「Weekly Needs」1995.7.30号(Vol.1 No.20)

Vol.1 No.20 表紙

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お知らせ


☆「ウィークリーニーズ」は、8月6日号から隔週の発行となります!

 8月の発行日は・・・・・・6日・20日です。

☆今後も、皆さんのニーズにあった長田の情報を皆さんに伝えてゆきたいと思います。

 よろしくお願いします!!

 先週1週間、今後の活動のための準備期間として、発行を休ませて頂きました。その間、「ウィークリーニーズ」はどうなるの?と、愛読者の方からご心配を頂いたりしましたが、また元気に発行を再開しました。
 来週号から隔週発行ですが、充実した紙面づくりをしていきたいと考えています。今後とも皆さんのご支援をお願いします。


おついたちは「ぽっぺん市」へ

長田神社前商店街 大セール! 8月1・2・3日

毎月1日はぽっぺん市
 「商店街を若いもんで、盛り上げていこうと張り切ってます。8月1・2・3日の3日間のぽっぺん市、3周年の大セールをやります」と駒屋の山口展弘さんが元気よく語ってくれた。

奉仕品がいっぱい
 「おいしいじゃけん、まあいっぺん食べてみんさいや」といつも店頭にて、ぽっぺん市の宣伝をしている西本果物店では、当日朝から特価品が並ぶ。各店がアイデアを出してサービスするのが、ぽっぺん市。「わらび餅を安くします。前には花の小鉢も配ったこともあります」と栄太楼の前川行平さんが教えて下さった。「おかずふぁくとりぃ」の”とくせいぽっぺん弁当”も美味しそうだ。

全店営業に向けて
 商店街横の食遊館の仮設店舗を見ながら、おばさんはしゃべる。「ここも、ここだけで商売しとってねん。奥ないねん」。表面だけは復興中の繕いをしている長田の我々だけど、元に戻るのもまだまだやなぁと、気が滅入りがちになる。

川の北、川の南
 長田橋がかかる新湊川の北、仮に”川の北通り”と呼ぼう。サンドール長田の建物は震災でもしっかりと残った。川沿いの市場付近は倒壊した店舗や家屋が痛々しくまだ残る。”川の南通り”は更地が多く、共同店舗の計画もあるようだが、全店営業へはまだまだ時間がかかる。だけど泣き言はよそう。ぽっぺん市をテコに街を盛り上げていこう。

文化と縁結びが合言葉
 いちごみるくの石井貞夫さんも行動的だ。「古代からの文化が長田にはあり、神社は縁結びの神様です。デートコースとしても若い人にアピールしたいですね」。なるほど、長田神社には、節分には鬼追いがあり、夏には薪能(たきぎのう)がある。神社には参集殿があり、結婚式を挙げる人も多い。

うまいものあり
 ういろう、ほうらくまんじゅう、菊水せんべい、大西の水まんじゅう.....。ケーキの好きな人には、エンゼルがある。疲れた体と心には、甘いものが良く効く。金屋や大重の蒲鉾など、長田からのおみやげが揃っている商店街だ。

神社前商店街として
 休日毎に、商店街を歩いてみた。商店街のベースはやはり、長田神社にある。店の人達も、「長田さんに、もうちょっと商売っ気出してもらわんと」と注文をつける。「復興に向けて神社も精いっぱいやってます。鳥居も伊勢神宮から頂いた用材で、秋には建設します」と長田さんは言う。
 震災復興は力を合わせるチャンスだ。次号では、神社と商店街について提言をしてみよう。

(幹)


インフォメーション


再開!図書コーナー
 長田公民館の図書コーナーが再開しました。自由閲覧・貸し出しを行っています。読書・学習にご利用下さい。

利用時間
午前10時から午後5時(日曜・祝日は除く)
貸し出し
一人3冊まで。期間は2週間。
長田公民館 TEL:078-575-1374



numata@sakuraia.c.u-tokyo.ac.jp