「Weekly Needs」1996.2.29号(番外編2/2)
※この番外編は新聞販売店様のご協力で皆様にお届けしています。
今月はウィークリーニーズ本紙休刊につき、番外編とかえさせて頂きます。
前号へ・Vol.2目次・
次号へ
古き長田・新しき長田
- 長田から人が消えた
- 昨年行われた国勢調査の中途報告によると、平成2年(1990)の調査時より、約3万人に及ぶ人口が長田区で減少していた。全てが震災の影響によるものではないだろうが、それにしても人口の四分の一が数年でいなくなるという現実に、今長田は直面している。
- 「古き良き」長田
- 長田は、神戸最古の長田神社があることからもうかがえるように、古い歴史を持つ町だ。また、いみじくも全焼地域が多かったことが物語るように、戦前から建っている古い木造家屋が数多くあった。昔ながらの下町が生きてきた地域だったのだ。しかし、ここ数年は住む人が減り続けており、ここに来て震災による被害で、まちの様相は大きく変わり、さらに人が減る結果となってしまった。
- 過去から学び、新しい長田へ!
- 今、長田には様々な課題が重くのしかかっている。しかし、長田には他の町に負けない長い歴史と多くの経験が残っている。それを財産とするか意味のない遺物とするかは、まさしくこれからにかかっているだろう。「新しい長田」を模索するために、まずは歴史を辿りながら長田のまちを散策されては如何だろう。
(小野 幸一郎)
サタデーエクスプレス・毎週(土)お昼2時〜
FMわぃわぃ77.8MHz
すたあと長田は、1月17日に開局した「FMわぃわぃ」(鷹取教会内スタジオ)から「すたあと長田のサタデーエクスプレスを放送しております。
今回は、その中の小コーナーをご紹介いたしましょう。
桜亭の「リキんでますっ!」
某公園で屋台を営みながらボランティア活動に力を入れる金田真須美さんと、奈良からやってきてその屋台に居着いた野良猫・川中映理子(20)が作り出すこのコーナー。
炸裂する暴言の中にも、なぜか貴方もあったかぁいものを感じるはずですよ。
★ハガキでのリクエスト★
〒653 神戸市長田区海運町3-3-8
FMわぃわぃサタデーエクスプレス係
★FAXでのリクエスト★
078-737-3187
★ご意見・ご感想は★
すたあと長田まで
|
すたあと長田スタッフ募集中!!
【主な活動内容】
- ◎通信紙発行(ウィークリーニーズ)
- ◎ラジオ番組制作
- (FMわぃわぃ・サタデーエクスプレス毎(土)午後2時〜)
- ◎イベント企画・運営
等々
経験がなくても、長田を愛する心があれば十分!!
何かやってみたいと思っている方、ぜひ顔を出して下さい。
|
長田のまち
−ながたのみどころ7選−
イラスト地図−ながたのみどころ7選−
numata@sakuraia.c.u-tokyo.ac.jp