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PET2001仕様(当時のカタログより)

項目

Commodore PET2001

プログラミング言語 BASIC
CPU MOSテクノロジー社(コモドールの半導体製造部門) MCS-6502
ROM 14Kバイト(12 BASIC, 1K オペレーティング・システム, 1K 自己診断プログラム)
RAM 8Kバイト内蔵(32まで外部にて拡張可能)
演算精度 10桁フル・フローティング/指数±38
ビデオ・ディスプレイ 高解像度 白黒9インチCRT
40文字×25行(1000文字)
8×8ドットマトリクス 白黒反転機能付
自動スクローリング、点滅カーソル
フル・カーソル・モーション・コントロール
キーボード 64 ASCII下段フルセット
64 グラフィックキー
ニューメリックおよびファンクションキー
フィールド反転キー
スクリーン・コントロールおよび編集機能キー
クリヤー/画面イレース/カーソルシフトキー・挿入キー/削除キー
カセット記録方式 コモドール社開発の高速度記録方式。テープは標準オーディオ用カセットテープ
電源 AC100V 50/60Hz 1.3A
拡張性
  • IEEE-488バス(15台までの周辺機器を同時にあるいは別個にコントロール可能)
  • 外部メモリー拡張バス(32Kまで拡張可能)
  • パラレル・ユーザー・ポート
  • セカンド・カセット・インターフェース(DATASETTE 6500)

 この斬新なデザインがとても好きでした。カタログの表紙がまた渋くて気に入っていました。
 このころ見た映画「2001年宇宙の旅」にも影響され、白いボディに黒いモニタ回りのデザインが何とも魅力的に見えたものでした。もちろん、このデザインは今でもバランスのとれたデザインだと思います。なんというか、ガンダムにおけるザクのような味のあるデザインとでもいいましょうか。
 本体、ディスプレイ、キーボード、外部記憶が一体となっているオールインワンというのも、初めてのものだったと思います。この後を追うようにしてSHAPがMZ-80を出してくるまでは、一体型というのはありませんでした。
 ほとんど同じ匡体でビジネス向けに大きめのモニタが付いた CBM (Comodole Business Machine) というシリーズもありました。
 PET2001はキーボードに特徴がありました。キートップは印刷されたシールになっていて、使い込むと指の当たる部分が丸く禿げてくるのです。店頭デモ機はたいていゲームで使うキーだけ禿げていたものです。


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