「青山氏、陽春に和む」
〜新作完成記念お食事会、いや、インタビュー〜
日時:2001.03.17
場所:田町某所
出席者:青山さん、白浜さん、TJC)大石さん
中西、小倉(撮影も)、立川(撮影も)
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「あとは商品になるのを待つばかりです」
中:本日はお忙しいところありがとうございます。
もうレコーディングは終わったんです、よね?
青:お蔭様で。あとは商品になるのを待つばかりです。
中:振り返ってみて、どうでしたか?作業は結構難航しましたか?
青:作業自体は難航してないんですけどね。いろいろと人的スケジュールが。
録音が飛び飛びになったりとか、いろいろと。
中:今回のレコーディングのスタートって、いつからだったんですか?
青:えーっと。結局最初にリズム録りをしたのは…9月の末、ですね。河口湖に行って
3日位リズム録りをやって、それをもとに鳥羽君のスタジオでダビングをしていって、
年末の押し迫った30日位に不足分を録って。ベーシックを録ってまたダビングをして。
中:今回は何曲録られたんですか?
青:今回は…録ったのは、13曲?いや、15曲だ。15曲録ってアルバム用に12曲、シングルの
カップリングに2曲。ボツが1曲(笑)
中:レコーディングって、取りあえずいっぱい録って
ボツにして、みたいなやり方もあるじゃないですか。
青:うん。…まあ、この方が効率がいいんで。なるべく
無駄は省いて(笑)
中:事前のデモで録りだめしてるというのも無く、ですか?
青:まあ自分の一人で録ってるデモはいっぱいあって
「コレを録ろう」って決めていって。
中:あ、自分のデモはいっぱい録ってるんですね。
青:ただまぁ、自分が決めていっても、ミュージシャン
に渡した時点で全然違う解釈になってしまう
取材前に行ったフォトセッションから
こともあるから。フレーズは決まってても演奏する人によって味が変わるから。
中:デモのまま、録音まで行ってしまうケースってのはありますか?
青:ないですね。前は割と一人で演ってる感じのものもあったんだけど、今回はリズム隊と
一緒に演ってる曲が多いから。
中:ブルーマウンテンズと一緒に?
青:うん。インストがあって、それは一人で演ってますけどね。あ、玄さんと演った
のもあるかな?
中:デモの段階である程度歌詞は決まっていたりするものですか?
青:決まってませんね。歌は入ってるけど、でっち上げの歌詞が。何か入ってないと
分からないので入れてある、という程度で。
中:最低限分かる程度に入れてあるという感じですか。
青:一応日本語の歌詞を歌ってはいるんだけど、全く脈絡を成してないというか(笑)
そういうことが多いですね。そのニュアンスをもとに歌詞にしていくんで、ムードは
そんなに変わらないですよ。
中:「満員電車のモラル」なんか、その典型ですよね(笑)
dAbさんのところでアンケートの景品になった、レコーディングで使用したコード譜と
歌詞カードを見せて貰ったんですが「衆院選」のところが「参院選」になってたり(笑)
青:(笑)そうそうそう。変える意味があったのか?(笑)
何か「参院」より「衆院」の方が唄いやすかったんだね。
そういう微妙なね、マイナーチェンジは、あるんですが。
中:今回も歌詞は時間、かかりましたか?
青:曲はもう先に出来てるんで、レコーディングやりながら
ああしよう、こうしようって考えて。前回よりやっぱ、
かかったかなぁ?前回割と歌を先に録ってるんですよ。
今回は最後にバタバタバタって録った感じだったから、
やっぱり歌詞が一番時間かかったってことなんでしょう
(苦笑)
中:レコーディングの間に二転三転して
青:力を入れる順番ってのが、今回は歌詞が一番最後になって
しまった感がありますね。レコーディング中は一生懸命
アレンジを考えていたので。
中:今回は今まで以上に凝ったアレンジの曲が?確か前回は特色として「マイナー基調の
曲が無い」と仰ってましたけど、今回は何か?
青:そうだなぁ…ホーンが多い(笑)
中:シングルを聴く限りでは、あまりその辺は感じられないんですが。
青:あ、その辺があまり出てない曲をシングルにしちゃったから。
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