な、なんかすげえ久しぶりなんですけど……
渉部:どりゃーっ! 寒いぜ寒いぜ寒くて死ぬぜ!っていうか年末だーっ! ハアハア、と、いう、わけ、で、定、例、青毛、推、進、委員、会、です、ハアハアハア……。
虹野:息切れしてるなぁ。渉部君、お仕事辞めちゃって運動不足だもんねえ。それに"年末"って言い切っちゃった以上は今年中に公開しなきゃいけないね。
渉部:世紀末にすれば良かったかな?
虹野:間違ってはいないとは思うけど、あんまり良いイメージじゃない気がする。
渉部:まあ、そんなことは画面の向こうの子猫ちゃん達にはどうでもいいことってことで青毛推進委員会第十五回です。
虹野:今回で『ページ作成講座』も、えーっと、あっ、もう5回目だよ。なかなか終わらないね。
渉部:長続きしないことにかけては極東一と言われてる渉部にとっては脅威的なことですな。フッ、お嬢さん、オレに惚れんなよ。
虹野:またわけわかんないこと言ってるなぁ。それで今回はどんな話なの? 前回は伝言板の話だったよね。
渉部:あ、もう本題に入ります? もう5回目ともなると話の進行も慣れたものですな。つーわけで今回の『ページ作成講座』ではですね、チャットについて話していこうかなと。ところで虹野さん、チャットって何かわかるかね?
虹野:え!? えーっと、こう、みんなで……か、会話するのよ、うん。
渉部:まあ、そんなもんか。チャットにも色々あるんですけど、インターネットでチャットって言うと普通、1つの会議室やチャットルームとかいう部屋に複数の人が入るタイプのことを言いますな。で、部屋に入室した人達でリアルタイムで発言し合って、擬似的に会話して、お互いの意見を述べ、相互理解を深め、切磋琢磨し、明日への活力にしようそうだそうだそれがいいそうしよう、というやつなんですが……見事に上手く説明できてませんね。
虹野:……あんまり、ね。
渉部:まあ、詳しいことは各自調べるなり実際にチャットに参加するなりしていただいて、ここでは次に進ませていただきます、あしからず。
虹野:もう、適当なんだから。って、もういつものことよね。
渉部:そうなんですよ、いつものことなんですよフォーフォートゥー! もひとつおまけにフォーフォートゥー!
虹野:だーかーらー。
チャット持ってないのにこんなこと言ってて良いんでしょうか?
虹野:ところで、渉部君のページにはチャットは無いよね。
渉部:何を言う! ありますっていうかウソです無いですございません。1回作ろうと思ったんですけどねえ、1ヶ所詰まったらもうわけわかんねえやいいやもう知らねえやいらねえやこんなもん却下でしょ却下〜! みたいな。でも作んなくて良かったっすよ、実際。あっても寝不足になって死ぬ渉部あり、って感じですな。
虹野:どうして? チャットがあると大変なの?
渉部:うーん、チャットがあるから大変、ってわけじゃないんですけど、やっぱりチャット作る限りはたくさんの人に来てほしいわけで、ある程度人が来てくれるようになるにはそれなりの努力が必要ってことですな。
虹野:努力と根性ね!
渉部:あー、まあ、努力でも根性でもどっちでもいいんすけど、とにかく今回はチャットがテーマでして、チャット含有タイプホームページ管理人ではない渉部にはチャットに関するノウハウが無いわけです。そんなわけで、どうやったら自分のチャットに人がいっぱい来てくれるかを二人で考えていきましょう。
虹野:渉部君はどういうチャットだったら参加したくなるのかな?
渉部:虹野さんはどんなチャットだったら参加したくなる?
虹野:質問を質問で返すのは反則だよぉ。
渉部:そうさねえ、渉部の場合に限って言えばあれっすね、管理人しかいないチャットとか。
虹野:えっ!?
渉部:あとは誰もいないチャットとか。
虹野:ど、どうして?
渉部:ほら、チャット覗いたらさぁ、なんか管理人さんが一人で寂しそうに人が来るのを待ってたりすると、渉部的には入りたくなっちゃうっていうか。誰もいないチャットも一人で愚痴言ったりわけわかんない発言残したりで楽しいですな。参加したくなりますな。
虹野:うーん、寂しそうにしてるのを見ると入りたくなる、ってのはわかる気もするけど……。
渉部:まあ、確かに後者の方はチャットの盛り上げ方を考えるというテーマには見事に当てはまってませんな。でも、今の一連の会話から1つの強力な指針を編み出しました! パララララッパッパー!←(誰がなんと言おうとドラクエにおけるレベルアップ時のファンファーレ)
虹野:わぁ〜、ぱちぱちぱち。……ってこういう盛り上げ方で良いのかな?
渉部:ただ「なに?」って聞き返されるより良いかもしれませんな。このコーナーは毎度虹野さんの動きが乏しいと評判ですから。もう、じゃんじゃん動いてください。っていうかそういう話ではなくて、まず、チャットに人を集める方法その1!
虹野:ジャジャジャン!
渉部:お、虹野さん今日はノリノリだね。
虹野:え、うん、年末だし、私もがんばろうかなって。
渉部:イマイチ"年末"と"がんばる"に接点を見出せないんですけど、ともかくその1はですね、やはり、管理人が決まった時間にチャットにいる、ということです。
虹野:うん、渉部君はともかくとして、普通の人はチャットを覗いて誰もいなかったら他のページに行くものね。それに、いつも同じ時間にいるってわかってれば二度、三度って来やすくなるだろうし。
渉部:それとですね、ただチャットにいるだけでなく、どうでも良いこととか「誰か来てくれ〜ッ!」とか叫ぶなどして、寂しそうなオーラを漂わせましょう。これ大事です。ここテストに出るからね〜お前らちゃんとノートの書いとけよ〜みたいな。などと言ってみましたがほんとに大事かはちょっとわかりませんな。
虹野:うーん。でも、ちょっとは楽しそうな雰囲気が出て、「入ってみようかな」って人もいるかもしれないし。
渉部:同情でもなんでも、入ってきちゃえばこっちのモンすよ。
虹野:……あ、ねえ、渉部君?
渉部:なに?
虹野:渉部君が一生懸命考えたのにこんなこと言うのもあれかなーって思うんだけど、このくらい誰でも考えつくような気がするんだけど……。
渉部:ガーン! に、虹野さんがグレた!
虹野:ど、どうしてそういうことになっちゃうのよぉ!
ああ、今回辛いなあ
渉部:むう、お代官様はお気に召さなかったようでございまするな。
虹野:え、別にそういうわけじゃないんだけど……。
渉部:ま、今のは序の口っすよ、旦那。ボクシングで言えばジャブだしキックボクシングで言えばジャブだしシュートボクシングで言ってもジャブですな。
虹野:な、なんでもいいけど、とにかく他になにか良い方法を考えてあるってことよね。
渉部:うーん、あとはねえ、自分のページに「チャット大会開催!」とかいう風に、日時を書いとくとか、人のページの伝言板に宣伝に行くとか、人のチャットに宣伝に行くとか、誰かれ構わずメール出して宣伝するとか。
虹野:それもなんだか簡単に思いつきそうなんだけど……。
渉部:あ、やっぱダメ? とっさに思いつくことっていったらこんなところくらいしか……。あ、それじゃあこんなのどうですか?
虹野:なにかいい方法思いついたの?
渉部:トップのページをチャットにしちゃうってのはどうでしょうか? しかもページに来たら問答無用で強制入室になるようにすればアラ不思議! 来た人みんなが入室してくれてチャット大繁盛家内安全間違い無し! 名づけて!「強制入室であなたのチャットも大繁盛! 不況時代を乗り切るお部屋リフォーム大作戦!」作戦名がちと長い!
虹野:強制入室はちょっと乱暴だと思うなぁ……。
渉部:固いこと言いっこ無し。この際"ちょっと"くらい目をつぶっていただいて。
虹野:良くないってば。でも、渉部君はチャット持ってないんだし、良いアイデアが思いつかなくても仕方ないのかなぁ。
渉部:うーん、それを言われちゃうとツライなあ。でも、知識無いのは最初からわかっててやってるコーナーだから、知識無いなりにアイデア出したいよなあ。
虹野:そうね! うん、あきらめちゃダメだよね。私もなにか思いつけばいいんだけど……。
渉部:というわけで、なにか良いアイデアをお持ちの方、こういうことに気をつけてるぞオレは、という方、お待ちしております。
虹野:も、もうあきらめちゃったの〜!?
すっかりなげやりモードのオレ
渉部:やっぱあれですな。伝言板もそうですけど、来た人がチャットに入室するかなんて、ある意味確率なんですよ。人の出入りが多ければその分、チャットを覗いてくれる確率も上がるわけです。ようするに根気良く自分のチャットに入り浸ってれば、そのうち人も来るぞ、と。
虹野:そんなものかなぁ。私にはよくわからないけど。
渉部:なので今度は、チャットに初めて来た人を、いかにして常連さんにするか考えていきましょう。とは言ったものの、また、ろくなアイデア浮かばなかったりして。
虹野:一生懸命考えれば、きっと良いアイデアが浮かぶって。がんばるがんばる!
渉部:うっす! がんばります! さて、初めましての方がまた来てくれるようにするにはどうすれば良いんでしょうかねえ。
虹野:来てくれた人が楽しいと思ってくれればまた来てくれるんだろうけど、何をどうすればいいかっていうと、私にはちょっと思いつかないなぁ。
渉部:チャットは、文字ってこと以外は会話と同じですから、マナーを守って普通に発言してればいいんですが、管理人の場合はやはり場の雰囲気を考えつつチャットする必要があると思います。
虹野:雰囲気?
渉部:これは、初めて来た人がいるいないに関わらず、管理人はチャット参加者全員が楽しくなるように努力しなければならないということなんですが、特に初めましての方はその場の雰囲気に溶け込むまでは話についていきづらいということを、管理人さんは考慮に入れて発言しなきゃいけませんな。
虹野:現実の世界でも、新しい友達の輪に入るのってなかなか難しいもんね。それと同じだよね。
渉部:チャットは普通の会話と比べると親しくなりやすいと思うんですが、それでも最初は話についていきづらかったりしますな。まあ、チャット参加者が管理人さんとその人二人だけっていうなら、必然的に二人の共通の話題になるんでしょうが、複数人数が参加してる場合、初めましての方以外の人だけしかわからない話をしてると、話についていけなくなってあんまり面白くないと感じちゃいますな。
虹野:入っても話についていけないんじゃやっぱり面白くないよね。
渉部:もちろん、内輪ネタ的会話が悪いわけではないですが、管理人さんはなるべく初めましての方に話を振ってあげて、会話に参加できるようにしてあげましょう。そうすればすぐに溶け込めますし、ここは楽しいとこだなあ、と思ってもらえるんじゃないでしょうか。
虹野:うん、それなら気に入ってくれて、また来てくれるかもしれないね。
渉部:あの、こんなもんでいいっすか? 全然アイデアが浮かばないんですけど……。
虹野:がんばって考えたんだから、私はこれで十分だと思うわ。
渉部:そう言ってもらえると助かりますぅ。
虹野:あ、これを読んでる人はどう思ってるかわからないけどね。
渉部:そう言われるとツライですぅ。
虹野:ふふふ……。冗談だから気にしないで。
渉部:っていうかこのいいかげんさは、今に始まったことじゃないし〜。こんなの真面目の読んでる方が変だし〜。
虹野:ほーら、開き直らない開き直らない。
渉部:つーわけで、みなさん、愉快なチャットになるように各自、努力と根性してください。
虹野:でも、夜更かしもほどほどにね。