『夢、翔ばたくときを信じて……』フリートーク

 うう……最低且つ趣味丸出しなオチでスイマセン……。ほんとは、主人公(彼)の言葉を聞いた虹野さんが最後に笑顔で「うん!」って言ってさわやかに終わる予定だったんですけど、それだと、途中出てきたみのりちゃんがあまりに無意味だし異質な存在になっちゃうんで、オチにムリヤリ絡ませて……。くっそーっ! みのりちゃん好きで悪いかっ!!←逆切れ。そういえば最後のほう、主人公が
「ミサンガがあったから、あの末賀高校と互角に戦えたんだよ! オレだって、きっと試合に出れなかった……」
とか言ってますが、ってことは、沢渡が怪我したのはミサンガのせい?(笑) ほんとはそれに関する2人のやり取りを入れるつもりだったんですけど、みのりちゃんの登場により失敗。ちょっと悔しいかも。
 今回のタイトルですが、多分、誰も気づかないと思いますが、CDドラマ『虹色の青春forever』の中のタイトルをもじってます(だから漢字も当て字)。ちょっとアンチテーゼ的な意味合いもあったりなかったりあったけどアンチテーゼってどういう意味? と、ふと思ったり。
 さて、書き出す前は、SSの練習ってことで明るいだけの短い話を書こうと思ってたんですけど、そういうSSは多くの先人が書いててありきたりなのでやめたんですという言い訳を構築しつつ、単に思い浮かんだのがこのネタだっただけです。だから、このSSだって、当初はこの半分ぐらい長さになる予定だったんですけどアラ不思議。
 前回のSS「ある密かの恋」は、書き上げることだけが目的だったから、そこまで悩まずに書いたので、今思うと書くの楽だったのかも。SS書いてると、楽なほうへ楽なほうへって感じで、つい会話で押しがちなので(今回のSSも、特に最後の方は会話で押しまくってます。力尽きました)、今回はとにかく情景描写をちゃんと入れていこうってことを主題に書いてたんですが、ボキャブラリーの少なさを思い知る結果になりました。これでもまだ足りない気するし。後半息切れして全然情景描写なんかねえし。それに精神描写も足らない気がする。あと、あまりにも視点が定まってないのもイカン気がする。もっと虹野さん側に寄っても良かった気がしないでもない。ダメな点がありまくり。前回のSSでは見て見ぬ振りできたことも、今回は直視しなきゃいけない。ほんと、ダメなSSですね。助けてアルゴマン!
 話のテーマとしては、『虹色』で不満だったところとか、ゲームでフォローされてないところとかを書くゼ! って感じかな。『虹色』だと、当日になってイキナリ「フォワードの3年太田が怪我をした」ですからね。あれ不満だったんですよ。それはねえだろ、と。結局怪我させてることには変わりないんで自分の創造力の貧困さを恨みつつ、でもあれよりはいいよな、と思いつつ。もっと深いところに降りていくと、
『どんなに努力しても上手くいかないときはある。けど、それがすべてバッドエンドだとは限らないよな』
ってところに行き着くかな。『虹色』だと、レギュラーになれないとバッドエンドだけどそれはちょっと違うよね、って思ったりするわけで。もちろん、ゲームとしてはあの終わり方がベストだと思うけど。
「努力は実らないこともあるけど、その、努力したってことが必ずどこかで報われるんだよ」
 それが、虹野さんの応援に込められた真のメッセージだと、渉部は思いたい。
 ともあれ、感想お待ちしております。特に辛口の意見募集。もちろん甘口の意見も募集中です。愛のある突っ込みをお待ちしております。
 不満だらけのSSは後書きも長い長い。

Story「3」

委員会室へ戻るHOMEへ戻る