウス」です。木曜日は休みですが、好評なら10月末位までやるようです。( Sept. 22. 1999 )
長野県臼田町にある佐久総合病院で総長(元院長)の若月さんが現在の医は“技術主義になりすぎて、人を愛する心を失っている”と嘆息されます。この病院では、村ぐるみの健康診断や病気を予防する生活改善に長い間取り組んでこられたそうです。
若月さん自身は医学生の時に、マルクス・レーニンの共産主義にのめり込み、当時の社会にあっては共産主義の活動は非合法として認められず、志半ばで挫折し転向せざるを得ませんでした。
その際、恩師の紹介で佐久の病院へくる事になり、農村の生活の実態を知ることで、労働者だけではない農民の医療のためにこそ働き、その一生を捧げる使命感を持つようになったと語られます。
また、人の健康は平和につながり、自分の命を大切にする事は、人の命を大切にする事で、そうなれば戦争は無くなる。戦争というのは、弱いものをいじめる事である。とも語っておられます。
人は正しく生きていく、楽しく生きると言う事は、人を愛する心だというのです。現代の医療は、単に長生きをさせる(時には、植物人間になっても生き長らえさせる)ことが可能になっている。本当は人間らしく生きる、つまり“ノーマライゼーション”ではないかと語りかけられます。
これは、単に言葉だけの事ではなく、実際に、農村の中での農薬の毒性の研究にも取り組み、技術主義偏向となって人を愛する事を失っている都会の医科大学に対して、農村の中での真の医学を目指す農村医科大学の構想を立てられたそうですが、そこに政治家が入り込むとだめになる事を痛感せられたようです。
医療の民主化は、社会の民主化であり、そのためには、人々の意識が変わる必要があります。現在の選挙を見ても、政・財・官の癒着を見るにつけ、それらの政治家を選んでいるのは、そこの人々なのですから。とも述べておられます。
医師として、また病院の経営者として、自分のためでなく地域住民のために最良の医療を提供し、後のため(次の世代のため)に良いものを残すのが私の務めだと締めくくられています。
やはり、まず一人一人の意識を変える事が重要なのではないでしょうか? ( Sept. 18. 1999 )
この考え方の延長からは、遺伝子操作をして身体に障害を持つ可能性の在る子供の出産を防止(阻止か?)するという思想は出てこないのではないでしょうか?
神より授かった全ての生命を、全て同じように大切にして育み、お互いに支え合っていく社会を実現することが福祉社会であり、当然共生の社会でもあると思うのです。弱者だから保護すると言うことは、弱者だから社会に甘えられる制度を作ると言うことでは無く、弱者であるからこそ一般の人と同じような生活の権利が保障されるような社会構造にすると言うことではないでしょうか? 身体障害を持つ者に対し、哀れみを持つとか援助をすると言う考え方は、明らかに健常者優位の差別的な考え方に思えるのです。
このことは、社会構造を整えたからと言って、何も社会弱者に対し気遣いをしないと言う事ではありません。大人が子供に対して危険の無いように心遣いをするように、特別に何かをすると言うことではなく、自然に心から気遣う(「気」を出すことと同じでは?)ことではないかと思います。
その点、日本では身体障害者やその他生活弱者に対し、まだまだ特別扱いで、障害者側も援助してもらうと言う引け目を感じているのではないでしょうか? どちらも平等に同等の権利を有するのだと言う意識が、日本の社会全体に広まることを願っています。( Aug. 31. 1999 )
そして枠囲みの中に「気功で一番大切な事は心とからだをリラックスさせて行うことです。心身ともに静かで、なごんだ状態になり、どこにも無理がなく、そして“信じる”とか“疑う”とか“あれこれ思う”とか、そういった心の動きや作為を図ることをやめて、自然のありのままの状態で行うことです。そのようなとき、“気”は全身をとどこおりなく巡ります」とある。
それだけではありません。別のページには、心の健康のために「座禅」や「写経」が解説されていました。
現役を退いて、「老人」と呼ばれる定年後の生活について、現役時代とはまた違った形でのストレスや生活環境の変化が待ち受けています。益々高齢化時代となって介護を受けなければならない様になっては、ますます自己嫌悪に陥ることになります。そうならないためにも、自らが健康を保つためには、全身に“気”が巡るように、日頃からの精進が必要なことに違いありません。はからずも、最近「気」について述べていたので、その偶然に驚いています。( Aug. 1. 1999 )
確かに、それぞれの言い分は間違ってはいないとは思いますが、ここには、肝心の患者となる高齢者を中心にした討論がなされてはいません。老人医療の改革が、そのまま財源の討論に終始しています。いったい、老人医療の一番の問題点は何なんでしょうか? 老齢化による老人の罹病率が高くなるからでしょうか? それとも、必要以上の医療を望むからでしょうか? はたまた病院側が必要以上の検査や多くの高価な薬を処方するからなのでしょうか?
いずれも当たらないと思います。何故なら、老人でなくても病気になれば(身体の具合が悪くなれば)症状の程度にかかわらず、病院へ行くより他に方法が無いのではないでしょうか? (別に、予防医学への取り組みの問題もありますが)それから後の問題が、老人医療費の問題なのではないかと思います。
まず、現在では病院の診察所見などの情報は、患者には公開されませんし、例え尋ねてみても、3分間診療では、ろくな説明もされず、(素人に何が分かるかと)うるさがられるのが落ちでしょう。また、治療に関しても、複数の選択肢が示されることもなく、患者自身が自分で選択できる余地はありません。即ち、病院側が一方的に治療方法や治療費を決定しているということです。
そこで問題は、これらを改善することが、先ず必要な事なのではないでしょうか? 医療情報の公開と、治療について患者の選択を可能にする事、そしてそれらに対して、適切な治療と適正な医療費(“実施した結果これだけ費用がかかった”ではなくて、“実施するにはこれだけの費用が必要になる”ということを事前に提示する)であるかどうかの監査体制を定める事ではないでしょうか?
現に、アメリカなどでは、保険会社などが施された医療方法や請求された医療費が適正かどうか監査していると聞いています。これは老人医療に限った事ではありませんが、システムの不備にもかかわらず、ともすると財源の問題が改革の中心であると言う短絡的な思想が、最近特に蔓延しているように感じるのですが、如何なものでしょうか? ( July. 25. 1999 )
先日のNHKのTVレポート「やせたい女子高校生の意識調査」でも、女子高校生のやせたい願望は、標準以下の体重にもかかわらず、なお5Kgもダイエットしたい、あるいは食事を制限しているというから、健康という面からの生活指導がどうしても必要だと考える。
また女子高校生の喫煙は、カッコイイと言うよりダイエットの意味があると思われるので、新生児に対する喫煙の害も心配される。親が黙認している(私が近くを通る女子高校生に注意したら、「親が吸っても良いと言った」にあきれたことがある)こともあるので、PTAでの啓蒙がどうしても必要だと考える。( May. 12. 1999 )
更には、個人の医療情報もディジタル化された情報によって、何時、何処ででも適切な処置を受けることが出来、大病院と個人病院の差も無くなる時代が来つつあるのではないでしょうか? 特に難しい病気や事故による傷害に対する初期診断の見誤りを無くすことに威力を発揮できるのではないかと期待しています。
インターネットを通じた医療相談が、すでにNHKの健康相談室の番組で試験的に実施されており、画像を見ながら双方向の通信診断の可能性が明らかであり、今後の医療の方向性が示唆されているといってよいと思う。( Apr. 13. 1999 )
この映画は、ある有料老人ホームで起こる問題を、新任の介護福祉士・浦島ミツ子の活動を通して、介護とは何か、ぼけ老人の問題とは何かを問い掛けています。
人は誰でも何時かは老人の時期を迎えます。少子高齢化社会を迎えて、益々この問題を避けては通れません。映画では、家族と動けなくなった(寝たきりの)老人との確執については、ことさら触れてはいませんが、暗にこの問題の大きさを、他人への愛情の問題として、ボケや寝たきりから自立する過程の問題として描いています。
それだけでなく、これら老人介護に対する行政の立ち遅れに対しても、それとなく訴えています。
人に対する愛情、他人に対する心遣いは、現代人に忘れ去られています。私の義父もボケ老人になり、私が誰かを思い出せずに亡くなりました。義母も先ごろ亡くなりましたが、やはり動けなくなると、人は希望を失って生きる力を失うのでしょうか。
この映画でも、寝たきりになって息子達から厄介物扱いされ、ホームに入所してきた元中学校長も言いますが、老人は厄介者で、廃物なんだ! 早く死ねばいいんだ! しかし、実際には、自分の過去の栄光を生きがいにして、生きているに違いありません。自分が世の中から必要無いと宣言された時から、希望を失い、ボケが始まるように思います。
介護を必要としないためにどうすべきか? 今、私達は、真剣に考えなければならない時期にきています。介護保険が何故必要なのか? 私達一人一人がよく考えなければなりません。老人の尊厳、いや人の尊厳について議論が必要な気がします。( Apr. 3. 1999 )
医師や看護婦は人命を預かっているわけですから、決して間違えてはならないのです。当然、処置方法には再三の確認が必要です。ところが、確認もしないで処置したとしか思えない事故の発生が、あちこちの病院で起こると言うことは、どこか狂っているとしか思えません。医療以前の問題です。
「今後このようなことの無いよう管理をしっかりします」ではなく、原因は何かを明確にして、再発防止に歯止めをかけることでしょう。お役人の言い訳ではないのですから。むろん、病院の管理体制が一番問題ですが。
かなり以前から、いつも利用している(私は救急車利用や入院のベテランです)県立病院の看護婦さんの質が低下している(落ち着きが無く、患者の訴えを十分聞かない)ことが気がかりになっていたのですが、どうも看護学校の教育にも問題があるのではないのだろうか。
また、若い男の医師と看護婦のいちゃつきなども結構気になっていることです。
心ここにあらざれば、ミスも発生するし、間違いを起こす率も高くなるだろう。自分の義務と責任は何か、常に心していなければならない。医師や看護婦だけではないが、何事においても、仕事に神経を集中することが大切であろう。
これは現代の教育の問題と同根なのかもしれない。( Mar. 20. 1999 )
脳死とは何か? という原点に立ち返った問題(もう一つの死、心臓停止をもって死とする)や、臓器移植の実施段階までの情報公開とプライバシー保護と言う相反する大きな問題を含めて、マスコミの報道がどこまで許されるのか、臓器移植後に発生する問題点(人は自分の体組織に害となる異物は、自然に排出したり、異なる組織体が入ってくれば拒絶したりして、外界から自分を守っているので、当然他人の臓器を受け入れないという拒絶反応がおこる)も今後大きな課題となるに違いない。臓器移植後どうなるかという諸外国での事例を明らかにすべきだと考えるがどうだろうか?
また臓器移植と簡単に言うが、新聞によれば、心臓移植にかかる費用は約1000万円、その後の生存期間に必要な費用が、平均800万円/年という。我々サラリーマンでは、到底支払うことが困難な高額医療であることも問題であろう。(Mar. 2. 1999 )
いま私には、大きな後悔が心を塞いでいます。それは、以前、私と一緒に働いていた女性で、子宮筋腫で苦しんでいる人がいました。生理の時にはとても痛みがひどいらしく、仕事や人間関係にも支障が生じていました。なるべく、気がね無く休めるように、リリーフできる人を付けましたが、彼女自身は、人一倍仕事が出来る人でしたから、かえって気を遣われるのが耐えられなかったようでした。
その後、仕事が自分のペースで出来るように、技術関係の部署へ配転しましたが、かえって恨まれる結果になりました。しかし、身体のほうが大事だと思い、思い切って手術するように勧めましたが、彼女は、手術すると女でなくなると嫌がりました。結局は、苦しみと癌の転移を恐れて手術を決心しましたが、今思うと、私は、彼女に大変無礼なことを言ったものです。女性を捨てろと言ったことになるわけですから。今あらためて、彼女に本当の心遣いができなかった自分を恥じています。「ごめんなさい!」( Feb. 23. 1999 )
先日、全盲のピアニスト梯 剛之さんのすばらしい演奏とその生い立ちをNHKテレビでみた。また、パラリンピックやニューヨーク・シティ・マラソンでの身障者とボランティアの数々の感動的なドラマを見ている。「健常者」と言う言葉自体も「差別用語」だと思うし、そういう思想こそ排除すべきだと思う。
遺伝子操作や生殖細胞の操作は、現在は特定の制限の元に行われていても、いずれは、なし崩しに行われて歯止めが利かなくなるに違いない。
生命誕生は、神のみが操作される神聖な行為であると信じている。( Jan. 30. 1999 )
先日、日本でも不妊治療の人工授精で、夫の了承なしに他人の男性の精子を用いて人工授精を行い女児を出産したが、夫は嫡出子と認めない裁判を起し、勝訴した。
どちらが認められたにしても生まれた子供に罪はない。この子が大きくなった時、誰を父と呼べばよいのか? 大人は自分の身勝手で神を冒涜し、子供を不幸にする。子供を産めても産まない夫婦もいれば、子供を産んでもすぐに離婚したり、父親の無い(?)子供を産み育てる未婚女性も増えていると聞く。全て大人の身勝手であり、親としての義務や子供の人権をどう考えればいいのだろう。この事は教育の問題にも深く関っている。( Nov. 20. '98 )
今こそ予防医学に力を注ぐべきで、化学薬剤に頼らないシステムを作ることこそ急務ではないかと考える。人の生来から持つ自然治癒力を高めることにより病気を克服し、あるいは病気にならないようにすることで、このことは将来大きな問題となる高齢者の介護の問題にも寄与するものと考えている。東洋医学と呼ばれているものも、その一部ではないだろうか? ( Dec. 13. '98 )
飛躍するようですが、「高電圧電界治療機」で脳梗塞などによる身体障害が回復するなら、ひょっとして脳神経細胞の再生に寄与するのではないかと考えるのです。どなたかこの因果関係を明らかにしてくれませんか?
NHKの列島福祉レポート「戦後53年 苦しみ続ける毒ガス障害者」を見た。 旧日本軍の毒ガス工場で働いた人達。広島県大久野島で毒ガスの後遺症で慢性気管支炎に苦しむ人達に対して、国として、いや厚生省としては「戦後53年も経っては毒ガスと慢性気管支炎との因果関係が証明できない限り、民間人に対しては特別手当を支給する制度を作るつもりはない。」のだそうである。
大蔵省管轄の軍属に対しては支給されているようである。日本の福祉政策が机上だけで血の通っていないことがわかる。毒ガスの障害者については、別に相模海軍工廠でも発生しており、こちらは大蔵省管轄で救済措置がとられる予定になっているとか。やはり厚生省は医療のガンか? 一日も早く大久野島の毒ガス障害に苦しむ人達(高齢化していて今年で2374人の方が死没されているそうだ)に救済措置が取られるように念願したい。
ところでお気づきの通り、このように苦しんでおられる大久野島の慢性気管支炎の人達に「高電圧電界治療機」が効果ないものだろうか? 例え恢復できないまでも、少しでも喘息の発作の苦しみを和らげられないものだろうか? 喘息の苦しさは、喘息や肺ガンを経験した人でなければわからないだろうが「高電圧電界治療機」のメーカーさん、採算度外視で広島の大久野島へ飛びませんか? それとも厚生省にこの「高電圧電界治療機」を持ち込みません? ( Nov. 9. '98 )
もちろん今まで閉ざされていた世界から、同じ苦しみ、同じ悩みを持った人達との出会いと会話を通じて、あるいはアドバイザーの美由紀さんの明るい巧みな話術と励ましによって、自らが立ち上がろう、少しでも良くなって動きたいという意識が芽生え、それが更に自らのリハビリへとつながって回復を早めているのかも知れません。
でもこれは驚くべき事ではありませんか? 病院に何年も通い、苦しいリハビリを耐えてきても回復しなかった機能が、この「高電圧電界治療機」のお陰で何の苦痛もなく回復してきています。いま私自身、目を疑っています。私自身の五十肩はまだ恢復してはいませんが、効果が著しい症状と効果が出るまでに長い時間がかかるものとがあるのかもしれません。
皆さんのお話を聞いていると肩凝り、腰痛、高血圧、便秘、静脈瘤、皮膚に関係する症状の恢復は比較的容易で、それに打ち身、内出血等も痛みがやわらいで恢復が早くなっているようです。美由紀さんは、切り傷は血液がサラサラになるから、かえって「高電圧電界治療機」はやめた方が良いと注意してくれましたが、私は仕事で怪我をして出血していましたが、それを隠して「高電圧電界治療機」にかかりましたが、悪化せず、かえって痛みも取れて早く治りました。そのほか視力の回復にも効果があるようで、私自身も眼鏡が合わなくなるほど変化してきています。
ほとんどの病気は血液が酸性に傾くことで起こっているのでしょうか。だからこそ生活習慣病対策として、規則正しい生活と毎日の食事の栄養のバランスにも留意しなければいけません!(美由紀さんの受け売り? タバコは血が汚れるから、絶対いけませんよー!!)だから、いったん慢性化した症状には、この「高電圧電界治療機」しか血液のPHを回復させる手だては無いのかも知れません。
この「高電圧電界治療機」は、正式には「交流高圧電界電位治療装置 LIVE MAX 9000」と呼ばれています。(詳しい問い合わせは バイオテック株式会社 Tel. 03-3401-5306 へ) 同じような原理の治療装置が、ドクタートロンとかコスモドクター YK-9000 とか ビーオス 9000 等の名称で他社から販売されています。
ところで、私はこの無料体験を通じて多くのことを学びました。1つは「同病相憐れむ」というか、同じ悩みを持つ人同志が胸を開いて語り合い、手を差し延べ合うこと。そして年寄りも子どもも、健康な人も障害を抱えている人も同じ仲間であると言う意識。いわゆる福祉の基本ではないでしょうか?
そしてもう1つは、明るさ、笑いが病気を恢復させるために一番大切なこと。これは、アドバイザーの美由紀さんが精根傾けて、皆さんに演じて下さる長い経験からのパフォーマンスです。それに加えて病気への正しい知識と指導でしょうね。そして、これをやれば必ず良くなるんだという信念でもって、患者に安心感と信頼を抱かせること。美由紀さんの全てが支えになっています。(ちょっと誉めすぎじゃないですか?)アメニモマケズ、カゼニモマケズ、美由紀さんガンバって下さい!(きっとボーナスがたくさん出ます。ねぇ、社長さん?)
3分間診療では無理かもしれませんが、これらは今の大病院での医療に欠けていることではないでしょうか? 検査と薬漬けだけでは病気は治りません。(でも、やっぱり心配で薬を止めることができませんよね?) かえって検査データを過信して隠れた兆候を見落として診断を誤ったり、あるいは薬害で病気を併発したり、併発しないまでも副作用を起こしたりする危険性は否定できません。それを防ぐには病気にならないようにすることこそ一番必要なことです。
いままで病気を治すということが医療と思われてきました。今回の経験から、予防医学こそ全ての人を救う医療の道であると改めて確信しました。( Oct. 17. '98 )
ところが話はそれだけではないのです。町営の地域福祉センターに同じような「高電圧電界治療機」が設置されていて、自由に利用できるようになっていると言うので、さっそく見学に行ってきました。
この施設は老人や身障者のデイサービスや温泉、カラオケ室、乳幼児の遊戯室や図書室も備えた総合福祉施設で、その一角に9000Vの「高電圧電界治療機」の椅子が7台設置されていました。常に電源が入っていて、いつでも座って利用できるようになっていました。使用時間は一日に一回で20分位と表示されていました。電極は座席と背もたれの頭の部分に接続されています。座って見ましたが、足を置く部分がプラスチックのような絶縁板になっていた以外は、特に違和感はありませんでした。
これこそ私の考えている予防医学としての利用方法ではないかと思います。他の都道府県、市町村でも福祉施設や健康管理センター等に積極的に導入されたらどうでしょうか? メーカーさんもその方面に積極的に働きかけたら如何ですか? それでは儲かりません? ( Sept. 25. '98 )
これによれば「この装置を毎日一定時間用いることにより、血液中の血清Caおよび Caイオンが著しく増加し、血清PおよびMgが減少して、各種慢性疾患に効果があり、かつ副作用は認められない」とある。実は、この文献は、高電圧電界治療機の無料体験コーナーの美人で独身の人気者の美由紀さんというアドバイザーの方に無理を言っていただいたものなのです。これでこの高電圧電界治療機の効果が検証できました。
なぜ高電圧電界のデータに拘るかと言うと、実は私もまた「高圧電界および磁界が流体(水およびゼラチン溶液)に及ぼす影響」について若かりし頃研究していて、特願 昭和40−79507号他があるからなのです。
ありがとう美由紀さん! これで安心して今夜もぐっすり眠れます。
慢性疾患で困っている皆さんも安心して是非体験して確かめてみて下さい。( Sept. 11. '98 )
単に9000Vの電極の埋め込まれた座布団の上に、ただ、じっと20分間座っているだけなのだ。ちょうど2、3日前にはしごで軒先の修理をしていて腰を痛めて困っていた時でもあったので、この腰痛が治りでもするならまんざらウソでもない機械かなと思っていた。一日目は何事もなく過ぎて、何だ腰痛の痛みも治らないではないか!と2日目に出かけていったところ、電極の座布団に座るなり腰の痛みが何と無くなっているではないか! 信じられないことだ!
しかし、まだまだ、五十肩は治っていないぞ、とそれから毎日、5日通ったところ、今度は妻が全身の湿疹(汗疹)で夜も眠れずに困っていたものが、何時の間にか湿疹が無くなり、肌がすべすべになっており、うそのように治ってしまった。これには驚いたが、なにしろ無料体験は数日で終わりとなってしまっており、それ以上の成果は得られず、はたして五十肩が治るのかどうかはわからない。尚、妻の湿疹も無料体験後に、また元に戻ってしまった。
販売のお姉さんの説明では、本機は病気を治すものではない。高電圧電界により血液をアルカリ性にして、血液の流れを良くして新陳代謝を促進するため、血液の流れや、働きに原因の有る、肩こり、便秘、高血圧、腎臓病等には効果があり、自然に治癒する。と言うのだ。
事実、効果のあった友人も購入し、私の姉も購入して使用しており、効果を確信している。
しかし、50万円以上もする高価な機械だ。理屈が分からない限り信用できないのも事実だ。もしも、効果が本当なら、これからの老人医療費の問題解決のためにも、また、予防医学上も大変有効な「高電圧電界治療機」でもある。
どなたか明快に「高電圧電界治療」なるものを説明して下さい。( Aug. 18. '98 )
しかし、もっと恐ろしいのは薬害であろう。抗生物質の使い過ぎにより耐性菌が生まれ、それより強い抗生物質が開発される。また更に強い耐性菌が生まれる。MRSAと呼ばれている院内感染がそうだ。
それだけではない。人間が自然を制圧できるという思い上がりが遺伝子の操作であり、バイオテクノロジーである。HIVの原因となった血液製剤だってそうだ。(純真な学生をだまして大キャンペーンでごまかそうとした厚生省はさておいて)医学が進めば進むほど双刃の剣だ。使い方を誤れば、取り返しのつかない危険が待ち構えているのを知らなければならないだろう。医の倫理がいま真に必要とされる時であろう。
我々自身も、コマーシャルや医者の言葉をうのみにしない体質を作り上げなければならないだろう。それにはまず現代病(多くは過剰なストレスからくる)から防御する方法を身につけることだ。