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花室川だより

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花室川をいろんなものが跨いでいます。そのひとつが常磐線です。昔は、日中でも1時間に1本以下の列車しか走らない時間帯がありましたが、今では10分に1本くらいの感じで走っています。特急もスーパーひたちにフレッシュひたちと2種類が走っています。便利になったものです。
 常磐線の他に、国道6号線、常磐自動車道、私の自転車コースや通勤路、その他道路多数、高圧電線、用水路さえ跨いでいます。だから橋が多いのです。

2007年1月1日(月)
読書二昧

晴時々陰、風無。喪中の正月は、シンプルなところが良い。読書三昧ともならず二昧くらいか。一昧は、チョットの買物とテレビでサッカーなど。乾燥してあちこちかゆい。

2007年1月2日(火)
鳥が来ない

陰たまに薄日。風無。鳥が庭の餌台にほとんど来ない日が続く。野山に餌が十分あるためではないか。このまま春までということはなく、雪でも降れば来るのだろうが。

2007年1月3日(水)
ほぼ三昧

薄陰。風あるも穏。今日はほぼ三昧。余裕あり。

須賀敦子を扱うTV番組ありと知り、番組表を見るとBS朝日。我が家では不可観。しかし、BSでは民放といえどもどひゃどひゃでない番組あるを知る。

2007年1月4日(木)
貧乏性の悲しさ

薄陰。ご用初めの日、レストランにスーツ姿の営業マンの姿チラホラ。同業者の多くも然りとなれば少しソワつく。貧乏性の悲しさ、読書三昧にもストレスあり。今日も凄惨な殺人あり、聞くに堪えず。

2007年1月5日(金)
感動できない試合

晴。昨日までのサークル会系の生活から、今日は体育会系の生活に。といっても、大した運動ではなく、自転車2時間、高校サッカー少しTV観戦、夜は団地の卓球を少し覘く。

高校サッカー選手権の今年の特徴:守りを固めて一気反撃得点逃切り型で勝ち抜こうという試合が多い。昔の静岡流の華麗なサッカーだけでは実力伯仲のトーナメントは勝てない、という中での戦術か。PK戦、それも0対0のPK戦が増え、その結果、無得点で準決勝進出2校も。そのチーム関係者以外、観ていて感動できない試合が増えている。サッカー界は対策を考えるべし。



自転車で走るとこんなものも目にとまる
2007年1月6日(土)
勘定は合っている

雨。昨日、一昨日と休日だったが、世間は仕事していて、その結果、今朝一番に自宅宛て宅配便で仕事が届いた。今日、明日と仕事のはめに。ちょうど雨だから良いか。なぜか勘定は合っている。

2007年1月7日(日)
正月休みは金曜で終っていた

晴、強風。昨日の宅配便とメールで正月休みは終わりを告げ、昨日今日で論文校閲と書籍の校正を終わらせた。明日は出勤。

2007年1月8日(月)
小鳥が来始め、お米が届いた

晴。昨日、今日辺りからようやく小鳥が餌箱に来るようになった。寒い日が続いてあちこちの餌が不足気味になったか。

今日から出勤。浜松で一緒に仕事をする青年が昨年、お嬢さんが生まれて喜んでいた。ところが、そのお嬢さんが暮れに亡くなったという知らせが届き絶句。

昨秋、新潟妻有で、「頑張って。美味しいお米ができるぞ、楽しみだ」と田植えを励まして来た。そのお米が精米され届いた。

2007年1月9日(火)
新しい通勤路

晴。昨師走に通勤路を少し変えた。TXが通って新しい直線路が出来て、ちょっと迂回するとそれに出る。うっかりすると従来の2/3の時間=20分で走る。ところが、暮れ辺りから交通量が徐々に増えてきた。でも、まだしばらくは新ルートの方が良いだろう。筑波山と雑木林が美しく見える道。

2007年1月10日(水)
寒中見舞い

晴。寒中見舞いハガキが、年末に喪中ハガキを頂戴した方から届いた。こういう丁寧な方がまだおられる。しかし、郵政民営化後、郵貯のATMが利用者の不便を顧みず強制撤去されている中で、郵便につき考えること多し。上記の方風に丁寧なことは私としては論外だが、とりあえず年賀状を大幅に減らそうか、と検討中。林住期になったらどうすべきかなどと。

2007年1月11日(木)
キケロなど

晴。賀詞交換会の後、静岡へ。大戸屋で夕餉。筋向かいの戸田書店の止まり木で休む。いろんな本を拾い読み。辻邦生と加藤周一の交点を発見。それがキケロ。「老年について」を拾い読み。俳句本も。それですっかり疲れが抜けたので、温泉は明日に延ばし読書など。

2007年1月12日(金)
社会は進歩しても人間は?

晴。「温泉」に入る。古代ローマでは人は長寿だったのか、とキケロを読んで思った。90何歳の元気な老人の話、今と違わない。社会は進歩しても人間はそのころから本質的に進歩していない。悪知恵が増えボケが進んだ分、退歩している。

2007年1月13日(土)
多彩の土曜日

晴無風。墓参。新幹線からの富士が霞みつつ見事。雪も宝永山は勿論、もっと低い鑵子(かんす)山まで真っ白。新橋で故恩師の生誕100年記念事業の打合せ。終って先輩氏と山手線に。先輩氏は東京駅経由で大磯までとのこと、話し込んでて電車が止まったので「じゃ失礼」と分かれて彼はホームへ。電車が出てから気がつくと、そこは有楽町。先輩氏、気がついて電車に飛び乗られたか。あっちもこっちもの惚芝居。上野松坂屋で、小振りの旅行用スーツケースを購う。常磐線では試験運行(実は宣伝)のため普通運賃のグリーン車で。これは、時間(高速車両)と料金(特急料金に同じ)からすると特急が増えたような格好。次男から「早めだけど46歳の誕生日おめでとう」と動画携帯メール届く。早めすぎる。キケロ「老年について」読了。

2007年1月14日(日)
台地の上からの景色


晴弱風。ヤヤ寝坊。午後は、まだ陽がかたぶかぬ間に自転車で、我が団地の花室川対岸の丘上を行く。

この地域は台地の南や西の端に家並みが続き、その北や東の台地上は畑となっており、低地に水田がある。しかし、田畑の半分近くは耕作放棄され田園すでに荒れぬんめり。鹿嶋神社などという立派な氏神様などあり。元旦の花火はそこのものか。

その近くの丘から我が団地を眺めると向こうに筑波山が見え大景色雄大なれど、小景色に眼を凝らせば、電信柱の林立と手前の幹線道向けの看板が実に目障り。学園センターの電線地中埋設地区のスッキリした景観に比べ劣ること甚だし。

写真説明: 左寄り奥に小高く見える筑波山。我が家は右の木々に隠れたあたり

2007年1月15日(月)
風潮

晴。テレビは、バラバラ殺人の話しがどうのこうのと必要以上に報道。そんな風潮を拡大再生産せぬかと心配。また、ゲームを教える大学、大学院のコースが増えていると報道。専門学校と大学院との距離が狭くなっているということか。

2007年1月16日(火)
賠償請求権はない?

晴。朝刊に、中国人強制連行の訴訟に関し、最高裁小法廷が、3月に上告審弁論を開く、と出ていた。ということは、高裁判決を覆すということらしい。戦争のどさくさに拉致してきた中国人を水力発電所の建設に使役したのは事実としても、それに対する損害賠償は、72年の日中共同声明で「日本国に対する戦争賠償の請求を放棄する」とされていることを根拠に認めないらしい。となると、結果の影響は広範に及ぶ。戦後はまだ終らない

2007年1月17日(水)
時雨

雨。晴の日々から時雨になり乾燥肌にも良い。帰途、市立図書館でLaura I. Wilderを1冊借りる。

2007年1月18日(木)
良いお湿り

晴時々薄陰。雨も上がり良いお湿りで鼻孔も爽快。それに暖冬を思わす陽気。欧州はもっと暖冬で水泳さえ、他方、米国は寒波でオレンジが凍る。地球規模の気候変動だ。京都議定書に加わらない米国にはバチがあたっている,、と云っておれるのか。

2007年1月19日(金)
半年ぶりの帰宅

概晴。浜松行き日帰り。電車の中にて、昨年7月に行方不明になりし男、半年ぶりにこの正月、自宅に戻りし、との話を知る。幾通りも想像可なれど、小説よりも奇なる事実ありやと覚ゆ。先ずは、死せずニュースにならずを喜ばしとす。

2007年1月20日(土)
おおさむ

陰一時雨。今年の大寒はおおさむ。外に出ず3年半前のスペイン・ポルトガル旅行をさらう。この冬最寒とテレビが報ず。センター試験の子どもたちが寒そうでかわいそう、と連れ合い。わしらの頃は、高校も大学も入試は3月で今より楽だった。

2007年1月21日(日)
訃報

陰偶に晴。郵便あり、今冬の友人の訃報、3件目。こんなのは初めて。連れ合いは、気をつけろ、と。特に事故には気をつけるべし。と言いつつ自転車で花室川畔を遊弋。ここはほぼ完全安全。

2007年1月22日(月)
高値の灯油

陰後晴。当地の灯油最安値はリッター当り63円で18リッター1130円。今日は36リッター購入。石油が高値でも電気代がさほど高くないのは天然ガスや原子力の割合が高いから、というのは電力会社のCM。昨日の「ほぼ完全安全」は「かなり安全」に訂正、現代に沿わず。

2007年1月23日(火)
くしゃみ

晴。暖かな日が多く、スギの花粉が飛び出したと見える。夜になってくしゃみが立て続けに出た。早速薬を飲んだ。梅の蕾もふくらんできた。

2007年1月24日(水)
市立図書館

晴。調べものあり市立図書館の4つの支所のひとつと中央図書館に行く。公共図書館はありがたいが、自宅との距離も結構あり移動時間がバリヤーになり易い。国会図書館はすぐには行きにくい。それと、当市立図書館が最近、資料価値ある本の新着が少なくエンタメ図書館になりつつある。来館者数争いのせいか?

2007年1月25日(木)
花粉が飛ぶ

晴。確かに花粉が飛んでいる。常磐線のグリーン車の試験走行を東京の行き帰り利用。塗料か接着剤か、はたまた花粉か、クシャミと鼻水盛ん。

2007年1月26日(金)
温暖化

晴。暖かい。温暖化は確実に進んでいる。MIEさんのHP(計量のひろば;東京計量士会の展示紹介)によると、国民1人1日当エネルギー消費量は、石油重量換算で日本11kg、米国22kg、中国2kg。22kgを持ってみると重かった、とMIEさん。1日当、というところがすごく、さもありなんと思う。これが人間のしたことだと思うと、60億の人間からなる人類は、おのれが滅亡に向かいつつあることを真剣に想わなければならない、と思う。

2007年1月27日(土)
未完成

晴。HPの某コンテンツを完成させようと、新聞もろくに読まず頑張ったが、外出すべき用事などもあって、未完成。明日から旅烏。完成・公開は今月末か。

2007年1月28日(日)
日曜の会議

晴×陰。日曜というに浜松にて会議。お忙しい学者先生とお付き合いするとしばしばこうなる。夜は、静岡に戻り草薙の湯の露天温泉に入り深更に及ぶ。

2007年1月29日(月)
電車に乗るのも疲れる

晴×陰。午前新幹線移動、午後いっぱい会議。海岸には、遠き国より昔椰子の実、今ゴミが流れ着き、また、空からは、昔星のしずくが降り、今黄砂と一緒にばい菌も降る、こりゃ大問題だ。夜8時半帰宅。電車に乗るのも、あたかも自分で走っているように疲労する。体力減退?歳のせい?ゴミやばい菌のせいも?

2007年1月30日(火)
3月並み

晴。3月並みの陽気、とテレビが伝えた。明日も、とのこと。おかげで花粉アレルギーが薬を忘れると確実にでる。底をついたので医者に行って薬をもらってきた。薬局のお姉さんも先週から出ているとのこと。

2007年1月31日(水)
満州とは

陰。昨日、残留孤児訴訟で裁判所が門前払いをしたが、政府は、それと関係なく支援法案を考えているという。判決より政府の方が前向き。今回の判決の無茶苦茶が浮き彫りになった。今日は、午後、早稲田で「満州とはなんであったのか」シンポジウム出席。国策のありようとしての満州という視点。もっと多元的視点が満州にはある。今回は第1回ということか。1月は行ってしまいつつある。


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