これまで観念的にしか理解していなかった原爆の悲劇が、「特に落とす必要性も無かった」という3時間の特集番組を見て、外国人に言われるまでもなく、日本人はもう少し怒ってもいいのでは---?と思わされました。
米国の戦後占領政策の成功から、他の国に占領されるよりはよほどマシだと思っていましたが、まるでBSEに罹った牛を処分するのと変わらぬ感覚で、多くの広島市民を殺したこと、真珠湾奇襲への怒りから、日本人を人間とは思わなくなっていたという恐るべき敵対感覚には、私も臨時に広島市民になったような気分に襲われました。
そして直ぐ、8月9日が来ます。長崎への原爆投下と重なった我々満州からの引揚者達の受難の始まりの日が-----
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