Water Form Diary

諸行無常つれづれ日記
～セカンドチャンス～

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◆ はじめの一歩(最初の日記) ◆ セカンド・チャンス(2番目の日記) ◆

'98.08.25 流行りもの？

なんだか最近気になるモノがある。丈が50cm程あるビニールのフクロ。きんちゃくのようにヒモが付いていて、そのヒモの片方だけがフクロの底の角に結ばっている。
よく見掛けるのは女子高生。皆そのビニールきんちゃくをたすきがけに背負って街中を歩いている。これは流行物？？

'98.07.21 金魚

泉の森の奥にその釣り堀はある。釣り堀と言えば、マス、コイ、ヘラブナ etc。。しかし、自分はここではいつも金魚を釣る。釣竿を借り、針に餌を付け、タナを捜す。
行くのは天気の良い夏の日の朝が良い。森から鳥やセミの鳴き声が聞こえてくる。
そして頭上をこえてゆく戦闘機の爆音。
恐ろしいほど近くに見えるそれを見上げると、陽の光がまぶしかった。

'98.07.09 目のやり場

今日は運良く帰りの電車で座る事が出来た。いつもより少しすいているかな？と思ったのも束の間、次の駅でどっと人が入ってきた。
ふと見上げれば全開。。。(^^;
ふてぶてしく両足をひろげ両手で吊革をつかんで体を前後に揺らしているヲヤジの、社会の窓は全開だった。。。

'98.06.04

「あ。」道の真ん中にみの虫が落ちて(！？)いた。何年ぶりに見ただろう。
ふと見上げれば、虹色のあじさいがきれいに咲いている。
もう梅雨だな。。。そんな事を考えて、しばらく歩いて気が付いた。
「あ。」あのみの虫助けてやればよかったな。。(^^;
時に人間気が利かないものである。

'98.05.19

今日も終電間際の時間。一本でも早い電車に乗ろうと足早に駅に向かう。
途中雨が少しぱらついて、どこからか草の香りがした。
－家に帰りたい－
自分が向かっているのは確かに自分の家なのに他の何処に帰るというのだろう。
「少し疲れているのかもしれないな」
思い直し、腕時計で時間を確認し、再び足早に駅に向かった。

'98.04.桜笑顔と桜とIEEE

あれ？
市報のTop一面に満面の笑みを湛えたサラリーマンの写真。なんとも気持ちの良いさわやかな笑顔だ。
よく見ればそれは、上にお住まいの横山さん。学生時代、寝坊して遅刻しそうになった自分を車で送って頂いた事がある。(^^;;
記事を読むと、その横山さんが業界では大変権威のあるIEEEモーリス・N・リーブマン記念賞を受信されたとの事。なんとすばらしい！
偶然この日、家の前で横山さんにお会いした。「おめでとうございます」と言うと、横山さんはちょっと照れながら笑顔で言葉を返してくれた。
風がふわりと通り過ぎ・・・まるで並木の桜も共に祝うかのように花びらを降らせた。

横山さんおめでとうございます！
IEEEモーリス・N・リーブマン記念賞の詳細はこちら↓
富士通
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/news/1998/Jan/6.html
IEEE（長文ですが、その一部に（写真入りで）紹介されています）
http://www.spectrum.ieee.org/INST/dec97/awards.html

'98.04.11 毎年恒例？

丹沢の山へハイキングに行った。これはその行きがけに見た張り紙。
「今年もまた玄関につばめの巣が出来ました。ご用の方は裏へお回りください」
玄関のほうを見ると、立派な扉の蝶番の上に、なんとも器用に巣が出来上がっていた。そう言えば、つばめが毎年巣を作る店には幸福が入ると聞いた事がある。この家もそうかもしれないな。

'98.04.10 違和感

ある飲み会の席で左利きが3人並んだ。不思議な違和感がある。
自分のぎっちょは気にならないが、他人の左利きは意外に気になる。(笑)

'98.03.16 仕事をおえて

終電に間に合うか間に合わないかの時間、近道しようと大きな公園を横切った。あまりの明るさに空を見上げると、柳の木のシルエットの上に丸い月が煌煌と輝いていた。遠い記憶の彼方から夏祭の月の歌が聞こえ。。。風が少し暖かくなったなと思う。

'98.02.03 知らなかったから。

心臓にペースメーカーを入れている彼女は、いつでも命を懸けて電車に乗っている。携帯電話の見えない手に少しずつ息を乱され－。そして無事目的地に着く事を心から願う。
一体どれだけの人がその事を知って電源を切っているのだろう。
必要の無い時は電源を切っておこうと思った。

'98.01.08

今年初めての雪が降った。それも大雪である。そういえば、"初雪"という言葉は年のはじめには使わないなぁ。年度制？

'98.01.05 千コインカム

高麗にんじん片というものを頂いた。箱の裏を見ると、色々な国の言葉で説明が書いてある。日本語も然り。なになに、「いつとこでも簡単(に１～２)片を千コインカムのように。。。」ん？千コインカムとは何だろうと考える。
と、ふと千＝チ、コ＝ユではないかと思い当たる。チューインガム。
なるほど。異なる国の人から見るとそう見えるのかもしれないな。

'97.12.19 忘年会の後～オアシスへはこちらへどうぞ～

ほろ酔い加減でウトウトして。ガタゴトと電車に揺られていたら、昔教科書で読んだ話を思い出した。
見渡す限りの砂漠の真ん中に小さな駅があり、人などめったに降りる事の無いその駅には3人の駅員がいた。ある時3人に休暇が出た。1人は電車にのって南へ行き、もう1人は北へ行った。そしていざ3人目の番になった時、先に休暇をとった2人は、それぞれ自分の行った方が良かったと薦める。結局3人目の男が行った方角は－。
なーんかいい雰囲気で好きだったんだよなこの話。と思った所で降りる駅に着いた。

'97.12.10 と思った矢先に

かぜでDown。また会社を休んでしまった。(^^; 忙しいときにスミマセン。。。

'97.12.05

12月に入るとすぐに街はがらりとクリスマス色になった。今年こそは元気でクリスマスをむかえるゾ！

某社Home Pageコンテストデザイン部門において、Water Form ～HP Con特別Version'97～が審査員特別賞を受賞いたしました。ありがとうございます。(^^)
これからもより見やすく楽しいページにしたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。m(_"_)m

'97.11.25 山の手入れの話

昔、農家の人たちが皆専業農家だった頃。冬は山の手入れの時期だったという。草を刈り枝をすきそうやって手入れをしたおかげで山は次の年に実りという恩返しをしてくれたという。

'97.10.22 あめりか４～もうすこしだけ～

往の飛行機が30分も早く着いた上に、合流するグループの飛行機は遅れて来るとの事だった。
ガイドさんは慌てる様子もなく「少しその辺を周りましょうか」といって、近くのヨットハーバへ連れていってくれた。
皆のカメラのシャッターを一通り押した後、彼はゆっくりとー自由に見学している皆の様子を見ていた。
それは、ここでそうしている事が好きなように見え、アメリカにいる事が好きだからそうしているように見えた。

'97.10.13 帰宅途中の電車で。

たまたま隣に座っただけなのに。まだ学校にも行っていない位の小さな男の子が自分にキャンディを差し出した。
「ねぇ。明日もこの電車乗ったら会える？」別れ際のその問いに、自分は少し戸惑って。。。
「もしかするとね。」というのが精一杯だった。

'97.10.06 掲示板

駅の掲示版に、白いチョークでこう書かれてあった。
「でてこーいどこいった心配させるな」
時間がゆっくり流れる駅では人の心にもゆとりが出るのかな。

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