【BEWITCH Club Circuit Tour 1997】11/21 クラブチッタ川崎


 今日がツアー初日なんですよね。でもここ数年不変のメンバなので、
 そんな感じは全然しないんですが。

(メンバ)
  吉田美奈子(vo)      難波弘之(key)
  岡沢章(b)           沼澤尚(dr)
  土方隆行(g)         淵野繁雄(sax)

(セットリスト)【】は収録アルバム。記載無しは新作"SPELL"から。
= 第1部 = 19:05start
 1.COCO        【EXTREME BEAUTY】
 2.KEY         【KEY】
 3.STILL MOON  【EXTREME BEAUTY】
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 岡沢さんのベースラインに導かれて始まったのが、1.とは意外。

 今回のツアー用に50曲選んで、それをリハーサルで33曲に絞った
 そうです。大体日には25,6曲演奏される予定とか。要は毎日微妙に
 曲目が変わるってことですね(笑)。何でも、楽譜さえあれば(笑)
 何曲でも演れるそうなので。「33曲全部演ると4.5時間かかる」と
 美奈子さんが言うと、どこからともなく拍手喝采(笑)で、彼女も
 それを受け「ボクは山下達郎じゃないんだから」と返す始末。でも
 そんな空気を自然に感じるのは、クラブ(というより体育館みたい
 だったけど)という空間だからこそでしょう。

 「音の要」であるスタッフ紹介を挟んで、ファンク3連発へ。

 因みに今回のツアーは、曲を沢山演る為にMC(このレポートでいう
 "=="の部分)まではノンストップのメドレー形式(とはいえ殆どが
 完奏されるが)になっていました。

 4.GOTHAM GOTHIC
 5.ALCOHOLLER          【LIGHT'N UP】
 6.HIPHOPNEOHIPPIE     【KEY】
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 しかし音が太いぞ。デカいというよりウルサいというか(笑)

 何でも新作のエンジニア氏がPAを担当されているらしく、「どの
 くらい音出せばいいか解らない」という状況でスタートしている
 そうです(頭3曲の段階で、美奈子さんから「今日は合格!」と
 言われていた(笑))。「ツアー中に何台スピーカー飛ばすか」
 というのは、まあ大袈裟としても、ただでさえ重いビートが躯に
 ガンガン響き渡り、リズムを取らずにいられないんですよね。
 体が自然と動くってのは、こういうことをいうのでしょう。
 #沼澤さんも結構ガンガンに叩いてました。同時期に参加する
 #シアターブルックの影響も少しはあるのだろうか?

 5.〜6.のメドレーは昨年のツアーでも好評でしたが、そこに新作
 からの4,(岡沢さんのベース!!)が重なると、見事にストーリー
 が浮かび上がります。ファンクやHIPHOPには「街」を題材にした
 ものが多いけど、彼女のような表現というのもアリなんですね
 (5.の素材は「六本木」だと思ってたが、4.,6.で挟むと見事に
 「渋谷」一色に染まってしまうというか。時代なんすかね)。

 7.LUNAR ECLIPSE
 8.RADIANCE
 9.時間(とき)をみつめて【gazer】
 ====================================== 20:20 休憩(15分)

 ここまできて新作から1曲しか演ってない、ってことで(笑)。

 アルバム冒頭を飾る7.はCDよりもテンポは遅く、ビートは重く
 なっていました。難波さんの荘厳なシンセと土方さんのヘヴィな
 ギターに導かれリズム隊が絡む瞬間は、もう鳥肌モノです。

 ちょっと久々な9.(アッパー系が続いたので、余計心に響く)で
 聴かせたところで1部終了。しかし9曲でこの時間か(苦笑)。

= 第2部 = 20:35start
 10.ANGELDUST   【EXTREME BEAUTY】
 11.MIRACLE SHIP【KEY】
 12.友達		【gazer】
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 これも久々の10.。土方さんのギターが唸る唸る。

 しかし、今回のような重いグルーヴだと12.のような曲は重いっきり
 ハマりますね。難波さんのブ厚いシンセのブレイクが決まる度に
 全身に電気が走ります。感情の暴走を抑えられなくなるというか。

 13.TERMINATION
 14.LOVIN' YOU  【MONSTERS IN TOWN】
 15.CROW
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 毎回恒例の「合唱」コーナーは、14.でした。昨年のPIT INNを
 見ていない(だから殆どの)お客さんには結構「!!」な瞬間
 だったのではないでしょうか。運よく見ている私でさえ、やはり
 「!!」だった訳で(笑)。何て言うんでしょう?間奏の「ララ
 ラ〜」(曲を知ってると解る)を客(とバンド)が合唱し、そこに
 美奈子さんがアドリブで絡んでいくんですが、あのくらいの小屋の
 大きさ(ON AIR WEST位?)のところで均等に客が入っていると
 歌声って凄く広がって聞えるんですよね。あれは気持ちよかった。
 勿論、歌えるという行為自体に酔ってる部分もあるけれど(笑)。

 16.SHADOW WINTER
 17.CORNER              【KEY】
 18.GRACES              【KEY】
 19.PRECIOUS
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 難波さんのキーボードがバーニー(・ウォーレル)に拮抗していた
 16.(「プログレ者がファンク演ってすいません!」との発言もあり
 ました(笑)。それに対して美奈子さん「でも難波クン、今日はプロ
 グレじゃないんだよね。だって、皮のパンツ履いてないし」(笑))
 お馴染み17.,18.(18.での岡沢さんのベースソロ(ギターを弾くよう
 に弦をかき鳴らす)が凄かった!)と続き、個人的にはこれを聴くと
 「パープル・レイン」を思いだす(笑)19.で本編終了。

 ボーカル面には敢えて触れなかった訳ですが、これはもう、ライブを
 見てもらうほか無いんですよね(笑)。あのダイナミズムはやはり、
 直接見ないことには間接的に説明しても理解してもらえないと思う
 ので。例えとしては異論もあるでしょうが、例えば美空ひばり。あの
 人の凄さって声で周りの空気はおろか、見ている人の心まで震わせて
 しまうところにあると思うのですよ。高音から低音へ瞬時に切り替え
 られるとか、技巧的な「巧さ」も勿論ですが、あの人の喉から言葉が
 発せられる瞬間に何か独自の変換がなされ、言葉が「言霊」となって
 聞き手の心をわし掴みにするような。そんな魅力が美奈子さんにも
 あるんですね。ディーヴァ(歌姫)という言葉は、こういう人の為に
 あるのです。と、今回は言い切ってしまおう(笑)。

= Encore =
 20.LIBERTY     【EXTREME BEAUTY】
 21.TOWN        【MONSTERS IN TOWN】
 ====================================== End 22:20

 アンコールは、これもお馴染み20.(出来ればピアノだけで演って
 欲しいと思うのは贅沢なのだろうか?)と、これがラストとは!の
 21.。うーん、これを演るなんて/これで終わるなんて、卑怯だ。

 21.は昨年のPIT INNライブでは1曲目で、私も思わず狂喜した訳で
 すが、あれよりも更にビートが重くなった今回の演奏も素晴しい!
 これが初日で、これから回数重ねていくうちにまだ更に良くなって
 いくのかと思うと、出来れば全部見たい!って気になってしまいま
 すねえ。少なくとも最終のPIT INNは見たかった...。

 #まあいいや。私には名古屋(12/16)が待っているのだから(笑)

 しかし、気がつけば3時間半!時計を見る暇もなかったです。