いいゲーム


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ときめきメモリアル(コナミ)

(PCエンジン、プレイステーション。スーファミはしゃべらないので不可)

人類未曾有の比類無きおもしろさを持つ恋愛シミュレーションゲーム。

やる前は、変な先入観にとらわれてたけど、やってみるとすこぶるおもしろいです。

ほとんどのキャラが、個性的かつ魅力的です。イベント等がすごく豊富で、その際のせりふがほとんど肉声で宛てられているところがすごいと思います(って今にしてみるとなんか歴史を感じるなあ、この文章。PCエンジンで考えるとすごいんだって)。

私のお気に入りは以下の3人。(あと、だいぶ前に書いた私の「ときめきメモリアル」キャラBEST15

朝日奈夕子
超元気ってカンジの女の子。鉄炮塚さんの声が超いいと思う。
紐緒結奈
世界制服の野望をもつ女の子。クールな感じがすごく素敵。
古式ゆかり
ホワーとした女の子。目を細めた笑顔がすごくいいと思う。

アイドル雀士スーチーパイ(ジャレコ)

(セガサターン、プレイステーション、3DO)

いかさま麻雀(っていうか麻雀とは別のカードゲームみたいなものかも)だけど、美少女雀士達のリアクションが楽しくっていいと思う(なんか天和専用のリアクションとかもあるし)。

勝負の前とかにある会話シーン(肉声でしゃべる)もすごくおもしろくていいかんじだし。キャラ的にはユキちゃんの自分の世界に入っちゃうところなんかがすごくいいと思います。

アイドル雀士スーチーパイII(ジャレコ)

(セガサターン、プレイステーション)

で、IIの方だけど、さらにパワーアップしてます。必殺技以外にも変身シーンや脱衣シーンがアニメーションする(ムービーじゃない)し、会話シーンも相変わらずおもしろいし(特にスーチーユキモードが。何かむちゃくちゃやばくて。さすがセガサターン。さすが18禁。と思ってたら、プレステ版も全く同じだった。ミユリちゃんぐらいの年の女の子があれ聞いてもいいのか?)。あと、キャラそれぞれのエンディングテーマとかもあって(ミルキーパイのにくきゅーみゃーみゃーは必聴)、すごくいい感じ。プレイステーション版だと、歌がCD-DAで聞けるので、こっちの方がお勧めかも(ロードとかがちょっと遅いけど)。

あと、プレイステーション版の初回特典のドラマCDのスーチーラジオSTATIONだけど、これがまた出色の出来で、これだけでも3000円ぐらいの価値があるかも(詳しい紹介)。電車の中でポータブルCDプレーヤーで聴いてて、大爆笑しそうになって大変でした。

ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者(任天堂)

(ファミリーコンピューターディスクシステム)

だいぶ昔の推理アドベンチャーゲーム。グラフィックは今見るとショボいけど、話はいいし(遺産相続をめぐる連続殺人事件なんだけど、死人蘇り伝説がからんできて、金田一(ジッチャンの方)チックなだんだんおどろおどろしい雰囲気になるとこや、もとこさんによって語られる超感動の消えた後継者の正体?とか)、演出がかっこいいし(いきなり記憶喪失で始まるオープニングとか、途中で出てくるサブタイトルとか、でれでれでん、ってSEや)、音楽もいい(もと子さんに話を聞いているところとか)ので、不朽の名作だと思います。でも、ディスクシステムのドライブのベルトが老化してきてかなりピンチ。

ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女(任天堂)

(ファミリーコンピューターディスクシステムとあとニンテンドーパワーで復活ばんざーい)

で、IIの方だけど、こっちはもう超最高。特にストーリーが。

橘あゆみちゃんの親友の小島洋子が殺されたのだけど、彼女は二人が通ってた私立丑美津高校に伝わる怪談話「うしろの少女」について調べていた。

さらにその話のもとになった時効を目前に控えた金田事件がからんでくる。

そして、あゆみちゃんとひとみちゃんとで協力して洋子を殺した犯人を捕まえようってことになります。

で、あゆみちゃんに睡眠薬を盛られたりとか、田崎があゆみちゃんを人質に取ったりとか、調べるほど奇妙な、生前の洋子の行動とか、最後の最後の超大どんでんがえしなところとか(意外な真犯人とか、恐怖直撃セガサターン(←ファミコンだって)な後ろの少女の正体とか)の展開がものすごく盛り上がります。そういえば当時この衝撃を何度も味わいたいから、記憶喪失マシーンとか無いかなとか考えてたなあ。

音楽とかも、あゆみちゃんと話してる時(捜査に協力させてとか、丸福村から帰ってきたときとか)やエンディングとかがすごくいいし(ところで、オリジナルのサントラって無いの?)。

 

こうなったら、サターンかプレステに移植してくれないかな。IとIIとあとスーパーファミコンアワーでやってたBS探偵倶楽部 雪に消えた過去を、オリジナル版とアレンジ版両方つくってカップリングして。CD2枚組で。オリジナルはBGMをCD-DAで録音して(CDで聞けるように)、アレンジ版はグラフィックを綺麗にして、台詞を全部声優さんに声当ててもらって(なんかすごく無理言ってる)。

っていうかニンテンドウパワー(ゲームキヨスク)用の書換え専用ソフトでもいいや。って言ってたら本当に出ましたね。

あと、なんか知らんが秋葉原のゼットでプレミアついてて、一時期前編だけで12800円してたりもしてました。まあ、このソフトだったら、任天堂で書き換えてもらうってことが出来るからいいんだけど。

で、ファミ探で検索してくれる人が結構いるみたいなので、せっかくだからファミ探についてを場をあらためて書きます。ネタバレOKな人はGO!。

ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ(エニックス)

(スーパーファミコン)

2の方は結構メジャーだけど(2の方もついこの前クリアした)、1の方は割とマイナーかも(主人公が男の子だったのが敗因か?)。でもいいゲームです。

ストーリーがすこぶる良くて、人間とギジン(ロボットみたいなもの)が対立するコルロ島で(人種問題みたいのをあんまり説教臭くなく扱ってていい感じ)、それを憂慮したゼペット博士が、ピーノを造り出して和解させようとするんだけど、博士が宰相の指示で逮捕されたので、プレイやーが代わりにピーノを育成することになる、って感じです。

で、ゲームのシステムの方が上記の設定にマッチしていて、ピーノを直接操作するのでなくて、インターフェースの役目をするティンカーのほうを操作します。で、ピーノにいろいろと指示をして、いろいろと学習させたりするんですが、これがなかなか思うようにやってくれません。でも、このシステムのおかげで、ピーノの教育係という立場に、かなりの感情移入が出来ます。

そして、イベントシーンになると、自分からは一切干渉できず、ピーノの行動を見守ることしか出来ないんだけど、ここがものすごく盛り上がるところです。特にサーカスのイベントで観客みんなと合唱するところとか、最終章のJ回路が発動するところとかは感涙ものです。To Heartのマルチや、クロノトリガーのロボみたいな、人間以上に人間らしい心を持った機械に弱いって人は、かなりイケると思います。

とりあえず、2をやった人は1もやってもらいたいです(っていうか2で1のネタバレが結構あるんだけど)。

ソロモンの鍵2 クールミン島救出作戦(テクモ)

(ファミリーコンピューター)

1のほうがメジャーだし、あっちも名作だけど、敢えて2の方について書きます。

2のほうは、1の荘厳な雰囲気とうって代わってほのぼの系で、換石アクションもがらっと代わって、凍らせアクションになって、こんなのソロモンの鍵じゃないって人も多いかも知れないけど、こっちもこっちでいいゲームです。

で、2はアクション抜きの全くのパズルゲームになっている(ボス戦を除く)んだけど、僕的にはこの手の純粋型パズルゲームの中でこのゲームが1番好きです。

今回は氷の塊を出して、炎をすべて消すというシステムなんだけど、氷が斜め下にしか出せなかったり、氷を出しても、周りの壁にくっついてる場合は落ちなかったり(2はブロックとかにも重力の概念があるので、落ちものパズルみたいなことも起きる)、氷の上ではブロックが止まらずに滑り続けたり、炎に当てると、氷は消えるけど、鉄のブロックの場合は消えなかったり、炎を乗せるとず〜と燃え続けるランプみたいなとこや、自由に出入りできて、くにゃくにゃ曲がってるパイプとか、おもしろいフューチャーがいろいろあります(ってわかりにくい説明。こちらのY2さんのページの画面写真をみた方が分かりやすいかも)。

で、面構成も絶妙で、ものすごく深く試行錯誤しなくても、面の製作者の意図をそこはかとなく読んで、自分のやるべきことを見いだし、副目標を順次クリアしていくと、最終形態にいつのまにか近づいていたりといったような感じになってます。

あと、途中でしくじったと思ってもセレクトボタンで1手戻すということが出来るので、ヌルヌルな人でも割と安心です。

で、このゲームかなり品薄ですから、ゲットするのは大変かも知れません。ということで、テクモさん次世代機に移植してくれませんかね?1と2と、それぞれの新作ステージと、ゲームボーイのソロモンズクラブと、PCエンジンのZIPANG(実は(c)テクモ)をいっしょにして。

あと、なんとなくこのゲームの攻略ページ作ってみました。

パネルでポン(任天堂)

(スーパーファミコン)

任天堂ゲーで、コマーシャルとかたくさん流れていたから、名前ぐらいは知っている人は多いと思われるけど、遊んだことある人が割と少なそうなゲームです。

で、このゲームは、テトリス、ぷよぷよの流れを汲む、いわゆる落ちものパズルなんだけど、この手のものの中ではピカイチのおもしろさを持っていると思います。

ゲームのルールは2つのパネルを入れ替えて、縦横3つ同じパネルを並べる、というよくあるものなんだけど、このゲームの目玉にして俊逸なのは、連鎖反応が起こっている最中にパネルを動かすことが出来て、それにより「アクティブ連鎖」と言うものを起こすことが出来るところです(マジカルドロップの後付け連鎖が一番近いかも。でもこっちの方は条件がいろいろと厳しいけど)。

それで、なんでこのゲームがあまりブレイクしなかったかと言ったら、やっぱりあのぷにぷに系のグラフィックが原因だと思われます(5連鎖以上組めないとおもしろさがわからないと言う問題じゃないと思いますよ、インテリジェンスシステムの人)。ギャルゲーとかとは違った意味で恥ずかしいから、お店のレジに持っていくのにちょっとはばかられます(まあ、そのせいで1000円ぐらいで入手できると思います)。

あと、せっかくこういう風にいろんなキャラを出すんだったら、ゲーム中にいろいろからみがあったほうがいいと思うんですけど、ぷよぷよみたいに。せっかくだから豪華声優陣を当てて。ああ、ジャレコさんあたりが次世代機に移植してくれないかな。

最後にあまり知られてないと思われる、とっておきのマル秘情報。

中ボスのサナトスの名前は、このゲームの開発元のインテリジェントシステムの開発のスペースバズーカのラスボスのSTサナトスから来てます。

プライベート・アイ・ドル(NECホームエレクトロニクス)

(PCエンジン、あとひそかにアーケードカード対応)

なんかプライベートアイドルというタイトルがやばげな雰囲気だけど、英語のスペルはPrivate eye dolで、Private eye=探偵、Idol=女優、ということです。

で、ゲームの方は女優のメイ・スターが、なんかいろいろな事件に巻き込まれるけど、名刑事と言われたオヤジの名にかけて(ちょっとうそ)謎を解いていくという、3部構成のアドベンチャーゲームで、それぞれ趣向が少しずつ違って、とてもおもしろいです。

第1章「闇夜のレイニークライ」は血塗られた猟奇殺人の過去をもつ洋館での、怪奇番組の撮影の話で、崖崩れによって洋館に閉じ込められるという金田一君もびっくりのシチュエーションです。で、おどろおどろしい洋館の中を歩き回るのがおもしろいし、犠牲者が出たとき、メイが哀しみを決意に変えて、犯人を見つけてみせると誓うシーンが胸を打ちます。

第2章の前半「朝風にベインダンス」は洋上の密室と化した客船の上での、新婚旅行中の夫婦の婚約指輪の盗難事件を解決する話で、密室のはずの部屋からどうやって盗んだかを推理し、犯人を特定し、さらに盗んだ指輪を度のようなトリックで隠したかをも見抜かなくてはなりません(このゲームのねたばれOKと金田一少年の事件簿の小説のねたばれOKな人はここ)。あと、最後にメイが犯人のことを思いやるところもいいです。

第2章の後半「白夜はブリークバケーション」は呪われた伝説がある島で、殺人事件に巻き込まれる話で、なんだかんだで、謎の組織の幹部と戦うことになります(なんか説明がおざなり)。あと、地図を自分で作るっていうシステムがちょっと変わってていいです

第3章「たそがれのポップアイドル」は1日署長をやっていたら、女の子から行方不明になったお父さんを探して欲しいと頼まれ、それが第2章で出てきた組織とかかわってきて、さらに、自分の父親の死の真実にもかかわってきます。

で、最後のボスを罠にはめて追い詰めるところがものすごく盛り上がります。会話を選択肢で選んで、相手にぼろを出させるんだけど、結構どきどきします。

あと、ゲーム全体に言えることは、いろいろなところが快適に作られていていいところです。アーケードカードを使うと(このゲームがアーケードカードを持っていて1番いいと思えるものかも知れない。天外魔境IIIがPC-FXにいっちゃたから(笑))、ロードがほとんど気にならないし(アーケードカードがなくてもバストアップや音声をオフにすれば快適になると思う)。あと、メイをサポートしてくれる、マルチメディアインターフェースロボ(でいいんだっけ?ちょっと間違ってるかも)のナビが、事件の要所要所で話をまとめてたりくれて、いろいろと助かります。

で、ぜひとも続編をFXで出してもらいたいと思います(ひそかに、アニメフリークvol.1〜3に入っている連載アニメシリーズの方は、ちょっとクソゲーだと思います。だって、なんにも推理してないし、のこのこコンサート会場に顔を出した犯人をたまたま見つけて、ファンを使ってボコボコにしてるだけだし)。

まあ、今だったらソフトも安いし、運が良ければアーケードカードも1000円ぐらいで手に入るからぜひともやってみてください。

アイドル八犬伝(トーワチキ)

(ファミリーコンピューター)

ファミコンのアドベンチャーゲームだけど、なんとなくデジコミチックな感じです。こういってはなんだけど、さくさく進むし。

で、ストーリーの方は、日本有数の大財閥の西園寺家の当主トミコが、跡取りを3姉妹の中で、3ヶ月以内に自分の名をあげる仕事をした者から選ぶということで、天才実業家の長女シズカ、天才科学者の次女レイカを相手に、歌しか取り柄がないミソッカスの末っ子エリカが、スーパーアイドルを目指すという話です。

とか書くとなんか悲壮感が漂ってきますけど、実際はすっとぼけた話です。

で、仮にもタイトルに八犬伝とついてるように、仲間が7人つきます。リストアップすると、

  1. ホシミ:しんじついちろうが連れてきた占いの人。口癖は「おこたえいたします」で、占いでエリカに道を示します。ファイナルファンタジーVIIのケット・シー見たいなヤツ(笑)。死んでも代わりはいないけど。
  2. ヤヨイ:たましかやの経営者。株の才能の持ち主。口癖は「こういってはなんだけど」。ホシミの占いの力と合わせて、小さな国の1つや2つ買えるぐらい稼いでくれます。
  3. あおやま ミサオ:秋葉原のハードという店で行われたパスワード解読大会で会う。関西弁を話す。パソコンマニア。
  4. ヤチヨ・チャバタケ:サイバーゴングショーで会う。ジャパンナンバーワンのプロデューサー。
  5. えどがわ ムラサキ:花火職人の棟梁。
  6. ミドリ:暴走族のリーダー。空手3段。
  7. モモミ:Fテレビで会う。追っ掛けの人。(そういえば、こいつだけホシミの占いに基づいて仲間になったんじゃないや)

と言ったところです。

で、ACT1「アイドルたんじょう」では、ウーバールーパーじゃなくて乳母のミホさんが連れてきた、芸能界の生き字引、アイドル追っ掛けの長老のしんじついちろうという人物のアドバイスのもと、ホシミと一緒に、他の仲間を集めます。途中、語尾に変な言葉を付けるジャーナリストの「やけに くわし」に出会ったりして、なんかものすごく振り回されながらも、ヤヨイ、ミサオ、ヤチヨを仲間にします。

ACT2「ミラクルボイス」では、エリカデビューのために仲間の3人がいろいろ準備している間に、歌唱力アップのために、K県かきなべ市のみやこカルミのところへと向かいます。で、なんだかんだあって、ムラサキ、ミドリを仲間にし、無事カルミに弟子入りし、ミラクルボイスを身に付けます。

ACT3「ほえほえムスメ」では、幻の歌「ほえほえムスメ」を手に入れるために、ポリナベプロのポリなべおから楽譜をもらい、Fテレビでは、エリカをイロモノの道へと誘う謎の敵「イロモノ大王」の手先の妨害にも負けず、モモミを仲間にし、自殺した作曲家の霊から歌詞を教わります。

ACT4「イロモノしてんのう」では、さらわれたホシミを助けるため、K県ASO山にある暗黒イロモノ城まで向かいます。

ここでイロモノ四天王と戦うのですが、そいつらは、ヤモリミユキとか、タジロマサシとかわれなべトオルとかなんかものすごいメンバーです。

ACT5「イロモノだいおう」では、イロモノ大王と対決するわけですが、大王の正体とかいろいろと大どんでん返しがあります。

で、エンディングでは、イロモノ大王の通信施設を使って、全宇宙の電波をジャックし、「きみはホエホエむすめ」を熱唱するエリカの姿を放送します。で、実際にゲームでも、火口や人工衛星をバックに歌って踊るエリカの姿が見れるんですけど、歌がなかなかすごいです。特に歌詞が。必聴です。

こういってはなんだけど、ぜひともやってもらいたいです。けど、ファミコンで、それほど数が出てないので、手に入れるのがかなり辛いと思います。

ということで、ぜひ次世代機で出してくれませんかね、デジコミにして。


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