なんじゃもんじゃ

有馬のハルニレ(神奈川県指定天然記念物)




ハルニレは、ニレ科の温帯性落葉高木で夏緑広葉樹林域の
湿気のある場所に好んで生育し、林を形成するが、神奈川県下
では、あまり見られずハルニレ林は分布しない。春はやく新葉
の出る前に黄緑色の目立たない小花を密につけ、種子は初夏の
ころ成熟する。ニレとは滑れの意味で、皮をはぐと粘滑なこと
にゆらいする。有馬のハルニレは根まわり13.8m、目通り
6.58m樹高20m枝張りが20m四方に及ぶ大木である。

俗に「ナンジャモンジャ」と呼ばれているがこれは昔から
種類のわからない木に対していわれていることで相模ではめず
らしい木であることを物語っている。写真のハルニレは寛永年間
に半井ろ庵によってこの地に移植されたものとつたえられている。





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