「Weekly Needs」1995.10.1号(Vol.2 No.5)
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あきちゃん・かんちゃん「すたあと勉強室」No.5
−こうべの復興を勉強しよう−
- あき
- 鷹取東地区で区画整理案がまとまったのね。
- かん
- 公園が4つ、4.5〜6mの避難道路が計画されているよね。
- あき
- 減歩(げんぷ)率は最大限9%とあったけれど、あれなあに?
- かん
- 20坪の土地を持っている人なら1.8坪(9%)、公園や道路のために提供して下さいというのが「減歩」なんだ。
- あき
- 公園や道路を造るのだから、移転も必要になってくるのね。
- かん
- そう。できるだけ元の土地に近いところが選ばれるようだけれど。再配置された土地を「換地」と言うんだ。
- あき
- 換地が分かれば、本格的に家が建てられるのね。いつ頃になるの?
- かん
- 鷹取東地区では、来年早々、区画整理審議会の選挙がありそうだ。
- あき
- 審議会ってなあに?
- かん
- 市が考える、換地などの案について意見を言うところだ。土地や家屋に詳しい有識者が2人、土地の所有者と借地人が4人ずつ、合わせて10人、選ばれるようだ。
- あき
- 10人の意見を聞きながら、換地が仮に決められるのね。
- かん
- それから個別に換地が相談されていくわけだ。
参照:神戸市都市計画局「まちづくり」第3号
インフォメーション
- 特集号をつくりました
- わたしたちの活動のひとくくりとして、震災から現在までを、今までの活動を通して伝える特集号−−「Don't Forget 神戸長田」をつくりました。全24ページA4版です。
これは無料ではないのですが、ぜひ読みたいという方は、すたあと長田までご連絡下さい。
- 仮設住宅のあっせん終了
- 市が待機所や旧避難所の避難者以外にも対象を広げて行っていた仮設住宅のあっせんが、9/27に終わりました。過去の募集分を合わせ、まだ千数十戸の空き家があり、市は今後は公募せず、待機所・旧避難所の避難者の希望に個別に応じるとしています。
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「すたあと長田」は、1995年4月1日から活動を始めている、地元住民によるボランティア団体です。現在は、若者中心約15人で、それぞれ学校生活や社会人生活の合間をぬって、皆さんのお役に少しでも立ちたいと活動を続けています。
この「Weekly Needs」が、私たちの活動の中心です。発行部数は、長田区内を中心として、この本誌を3,500部、お店の店先やバス停、お風呂屋さんなどにご厚意で置かせていただいているほか、その他にダイジェスト版(縮刷・新聞折り込み版)を6,600部、販売店さんのご厚意で皆さんのご家庭にお配りしています。
この「Weekly Needs」が少しでも皆さんのお役に立てば幸いですが、まだまだだなあと感じています。これからもより一層の努力をしていきたいと思います。
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(代表・編集長 河合 敏雅)
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