ページ作成講座第四回
渉部:ども、先行き不安な生活を送る渉部と、やっぱり色んな意味で先行き不安な虹野さんが送る定例青毛推進委員会第十四回です。
虹野:あの、べ、別に私はそんなことはないんだけど……。
渉部:ほんとにぃ? やばいよ〜、『ときメモ』終わっちゃうヨ〜。虹野さんあんた干されちゃうヨ〜。フォーフォートゥー!
虹野:な、なんかバカにされてる気がするんだけど……。
渉部:バカになんてそんな、滅相も無い。でもまあ、干されてもいいよね。虹野さんは渉部のお嫁さんになるんだから。
虹野:そ、そんなこと知りません!
渉部:さて、あんまりのろけてると賢明なる読者諸氏から苦情のメールとかいやがらせメールとか来そうなんでそろそろはじめますか。
虹野:ほんとにもう……。今回で「ページ作成講座」も4回目ね。今年中に終わるのかな?
渉部:あ、どうなんでしょ。かったりいからもうやめてもいいんだけどさあ、極一部の人から予想外の反響をいただいたりなんかしたんでー、もうちょいがんばりますよ。どうせ次やるネタ決まってないし。
虹野:やるからには一生懸命やろうね。
渉部:うっす。さて、前回はページのデザインについて話したというか、まあ、単に渉部の趣味を話した感じでしたね。
虹野:文字が見にくくならないようにしよう、とかそんな感じの話だったよね。でも確かまだデザインについて話すことが残ってるって言ってたよね?
渉部:あー、あれね。あれはいいや。やめます。そこまで大事なことでもないんで。で、今回からはデザインのことはパーッと忘れてですね、ページの内容について深く突っ込んで話していこうかなと思います。
長い前振りでスマン……
渉部:さて、今まで色々やってきましたね。ソフトを揃えるところから始まって、ページ名を決めてページのデザインを考えてきました。でも今までやってきたことは料理で言えば下ごしらえ、調味料、味付けみたいなもんです。もちろんそれは重要なことなんですが、あくまで調味料は素材のうまみを引き出すものですね。つまり調味料だけ食べてもつまらないこと請け合いだぞ、と。
虹野:そうね。やっぱり大事なのはページをどんな内容にするかよね。
渉部:まあ、「いまさらわかりきったこと言ってんじゃねえこの糞野郎!カーッ、ペッ!(痰)」という感じではありますが、こちらの進行上の都合を汲んでいただいてお付き合いいただきたい。
虹野:そ、それはいいんだけど、結局今回はどんなことを話すの?
渉部:青毛推進委員会を作っていただければ渉部的にはオッケーなんですが、それも非難ゴーゴーですし、具体的に何を作るかは各自考えてください。
虹野:どんなコーナーを作るかなんて教えてもらうことじゃないよね。それを考えるのが楽しいんだもんね。あ、でもそれじゃあ今回終わっちゃうよ?
渉部:そんなわけで今回からはですね、どこのページにもある一般的なコーナーについてですね、管理人として、また一人のネット野郎としてユーザー側の意見を話していこうというか渉部はこういう方が好き♪ という話をしようと思います。まったく前振りが長くてすいません。
虹野:どこにでもあるコーナーっていうと、そうねえ、伝言板とかチャットとかリンク集とかかな。あ、あとは日記なんかもよくあるよね。
渉部:まあ、さすがにリンク集について言うことなんてありませんのでアレですけど、まあ、コーナーに限らずページ上にあるものについて何でも思いついたことを語ってっちゃおーかなー、と。
虹野:あー、ほんとは何を話すかまとまってないんでしょー。
渉部:あべし! あ、古い? 最近流行ってるんですよ『北斗の拳』、多分。
渉部が考える伝言板とは?
渉部:さてですね、まずは……そうっすね、どこのページにもある伝言板について話しましょうか。伝言板、掲示板、BBS。ちなみにウチのページは伝言板って呼んでますな。まあ、ここでは色々ごちゃ混ぜで呼んでたりしますけど全部同じ意味ですんで気にしないでください。
虹野:伝言板はほとんどのページにあるよね。
渉部:レンタル掲示板のおかげで誰でも楽勝で掲示板が持てる昨今ですな。渉部もレンタル掲示板には大変お世話になりまくってます。T−CUPさんありがとう! まあ、それはいいんですが、誰でも楽勝で持てるおかげで、ネット上にはヘドがでるほど伝言板があるわけです。そんな中で自分の伝言板に書き込んでもらわないといけないわけですからさあ大変!
虹野:せっかく伝言板を作ったのに書き込んでもらえないのは寂しいもんね。
渉部:大抵のページには「来訪記念になんでもいいから書き込んでいってくださいねウッフン♪」みたいなことが書いてありますな。
虹野:"ウッフン"は見たことないんだけど……。
渉部:あ、虹野さんもう一回言って。
虹野:え、なに?
渉部:いや、虹野さんの「ウッフン」が色っぽかったなあ、と思いまして。
虹野:あ、え、あの……ほ、ほら、どんどん話を進めて。……もう、恥ずかしいなあ……。
渉部:むう、残念。きっと賢明なる読者諸氏も期待してると思うんですけどねえ。ま、いいや、話を戻します。さて、ページ管理人と来訪者を繋ぐこの伝言板なんですが、どういう意味があると思います?
虹野:え!? 意味? うーん。っていうかその前に質問の意味が良くわからないんだけど……。
渉部:ごもっとも。質問を変えますね。伝言板ってページのなんなんでしょう?
虹野:え、ページの管理人さんとページに来た人の交流の場……だと思うけど。
渉部:まあ、そうなんですけどー。上手い質問が浮かばん。渉部が思うに伝言板って"ページそのもの"なのではないかなあ、と。
虹野:?……??
渉部:あ、頭にクエスチョンマーク状態ですね。どういう意味かといいますと、伝言板が無い時の管理人さんは「ページを見てもらいたい」って思ってるのではないでしょうか。それが伝言板を持つようになると「書き込んで欲しい」になっちゃうんですよね。
虹野:そう思ってるの渉部君だけって事はない?
渉部:あ……、う、どうなんでしょう……。うーん……うーん……。
虹野:あ、なんか余計な事言っちゃったかな……。
書き込みを増やす5つ(?)の方法
渉部:さて、話を続けます。
虹野:あ、立ち直り早い。
渉部:そう思ってるのは渉部だけかもしれませんが、みんな少なからずそう考えてると思いますよ。そういうことにしてくださいよ。たのんますよ。
虹野:時間も無いもんね。
渉部:ぐっ!マジで時間ない。つーわけでちゃっちゃと話を進めますが、ようするに何が言いたいかと言えばですね、伝言板に書き込んでもらうことがページの目的になっちゃうわけですな。え、「オレはそうは思わない」ですって? うるさい、渉部はそうなのだ! 渉部がルールだ! フォーフォートゥー!
虹野:わ、渉部君落ち着いて! どーどーどー。はーいニンジンだよ〜。
渉部:わーい! って渉部は馬じゃなーい! とにかくそんなわけで管理人の立場からするとどう考えたって書き込まれる量を増やしたい!レスまみれの暮らしがしたい!じゃあどうするか? ということで、ここでは渉部が気をつけていることをいくつか紹介していきます。まず!
1・レスは死ぬ程こまめにつけるのがよし!
2・レスはできる限りたくさんつけた方がヤッホー!
3・レスは最後に質問で終わりにするといい感じ!
4・はじめましての方には「書き込みアリガトまた
書き込んでネ」メールを出して一息つけましょ!
5・渉部の口座に178兆円振り込むのはどうかな?
虹野:な、なんかどこかで聞いたことあるセリフが混ざってる気がするんだけど……。
渉部:わかる人にはわかるネタです。さて、1から順に追ってきますと、まず、やっぱレスはこまめにつけるにこした事はないです。ネット野郎は大抵テレホーダイに入ってますから、テレホタイムになる前か、なってすぐにつけるのが良いかと思います。
虹野:前に書き込んだ人がまた見に来る前に返事を書いておくのね。やっぱり見に来て返事が書いてなかったらちょっと寂しいし返事がないと書き込みづらいよね。
渉部:昼は大学から、夜は自宅から、というネット野郎もいますので、昼の書き込みにあらかじめレスをつけておけば夜にも書き込んでくれるかもしれません。テレホタイム中も気がついたらすぐレスをつけておけば一晩で2回とか書き込んでくれる人もいると思います。まあ、そこまでがっつくのはイヤって人もいると思いますが、参考までに。
虹野:2番目は私にもわかるよ。やっぱり返事はたくさん書いてあったほうが嬉しいもんね。
渉部:そうですな。例えば「はじめまして。また来ます」という書き込み。これはけっこうレスに困りますね。こういう書き込みの場合、「こちらこそはじめまして。良かったらまた書き込んでくださいね」みたいなありがちレスだと、また来てくれない、または来ても書き込んでくれない可能性が高まって、「来ねえじゃねえかあの野郎ウソつきやがったな! 許さん!」となり気分が悪くなります。
虹野:"なります"じゃないでしょ。
渉部:そんなわけでそれプラス何か、「ボクはけっこうみのりちゃんも好きなんだよ(途中178行略)うんだけどキミはどうかな?」とか付け加えると、「ああ、コイツあんな少しの書き込みにこんなにレスつけてるよバカだ奇特だ数奇だでも楽しいヤツだ」って感じで思わずヤッホー! とか言いたくなっちゃうわけですな。
虹野:ふーん、やっぱみのりちゃんが好きなんだ……。がんばってね、私も応援するから……。
渉部:あ、いや、だから例えばの話っすよ、例えばの。まいったな……。
虹野:別に私は……ね。それより次行こ?
渉部:あ、えっと、3番目はそのまんまですね。今言ったことと被っちゃうんですけど、ようするに話題作りですよね。質問で返すと書き込むネタを作ることになりますよね。話題を振る事によって書き込み側も書き込みやすくなるわけです。やっぱ質問されていれば答えようかなって気になるでしょ。
虹野:4番目はメールでも書き込んでくれたお礼をしようってことよね。
渉部:これはちょっといやらしい気がしないでもないんですが、要は宣伝というか「また書き込んでね」というさりげないアピール、念を押すわけです。でもメール貰った方も「メールまでくれたんじゃ仕方ない。この哀れな管理人の願い事を聞いてやるか」って思うのではないでしょうか? これに騙された某管理人もいますので効果は実証済みです。
虹野:で……この5番目なんだけど……?
渉部:あ、これは単に項目が5つ欲しかっただけなので気にしないでください。でも178兆円もくれるなら渉部は毎日書き込みますよ。誰かそういう人いませんかね?
虹野:いないってば。
渉部:長くなっちゃったんでムリヤリまとめちゃいますが、要は営業活動が大事だぞ、と。そして自分がこういう風にしてくれると嬉しいな、ということをすれば良いわけですな。
虹野:相手の立場に立つってことよね。これってページ全体に言えることかもしれないね。
渉部:だから言ったでしょ。伝言板はページそのものだって。
虹野:うん、今なら納得かも。
渉部:今回紹介した方法で必ず書き込みが増えるとは限りません。減るかもしれません。単に渉部が気をつけてるってだけですんで。そこらへん、各自大人って事で自分で責任取ってください。そのうえこれって全部常連さん、リピーターを増やす方法なわけです。はじめて来た人には効果なしです。結局、書き込みを増やす一番の方法は、やっぱり書き込みたくなるような人を引きつけるページを作ることです。伝言板は"ページそのもの"なんですから。
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