"BBB"

Produced by 鈴木博文+GRANDFATHERS
All Songs Written by 青山陽一
        (except M4 by 西村哲也)

Grangfathers :
 青山陽一:v,g,chorus,perc(M1),etc
 西村哲也:g,mandolin(M5,9),chorus,etc
 大田 譲:b,chorus
Guests :
 棚谷祐一:kbd(M1,2,3,6,7,11)
 夏秋冬春:ds(M1,2,4,6,7),perc
 浜田理恵:chorus(M1),"Hawaii"(M3)
 関島岳郎/中尾勘二:tb(M1)
 鈴木博文:perc(M5,10)



M1 ROUGH MIXのテーマ

 今年上半期何故かラテンにはまっていて、ジョー・バターンの『ジプシー・ウーマン』を
 聴いていて、こういうアレンジでやれる曲がそーいえばあったなーと一昨年から去年に
 かけてよく演っていたこの曲を想い出したのです。ジョー・バターンスタイルにならって
 コンポステラの関島氏&中野氏にダブル・トロンボーンでお願いしましたのです。


M2 WILD FRIEND

 新しく引越してきたところにはやたらに猫が住みついていてこれがなぜか住人とつかず
 離れずの関係で暮らしている。サウンドは重厚なロックだけれども彼らについての唄ではある。


M3 SOY BOYの悩み

 これもアルバム中では古い方の曲。アレンジも良く変わったが、今回はどことなくCLUB
 MIX風(?)。自分で書いておいて何だか本当にむずかしいメロディである。
 誰か本当にこの曲をうまく歌ってくれる奴はおらぬか。


M4 東京モノリス

 作者の西村哲也自ら初のリードヴォーカルに挑戦!そういえば、西村氏の作詞というのも
 前例がない。当然といえば当然だがこのアルバム1のギター・ロックであるね。
 彼が色々な種類のギターを弾いていまする。


M5 BBBoogiewoogiewoogie

 一発録りである。その辺にいた人に、その辺にあるものをたたいてもらっている。
 なぜか大田氏がリード・ヴォーカルでこの自虐的な歌をうたっているです。
 その辺にいた人たちはみな”絵しりとり”をやっていたので彼らを"The Escilitries"と
 呼ぶことにしましょう。


M6 2つの魚影

 こういうゆるーいシャッフルの曲が本当にやりたかったのです。歌詞はまあご想像どおり
 ペルシャ湾関係のインパクトが強くでてきたものですが、鳥じゃなくて2つの魚影となると
 またちがう解釈もあるかもしれない。まあ、NICE GROOVEでしょ。


M7 異常な夜、貴重な月

 NICE GROOVEといえばこの曲などもGF'sの新しい側面といえるでしょう。
 気分的にはすでに幻になりつつある私のソロ・アルバムの『HOUSE HUSBAND』の続編的な
 コンセプトを持っていると思うが。


M8 RED

 大田氏のフレットレス・ベースに挑戦の地味だが変態的な半アカペラもの。ふにゃふにゃな音楽。


M9 TRAVELING MOOD

 このアルバム中最も古い曲でありましておととしの九段会館のライヴからやってますねえ。
 またまた若干のアレンジ変更ありだ。いじりすぎでもう歌詞など何のことやらわからないのですが
 この馬力を感じていただければ…。


M10 Ca

 西村氏のアンビエント・インスト登場。氏の新品のマンドリンがいい味出してます。
 西村氏、夏秋氏、博文氏3人がかりの”あっちの世界”パーカッションもかなりいってます。
 でもCaってカルシウム?


M11 Cleaning Inside

 最後を飾るのは非常にいかれたファンク・ナンバー。ZAPPでおなじみトーキング・モジュレーターに
 挑戦しとります。腹の中きれいにして出直すべえという明快な唄で、前向きだぜというところを
 見せるわけではあります。