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展望の稜線、十枚山から青笹山へ
2011年12月9日(土)〜10日(日)
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 恒例の富士撮影山行。今回は思い起こしたのは安倍奥の十枚山。 日帰り縦走と歩き、展望のよい山頂を思い出しました。 バス便の都合で登り出すのが昼前後になるけれど、その日は十枚に登るだけだし、 沢水を3リットル持ち上げれば、快適な夜が期待できます。

第1日目:
 六郎木(1200)→中の段(1250)→登山口(1310-20)→分岐(1345)→一の沢(1400) →二の沢(1457-1505)→十枚峠(1540-45)→十枚山(1610)
 電車とバスを乗り継いで、ちょうど正午に六郎木で下車。 急な農道?を登り詰めると登山口になりました。 前回、直登コースを降りてきたので、 今回は沢コースへ。水も得られるだろうと・・。 でも、さすがに沢を渡る箇所は足場が悪いですね。 思ったより時間を喰ってしまい、十枚峠には午後3時半を過ぎ、 十枚山にはようやく陽の入り直前となってしまいました。
登山道入り口 第一の沢 第一の沢からの取り付き 第二の沢?
ようやく十枚峠に到着 十枚山へ向かう
陽の入り 夕暮れの富士山 陽の入り
 十枚山では、山頂を少しだけ北に外れた、落葉の上にテントを設置しました。 上空を大風の通り過ぎる風音がしていましたが、ブナ林の中のテントには風もなく、 暖かで快適な一夜でした。 おかげで?皆既月食の写真を撮り損ねてしまいました。
第2日目:
 十枚山(0710)→十枚峠(0730)→下十枚山(0810)→岩岳(0900)→地蔵峠(0930-1010)→細島峠(1040) →青笹山(1135-1210)→浅間原(1240)→登山口(1410)→大平(1520)
 朝、山頂で三脚を構え、陽の出を待ちました。 駿河湾の向う、伊豆の山並みから顔を出す太陽を迎えました。 さあ、今日も元気に出発!!。
南アの稜線に満月 富士、陽の出 富士、陽の出 駿河湾
南ア深南部 朝焼けの南ア稜線
 荷物をまとめ、十枚峠から下十枚山へ。南アの展望が凄いです。 ここからは初めて、どんな路でしょうか。 地蔵峠、細島峠と過ぎ、青笹山が近くなると、稜線の左右とも大展望になりました。 青笹山はそれこそ360度の展望。 風もなく陽だまりの暖かさを楽しんでいました。
下十枚山北面に残る雪 南ア稜線を望む 下十枚山にて 今日歩く稜線
地蔵峠にて 細島峠にて 樹間から富士山 あれが目指す青笹山
南ア稜線を振り返る 南ア稜線を振り返る 青笹山にて 南ア深南部
 青笹山からは大平へ降る予定でしたが、1518m峰からの路を見つけられずに、 浅間原から大平へと降りました。 登山口を通り過ぎ、大平まで大急ぎで降りたのでした。
熊の爪痕? 正面に富士山 大平側登山口
 大平の集落に入ってもなかなかバス停は見つけられず、「乗り損ねたかな」と2時間後を覚悟したちょうどその時、 今まさに発車しようとしていたバスを見つけて、大急ぎで飛び乗ることができました。よかった〜〜!!。 バスと電車を乗り継いで、夜8時頃にようやく帰り着きました。
 
 低気圧の通過後で天候にも恵まれましたが、十枚山と青笹山、本当に展望のよい山です。 南アルプスの主稜線や深南部、富士山、駿河湾の向うに伊豆半島・・・。 青笹山では、前衛の山々の向うに白く光る雪山を一つ一つ数え上げることができました。 今度は青笹山で泊ってみようかな ^_^;;。
 今回、なぜか?1518m峰からの路を見つけられず、 送電塔のある浅間原から送電塔の巡視道と思しき路をたどって急坂を降りました。 上部は転げ落ちそうな傾斜で踏み跡も薄く、 降り下りた林道?も今は使ってなく荒れ放題。 この路は山に慣れた人向けと思います。 どこで見落としたのか、次は正規?の登山道をたどってみるつもりです。。。

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制作:加藤 輝男 2011年12月17日
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