2007/03/03(土)
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第52回小学館漫画賞受賞「弁護士のくず」漫画家・井浦秀夫氏の受賞パーテイーにて。左・井浦氏、中央私、右・豊田薫氏(AV監督)。 ビックコミックオリジナル連載の同作品によって、漫画界でもっとも伝統のある同賞を受賞した。井浦さんは、同誌で「AV列伝」を連載していたときからの知り合い。 パーテイー会場では、漫画家弘兼憲史氏、呉智英氏をはじめそうそうたるメンバーが祝福。ビックコミック・オリジナル編集長が「オリジナルからやっと浦沢直樹先生の『MONSTER』以来、7年ぶりで賞をうちから出すことができました」と、感慨深げにスピーチ。いかに同賞が漫画界で注目を集める賞か痛感する。地味な作風のように見られていたが、井浦作品の深みがわかる人にはわかっていたのだろう。 「ヤングサンデーの『クロサギ』と、最後まで争った」と 受賞までの舞台裏を弘兼氏が赤裸々に明かす場面も。 一夜にして巨匠の仲間入りを果たした井浦氏であるが、 腰の低さは変わらず。 会場には、豊田監督をはじめ、カンパニー松尾、東良美季、高槻彰といっったAV関係者も多数詰めかけた。 「正論」4月号にて、著者インタビュー掲載。 「ニッポン欲望列島」出版について。「欲望と哀しみが交錯するペーソスあふれる人間模様」(タイトルより)
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