ページ作成講座、シリーズ第二回
渉部:こんちゃーっす。ども、多忙につきご無沙汰しておりました。定例青毛推進委員会第十二回でございます。
虹野:でももう、いつもの事だよね。
渉部:やんやん、そういうこと言っちゃイヤン♪ まあ、日にち指定してたわけでもないし、問題ないっすよね。
虹野:楽しみにしてる人もいるんだから、そういう人を待たせないようにしないとね。
渉部:そんな人いると思う? このコーナー楽しみにしてる人。
虹野:……。あ、えっと、き、きっといるわ! うん。世の中広いんだし、そういう変わった人も一人か二人くらいは……ね。そ、それにそう考えてたほうがやる気も出るでしょ?
渉部:フォローするのかしないのかはっきりして欲しいんですけど……。さて、シリーズでお送りしております『男と女のホームページ作成マニュアル』ですが、前回はソフトの話をしました。
虹野:また変なタイトルにつけてー。
渉部:細かいことは気にしないように。で、前回話したのは、ソフトはページ作成ソフトとFTPソフトを用意しましょうね、と。そんなに高いもんじゃないぞ、と。上手くやりゃタダだぞ、と。
虹野:うん、確かそんな風な話だったと思う。実はあんまりよく覚えてないんだけど、えへ。
渉部:……。さて、みなさん、ソフトは用意できましたでしょうか?前回からけっこう日が開いちゃったんで、ヘタしたら、もうページ公開しちゃったよオレっていうか渉部のアホンダラ遅えよ、ってな人もいるかもしれませんね。
虹野:このコーナーに合わせてページ作るには、かなり気が長い人じゃないとダメかもね。
渉部:まあ、そんなこと気にしてたらどうしようもないんでそのことは忘れます。んで、あんまり技術的な事を話してるとボロが出てきちゃうので、今回からはページ作成に必要な心構えというか、ここはこうしたほうがいいのでは? というようなことを話していきたいと思います。さあ、いよいよ渉部の個人的な趣味全開になってきますよー。
虹野:渉部君がとんでもないこと言わないように私が気をつけなくっちゃ。渉部君、イエローカードは2回で退場よ。頭部への危険球は即刻退場になっちゃうから気をつけてね。それから審判への暴言や……って、あれ、何の話してたんだっけ?
渉部:あのねえ……。
スペル間違いは恥ずかしいゾ!
渉部:さて、さっきもう技術的なことは言わないとか言ってた渉部ですが、技術的というか知識として知ってないといけないことをひとつ。
虹野:なに?
渉部:まず、作ったページや画像などのファイルは、絶対にひとつのフォルダに保存するようにします。このおおもとのフォルダのことを「ローカルルートフォルダ」って言うんですが、まあ、そんなことは覚えなくてもいいです。とにかく「homepage」とか、てけとーに名前をつけたフォルダに全てのデータを保存していくわけです。もちろん、このフォルダ内ならいくつでもフォルダを作ってかまいませんので、わかりやすいように、画像だったら「image」みたいな名前のフォルダを「homepage」フォルダ内に作って、その中に画像を保存してくわけです。日記だったら日記で「diary」とかね。
虹野:あ、そういえば渉部君、その、フォルダ名、だっけ? それのスペルを間違って「image」を「imeage」ってしてたよね。渉部君、昔から英語苦手だもんね、ふふふ……。
渉部:ぐ……言わなきゃわかんないのに……。えぇい!そんなことはどうでもいいの!とにかく、今言った中で最低限守らなくちゃいけないのが、最初に言った、ひとつのフォルダに全てのファイルに保存するということです。これはお約束的事項なんで、ガタガタ言わずにそうしてください。問答無用です。その他のことは、まあ円滑なページ作成をしたければそのようにしたほうがいいですよ、程度のことです。あ、それとフォルダ名及びファイル名は、半角英数字(大文字小文字どちらでも可)、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)だけを使うようにしてください。あと、スペースは不可です。
虹野:よくわからないけど、そうしないと困ることがあるのね。
渉部:今言ったことはアドレスに関係してくることなんで気をつけるようにしてください。フォルダによるファイルの整理も、絶対ではないにせよ、ちゃんとやっとくにこしたことはありません。フォルダ名やファイル名の変更、ファイルの移動はリンクを壊すことになりますので、後々になって整理しようとすると超めんどくさい作業になります。深い階層にある末端的ファイルなら比較的被害も軽いですが、浅い階層の場合、もう、イナズマめんどくさいです。渉部なんざ地獄を見てます。
虹野:なにをやったの?
渉部:恥ずかしいから秘密です。
話が進みゃしねえ!
渉部:さて、やっとこさ今回の本題にはいります。
虹野:うーん、今回も長くなりそうだね。私はあんまりしゃべってないのに。
渉部:それは渉部が一番気にしてるんだから言わないでくださーい。まあ、それはいい。で、いよいよページ作りに入るわけですが、とりあえず一度パソコンの電源は落としちゃいましょう。
虹野:あれ、パソコンは使わないの?
渉部:もう、パソコンなんてポイです。部屋の場所ばっか取るのでこの際捨ててスッキリしちゃいましょう。
虹野:はい、ウソ言わないの。
渉部:うーっす。アホなこと言ってないで進めましょう。これはページを作る上で一番大事且つ一番最初に楽しく感じるパートですな。
虹野:一番大事ってことは内容を考えるってことかな?
渉部:ポンピーン! さすが虹野さん! 冴えてるー。
虹野:えへへ、ほんとは偶然なんだけどね。
渉部:正解したご褒美に渉部がキスしてあげる。
虹野:あの、その、え、遠慮しときます……。そ、そんなことより話、進めよう?
渉部:遠慮せんでもいいのに。祥と、話逸れまくりですが、面白くて人がいっぱい来るナイスなページを作りたかったら何よりここに時間をかけるべきです。また、ここでページの骨組みのしっかり作っておくと、いざページをを作ろうという時に行き詰まらなくてすみます。
虹野:行き当たりばったりで作るとこのページみたいになっちゃうもんね。
渉部:そうそうこのページみたいに……なにおぅ! 渉部はこのページ作るのに幽体離脱しちゃうくらいアイデアひねりまくった……わりにはこの程度のページしか作れませんでした。トホホ……。
虹野:渉部君、じょ、冗談だから。落ち込まないで。
渉部:ああっ! 話が進まん! とにかく! ページ作りには! 一見! 不毛に思える! 机上の! 空論が! 大事なんだよーっ! わかってくれよ! ブラザー!
虹野:と、とりあえず落ちつこう、ね?
まずはタイトルを考えるべしっ!
渉部:もーれつな遅れを取り戻すべくガンガン進めていきます。
虹野:で、まず考えることって?
渉部:一言に"内容を考える"と言いましても、考えるべきことは色々ありますね。まずはどう考えたってページのタイトルでしょう!
虹野:え、タイトルなの?
渉部:"何をテーマにするか"とか"こんなページがいい"みたいなことはページを作ろうと思った時点で考えてあると思います。では、そのページにふさわしいカッチョいいページタイトルを考えねばなりません。マジな話、ページタイトルはページの運命を大きく左右します。タイトルはアクセス数に大きな影響を与えるんですね。検索エンジンで、リンク集で、そのページを選択するか否かはタイトルが握っていると言っても過言ではありません。リンク集にそのページについてコメントがあるところもありますが、「このページはヘボくてつまんないし下品で数奇で奇特だし行くだけ無駄な糞ページなんだよね〜」とか書いてるの見たことあります?
虹野:それは、ないけど……。
渉部:今のはちょっと行き過ぎた例ですが、要するにヘボくても悪く書くことはないですね。なわけですから、何をテーマにしてるかということは、コメントも参考になりますが、面白いかどうかは参考にならないわけです。では何を指針にページを選ぶかと言えば、やっぱりタイトルなわけです。ということで、グッときてハラショーでキャッチーで見た人の心をがっちり掴む、引きの強ーいタイトルを考えましょうや、ということですな。もう、一生頭にこびりついて寝ても覚めても忘れないキツーイヤツを一発。あと単純に、タイトルをつけるとページに愛着が沸くようになって、「ああ、オレとかって今ページ作ってるって感じだよねー。なんかもうマルチメディアな雰囲気で最高だよねがんばって作るしかないよねー」ってな感じでやる気も出ます。イカしたタイトルを編み出せばなおのこと、燃えてくる仕組みです。というわけで、まずはページタイトルを考えましょう。
虹野:そう言われると大事な気がしてこないでもないけど……。
渉部:ああっ! マジでほんとはもっと先まで話す予定だったのにー! 残念ながらお時間になってしまいました。っていうかキリがいいので今回はここまでです。
虹野:次回は?
渉部:次回は「コンテンツを考える」、「ページデザイン考」、「カツヲ君大慌て」の三本です。
虹野:サザゑさんじゃないんだから……。で、いつもの通り……?
渉部:予定は未定です、はい。
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