11/8 タジ・マハール 会場のシェファーズ・ブッシュ・エンパイアに着くと、窓口でドアチケット 18ポンドを買い、入場。日本でいうとオンエア・イーストくらいの広さか。 会場時間を少し過ぎたくらいだったけど、あまりお客がいなくて少々心配に なるも前座がはじまるころには牛みたいにでかいイギリス白人でスタンディ ングのため視界が悪い・・。そう、客層はほとんどが白人ですね。 タジの立ち位置の微妙さを表していますな。見えないので階段になってる ところに立つと怒られるし。オープニングはトリオのアコースティックな ブルーズ・バンド(名前失念)。ドブロでスライドなどしながら歌う兄さん よい感じ。リズムセクションもバカウマでかっこよく、盛り上がる。決して 若くはなさそうだったけど。前座終わるころには会場は立錐の余地無しの 大盛況。バックのファントム・ブルーズ・バンドがまず登場。ハモンドは昔 デイヴ・メイスンとかのバックやってたマイク・フィニガン。腰の据わった シャッフル・ビートに乗って粋な帽子姿のタジが登場。独特のダミ声が ややPA乗りの良さに欠けたところもあったけど、さすがのエンターテイ ナー、会場の空気つかみまくり。 個人的に嬉しかったのは『エヴォルーション』に入ってたカリビアンな レゲエ曲「クイーン・ビー」かな。実はこのタイトル、かつて自分の 曲に頂いちゃったことがあります(笑)。およそ内容は最近出た同じ編成の ライヴ盤(まだ聴いてないんですが)に準ずるものだったと思われます。 しかしあまりに見えないのと、混雑で空気が悪いのが体にこたえてアンコール を見ずに退散。着いたばかりでまだ時差ぼけ気味ってのもあったし。タジと ヒズ・バンドはこの2、3日あとのTVでジュールズ・ホランドが司会する音楽 番組にも登場して、ごきげんな演奏を披露してました。