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奥秩父、東部稜線縦走
2011年12月31日(土)〜2012年1月2日(月)
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 恒例のお正月山行、昨秋に何回かに分けて石尾根を歩いたことから、久ぶりに奥秩父稜線を縦走することにしました。 もちろん、石尾根を降って、終点は奥多摩駅です。 主稜線は一度歩いているので、その記録を参考に、山行計画を作成しました。

第1日目:
 広瀬(1000)→林道(1230-40)→雁峠(1402-10)→笠取小屋(1435)
 山梨市駅からのバスを広瀬で下車、林道をたどって雁峠を目指します。 今夜は笠取小屋に宿泊です。雪山とはいえ、営業小屋はありがたいものです。
林道で見かけた指導標 もうすぐ雁峠 笠取山、雁峠から 奥秩父縦走路、小高い丘?が分水嶺
一夜お世話になった笠取小屋
 夕方、小屋近くの見晴らしで、陽の入りの撮影、正面に富士山と、南アのシルエットが印象的でした。
陽の入り 富士山夕景、笠取の肩から 南ア遠望 南ア稜線、笠取の肩から
第2日目:
 笠取小屋(0610)→水干(0645-50)→唐松尾山(0855-0900)→山ノ神土(0945-50)→将監峠(1005-15) →タル(1215-25)→飛龍権現(1310-20)→北天のコル(1415-25)→三条ダルミ(1640-45)→雲取山(1740)
 朝方、霧?雪雲?が出て、展望もないので、早々に出発します。 それでも稜線をたどって、将監峠に着いたのは10時過ぎ、と計画書の10時間ペースそのもの。 陽の入後の到着を覚悟しながら、心は急ぐものの、足は前に出ず・・・。 三条ダルミを過ぎて陽の入を迎え、ヘッドランプでようやく雲取避難小屋にたどり着きました。
水干(多摩川の水源) 稜線の路 光り輝く稜線の樹氷? 唐松尾山を望む
飛龍山遠望 唐松尾山にて 樹間から富士山 山ノ神土分岐
富士山、飛龍山の禿岩から(1) 禿岩から(2)南ア 禿岩から(3)奥秩父主稜線 禿岩から(4)両神山?
飛龍山への道標 雲取山遠望 雪の残る桟橋 雲取山を見上げる、三条ダルミ手前から
南ア夕景
第3日目:
 雲取山(0710)→七ツ石山(0832-45)→鷹ノ巣避難小屋(1015-55)→鷹ノ巣山(1125-30)→六ツ石山の肩(1312) →三ノ木戸分岐(1345-50)→林道(1445-50)→奥多摩駅(1605)
 展望の雲取山山頂ですが、あいにくの高曇り。御迎光もなく、早々に石尾根へと向かいます。 鷹ノ巣避難小屋で中食をいただき、鷹ノ巣山を越え、六ツ石はパスしても、奥多摩駅にたどり着いたのは午後4時過ぎ・・・。 今日もよく歩いたな〜〜〜・・・。
未明、東京の灯り 雪のない石尾根 飛龍山を返り見る 雲取山頂を返り見る
雲取山を望む、七ツ石山から 飛龍山、七ツ石山から 南大菩薩の稜線、晴れていれば富士山の見えるハズ 山道をたどり奥多摩へ
 
 このコースを歩いたのは、ちょうど20年前。 これまでの記録から立てた計画では、笠取〜雲取間は約10時間の予定でした。 稜線を歩いこともあって少し時間を過ぎたかもしれませんが、 到着が陽の入り後になったのも、ほぼ予定通りになるのだから、しようが無いのかな!?。 できれば、ヘッドランプで歩きたくなかったなあ・・・。。
 この冬シーズン、奥秩父・奥多摩は全然と言ってよい程、雪が無いです。 石尾根では、少し前に歩いた(12月16日)時よりもさらに雪が無く・・・。 アイゼンもピッケルも、ストックさえも不要なこの「雪山」、どうしたのでしょうね。
 正月山行とはいえ、雲取山の避難小屋でも10人弱の人。 雲取まではほとんど人に会うこともなく、静かな路でした。

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制作:加藤 輝男 2012年1月10日
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