3月31日(日)に鹿の子台第二仮設のふれあい喫茶(ふれあいセンター)で、鹿の子台ボランティア連絡会主催の「長田の集い」が催され、「長田で活動するボランティア」としてSVAスタッフとともにすたあとスタッフ(小野・筒井・吉田)が招かれました。
「集い」の最中、昨年6月僕(吉田)が引越の手伝いをした方と、9ヶ月ぶりに再会をしました。「お久しぶりです」と声をかけると、おじいさんも僕のことを覚えていて下さり、元気そうな彼の姿に会えて僕はまぶたに熱いものを感じました。
なお鹿の子台仮設の各ふれあいセンターには「ウィークリーニーズ」を置かせて頂くことになります。
※仮設北神戸第一〜第八住宅と仮設千代ヶ丘住宅を「鹿の子台仮設」と表現しました。
(吉田のぶ・小野幸一郎)
この特集は3月30日の放送をもって無事(?)終了しましたが、放送を聞かなかった人達にも知っといて欲しいと心から願っております。ご存知の方も多いでしょうが、神戸市は全ての避難所を3月末で”解消”すると発表。「エッ!また何か新聞に書いてるで!」いつもそう。役所の中の上の方で決まったことを、私達は新聞やニュース番組で知るだけ。その度に、ドキドキしたり悩んだりの右往左往。それから私は街へ取材に飛び出した。私達、民の願いはワガママか?下から上に物言い付けるには、どないすれば良いの?そんなこんなで3月末。出た!今度は”暫く避難所は解消しない”どっちやねん!
お願いです。役所様、私達市民を早く大船に乗せてシッカリ舵を取って下さい。
(金田 真須美)
「ほう、懐かしいなあ」小学生位の男の子二人を連れた父親がふと立ち止まりウインドウの中を食い入るように眺めている。何だろうと思い、私も足を止めた。そこには何やら古めかしい白黒のパネル写真が並んでいて、大正や昭和の頃の長田のまちの風景が写し出されている。
ここは殺風景な地下道。高速長田駅と地下鉄長田駅とをつなぐ連絡通路だ。その壁面に設けられたサルビアギャラリーには、約1ヶ月程のサイクルで、児童画や文化教室の作品、防災を呼びかけるポスターが展示されている。そして、今は「昔の長田」と題された数点の写真を見ることができる。
懐古。それにしても、まちの変化はめざましい。まちは大きな生命体だ。今、まちはまた、その姿を変えていこうとしている。震災により、必要に迫られクローズアップされた”まちづくり”。まだ見ぬものへの不安という潜在意識が懐古という形で表れているのだろうか。いつになくその日は、そんな風に足を止めてゆく人が多かった。
「ほら、こないだ連れてったろう。六間道の辺り。覚えてへんか?」お父さんの話はまだ続く。息子たちは首をかしげながら聞いている。
何かの用事で長田へ出てくることがあれば、ご覧になってみては如何だろう。「昔の長田」展は4月いっぱいまで見ることができる。
(橋本 吏賀)
《お問い合わせ》長田区役所まちづくり推進課(TEL 078-579-2311)
4月8日はお釈迦様の誕生日。なんでも遠い昔から、その日をお祝いする集いが行われてきたそうです(僕は知らなかった...)。
それはともかく、長田区御菅地区において6日(土)に「花まつり」が行われました。震災後、炊き出しなどでこの地に訪れた僧侶の方々の働きかけで、人のいなくなった御菅に沢山の子ども達を集めて賑やかな祭りを行うべく催されました。当日は多くの方々が歌に人形劇に楽しまれ、子ども達の風船片手に屋台のタコ焼き等をほおばる姿が、見受けられました。
北区・姫路の仮設からは送迎バスが出てお祭りを満喫。「機会があれば(長田に)足を向けたい」とおっしゃってた皆さん、また「まち」で逢いましょう。
(小野 幸一郎)
※大国公園、鷹取教会、満福寺などへは「JR鷹取駅」より東へ、または市バス81・82系統「本庄町」下車、北へ。鷹取教会には”FMわぃわぃ”のスタジオもある。
(和田 幹司)
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