マイコンスタンド


マイコンスタンドの特徴
(当時のカタログより)

  • ベーシックマスターと、端末装置であるキャラクターディスプレイ、カセットレコーダー、放電プリンターが、使いやすいように収納できます。
  • プログラミングに便利な早見表、楽譜の置台が設置できます。
  • 電源、I/Oアダプター等が、スタンド内に収納できます。

フロアータイプでは…

  • 人間工学に基づくシンプルな設計で、日立マイクロコンピューターの操作がラクにできます。しかも、脚部キャスターがついていますので、部屋の中を自由に移動できます。
  • 事務用品、ちょっとした小物などを置くのに便利な、引き出し式のサイドテーブルがついています。
  • サイズ:高さ79.0×横66.0×奥行72.0(cm)

テーブルタイプでは…

  • テーブルの上で移動できるキャスターが、後部についています。
  • サイズ:高さ18.0×横66.0×奥行57.8(cm)


テーブルタイプ    MP-9800 \17,000
MP-9800F \19,000
フロアタイプ MP-9800+MP-9800F \36,000

 当時としても、机までトータルコーディネートしたのはこのベーシックマスターとYAMAHAのYIZ(MSXじゃない方)だけだったと思います。日立の意気込みというか、メーカーのまじめな姿勢がわかります。
 寸詰まりのエレクトーンを彷彿とさせるこのデザインは、見栄えの悪いケーブルを隠し、各機能をコンパクトにまとめるという意味で非常に優れたものといえます。また、テーブル部分と足の部分を分解可能にし、テーブル部分だけを事務机に置いて使うこともできるようにするなど、狭い事務所への導入も考慮した細かな配慮が感じられます。
 今の時代ならマウス専用台として使用されるスペースも、この時代からすでに用意されています。今のパソコンデスクもこのくらい大きいスペースにしてコーヒーでも置けるようにしてくれればいいのに、と思うのは私だけでしょうか。
 写真の椅子は事務椅子なのですが、考えてみるとOAチェアが一般に浸透したのも最近になってからのことですね。

 モデルの女性の髪型、化粧、服装などがこのカタログ作成年代(昭和54年1月)を物語っていますね ^^) (junjunが山口百恵のようだと茶々を入れてます)


[ベーシックマスター]のページへ戻る