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甲斐駒の展望、早川尾根
2010年9月18日(土)〜19日(日)
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 シルバーウィークの三連休。 下界はまだまだ暑いのですが、山はもう秋の涼しさのハズ!!。 久しぶりにスックとした甲斐駒を見たくなって、早川尾根に向かいます。 二十年ぶりくらいになるのでしょうか?。 夜行は気が進まないのですが、少しでも早く山へ着きたくて甲府発4時のバスに乗り込みました。

第1日目:
 北沢峠(0710)→仙水小屋(0755)→仙水峠(0820-0920)→栗沢ノ頭(1035-50)→アサヨ峰(1145-1210)→早川小屋(1350)
 北沢峠へのバスに乗り換え、そそくさと仙水峠へと向かいます。 今日はガスが湧いて、久しぶりの甲斐駒の姿も隠れ気味・・・。 栗沢ノ頭〜アサヨ峰の間もガス勝ちで、満足の行く展望とならないまま、早川尾根小屋でテント泊になってしまいました。 明日の天気はどうなんだろう・・・?
北沢峠 ハハコグサ? アキノキリンソウ? キク科?
ニガナ? キク科2 キク科3チョウジギク? シャクナゲの実
ハイマツの実 返り見ると仙丈岳 甲斐駒ヶ岳 アサヨ峰を望む
ナナカマドの実? ゴゼンタチバナの赤い実 ミヤマオトコヨモギ? カニコウモリ?
第2日目:
 早川小屋(0500)→広河原峠(0540)→鳳凰峠(0625-30)→高嶺(0735-45)→赤抜沢ノ頭(0820-0900)→鳳凰小屋(0930) →五色ノ滝(1000-10)→白糸ノ滝(1030-35)→鳳凰ノ滝(1115-20)→南精進ノ滝(1155-1200)→分岐(1245)→青木鉱泉(1310)
 未明に小屋を出発し、広河原峠へ。途中、展望の得られた小空き地で陽の出を迎えました。 今日は時間もありそうなので、ドンドコ沢を降ることに決め、白鳳峠から高嶺へ登り返します。 たどり着いた赤抜沢ノ頭は鳳凰三山縦走の人であふれていました。
甲斐駒の方向 北岳 陽の出 高嶺
甲斐駒 ミネウスユキソウ 草紅葉・・山は秋の始まり アカモノの実
地蔵岳 観音岳 地蔵岳オベリスクに人が・・・ 地蔵岳オベリスク
イワインチン? タカネビランジ? ホウオウシャジン ヤマハハコ?
アザミ???? ハクサンボウフウ?
 鳳凰小屋を横目に、ドンドコ沢へ。 五色ノ滝、白糸ノ滝、鳳凰ノ滝と、途中の滝がよい道標代わり。 南精進ノ滝を過ぎ、トラバースからの急下降を過ぎると、小武川の河原沿いの道に。 青木鉱泉へは思ったよりもかなり早く着き、じゃあ、とばかりに鉱泉で汗を流してきました。
オタカラコウ? キタザワブシ? ヤマホタルブクロ? シソ科?
五色ノ滝 白糸ノ滝 鳳凰ノ滝 南精進ノ滝
シソ科2 サラシナショウマ? キク科アザミ??? シラネセンキュウ?
キク科6?ノコンギク? ミゾソバ? トウゲダケブキ? フジアザミ?
シナノナデシコ? ゲンノショウコ?
 青木鉱泉からは路線バスで韮崎に出て、高尾行きの各駅停車でのんびり&ゆったりと帰ってくることができました。 この路線バス、運行を始めた頃は8人乗りの小さなワゴン車だったのに、今回は27人乗りのマイクロバス(しかも2台!)になっていました。 人気のコースなのでしょうか・・?
 
 久しぶりに歩いた早川尾根、前回(1989年)は二十年以上前でしたが、甲斐駒の展望は以前と変わらず素晴らしいものでした。 とはいえ、前回同様にガスの中だったので、甲斐駒を堪能できたとは言いがたいですが・・・。 また、ひっそりと樹間にたたずむ早川尾根小屋もいいものですね。
 白鳳峠から高嶺を越えて赤抜沢ノ頭の路も歩いてはいるものの、前回はガスの中だったので、 今回ようやくその展望の良さを楽しむことができました。
 この三連休、南アは相当な混雑だったようで、朝4時のバスが路線+シャトルで20台近くだとか。 あちらこちらの小屋も混み合っていたようでした。 前回は誰にも会わなかったのに、今回早川小屋でさえテントが十数張りの混雑ぶり、 南アも様変わり、なのでしょうか?
 久しぶりのドンドコ沢の路。要所要所に滝があって楽しめるものの、 高度差約1500mの急坂なのですが、今回ここを登ってくる人達にずいぶんとすれ違いました。 下りでも厳しい急下降ですが、鳳凰小屋に着ければ明日は展望が期待できるから・・?。 それにしても、午後1時近くにに登山口近くですれ違った人達、無事に鳳凰小屋に辿り着けたのでしょうか?。

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制作:加藤 輝男 2010年10月10日
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