一方川上は終始コントロールに苦しみ再三のチャンスを得る。３回には２死満塁で、４回にはドラゴンズのミスで２死３塁が、６回には１死１・２塁で門倉が送れず、また秋田での吉見見殺しの再現かと思う程の拙攻の嵐であった。しかしそれを小池のホームランで勝ち越す事が出来た。こうなればベイスターズペースに持ち込みたいところで８回には無死１塁で、内川が送れず、しかしその内川の好走塁で２死１・３塁というチャンスを得るもまたもとどめを刺せなかった。

やっぱりこういう風にいくらリードしていても、拙攻の嵐、与えられた責任を全うできないプレーが多いと、結局自分たちのリズに出来ずこういう結果待っているんだよ。誰が悪いと言い切れないからタチが悪いよなぁ。木塚に関しても責められないし。まぁ強いて言えば多村なんだけれどね(笑)。

前回ゴールデンイーグルス戦で１回持たずに降板してしまった吉見。今日はあの2002年新人王を争ったご当地選手の石川である。前回があれだけ不甲斐なかっただけに今日の登板も心配であったが、何と見違える様な素晴らしいピッチングを見せてくれた。６回まで３安打と完璧に抑えゲームを作る。
しかし今日も打線がピリッとしない。石川も決して抑えられ手も足も出ない状況ではなかった。どれだけチャンスがあったんだ？スミ１＋毎回の様にランナーを出しながらの８残塁、得てしてこういう時に相手にチャンスを与えるとこういう結果に終わるんだよね。
それにしても本当にチーム状態が良いのだか悪いのだかが分からない。やっぱり連勝しても気が付けば５割に逆戻り。この状態は続きそうだね、でも現状５割でじゅうぶんではあるのだけれど。

とは言え、自分としてはやっぱり２回の佐伯の２エラー全てだろう。タダでさえ苦しんでいるセドリックの立ち直りのチャンスを奪ってしまったなぁ。
まぁこういう展開にしては勝てないよね。まぁこれだけ打たれれば諦めつくでしょう。

ていうかこの３連戦の前３タテして３ゲーム差を一気に詰めるって意気込んでいたマスコミを含む諸君達。そうは甘くありません、ご苦労様(^^)。

ちなみに今日延長戦の末サヨナラ負けしたドラゴンズと0.0014差でいっきに２位浮上です！！

試合は一進一退の展開で序盤から荒れ模様であったが、４回以降門倉が立ち直り見方の援護もあって６回を踏ん張り、後は継投で逃げ切るパターンであった。
しかしまぁジャイアンツのミスもあったし、ベイスターズの積極的な攻めもあったし、内容的には悪くなかったと思う。勝因としては５回いきなりピッチャーに四球を与えたり、琢朗の３塁盗塁などが評価されているが、やっぱり中継ぎ投手の差であろう。何と言ってもリリーフした伊達までが失点をし、一方ベイスターズも川村・ホルツがピンチを抱えいくらでも追いつかれるピンチはあったが、逃げ切れた事が大きかった思うよ。

あっそう言えば２ケタ得点したけれど、今日は多村休みだったからね！

ところで大誤算だった吉見から牛島監督としては珍しくスパッと代えたものだな。今までならば続投させて様子見をして傷口を再起不能状態まで広げていたが、やはりこの試合の重要性と明日以降２日間空く事を考えれば投入可能と判断したのかな？しかしリリーフした加藤が良く投げたね。７回93球で被安打５無四球で奪三振６打たれても散発に抑る見事なピッチングであった。

結局ゴールデンイーグルスに対しては交流戦唯一の完全勝利で、36試合19勝17敗で貯金で終わった。でもゴールデンイーグルスが無ければ完敗であったと言う事を考えれば結果オーライで、手放しでは喜べない。

んで先発は今季初先発となった秦。ここまで登録されながら使われていなかっただけに何処で使うのかと思ったら、なんと先発登板というチャンスを得た。しかもその期待に応え２ランは浴びたけれど、キレ・コントロールとも文句なく、しかも見方の援護もあり、６回を88球被安打２与四球１で２失点と見事なピッチングで、2002/10/09カープ27回戦以来３年ぶりの勝利投手に輝いた。やっぱり４番がしっかり打てば勝てるよな。

でも全てが手放しで喜べない。毎回の様にランナーを出しながら10残塁、しかも送れないシーンもあるし、もっと楽に勝てたのにね。

とりあえず登板機会の無い土肥を上げるのに、ここで結果を残した秦、那須野・龍太郎・牛田果たして誰を落とすんだろう？

とにかくこの３連戦打てなさすぎ、確かにホークスの投手陣が良いのは分かっているしけれど、今日の場合は話別だろう。送れない、追いつけないし、本当意地見せてみろって。やっぱり明日の結果次第では2,500万円がかかっているホークスとはモチベーションレベルが違うか・・・。

まぁとは言え、所詮このレベルなのであろうベイスターズって。それでもじゅうぶんなんだろうけれど。

しかしまぁ連日無四球完投され、しかも連日12三振ってなんだ？？少しは意地見せろ！！

それにしても、ホルツ出る度に打たれているけれど大丈夫か？

それにしてもバファローズしぶといというか粘るよねぇ。まぁお互いにだけれど。戦力的に同じ位なだけにこういう展開になるのだろう。ただ足の使い方はバファローズの方が上だよね。それとあのキャッチャー交代には頭が下がる。
それにしてもヒーローインタビューどうやら４打点の金城と４安打の琢朗みたいだったが、琢朗は拒否したみたいである。そりゃ自分のエラーで２死が無死１・２塁しかも４失点に繋がったのだからね。

でも粘れた事は評価できるし、チーム状態も悪くないし、火曜日からの交流戦最後の大一番ホークス戦。ここで今季のベイスターズの真価が問われると思う。まぁお願いだから３タテだけは勘弁だよ(弱気)。

しかしまだ序盤だし、先発パーラーが右肘痛で急遽降板など、この先はまだ分からない。その中転機が４回にやってくる１点取って１死１・３塁で尚典登場。ここまで目立った働きが出来ていない中ここで打てれば絶対流れが変えられると感じた。その期待に応える様に打球はライトフェンス上段に直撃、何と気付けば2004/09/23ジャイアンツ27回戦以来のタイムリーとなる。そして多村の２ランで１点差まで追い上げる。

こうなるともう後は展開次第なのだが、６回先頭の相川がヒットで出るも、代打を出さず加藤がそのまま打席に立ち送りバントを試みるが痛恨の併殺打。と後１点が遠い、そして９回ここまで継投で何とかしのぐが、この回木塚がいきなり先頭打者を四球で出してしまうそこから一気に満塁へ。後藤は併殺に取るが、北川は叩きつけた打球で内野安打に、本当にバファローズはこういうヒットが多い、足を生かしての意識した打ち方はさすがである、更に阿部野打球も詰まっているのに一二塁間を抜け、不運なヒットで決定的な失点を許してしまった。それでもその裏１点取り３点差の１死１・２塁で佐伯の打球は三遊間を抜けそうな打球を阿部真が飛び込みファインプレー。この打球が抜けていれば本当に分からなかったが、このファインプレーには脱帽であった。

序盤の大量失点に試合を捨てず最後まで攻めた姿勢は評価できるし続けていって欲しい。しかし勝てない試合ではなかった。やる事を確実にこなしたバファローズの方が１枚上手であった。５連勝したクセに連敗では意味無いぞ！！

結局バファローズの継投の術中には待って締まった感じである。またこの中那須野・村西が登板したが精彩を欠き、特に村西は２死まで取りながら自滅し決定的な失点をしてしまった。これではちょっと厳しいなぁ。

それにしても観衆2,260人雨とはいえ少なっっっっ！！

これで2004/04/24〜30以来の５連勝。となったこの勢いで交流戦残り８試合を乗り切ろう。
それにしてもファイターズ引き分け含みで９連敗しかも今日エース金村の大乱調厳しいなぁ。やっぱり止めるにはピッチャーの頑張りだよね。

これでチームは４連勝。やっと打線も開幕当初の状態に戻ってきたし、これで先発投手さえ試合を作ってくれればそれ程の連敗も無さそうだ。これからが楽しみだね。なおこの試合で一軍登録されたばかりの南が８回代打で出場し、プロ入り初安打を放った。良い時期良いムードで使ってもらえたね。

その吉見、マリーンズ戦では３回頃から復調してきたが今日は終始苦しみ６回で114球被安打３与四球６とピンチの連続であった、しかし結果は１失点とこの内容で良くまぁ相川の失策だけに抑えられたものだ。まぁライオンズに相当助けられたと言うところであり、コントロールの悪さが逆に球を絞りきれなかった感じがする。一方打線はとうとう不調の村田をスタメンから外して、２番にサード万永、多村は打順変わらず指名打者、７番レフト内川、９番センター小池という布陣変えてきた。しかし涌井の前に４回こそ何とか同点にはしたが５回以降手も足も出なかった。

緊迫した展開の中８回試合が動き出す。やっと涌井から２死満塁と言う場面を作るが内川が打てず決定的なチャンスを逃す。チャンスの後にピンチ有りその裏代わった木塚が１死１・２塁のピンチを作るが、片岡が痛恨の送りバントミス、そして義人併殺打。ん〜〜まぁ送りバント成功していれば義人敬遠なのだが・・。しかしそのミスが流れを変えてしまった感じがある。連鎖反応なのか９回ミスのオンパレードで勝ち越す事が出来た。それにしても万永起用がここで的中するとはね。
ただこの試合吉見の内容も、８回の送れないところ、９回の２失策、勝たせてもらったね。

まぁ確かに７回どうしょうもないミスが無ければとも言われるが、無ければないでこういう展開になったかは疑問。どちらにしても６失点では話になりません。
それにしても義人本当に良い選手になったなぁ・・・。しかも５月月間ＭＶＰだしね。

それにしても、ねぇここで書くのも何だけれどゴールデンイーグルス、渡邉も矢野も一場も頑張って欲しいね。何せ渡邉は出身校が同じでめったに出ないプロ選手だし(でも名前が・・・(爆))、矢野も当写真館掲載通り元ベイスターズだったし応援していたし、一場ももしやベイスターズという話もあったしね。