ルキアカード紹介ギャラリー

D03《朱の一撃》
「あけのいちげき」、「vermilion-beat （バーミリオン・ビート）」

宝剣「ペンタグラムス」の持つ潜在能力を、個人同士が対峙した際に最も効率的に引き出した形がこの《朱の一撃（バーミリオン・ビート）》と言える。瞬発的に大音量・大光量で放たれる熱線が、多くの反撃（魔法剣による飛び道具すらを含む）を呑み込んで敵に襲い掛かる。
現在、有力貴族の厳重な監視下にあるこの宝剣が心無き者の手に渡ることは考えられないが、「その一振りによって国や歴史が動く」と謳われる詩に誇張は無い。
〜『Practical Theory of Magical Sword』 by W.F. Lions〜

《朱の一撃》の使いどころ
俗に「２速・３間合」と呼ばれる、この【魔剣】のゲーム上でひとつのボーダーラインとされているステータスを持つカードです。このカードを出された後に対抗できるカードは限られており、なおかつ《朱の一撃》自身も含めて例外なく相応のゲージ消費値を要求されるため、この一枚によって長引いたアタックフェイズに決着がつく、という風景が良く見られます。まさに「とどめの一撃」です。
反面、ガード不可無し、ガード難易度１、とガードは容易ですので、ＦＢ（ファーストベット）や、相手をガードさせた後のビジョンが無い状況でぶっ放すのは少しもったいない感もあります。

D13《褐色の狂刃》
「かっしょくのきょうじん」、「hazel-blade（ヘイゼル・ブレイド）」

よろしいですか、お嬢様には逆らわない事です。
あれが欲しい、それが欲しいと仰られたらすぐにお持ちして差し上げなさい。四つん這いになって犬の真似をしなさいと仰られたらすぐにそうして差し上げなさい。−−−死になさい、と仰られたら？
そうですね。すぐに死んで差し上げた方が、宜しいかも知れません。あなたの為に。
〜Mary Louisel, a Maid Chief〜

《褐色の狂刃》の使いどころ
ゲージが１枚増える上に、このカード自身もアタックフェイズ終了時ゲージになってくれる、ＦＢ（ファーストベット）にうってつけの優良カードです。特にゲージ消費の激しいルキア様にとってはお供といっても過言ではありません。
また、ヒット時に相手の手札をランダムで捨てさせる効果も、地味ではありますがじわりと効きます。相手が無防備の時などに「ボーナスベット」で追撃する１枚に使用したり、相手をＧＢ（ガードブレイク）する前に様子見として挟むカードとしても重宝します。

D05《装飾する赤》
「そうしょくするあか」、「decoration-red（デコレイション・レッド）」

残念ですわ。そのあなたの洋服の。色彩のセンス。
私（わたくし）に言わせればそう、赤色が足りませんわ。
ああ、そんなどす黒く濁った色ではなくてもっと輝くような赤色が。鮮やかな赤色が。純粋な赤色が。綺麗な赤が。鮮烈な赤が。
赤が。
赤が赤が赤が赤が赤が。
足りませんわ。

・・・それなりになりましたわね。
〜Lookier Royaner, "Miss Lunatic"〜

《装飾する赤》の使いどころ
【魔剣】Ver1.0で、ゲージを消費せず出せるカードの中ではフォリオ君のG01《喰らい投げ》に並ぶ最高の攻撃値「６」を誇るカードです。が、その代償として間合が０になってしまったり、使用後にダメージ札になってしまったりと、決して使い勝手が良いとは言えません。
このカードを使うなら直後に速度を上げられるリスクを踏まえてクレバーに、相手の無防備には大胆に、そして時には「即ゲージ消費」に使用してダメージを減らすなど繊細に。プレイヤーの腕の見せ所とも言えます。