ホーム日付順 | 地域別 | お気に入り | イエローページ


展望に優れた上州:備前楯山へ
2002年5月5日(日)
地図はこちら
 
 袈裟丸山への往復は約10時間、 一泊二日だとかなりのんびり歩けます。 「せっかく行くのだから」とガイドブックで探したのが、この備前盾山。 銀山平までなら3時間とチョッと・・・・。でも、男体山や足尾山塊の眺めが素晴らしいらしい。 連休なので時間もあるし、後は沢沿いの道を原向まで歩けばいいや、と計画を立てました。 袈裟丸の帰りに村営バスに間に合わせたのも、この時間を稼ぐためでした。^_^;;

 間藤駅(1030)→古河橋(1050)→舟石峠(1155-1200)→備前楯山(1235-1300)→舟石峠(1330)→銀山平(1400)
 間藤駅で水を補給して、国道を本山方向へと向かいます。古河橋を渡り、本山鉱山神社を過ぎると、後は舗装路を唯ひたすら歩きます。 熱さに疲れた頃、左へ分かれる道標があり、その傍には冷たい沢水が引いてありました。小休止・・・・。 急峠道から再び舗装路に合流すると、一息で広い駐車場のある舟石峠に出ます。 駐車場脇から登山道に入り、「の」の字型にくるっと回る感じで雑木林の中を尾根道に導かれると、やがて備前盾山山頂に着きました。
間藤駅から備前盾山方向 真っ青な青空 登山道に咲くツツジ 登山道に咲くツツジ
 足元に近い山肌は精錬所の煙害で痛々しい限りですが、山頂からの眺めは抜群で、 北方に男体山、西方には袈裟丸山から皇海山へと続く足尾連山の素晴らしい眺めが続いていました。
袈裟丸山〜庚申山 庚申山から北方の山々 前日光の山々 男体山の遠望
遠望2、庚申山と鋸山 遠望その3、袈裟丸山 備前盾山山頂にて 舟石峠の道標
 ゆっくりと展望を楽しんだ後は、林道を下って、銀山平へ。ここのかじか荘で「庚申の湯」に浸かって疲れを癒した後は、 のんびりと原向まで歩く予定だったのですが、一緒になった登山者にタクシーに同乗させていただきました。 ありがとうございました。m_O_m
銀山平で見かけた八重桜 わたらせ渓谷鉄道
 
 今日は雲一つ無い快晴!、おまけに今年の最高気温更新!の一日でしたから、間藤駅から舟石峠への登りは少し辛い道でしたが、 山頂からの展望はそれを忘れさせてくれるものでした。 このコースは「関東ふれあいの道」ですが、舟石峠まで車で訪れる人が多いようです。 実際、舟石峠からは「町民の森」園地と呼べるほど整備が行き届いていました。 頂上での展望も含めて、もっともっと注目されていい山だと思います。

[戻る]

制作:加藤 輝男 2002年5月17日
Copyright © 2002 by Teruo Katoh