最終目的は印税生活の定例青毛推進委員会!定例青毛推進委員会ページ作成講座も今回で最後!(嬉しい)な第十七回!
第十七回

これで最後です

渉部:ども、すっかり御無沙汰な青毛推進委員会の第十七回どえ〜す。ついに髪の毛青くしましたーっ! これで、青毛推進委員会委員長なのに青毛じゃない、という負い目を感じなくて済みます。
虹野:……ほんとに、青くしちゃったんだね……。
渉部:似合う?
虹野:え、えっと、に、似合うんじゃないかな、多分……。そ、そんなことより、凄く久しぶりだよね。確か、先月の私の誕生日に更新したから、もう1ヶ月以上経っちゃったね。他のコーナーは更新してるのに。
渉部:つーかそのせいでこのコーナーのことすっかり忘れてましたから。いっそのこと今までの分も全部デリートして、無かったことにしてしまおうかと……。
虹野:そんな、もったいないよ。
渉部:と言いつつ今、「チッ」って顔したよね。
虹野:そんなわけ無いでしょ。みんなに誤解されちゃうじゃない。……あ〜ん! ほんとだってばぁ〜!
渉部:ところで、正月と虹野さんの誕生日ですっかり忘却の彼方って感じの『ページ作成講座』ですが、さすがにこれだけ間が空くと、渉部のテンションも下がり気味というかアホらしいので、一応今回でラストってことになりました。
虹野:えっと、この講座って、今回で何回目?
渉部:6回目ですな。スゴイ! 6回と言えば2回の3倍!
虹野:当り前だってばぁ〜。
渉部:さて、今までどんなことを話してきたかなんてすっかり忘れてしまいましたが、今回もちょこちょこっと当たり障りのないこと話してお茶を濁していきたいと思います。
虹野:なんか、いつにも増してやる気が感じられないんだけど……。
渉部:っていうかやる気無いんだけどね。とにかくムリヤリ終わらせてスッキリしていきたい!


いまさらという気がしないでもないですが……

渉部:さて、今インターネットでページを見てる人のほとんどが、パソコンで「IE」とか「ネスケ」とか言われるブラウザソフトで見てると思います。
虹野:最近はパソコン以外でもインターネットできる機械があるみたいだけど、1番多いのはやっぱりパソコンだよね。
渉部:でも、みんなパソコンでネットしてるのに、みんながみんな、同じ環境でネットやってるわけじゃないんですね。
虹野:えっと、例えば?
渉部:通信速度なんてのはもっともな例ですな。デジタルかアナログか。プロバイダーの回線が太いか細いか。自分ではサクサク見れたページも、見る人の環境によっては重くて仕方ない場合もあるわけです。まあ、最近売ってるパソコンには必ずと言って良いほど56Kモデムが付いてますし、56Kモデム単品もイナズマ安いですし、ISDNも普及してきてるしで、ちょっとくらい重いページを作ってもけっこうオッケーだったりしますな。もちろん限界もありますが。
虹野:あれ、じゃあ、別に問題無いんじゃない。
渉部:まあ、そもそも人の通信環境を気にしてたらキリがないんですけど、これだけは気をつけた方が良いって事がありまして。いわゆるひとつの解像度です。
虹野:なーに? その"かいぞうど"って。
渉部:解像度ってのは、凄まじく簡略化して説明すると、テレビがどれだけ細かく表示できるか、ってことです。画面の広さって言ったほうがいいかな。
虹野:よく電気屋さんの広告に書いてあるような「14インチ」とかのこと?
渉部:それとは違うんですよ。「インチ」は画面の大きさで……うーん、なんて言えば良いのかな。例えば14インチと17インチ、2つのテレビの画面いっぱいに文字を表示しても、表示できる文字数は同じです。でも、解像度が高いと表示できる文字数が増えるんですよ。14インチと17インチでも、14インチのほうが解像度が高ければ、画面は小さくても表示できる文字数は14インチのほうが多くなるんです。
虹野:?……??
渉部:あ。チンプンカンプンな顔してますね。これ、説明難しいんですよ〜。まあ、パソコン野郎ならここで説明しなくてもわかると思うんで、次に行きます。良くわからない人は、自分のディスプレイの解像度を試しにいじってみるか、本を読むかしてください。ちなみに解像度はWindowsなら、スタートメニューの「設定」から「コンパネ」→「画面」→「設定」で変更できます。Macは知りません。もちろん変更してなにか起こっても、各自大人って事で自分で責任取ってくださいね。


ページデザインにテーブルは必須だ!

渉部:解像度の説明のところで上手く行数を稼ぎましたな。
虹野:それで、結局、その、えっと"改造度"、だっけ? それの何に問題があるの?
渉部:虹野さん、"改造"じゃなくって"解像"。さて、その解像度が違うと何がどうかと言うと、大変なことにページの見え方が変わってきちゃうってことです。多くの人が使うWindowsやMacは、ウィンドウのサイズが変えられますから、制作者側の意図どおりに表示され無い可能性がさらに高まります。ちなみに渉部はWindowsとMac以外のOSのことは知らないので聞かないでください。
虹野:見え方が違っちゃうって、どんな感じなの?
渉部:例えば、今見てるこのページのウィンドウ幅を狭めてみてください。改行されるところが変わってくると思います。
虹野:あ、ほんとだ。←(今は変わらないようになってます:渉部)
渉部:まあ、こういうテキストだけのページはそんなに気にすることもないと思いますが、「メニュー」のページなんかはただ文を載せるんじゃなくて、画像や見出し文を「カッコ良かろう」という場所に配置していくわけです。
虹野:あ、わかった。改行される場所が違ってきちゃうからデザインも変わってきちゃうのね。
渉部:その通り。例えば横幅800pxで上手く表示されていても、横幅1024pxで見てる人には妙に間延びしてたりスカスカなデザインになってたりすることがあります。せっかくイイ感じにデザインしたイカスページがちゃんと伝わってくれないのはかなり悲しいですし、たかだか解像度の違いごときのために、「うわ、なんだこのページは! デザイン最悪カッコ悪いゼ〜!」とか思われてしまうのは非常に癪です。
虹野:そうよね。やっぱり悔しいよね。あ、でも、どうすればいいの? いつもみたいにここまで話しておいて「方法は無い」とかは無しだからね。
渉部:あの〜、渉部いつもそんなおざなりな事してます?
虹野:あ、えっと、そういうイメージが……。
渉部:うう……ひでえよ虹野さん。
虹野:ふふふ……、ごめんね。
渉部:ま、そんなわけで、どんな方法があるかと言うと、「テーブル」を使うんです。
虹野:テーブルって……た、多分聞いてもわかんないから聞かなくてもいいかな。はは……ははは……。
渉部:……説明の手間が省けて助かります。ページ作ってる人なら「テーブル」って分かると思いますのでっていうか単にかったるいので説明を省きますが、「テーブル」ってのは大きさを指定すれば、ウィンドウがどんな大きさでも変形しないんです。その性質を利用して、ページにあるもの全てを1つのテーブルの中に入れてしまうんです。
虹野:そうすると大丈夫なんだ。良くわかんないけど……。
渉部:テーブルの大きさは、パーセント指定だとテーブルの形が変わってしまって不毛なので、ピクセルで指定します。いくつにするかと言うと、多くの人がパソコンでネットをしてる現状を考えると、横幅640pxならほぼ全ての人が問題無く見れるでしょう。ただ、最近はVGA(640×480)に設定してる人もほとんどいないと思いますので、800pxぐらいが良いかなと思います。というか渉部はそうしてます。あ、スクロールバーのことを考えると750pxくらいの方が良いかもしれません。っていうか渉部はそうしてます(色々あって、今はもっと狭くしてます)。
虹野:それでもう大丈夫なの?
渉部:あとは……、そうっすね、まずテーブルは透明にしてください。で、テーブルの枠線も見えないように設定してください。タグ手書き野郎の人はテーブルタグの中に「CELLPADDING="0"」を入れてください。これでテーブルが見えなくなります。まあ、タグ手書き野郎がこれをわからないってこともないと思いますけど。あと、テーブルはセンタリングしておけば、どんな大きさのウィンドウでも中央に表示されるようなりますのでおすすめです。
虹野:ZZZZ……。
渉部:あ、寝てる……。


なんてヒドイ内容なんだ!

渉部:オ〜イ、虹野さ〜ん! 起きてよ〜ん! じゃないとキスしちゃうよ〜ん!
虹野:きゃっ! あ……ご、ごめんなふゎぁぁぁぁあ。あ……。
渉部:カワイイあくび。ま、こういうつまんない話も今回で最後ですしね。
虹野:ごめんなさ〜い……。
渉部:つーわけで、どうにかこうにかこの役に立たない『ページ作成講座』も終わりになります。やる方はかったるい、虹野さんは話についてこれない、読んでる人はつまらない、誰一人幸せになれない企画でしたな。
虹野:そんなことないよ。
渉部:虹野さんは優しいなあ。それじゃあとりあえず、一応最後にまとめをしたいと思います。
虹野:最後くらいはしっかりやろうね。
渉部:"くらいは"ってとこが気になりますが、まあ良いです。さて、6回にもわたって続いたこの講座で色々話してきました。具体的に何を話してきたかは渉部もすっかり忘れてますが、えーっとですね、みなさんそれ全部忘れてください。
虹野:えっ!?
渉部:ページなんつーモンは好き勝手に作ればいいんですよ。作って楽しければそれでオッケーなんですよ。人の意見なんざぁ無視無視無視! オレが正義だフォーフォートゥー! これですよこれ! 自分の感性を信じて自分が良いと思ったページを作る! ださいページでけっこう! それも個性! デザイン云々言ってる暇があったらおもしろいコーナーを考えるんだ! そしてそれを更新するんだ! 渉部が見たいのは素敵な壁紙じゃねえんだ! 愉快で気さくなコンテンツなんだ〜っ! く〜っ! これだ! これしかねえっ! というオチでもいいですか? 虹野さん。
虹野:……いいんじゃ、ないかな……、多分……。
渉部:ちょっと暴走してみましたが、要はみなさん楽しいページを作ってくださいよお願いしますよフォーフォートゥー!ってことです。ネットは個人のページで成り立ってますんで、個人のページの質はネットの魅力に直結すると思うんですけど、どうでしょうか? 伝言板やメールでのやり取りも楽しいですけど、ページ自体がもっと面白いといいですな、ウチのページも含めて。
虹野:渉部君がめずらしくまともな意見を言ってる……。
渉部:虹野さんあのねえ……。それにしても、今回のことで知識もないのにこういう企画はやらないほうがいいってことが良くわかったよ、わたしゃ。
虹野:うん、それじゃ、帰ろっか?
渉部:オチついてないけどね。では〜。

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