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残雪を踏んで、身延線:十枚山 2009年3月21日(土)/4月4日(土) |
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前回の身延山、篠井山に続いて、十枚山に挑戦です。 数年前の正月、思親山に登ったときに、壁のように見えていた十枚山の稜線を思い出します。 18切符は4月10日までですし、1700m前後と標高が上がるものの、もうすぐ4月なので大丈夫じゃないか?と期待したのですが・・・。 | |||
3月21日(土): 登山口(0850)→石小屋(1030-1100)→登山口(1150)→成島(1315) |
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いつものように早朝の中央線下り電車に乗車。幾分朝陽の出が早くなったので、甲府盆地に着く頃には、明るくなった白根三山が迎えてくれました。 | |||
十枚山登山口から出発、1000m近くを約2時間で登る急坂です。 だんだんと高度が上がり、背後に見える篠井山より高くなったような気がしたら、やがて石小屋に到着。 石小屋の少し手前から雪がちらほら残っていたのですが、石小屋から右(北面)に巻く道は雪がべったりと残っていました。 踏み跡も細く、初めての道でどの程度続くかもわからないので、再チャレンジすることにして、撤退することに決定。 急坂を転げるように下ってゆきます。 | |||
登山口からはそぞろ林道を、町営バスのバス停(十枚産登山口)まで約1時間半の歩きとなりました。 | |||
4月4日(土): 登山口(0850)→石小屋(1020-30)→十枚峠(1050-55)→十枚山(1115-50)→十枚峠(1205-10) →下十枚山(1235-40)→十枚峠(1300)→登山口(1410-15)→成島(1540) |
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身延線の車窓から篠井山、十枚山を展望します。今度こそは!と期待しながら。 | |||
十枚山登山口から出発、前回と同じ道を石小屋まで難なく登りつめます。ここで軽アイゼンを用意して、山腹の道へ。 まだ雪がべったりと残っていましたが、20分ほどの歩きで結構あっけなく十枚峠に到着しました。 | |||
稜線分岐(十枚峠)からは、笹の切り払われた稜線の道を十枚山までたどります。 薄雲のため南アの展望も得られなかったので、昼食をいただいてそそくさと出発します。 | |||
十枚峠から下十枚山の道は北面なので氷化した雪の道となっており、ここでもアイゼンが必要でした。 下り道、石小屋を過ぎると急に肌寒くなり、空を見上げると雲が厚くなってきたため、追い立てられるように下りましたが、登山口ではとうとう小雨となってしまいました。 林道を歩いているうちに本格的な雨になって、傘が必要に・・・。 まっ、登山道で降られなかったからしとしましょうか。 | |||
山梨県と静岡県の県境の山。急登をこなしてやっと楽しむことのできる展望の十枚山なのですが、
今回は雲が多く南アルプスは薄雲に覆われており、稜線を楽しむことができませんでした。
雪があると難しそうですし、晩秋の頃は日が短いし、早春の今頃が歩くのにいい頃なのですが・・・。 一度目は残雪が越せず、二度目の再挑戦で稜線に立つことができた山でした。 が、十枚峠に立ってみれば、静岡(梅ヶ島)側は雪もなく、また内船側ほどの急登ではないそうです。 2時間程度の登りとか・・・。 それでも、梅ヶ島の登山口までバスで行くの難しいので、日帰りするには内船側のこのルートがいいのでしょうか?。 |
制作:加藤 輝男 2009年5月6日
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