低位株指数の動き
低位株指数は、5月まではトスコ(3304)の急騰を除けば日経平均と同様に推移しました。しかし、6月になると、南野建設(JQ:1783)、アイビーダイワ(JQ:3587)、昭和ゴム(東証2:5103)、エスサイエンス(東証1:5721)、日本ファーネス(JQ:6494)、森電機(東証2:6993)、シーマ(JQ:7638)、イチヤ(JQ:9968)などが次々に急騰し、指数が一気に増加しました。その後、他の銘柄も上昇し、低位株指数は日経平均よりも高い上昇率を保っています。
相場全体の底上げの中で、手がけやすい低位株に資金が流入、人気化(仕手化)すると、あっというまに株価が跳ね上がる現象が幾度と見られました。
低位株の上昇をうまく捉まえられれば、優良株、値がさ株に比べてはるかに資金効率が高いことはいうまでもありません。もちろん、急騰には急落がつきものであり、売買のタイミングは本当に難しいです。
現在、低位株指数は、2ポイント後半で推移していますが、また6月のような急騰が見られるのでしょうか?11月に入りオメガプロジェクト(6819)が続伸しています。来週の動きに要注目です。