長田神社にしては、さみしい七五三の人出だった。参殿に書かれた「皆さん元気を出して復興にむけ頑張りましょう」というスローガンにある通り、子供の成長を願っても、震災のせいで神社におまいりできなかった、今年の七五三かもしれない。
着物を着たり、よそ行きの服を着て、家族でおまいりする姿が、それでも長田神社にはあった。お参りできた人も、できなかった人も、すくすくと子供が育つのを願う気持ちに変わりはない。
新しい年を迎えたら、元旦は神社で気分を新たにし、1月21日(日)は、ボランティアによるお祭り「つづらおりの宴」を楽しみ、2月の鬼追いで福を待とう。
(幹)
ウィークリーニーズNo.7(10/29)でお知らせしました北区の仮設星和台南住宅でのバザーは、11月11日(土)に無事終了しました。時折冷たい雨がぱらついて、品物をビニールで覆ったりしながらも大盛況でした。品物を譲って下さった皆さん、本当にありがとうございました。当日の様子をお伝えします。
<神戸市中央総合住宅相談所>
神戸市中央区東川崎町1-1-3
神戸クリスタルタワー5階
078-360-2536
毎日 10:00〜17:00<神戸市西総合住宅相談所>
神戸市長田区浪松町3-2-5
県西神戸財務事務所敷地内
078-731-6962
月〜土 10:00〜17:00(祝日除く)
「〜県民住宅」とは、国の「特定優良賃貸住宅制度」を活用し、民間の土地所有者が建設する賃貸住宅を、被災者のうち主に中堅所得者向けに、公的賃貸住宅(災害復興準公営住宅)として供給するものです。
オーナーの主な利点としては、
1.建設費の一部に補助金が受けられる
2.住宅金融公庫等の資金を有利な条件で利用でき、融資残高に対し利子補給が受けられる
3.県住宅供給公社・民間の指定法人等が管理業務を代行するので賃貸住宅経営の経験がなくても事業ができる
また、入居者については、家賃減額の補助が受けられます。
【条件】
1.震災の激甚地域またはその周辺で知事が認める地域に建設する賃貸住宅
2.敷地面積200平方米以上
3.建物が耐火構造か準耐火構造
4.建設戸数は原則10戸以上(5戸以上に緩和することあり)
5.1戸あたりの住戸専用面積が50〜125平方米で、おおむね平均65平方米程度
【問い合わせ先】
○県都市住宅部住宅建設課 県民住宅担当
電話 341‐7711内4766
○県住宅供給公社 住宅復興対策部 県民住宅整備課
電話 232‐9578
県をはじめとする被災地域の自治体などで構成する災害復興住宅供給協議会では、震災で住宅を失った方のため、低廉な家賃で良質の公営住宅や公団住宅(災害復興公営住宅)を建設する用地を求めています。
次のような条件に合う土地をお持ちの方で、売却をお考えの方は、ぜひご連絡下さい。
【条件】立地は、
1.神戸・阪神間、東播磨臨海部の市街化区域(工業専用地域を除く)に位置していること
2.公道(復員5m以上)に接するか、5m復員以上の道路の取り付けが可能であること
3.上水道、ガスの供給が容易であり、排水処理に支障がないこと
規模は、面積が1000平方米以上の画地。また、更地として引き渡しが可能で、土地の上に所有権以外の権利が設定されていないことが条件です。
【問い合わせ先】
○災害復興住宅供給協議会
(事務局/県都市住宅部住宅建設課用地係)
電話 362‐3624
※このページの情報は、「住まいの情報」No.2(発行:(財)兵庫県住宅建築総合センターより抜粋しました。
11月17日まで、東京都庁内の北口臨時ホールにて「さっきみてきた神戸・長田展」が開かれ、連日、約500名が訪れた。
展示されていた作品はそれぞれ、プロカメラマンとは違い、被災地で力強く生きている人間の目の高さの視点で写されたものばかりで、おじいさん、おばあさんの明るい笑顔、子ども達の何げないしぐさ、人々の日常の生活、ガレキに埋もれた街並み……どれをとっても生で、真の長田の町であり、たくさんの大きな苦しみを乗り越えてきた上での力強い光のようなものが感じられる、すばらしいものばかりだった。
もうじき1年目を迎える神戸の町。今後この町がどのように動いてゆくのか、先の見えない長い道を、手探りをしながら、共に少しづつ前へ進んでゆけるよう願ってならない。
(東京都 大島永子)
☆11月5日の長田区役所前でのコンサートで、となりに座られていたおばあさんと連絡が取りたい。
○前から3列目、真ん中の通路の隣りの席で観賞しておられた
○白っぽいつばのある帽子をかぶり、長めのクチナシ色のコートを羽織っておられた
○70代くらいのおばあさんで、細身で小柄
○3時間隣りでずっと聞いていらした
白竜さんのCDが欲しいと言っておられ、できたらもう一度お会いできたらと思います。
〒610‐03京都府綴喜郡田辺町草内五ノ坪41
柳瀬 真理
電話 0774‐62‐3646
【対象】小学校1〜3年生で、両親共働きなどで保育が困難な児童
【申込】12月1日から細田児童館で
TEL 612−3797
【日時・集合駅】
12月3日(日)9時半 兵庫駅
(解散13時半頃)
※雨天中止
【コース】
兵庫駅‐JR和田岬線‐和田岬‐和田岬砲台跡‐三石神社‐和田神社‐薬仙寺‐兵庫運河‐真光寺(昼食)‐能福寺(兵庫大仏)‐蛭子神社(柳原のえびす)‐兵庫駅
【歩程】約5km
【参加費用】JR運賃140円
お弁当を持参して下さい。ご家族連れやグループで、町の再発見を!
【問い合わせ先】兵庫駅
TEL 575‐0813
お年寄りの方などが安全で快適な入浴ができるよう浴場に手すりなどを設置したり、また介助が必要なため通常の営業時間帯の利用がしづらい方に、時間外入浴サービス(ふれあい入浴)を実施しています。
長田区内は庄田湯(庄田町1)。料金は大人280円。
介助者を要するが自力で歩ける方が対象です。
【問い合わせ先】
神戸市衛生局公衆衛生課
TEL 322‐5265
【内容と日時・場所】
「心肺そ生コース」
12月8日(土)13時半〜16時半
長田消防署4階
「ケガの手当てコース」
12月16日(土)10時〜12時
生田消防署栄町出張所3階
(中、栄町通7‐1‐6)
【問い合わせ・申込】
(財)神戸市防災安全公社
TEL 362‐6931
長田消防署救急係
TEL 578‐0119
震災により、両親または父母のいずれかを失った被災児童に対し、教育を受ける環境が大きく低下することのないよう、特別教育資金を支給します。
【対象者】
(1)震災により、父母の両方、または一方が死亡した児童
(2)平成7年1月17日以前から両親または父母の一方がいなくて、児童と生計を一にし、現に養育していた保護者が震災により死亡したことにより、事実上(1)と同じ状況になった児童
※児童とは、昭和51年4月2日から平成7年1月17日までに生まれた人
【支給金額】
児童1人あたり100万円(誕生日により一括または分割で支給。その図表は割愛)
【受給者】
(1)父母の一方が亡くなった場合は、他の一方
(2)父母の両方が亡くなった場合は、民法上の指定または選定後見人
【問い合わせ先】
学校振興室
TEL 322‐5773
【対象】
(1)震災で被害を受けた人で、市内で自ら居住するための住宅を建設・購入または修繕する人
(2)住宅を建設・購入する場合は、住宅金融公庫の融資を受けていること
(3)そのほか収入・年齢などの要件あり
【限度額】
(1)新築住宅を建設または購入する人−1,500万円・25年
(2)中古住宅を購入する人−1,000万円・20年
(3)住宅を修繕する人−500万円・15年
【融資利率】
・当初10年間 年3.5%
・11年目以降 年4.1%
【問い合わせ先】
住宅環境課
TEL 261‐2749
※このほか公的機関の住宅融資制度として、
・住宅金融公庫の災害復興住宅資金融資
TEL 06‐281‐9295
・ひょうご県民住宅復興ローン
兵庫県建築指導課
TEL 362‐3611
※以上、こうべ地震災害対策広報第36号(11/21)より抜粋しました。