tommyさんのつぶやき2008年後半

 久しぶりに明るいニュースで、3人の理論物理学者のノーベル賞の受賞に快哉を叫びました。また一日置いて化学賞にも受賞があって、一度に4人ものノーベル賞の大盤振る舞いに、連日テレビや新聞を賑わしました。
何しろ、最近はアメリカのサブプライムローンから端を発した金融不安が、世界恐慌を招きそうな勢いで押し寄せ、また殺人や偽装詐欺が横行し、振り込め詐欺も手を変え品を変え止まるところを知らず、政府が払い下げたメタミドホス米や毒カビ米が食用として闇横流しされる不祥事もあって、毎日が暗澹たる状況でしたからねぇ! おまけに国会は空白状態で、政治の混乱も目に余りましたから…。

 下表の通り、理論物理では既に湯川秀樹さんや朝永振一郎さんなどが受賞されており、物理/化学は日本の得意分野みたいですが、今回のように1度に3人もの受賞にはビックリ仰天です。化学賞の下村さんは、発光するクラゲから緑色に光る蛋白質を抽出するのに成功し、医学や生命工学の分野で貢献されたということで、箸にも棒にも掛からないクラゲも役に立つもんですねぇ! それなら、大量に増殖して困っているエチゼンクラゲも何とかならないもんでしょうか?(発光しなけりゃダメか?/いや、発酵させたらいいんじゃないの?/エチゼンエタノールってか?/そりゃあ、ノーメル賞候補だッ!)

 最近の日本の子供達は、理科離れになって大変心配しておりますが、ノーベル物理学賞を総なめしたことで、いささか安心したような気になっていますが、何れの受賞者もお若くはないので、早く若い後継者を育てていただきたいものですねぇ! 大体、ノーベル賞を授賞されるのは若い人が少なく、最近では田中耕一さん位ですから、小中学生位から理科教育をしっかりやってもらわなきゃ! 技能五輪では、若者がメダル量産で頑張っているんだがねぇ!(“ものづくり”ばかり力入れて、理論には弱いんだょねぇ!)

 気になることは、それだけではないのです。世界に冠たる「平和憲法」を掲げ、60年以上も戦争放棄して世界平和に貢献してきた日本で、平和賞の授賞が佐藤栄作氏一人とはねぇ! 昨今の政治家では(ニセ議員ばかり多いから…)無理なのかねぇ? ( Oct. 10. 2008 )


 マリナーズのイチロー選手が8年連続、シーズン200安打を達成しましたねぇ! シーズン200安打だけでも大変なのに、それを8年間も継続して達成するというのは並大抵ではありません。イチロー選手でさえ、今年はしんどかったと言いますから、やっと一息ついたところでしょう。まだ12試合残っていますから、更にどれだけヒットを積み重ねられるか正念場です。

 イチロー選手の打撃を見ていますと、何故、相手の守備を縫ってあちこちへ打球を飛ばせるのか不思議でなりません。それも、ヒットにならないような内野ゴロが、内野手ものんびり捕球しているわけではないのに、一塁への送球よりも、一塁を駆け抜けるイチロー選手の足の方が速いのですから、どうにもならない感じです。慌てて悪送球でもしたら大変です。もう二塁ベースまでイチローは達しているのですから…。

 レッドソックスの松坂投手が、イチロー選手と対決する時、絶対に打たせないぞッ! という気持ちも良くわかります。イチロー選手をねじ伏せてこそ、大リーグでの投手としての勲章が得られるものと考えているに違いありません。
対戦する相手の全ての動きを察知して、その時々に応じて素早くバットを対応していくという神業をいかにして封じるか、そのためには体調を常に絶好調になるように健康管理が必要だろうし、イチロー選手の手足の動き(気の動き)を常に計算してボールを投げこまなければなりません。投げるだけでなく、身を挺して内野ゴロを阻止しなければならないのです。
松坂選手もまた、先輩のイチロー選手から学んで、より大きく成長して行くに違いありません。

 それに比べて、阪神のだらしなさ!(何を? MLBと比較することかッ !! /毎年のこと、単なる遅がけの“夏バテ”じゃよ! 心配するな、明日は私の誕生日じゃぁ!/ … ??? ) リーグ優勝確実と思いきや、ここへきて下位球団に連敗、連敗、また連敗! 何時の間にか貯金が無くなって、何と3ゲーム差! 巨人との3連戦、シッカリしてぇや! ここで勝たなきゃ、明日はないッ! ( Sept. 18. 2008 )


 すっかり涼しくなって秋の気配が感じられるようになっています。
 ホームページの更新が途絶えてからもう2ヶ月過ぎてしまいました。白内障になっていることが判ってから急速に視力が減退して、ついに新聞も読めなくなり、文章も書く事が難しくなってホームページの更新作業が困難となってしまいました。やっと9月1日に右目の手術をすることが完了しましたので、やっと読み書き出来る様になりました。長い夏休みをお詫びすると共に、拙い文章ながら今後ともご愛顧お願い申し上げます。

 現在、白内障で目の手術を受ける人が増加しており、手術の予約に大変時間がかかっているのが実情で、私の場合も2ヶ月程かかってしまいました。その間に白内障の状態も進んでいってしまいますので大変です。当初は東海大学病院に車で通院していたのが、ついには車の運転が出来なくなってバスと電車を乗り継いで行く羽目になってしまいました。右目を手術するまでの間に左目の状態が予想しないほど急速に悪くなって、左目も手術する必要が生じてきました。しかし、すぐに手術の予約がとれず、左目の手術は11月の中頃になってしまいます。ですから、車が運転できて普段の生活に戻れるのは、師走の12月頃になるようですねぇ!

 たった2ヶ月のブランクだったのに、世の中はすっかり様変わりしています。第一、福田首相が突然辞任するということになって、安倍前首相に引き続いて、また政治の空白が生じて混乱に陥っています。(政権交代劇場の始まりか?)
北京オリンピックでは、金メダルを広言した星野監督率いるプロ野球軍団が、まさかの敗北。お家芸の柔道やマラソンなどでも予想外の不振でしたねぇ。そのかわり、上野投手活躍の女子ソフトボールが待望の金メダル、水泳の北島選手のオリンピック2連覇、そんなのあったの? フェンシングで太田雄貴選手が予想外の(?)銀メダル、(私の長女も大学でフェンシングをやってましたから、ひょっとしたら“銀メダルの父”になってたかも…/バーカ、3人の子持ちがフルーレできるかッ!)400mリレーでまさかのうれしい銅メダルなど、別の収穫も沢山ありましたねぇ!
最近では、相撲取りが大麻や覚せい剤に手を出して解雇されると言う前代未聞の不祥事で、相次ぐ不祥事の根源になっている相撲協会での北の湖理事長がついに辞任に追い込まれましたが、未だ理事を辞職しないしたたかさが不気味です。
また、農水省の事故米の放出が、指定用途とは異なる食用に流出させるという不祥事が発覚し、おまけに農水大臣自らが悪徳業者の肩を持つような“農薬や有毒カビ米は人体安全”宣言を発表し、ヒンシュクを買っています。相変わらず、閣僚の品格が低下しているようですねぇ!
 無差別殺人や尊属殺人も頻発していますし、新手の振り込め詐欺も横行し、世の中どうなってんでしょうねぇ! まるで無政府状態じゃぁないですか!

 さすがの“怪傑tommyさん”も、一体どうしたら世の中良くする事ができるのか、頭を抱えています。貴方、良い知恵ありません? 何、なにっ? 政党を一本化して、男女別の二院制で、お前が首相になって、全ての大臣を兼務しろってか? 成る程、良い考えだ !!! それで、日本の国が治まるかねぇ!(そりゃ知らん!/日本沈没じゃあ!)

 それじゃ、いっそのこと白内障の手術を諦めて、難聴も厭わず、世間を“見ざる”、“聞かざる”で静かに余生を送るほかないか?( Sept. 13. 2008 )


 洞爺湖サミットは無事終了しましたが、議長国日本の働きは評価されているのでしょうか?

 私達の期待とはかなり異なった結果となりました。先進国だけでなく、今後の急激な経済発展による膨大な二酸化炭素排出国となる、中国やインド、その他多くの発展途上国も参加しての今回のサミットは、それだけに、大きな期待が寄せられていました。
ところが、地球温暖化防止対策である二酸化炭素の排出量の目標と数量化には言及されず、2050年までに50%削減する目標とすることを共有化するという、何とも不確定な表現になり、それらの数量と施策については国連の場に委ねると言うことで決着したのです。

 前回の京都議定書の批准の際にも、最大排出国であるアメリカは、自国の経済発展を優先して離脱した経緯もあり、今回ももめることが予想されていましたが、玉虫色の表現にすることで、全ての国と共に賛同を得ましたので、その分では、ある程度議長国の面目が保たれたと言うべきなのでしょうか?

 しかしこのサミットは、前例の無い多数の諸国の参加を得た首脳会議となったのですから、現在最大の経済問題となっている投機マネーの支配による石油価格の高騰問題や、食糧問題に伴うインフレの鎮静化にも踏み込んで討議してもらいたかったと思います。これこそ、中小の発展途上国では死活問題ではなかったかと思われます。
 まあ、二酸化炭素削減は、もうあと何ほども任期のないブッシュさんや福田首相には、どんな決着でもいい問題かも知れませんが、世界を代表する政治家として、もっと世界を見つめた、信頼に足る成果を挙げて欲しかったですねぇ!( July 11. 2008 )


 食品産地偽装の問題は益々範囲が拡大し、その手口も確信犯的になってきているようです。無差別殺傷事件と同根で、何れも、自己責任意識や消費者に対する心遣いの喪失、引いては、経営者の倫理観の凋落であり、元はと言えば、政治家の国民に対する義務感、責任感や倫理感の欠如の結果ではないかと思っています。

 度々述べておりますが、以前、2000年後を予言していた 筍子の“乱世の兆し”を今更ながら達観だと感じる次第です。何時の間にか、党利・党略に溺れ、知らず知らずの内に、人として一番大切な仁義を欠いた社会を形成させてきた政治家の責任が大きいのではないかと感じています。法律で縛り、悪人を厳罰に処するだけでは、世の中は良くならないのではないかと、最近はつくづくと感じてきています。じゃあ、如何すれば良いかって? むろん、良い政治を行う事以外にはありますまい! ( July 5. 2008 )


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