晴。大変だったこの年が終ろうとしている。来年は希望に満ちた年に近づくと良い。年末年始に働いている人も多い。このような人々のがんばりが報われる年になってほしい。

陰時々雨後晴。天気回復が予想より遅れ、仕事が予定より遅れる。まだ明日も今年、即ち今年も明日一日になりぬ。一年の体感長が１／年齢が掛って短くなっている。

雨後陰。ショッピングモールなどはすごい人出。道路は渋滞気味。室内、車など少し宛清掃。どこも年末モード。

陰時々薄陽。夕まぐれ、凪いで野面に遠くは薄もやのごと霞み、農道に軽トラックがゆっくり走り、あちらに野焼きの煙、こちらに防寒着でいっそう丸くなった老婆が歩む。人々の動き忙しく御用納めモード。相変わらず物騒なニュース頻り。昼餉には同僚と煮込饂飩を食す。

晴。昼餉を職場傍のスーパーのパン屋の「頂く」コーナーで。以前は、コーヒーなど無料だったが今は周囲の店に配慮してか180円。客はほとんど幼児連れの母親か熟年女性。窓の外に目を移すとパンくずを啄むスズメが何羽。

晴。今朝から微熱。薬を飲み、遅れて出勤し急がない仕事はキャンセルし日が高いうちに帰宅。夕餉にはけんちん汁。カウンターが皆様のおかげで１００００に至る。踏んでくれたのはノーラさん。

陰時々晴。ジパング倶楽部の雑誌到着。これらを眺めて全国あちこち旅をした。喪明けまで不要不急の旅は控えているので、今しばらくはこのスタイルで。でもこの方が優雅な旅ができ、御先祖様に申し訳ないくらい。国家予算の政府案は選挙近しの見せかけがちょっと。

晴。夕方5時近く、東向きに走る車から、黄色になった交通信号の向こうに、信号ランプの数倍もあるかと思う満月がぽっかり。梅酒のＣＭで満月に楊枝を指して食べてしまうが、そうしたい誘惑も。世はX'mas、あやかってショートケーキの上等を食す。NOVAつくば校が1月から再開とのこと。

陰後晴。午後から陽が当り始め、その光の中、何年振りかに読み出した「クリスマス・キャロル」の捗がいった。サッカー選手権準々決勝で、アマのHonda、J1の愛媛が破れJ１勢のみ準決勝へ。J１もウカウカできないほどレベルが上がってきた。

陰時々雨。カボチャを食し柚子湯に入る。今日のような天気の日は心も晴れないが、社会を覆う閉塞感がその感をいっそう強くするがごとし。政治の世界からはそれを破る様子は見えず、民衆の動きもばらばらで十分な力にならない。文化の世界からそれを破る契機が現れないものか。青年よ起て、さすれば老人も続くぞ。

晴時々陰。福田内閣発足時支持率５０％強も最近の新聞では３０％強、アメリカへの油供給に躍起になっても国内の油高騰には無策では当然。モズやヒヨドリ、シジュウカラ、メジロなど野鳥は寒さに負けず元気に鳴き空を翔けている。

晴後陰。忘年会、日常と違う話題でいくつもの話の輪ができる。遅くになり女性だけのグループの宴会が隣で。暖冬の予測あり。温暖化時代故にあり得る、ということは寒波や大雪もあり得るか、なぜならば異常気象を伴う温暖化なのだから。冬タイヤに替えよう。

陰。経団連が、業績の良い企業の賃上げを容認する方針を出した。空前の利益を上げている大企業が、率先して労働者の賃金を上げずして真に景気が良くなることも格差解消もできるはずがない。大企業は民衆のためにもっと利益を供出したほうが国全体として良い結果になるのではないか。

晴後陰。ぐっと寒い朝、子供会の廃品回収、新聞を出す。廃棄物の分別回収善で可燃ゴミが減り資源ゴミが増えるはず。同時に温暖化防止にもなる。韓国で格差拡大、非正規労働者増加など、日本と同じ道を進む。人々が大集会などで抗議の声を上げるところは日本と違う。ハワイで自衛隊の迎撃ミサイル実験成功。くわばらくわばら。

晴後陰。土日が出張だったので、午後半日お休みをもらい、溜まっていた雑用を消化。庭のシランなどの枯れ枝葉を片付けたら、いろんな蔓草が実を着け、アジサイが新芽をふくらまし、自然界は春の準備をしていることを確認。ガソリンスタンドの灯油巡回販売は１０１円／Lとのこと。

晴。浜松からの新幹線、磐田の平野から南アルプスの山に雪。焼津からも静清コリドールからも各々南アの雪山。富士は宝永山下まで雪が飛んでいるような乱れ雲。酒匂川の上流、丹沢にも雪。相模平野からは大山にも薄く白い色、左に眼をやると富士の雪は御殿場方向低く迄真っ白。関東平野も空っ風。冬本番である。サッカークラブWCで浦和3位。浦和だけでなく日本のサッカーにも良い経験。

晴。浜松にて午前午後と研究会、夜は忘年会。３０名ほどの若い人達とロシア料理に舌鼓を打つ。余興のビンゴ、女性とふたり、最初に完成するも、ジャンケンで二等賞。ビンゴだけはいつも成績が良い。浜松の冬は空っ風強く体感気温低し。

晴。和辻哲郎の自叙伝によると、日露戦争時、人や物、情報の動きは驚くほどゆったりなほか、戦争に対する国家や人の反応が今次大戦中とは随分違う。例：晶子「君死にたまふこと勿れ」は、民衆にはスッと受け入れられ、国家からの圧迫はなく、圧迫は一部のジャーナリズム・知識人からとのこと。夕餉後静岡へ移動。三日月低く懸る。改装増築値上げした「草薙の湯」へ。旧来の回数券はそのまま利用可。

雨後陰。テレビで、ある日本人が３万円の奨学品をタイの貧しい女の子に提供したことで彼女は高校に行けて夢だった教員になれた、という話をしていた。親爺が喜びそうな今時良い話。それにしても３万円とは。サッカークラブWCで浦和はACミランに善戦1-0。

朝の内陰後晴。天気予報外れ洗濯強行正解。つくばエクスプレス各駅周辺の田畑や雑木林が急激に開発されしばらく見ないとマンションなど大きなビルが建っていたりで驚愕。そんな区域を車で通っていて、旧来からの村の風景に飛び込んだ途端ホッとすることが多い。ということは、新規開発区域はホッとさせない要素ばかりのごとし。

陰後一時雨。雨が降って良いお湿り。灯油が89円／Lに値上がり。国会周辺では、不明年金を来年3月までにどうすると言った、言わないが問題に。小泉首相は「語法」による政治を行った、という。つまり、「簡潔」「断定」「すり替え」「繰り返し」の四つを取り出し、「その単純すぎる論理と断定によって、種々の議論を拒絶」して突っ走った、というもの（高村薫「作家的時評2000−2007」）。うまく言うものである。

晴。庭の沈丁花のつぼみがふくらんでいるのに気がついた。冬来たりなば春遠からじ、である。近年の冬期間、３，４ヶ月の経つことの早さよ。これはこちらの体内時計の回転が速いだけのこと。

晴、午前無風も午後は稍強風で庭のモミジの葉が時に乱舞。今朝の新聞に、12月8日、太平洋戦争開始とか真珠湾攻撃とかに関する行事の記事きわめて少。ジョンレノンは多少多いか。インターネットでも同様。実際、大小の催しがあちこちで行われなかったのか。

晴一時陰。昨日が暦の上で大雪、野面にはずいぶん冬枯れが拡がりいかにも冬という風情。サッカーJ2から京都サンガがJ1の広島に勝って昇格。加藤監督以下、森岡や秋田などベテランの顔が見える。来期はどんなメンバーで臨むのか。広島も良い選手がいるのになあ。

晴。つくばセンターでイルミネーション点灯。綺麗だけれど、温暖化も進む。主催者は、その分、どこかで節電を考えているか。全国のイルミネーションでどれだけＣＯ２を排出するのだろうか。贅沢をしてCO2削減できないのは、イルミネーションだけでなく日本中どこも。

晴。経団連も連合も、ようやくここにきて各々ベースアップやパートの賃金アップを言い始めた。少数派の経営者や労組はだいぶ前から取り組んでいたのに、財界はともかく、大手労働団体が今頃になって、というのは情けない。民衆の懐にわが国の膨大な富のおこぼれが回ってくるにはまだしばらく時間がかかりそう。

晴。暖かな秋の終りに寒い時期が一度あって、その後、寒い時期が来たと思ったら一度に冬になった。今朝ははじめて霜が降りた。最近は、ここしばらくとこれからの週間予報を見ても冬型の天気が続くようだ。国会がまた転がりだした。

晴。3，4日前の天気予報では今日は雨だった。ところが晴れた。文句ではないのだが、昨日洗濯をしてしまったので損をした感じ。昨日のことをいえば、今年はおかげでこの時期まで野球のテレビ観戦を楽しめて満足。

晴後一時雨。晴れが続いた後の雨。品川はぬれる程度、茨城はまとまった雨。和菓子を買ったら、店員が「賞味期限は明日ですが、大丈夫ですから」と。何が大丈夫なのだろう。野球北京五輪へ。

晴。風なく穏やかな薄日の下、いつもは暮れの木枯らしの中でやる煤払いを実行。午後、自転車で花室川の西側の道を走り、東側の懸崖林の紅葉を見物。今年は、確かに紅葉が鮮やか也。

晴。浜松までの新幹線窓外、行きは朝日に、帰りは夕日に黄に赤に紅葉が映え、富士川の水面には白雪の富士が逆さに写って。早朝、新幹線静岡、浜松駅、客が長蛇の列、京都辺りの紅葉狩か。夕刻の相模野、野焼きの煙漂い、西空にはシルエット富士。