『ページ作成講座』やめたのはいいけど次やるネタがなくてキツイ定例青毛推進委員会!定例青毛推進委員会それにしてもいつまで不況なんでしょうかねえ。イヤになりますな。それはさておき第十八回!
第十八回

夜中に抱き抱き虹色妄(以下略)

虹野:渉部くーん。 あ、寝てる……。しかもしっかり布団まで轢いて……。ほんと、どこから持ってきたんだか……。渉部君? 渉部君、起きてってばぁ!
渉部:くわっ! 誰だ!! 私の眠りを妨げるヤツぁ!
ぽか!
渉部
:おうっ!?
虹野:くわっ! じゃないでしょ、もう。眠いんだったらこんなところで寝てないでお家に帰りなよ〜。
渉部:いや〜、虹野さんが来るの待ってたら眠くなっちゃいまして。
虹野:…………。
渉部:おや、なんですくわ?
虹野:……その、渉部君の横にあるのは何かな〜って。
渉部と〜しんだいにじのさんだきまくら〜!(なんと! 『ドラ@もん』のノリで読むと文章がちょっとだけ愉快に!!)
どかっ!
虹野
:な、なんでそんなもの持ってるの〜っ!
渉部:当然、夜中に抱き抱きして虹色妄想に浸るために決まってるじゃないか〜っ!
ぐわしゃっ!!
虹野
:没収!
渉部:うぅ、今日の虹野さんはいつにも増して狂暴だぞ……。などという"いかにも"なノリは個人的にとっても寒いのでこのくらいにしますが、今回の定例青毛では、この抱き枕についてちょいとばかし語っていきたい。まあそれはそれとして虹野さん、その抱き枕あとでちゃんと返してね。
虹野:う〜ん……。
渉部:しょうがない。代わりにこの"等身大渉部くん抱き枕"をあげるから。
虹野:い、いりません!
渉部:そんなこと言ったって、その等身大虹野さん抱き枕高いんだぞー。
虹野:これ、売ってるの!?
渉部:スゴイっすよねえ。こんなの売ってるんですぜ。
虹野:な、なんだかなぁ……。


だいたい3番目くらいにキてるグッズだ!

渉部:なにはともあれ抱き枕。「抱き枕(ダキマクラ):抱きつくことを目的とした大型の枕。非常に寝やすい。(広辞苑より)」
虹野:えっ、広辞苑に載ってるの!?
渉部:知りません。読んだことないですから。
虹野:う〜。
渉部:ところであれですな。『ときメモ』にハマって俗に言うメモラーさんになっちゃうと、まあ、まずグッズに走りますな。ゲーセンのプライズに始まって関連CD集めて「こなみるく」行ってテレカとか買ってKEC(コナミの通販部のことだヨ!)に注文して……。気がついたら部屋の壁という壁及び天井がポスターで一杯だわ部屋に自分の居場所が1平方センチもないわ財布の中身は空っぽだわ家族が視線合わせようとしないわの大騒ぎでもはや誰も部屋に呼べないどころか誰も部屋に近づこうとしないという。こうなったらいっそのことショップでも開いちゃおうかという。
虹野:渉部君もそうなの? あんまり「グッズ買った」とか聞かないけど。
渉部:渉部の部屋は、自分で言うのもなんですが、いたって普通の部屋っす。抱き枕くらいなモンすよ。
虹野:これ持ってれば十分だってば……。
渉部:人間つー生物は収集癖がありますから、一度買い出したらもう買いまくりですな。ゲーセンでキーホルダー全部捕獲したと思ったら新しいのが! トレカをコンプリートしたそばから新パッケージが! それをレジに持っていった横に新作フィギュアが! そして家に帰って紙袋を開けるといつのまにやら「おやすみシーツ」が! いや、それだけじゃない「おやすみ枕」までが! そしてそれを不思議がってるところにKECから送られてくる等身大ポップ! そんな感じでアレヨアレヨという間もないほどコナミにお布施しまくりですな。
虹野:嬉しいような恥ずかしいようなちょっと悲しいような……。
渉部:コナミをお釈迦様とするならば(するな)、メモラーはその手のひらで踊りまくりのDDRって感じですが、渉部が思うに、これについてコナミを非難するのは超筋違いどころか靭帯断裂もいいところであって、コナミは押し売りしたわけじゃないですから、ぶっちゃけた話踊らされたヤツが悪いですな。
虹野:さっき"ちょっと悲しいような"って言ったけど、よく考えると、買ってもらえないと私、消えちゃうことになるんだよね……。うん、やっぱり感謝しないとダメだよね!
渉部:メモラーがグッズを買うというのは非常に正しい行為です。買わないと『ときメモ』が廃れちゃいますから。とにかく、グッズは買えば買うほど良いとされていますので、みなさんぜひ、金銭的キャパシティーいっぱいまでグッズ買ってコナミにお布施しまくりましょう。究極的にはコナミ株を購入するなどして資金提供したり、いずれは経営に参加しちゃったりすると非常に大吉です。
虹野:でも渉部君はあんまり買ってないんでしょ? 言ってることが矛盾してるような……。
渉部:渉部はメモラーというより虹野教の信者ですから。話がちょいとずれましたが、そんなわけで、メモラーはドンドンエスカレートしていくぞ、と。で、イくとこまでイっちゃうと「虹野さん型ダ×チ○イフ」とか自作しちゃうんですが、「そこまでイくのはヤバイしそもそもボクはそういう不純な気持ちではなく純粋にこの娘が好きなんだプラトニックなんだ」という人はちょいと金を出して等身大フィギュアとか自作しますな。
虹野:ほ、ほんとにそういう人いるのかなあ……。
渉部:で、「フィギュアは高くて手が出ないしそこまでイっちゃうとさすがにヤバイしボクはそういう不純な気持ちではなく純粋にこの娘が好きなんだプラトニックなんだフィギュアのスカートの中覗いてパンツ見たりなんてしないんだ」と思った人が手を出すのが抱き枕ってなわけです。面白いのが、今挙げたのは世間的に全部ヤバイんですけど、等身大フィギュア購入者と抱き枕購入者は"ここまではセーフ"と思ってるところですな。
虹野:って渉部君、ここまで全部想像で話してるでしょ。
渉部:あ、わかる? ここまでは、単に「こう言うとインパクト強かろう。こうだったら愉快だし痛快だよね」という考察で話しましたが、ようするに抱き枕購入はわりと末期的行為だぞ、と。そういうことです。


メリットとデメリット

渉部:さてさて、世の中何にでもメリットとデメリットがあります。抱き枕の場合、今言ったように、購入という行為自体が末期的、世間の目が冷ややかに、人を家に呼べない、寝床が狭くなる、抱き枕カバーの洗濯が面倒且つ干す場所の確保が大変、などデメリットがあります。あと大事なポイントとしては、虹野さんが嫌がる、これですな。こんなの持ってる人、虹野さんイヤでしょ?
虹野:やっぱり……ね。恥ずかしいのもあるし、これを持ってると思うとさすがにちょっと……怖い……かな? その、えっと、なんていうか、ほら、『ときめきメモリアル』の虹野沙希としてはそれだけファンになってくれてるのってとっても嬉しいんだけど、虹野沙希個人としては……。
渉部:常識的に考えれば、やっぱりイヤですよね。もちろん、「虹野さんはオレのことが好きなのでありオレが持つ分なら許してくれるというかむしろ喜んでくれるに違いない」という考え方もありますし、そもそも「何言ってやがんだコイツ所詮は単なるゲームキャラじゃねえか」という考え方もあります。ここらへんは購入者の考え方しだいですので、買う前にまずは一考してみるのも良いかと。
虹野:……ということは、渉部君は私が嫌がると思ってるのに抱き枕を買ったってことよね。
渉部:渉部は虹野さんをいじめるの好きですから、はい。
虹野:はぁ……。(ガックリ)
渉部:ところでメリットの方なんですが、まず、寝やすいですな。これは本当です。基本的に何かを抱いて寝るのはすこぶる良いものです。そのほかに、虹野さんの大きさが実感できる、並んで記念撮影できる、ちょっとした同棲気分、心なしか寂しくない、など。抱き枕は、同じ等身大でもフィギュアと比べると非常に購入しやすいです。等身大フィギュアが30万とかしちゃったりするのに対して、抱き枕はその三十分の一程度の値段で購入できますし、固いフィギュアや等身大ポップと違って抱きつけるから愉快ですし、突然不毛感に襲われても「これは道具だから」と自分に言い訳できます。渉部的には、抱きつけるってだけでフィギュアなんかより178万倍くらい萌え萌えなんですよ! どうですかお客さん!!
虹野:……あ、頭痛くなってきたかも……。


漢は黙って等身大だよネ!

渉部:よくよく考えてみると、なんだかデメリットの方が多い気がしないでもない抱き枕ですが、それでも「欲しい! 欲しすぎる!!」と思った人が中にはいるのではないでしょうか。
虹野:いるのかな〜。
渉部:抱き枕には3種類ありまして、まず、コナミから発売されている「おやすみシーツ」を加工して抱き枕カバーにしたタイプ。もう1つが、コナミが限定300個だかで売り出した等身大じゃねえつまらねえ抱き枕。3つ目が、まあこれはちょっと番外って気がしないでもないんですけど、同人サークルとかが作ってる抱き枕カバーですな。
虹野:えーっと、渉部君が持ってるのはこの「おやすみシーツ」で作ったやつだよね。
渉部:そうですな。漢は黙って等身大! 等身大じゃない抱き枕なんて出力装置のないパソコンよりダサイ! とまあ、そんな感じでもっとも多くの抱き枕愛好家が所持している抱き枕というわけです。抱き枕の本流、スタンダードですな。
虹野:"抱き枕愛好家"か〜。なんていうか……すごい響きだよね……。
渉部:実はネット上にけっこう所有者がいるコナミの抱き枕。 "限定"って言葉につられて買っちゃったって人がけっこう多いようです。限定ですから、申し込んだ人で抽選だったんですけど、買えなかった人いるんですかね? 今のところそういう話は聞いてないんですけど。情報求ム! って感じです。このコナミ謹製抱き枕は、多分もう買えないと思いますから、レアって言っちゃあレアですな。
虹野:やっぱりそのうちに価値が出たりするのかな?
渉部:うーん、何とも言えないよなあ。まあ、178年とか経てば価値も出ると思いますが。
虹野:あいかわらず例えが極端だなぁ。
渉部:ところで3つ目の、同人サークルが作る抱き枕カバーなんですが、渉部はあんまり詳しくないんですよねえ。ただ、『ときメモ』キャラのはあんまり見ないかも。ナコルルとかマルチとかはよく(?)見るんですけど。同人系抱き枕カバーは、カバーの柄が裸のキャラだったり、わりと18禁な内容の場合が多いので、「オレはいつでもエロ一筋! 雑誌はエロ本しか読まねえしマンガはエロマンガしか読まねえしゲームはエロゲーしかやらねえしビデオはAVしか見ねえしインターネットは猥褻画像収集にしか使わねえっていうかオレそのものが18禁且つ猥褻っ!!」という気合とド根性の18禁猥褻野郎な方はチェックしてみてください。
虹野:ねえ、この"猥褻"ってなんて読むの? 私、漢字苦手だから、あは、あはは……。
渉部:"ワイセツ"ですよ"ワイセツ"。こういう文字列を使用した場合、やっぱ「Goo」とかの検索エンジンで猥褻なページを検索しようとしてひっかかることもあるんですかね。ってそんなことはどうでも良くて、ここまで読んだ結果、最終的に「弊社としてはぜひ抱き枕を導入していきたい!」という結論に達した人は、もはや救いようがないのでぜひ購入してください。ただ、ときメモキャラの抱き枕が欲しい場合、一部のキャラの「おやすみシーツ」は、現在非常に入手しにくくなってますんで、そこらへん、努力と根性でがんばって探してください。
虹野:あ、ところで、渉部君はどこで作ったの? 自分で作ったわけじゃないでしょ。
渉部:そういうことはここではなく、こちらを見ちゃえば速攻ですのでそれを参考にってことで1つ。
虹野:このページって、別に渉部君は出入りしてないんでしょ。
渉部:あ、そうそう、渉部は出入りしてませんので、「『虹色ハイテンション!!』から来た」とか「渉部から教わってきた」とか言うのは御法度中の御法度ですのでよろしくお願いします。ところで、渉部はお金出して抱き枕カバーを作ってもらったわけですが、もちろん自分で加工するのもアリです。ただ、それなりの技術が必要ではありますな。最悪、貴重な「おやすみシーツ」を無駄にする場合もありますし、やっぱ金出して業者さんに頼むと、お金がかかる分しっかりした作りの抱き枕カバーになります。そこらへんはアンタの好きにしなって感じです。では今回はこのへんで。あ、虹野さん抱き枕返して!
虹野:どうしよっかなあ〜。

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