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1992年正月−奥秩父縦走
1992年1月3日(金)〜5日(日)
地図はこちら
 
 元旦に信濃大町から帰ってきたのですが、あれだけラッセルをしたのに、やはり歩き足りない!^_^;;。 稜線からの展望を味わっていないからでしょうかネ。 というわけで、2日には「どこの山へ行こうか」とガイドブックをめくっていました。 で、結局奥秩父の稜線を、雁坂峠から雲取山まで縦走することに決めました。

第1日目:
 新地平(1200)→クド沢(1410-20)→雁坂峠(1645)→雁坂峠小屋(1700)
 ついてないと言うしかないのですが、朝電車に乗ったものの中央線は事故でベタ遅れ。 8時には塩山に着くはずが、結局11時になってしまいました。笠取山までは時間的に無理なため、予定を雁坂峠に変更しました。 けれども、テント一式を背負ったザックが重くてピッチが上がらず、雁坂峠に着いた頃には、日の入りを過ぎ、もう薄暗くなっていました。 夕暮れの富士山が綺麗でしたが・・・・。
登山道から見る富士山 登山道から見る富士山 登山道から見る富士山 雪の雁坂峠から見る富士山
第2日目:
 雁坂峠小屋(0650)→雁坂峠(0710)→雁峠(0930-45)→笠取小屋(1005-10)→山神土(1320) →将監峠(1335)→将監小屋(1340-1400)→タル(1555)→飛竜権現(1640)
 明るくなってから雁坂峠を出発。雁峠、笠取山と快調にトレースをたどって行きます。 南側には、ずっと富士山と南アルプスを従えた稜線の道でした。 笠取からは道は南斜面となるため、陽射しも暖かく、将監峠付近は地面がのぞいていました。 明るい内に平地のある北天ノタルへ着きたい、と急いだのですが、陽の落ちるのが早く、 飛竜権現の付近で時間切れとなって、登山道の脇のわずかなスペースにテントを張りました。
甲武信岳から国師岳への稜線 雲被る国師岳 稜線の向うに中央アルプス 端麗な富士山の拡がり
ぽっかりとした笠取山 笠取山から続く稜線 遠く国師岳・甲武信岳(右) 遠く南アルプス北部の稜線
第3日目:
 飛竜権現(0715)→北天のタル(0745)→三条ダルミ(0935-40)→雲取山(1005-20) →三条ダルミ(1040-50)→三条ノ湯(1220-1310)→林道出合(1340)→御祭(????)
 朝、テントから顔を出すと快晴です!。テンバのすぐ先がハゲ岩で、そこからの小金沢連峰と富士山、南アルプスの眺めは最高でした。
山並みの向うの富士山 山並みの向うの富士山 御来光が嬉しい・・・・ 山々の向うに南アの稜線
山並みの向うの富士山 飛竜権現付近の登山道
 テントを撤収して縦走を続け、北天のタル、狼平を過ぎ、三条ダルミに着くと、急に人影が増えました。 雲取山の人気の程がうかがえます。三条ダルミにザックをデポして空身で雲取山を往復した後、三条ノ湯へと下りました。 下山後の温泉ってイイですよね。
北天のタルからの雲取山 雲取山からの富士山 北方に浅間山 雲取山からの富士山
南アの稜線(1) 南アの稜線(2) 飛竜山の肩に赤岳の頭が 奥秩父の稜線が遠い・・・・
 
 三条ノ湯から後山林道を歩いていると、自家用車の人が奥多摩駅まで送ってくれました。感謝!!
 出足で躓いたものの、この三日間の展望で、物足りなさの欲求不満がすっかり解消されました、Hi。こうでなくっちゃネ。

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制作:加藤 輝男 2000年12月01日
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