プロジェクト魔剣 (c)さあくる湯沢温泉
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E18《明日ありと思う心の仇桜》
「あすありとおもうこころのあだざくら」
明日ありと思う心の仇桜
太古、この地は全く何も生み出さず何も消費しない、無の世界でした。そのため、他の世界や神々から見放され、「隔離されたもの」という意味を持つ「ソリテリア」と呼ばれていました。
その忘れ去られた世界の存在を不憫に思った神が、自らの身体をそこに埋めることで大陸を作りました。それが唯一神とされる「ラフル神」です。偉大な神の献身によって豊穣な土地に生まれ変わったソリテリアには、やがて草木や生き物が溢れ、人間も暮らす豊かな世界となりました。
(中略)
ソリテリアに対して快い感情を抱かない者も居ました。それがラフルと双子の神、「ル=ファール」です。最愛の兄弟を人間などに踏みつけにされていることが我慢ならなかったのです。そこでル=ファールは、ラフルが動けないのを良いことにその上に生きるものたちへ特別な力を持つ言葉「堕落」を囁き、植えつけました。それを境に人間は働くことを止め、鳥は飛ぶことをやめ、魚は泳ぐことをやめ、花は咲くことをやめました。さらに、全てのものは劣化すること、腐敗することを定められ、ソリテリアは再び不毛の大地になってしまったのです。
このことを悲しんだラフルは無限の涙を流し、それが河となって「堕落」を洗い流していきました。流されたものは途方も無い量になってソリテリアの周囲に溜まり、海となりました。しかし、大地を完全に浄化することはできなかったため、今も飛ばない鳥や泳がない魚が居て、咲き誇る花も必ず散る定めを負っているのです。
〜the Tradition of Solitalier〜

あ す あ り と お も う こ こ ろ の あ だ ざ く ら
 よ わ に あ ら し の   ふ か ぬ も の か は 

「堕ちよ、我が瞳に映る全ての物よ。」
〜The Ru=Fault〜


《明日ありと思う心の仇桜》の使いどころ
補助カードの中でも飛びぬけて決定力の強い一枚です。お互い、デッキが40枚しかないところで20枚もスタミナ札をダスト送りにされますので、使用された殆どのケースで被害者はスタミナ切れを起こします。
ただし、消費するゲージの量も生半可ではありませんので、使うときは是非相手にA15《カウンタートラップ》などで妨害される恐れの無い状況、かつ相手がある程度スタミナ札を消費しているタイミングを見定めて使いたいものです。うまく行けば次のターン相手はドローできませんし、その上次のターンは無防備状態の相手を一方的に攻撃できることでしょう。

E05《踏んだり蹴ったり》
「ふんだりけったり」
踏んだり蹴ったり
え? 今の、邪教徒だったんですか?
いえ・・・皆さん「親衛隊」と呼んでいたものですから。何か別の集団かと。ええ、全く違和感もないですし。
〜George Itoh, a Peddler〜


《踏んだり蹴ったり》の使いどころ
攻撃力が「6」ですので「コール」したくないカードですが、速度も間合も「2」とそこそこあり、かといってガードしようとするとガード難易度「4」と痛烈な代償を要求してくる、ゲージの消費量に見合った強力な必殺技です。また、相手の手札が3枚以下、この速度と間合に対抗出来ないような状況にまで追い詰めていれば、このカードをFB(ファーストベット)に使うと相手は反撃もガードもできず、ボーナスベットのチャンスを得ることもできます。
相手のゲージに息切れを感じたときには積極的に狙えるカードですが、逆にD03《朱の一撃》に代表される「2速3間合」クラスの切り札を相手が抱えているようであれば、ゲージを温存すべきでしょう。

E10《藪から棒》
「やぶからぼう」
藪から棒
一.(藪から唐突に棒を突き出す意から)だしぬけに物事をすること。前触れや前置きのないさま。
二.アイちゃんが突然「つんつん。」って言って突き出してきた棒が当たってびっくりしたんですが、あんまり痛くもないし、つぶらな瞳で「つんつん。」って言ってるので何となく許せてしまうこと。むしろもっと突いてください、とか思ったりしてしまうさま。
〜『Elementary Knowledge of Evil Terminology』by the editorial staff of Evil Terminology 〜


《藪から棒》の使いどころ
速度が「2」な上にGC(ガードキャンセル)として使うこともできる、使用したゲージはこのカード自身がゲージへ行って戻ってくれる、至れり尽くせりな万能カードです。また、特に用は無くても手札にあるとなんとなく落ち着きます。
ただし、攻撃値が「1」で後間合が「0」のため、お互いの速度が「2」になった状態でのダメージの比べあいとなるとものの数に入りません。また、こちらのゲージと手札に余裕が無い状況で出してしまうと、逆に相手の強力な攻撃を誘発し、「藪から棒で藪をつついて蛇を出した・・・」という落語にでも出てきそうな窮地に追い込まれる、という風景も良く見受けられるので注意が必要です。