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好きなもの、並べます。
時々、書き足していくつもりなので、気が向いたらのぞいてみてね。
ジャンルはどこいくかわかりません。

PROF的に好きなものは、MAPの方へ。

 6 SFもしくは、機動警察パトレイバー

ああ、ずいぶんあいだが空いてしまいました∪。
新世紀の最初は、もともとは近未来のSFだったんですが、もう現実が追いこしてしまった、これでいってみよう。5年もやってたし。(ちなみに、下で言ってる課長はこれにでてくる内海課長∪。)近頃ゲームもでたし。(昔からでルでると言ってて、今頃・・かあ∪ 課長も、黒崎くんもでてないんだろうなあ。グリフォンは?)

よいSFの設定は、ただひとつ。といいますが、このマンガのSFとしての基本設定は、わたしが思うに、『多足歩行機械が実用化されたとしたら』 とゆうものです。
全ての設定がこの上にきれいに乗っている。その点これは、とても美しいSFでありました。
「実用化」これがミソで。これが、発見とか、発明とか軍用化でないところが、この作品が実に個性的なものなったゆえんです。「実用化」ゆえに、一種の現実感を損なわず、警察ものとしても、企業モノとしても、発明モノとしても、OSガラミの話でも、違和感なく同じ設定の上で展開していくことができるのです。

たぶん作った人はそんなことは考えないで、警察モノとして書くための設定をしたんだろうとは思いますが、その時にその場限りの設定ではなく、設定のグランドラインをそこまでひきさげて、それにあわせて他の全てを設定したところが、エライのです。

レイバーを「特車」といいかえるセンスとか、とても好きなんですけどね。こおゆう感じって、なんかすごく生臭いところがあって、メカミリ系でも一種独特で、熱心なファンの方々がいるがよくわかります。
しかしこのネーミングって、この作品の真骨頂ですね。(笑)

 20010116

 5 Mr.ラサール

TVで「ホットショット2」見ました。
あのトンでもナな大統領、あれは「ポリスアカデミー」シリーズのラサール校長のパロですね。実はわたし、ラサール好調(なんか最高!な当て字なのでこのまま∪)が
駄ア愛すキナのです∪。

無敵の幸運、無敵の無邪気、無敵のはた迷惑。
なんだか一歩間違えれば、ほんとに、迷惑な方です。歩く人災、生きている災害∪。(ああ、どこかの課長のようだ∪)でもわたしには、彼が天使に見えてしまうとゆう∪、こまったものです。
悪意なく無邪気に繰り出される災害の山々。でももしかしたら、彼はホントはちゃんと知っていて、悪意もあって、って感じが時ッたまするとこもまたミソですね。でもって、そのもしかしたらあるかもしれない悪意も、無邪気の延長線上にあるのだろうな、とゆうあたりがまたいいんですね。
彼は誰にも止められない。やはり、天災。
でもそんな「はた迷惑」で本人も知らないうちに、根性のまがったやつをたたき直すとこなんかは、どうしてどうして、やはり天使の部類だと思ってしまうのです。

20000903

 4 モロー、その他の画家達

モロー、好きです。彼の美術館には2度ほどいきました。彼が住んでいたアパルトマンが、そのまま彼の美術館になってます。2度目にひとりでいって、あろうことか、モーゼの絵の前で、泣きました。おかしい・・・∪。ユダヤ人の血は、わたしには入っていないはず∪。そばにいたアメリカ人の御夫婦には怪訝な顔をされるし、しばらくとまらなかったのが、不思議です。好きな絵とゆう訳でもないのに。
わたしの一番好きなのは「谷間の天使」もしくは「ソドムの天使」。二人の天使が渓谷に浮かんでるあれです。ふだん絵が欲しいとかゆうことはほとんどないんですが、あの絵が部屋にあったらいいなあ、と思います。ぼや〜っ、すう〜〜ってな感じで。

ほかに好きな画家さんとゆうと、ダ・ビンチ、ピカソ、ウォーホル。この3人は好きとゆうよりは尊敬に近いかも∪。ルーブル美術館で、ダ・ビンチの「洞窟の聖母」を見ました。柵もなんにもなくて、ただ絵がぽっと掛けてあるだけ。それにも驚いたけど(隣の「モナリザ」はさすがに、ガラスケースにおさまってました。アメリカ人の団体さんがフラッシュ焚きまくってました。日本人だけじゃアないんですねえ。でもあれじゃあ、絵が傷む∪。ガラスケースは必要∪)で、何に驚いたかとゆうと、写真で見るとなんでもないのに、神秘が絵の大きさと形のまま、固体で放射されていたこと。手で触れるような神秘。あの時から尊敬です。

後、好きとゆうと、シーレとか、ド・ステイル、ホクニーとか。(おもいついたら、また足そう∪)でも好きな絵、ってゆうと、また違うんだよね。

おまけは好きな彫刻。ミケランジェロの「ロンダニーニのピエタ」。彼の絶刻です。

   20000824


                                      


 3  恩師

この3月で、恩師が退官します。「お前に教えることは、もう何もない」と、のたまわった方でしたが(でも、あの時はちょっと、さみしかったよ)それでも、
別な道に走っていってしまったわたしに、一生懸命何か言ってくれようとする、その姿勢が好きでした。

退官パーティーするからね。先生。

20000310


                                       


 2『パンツァードラクーン・アゼル』の酒場のオヤジの声  ゲーム/PSソフト

というか、喋り方というか、息の抜き方というか。
ここんとこのあたりでは、エクセレント!でした。(キース様の声もよかったけど∪)
なんだかすごく風情があるというか、雰囲気があるというか。

そもそもあのゲーム自体、妙に風情のあるとこがあって、よかったんですけど。たき火の火の粉の飛び方とか。
主人公もヤオイなれというか、同人なれしてないというか、全然そうゆうの気にしてないとこがういういしくて、good!だったんですけど。特務部隊の副官、あんなに早く殺しちゃいけません(もうひとりの顔の崩れ切ったおじさんもかわいい)(ネタバレごめん。もう時効と信ズ)。セーゼー終わりの手前のあたりまで、引っ張ってくれるとよかったのにな。けっこうイケそうだったのに。でもまあそれがいいんでしょうけど。スクエアあたりとちがって。

あれはなんだか、全部が終わった後の話を描きたくなるような、ゲームでした。
続きとか、過去ものとかの続編、出してくれるとうれしいです。
ドラゴンもかわいーし。

ちなみにわたしのドラゴンは、レギオンといいましたが、レギオンというと、メガテンのぶくぶくや、ドラキュラXのグリグリを思い出す方もいらっしゃるだろうけど、あれは「一にして多勢なるもの」の意をくんでのことと思うんですが、わたしはずーーっと
レギオンは「光り輝くもの」の意と思ってきました。
おかしい・・・・∪。どこで間違えたんだろう。それとも同じなのかなあ、ナゾ。

20000206


                                       
 

           

 1 『 白峰 』(しらみね)   上田秋成  「雨月物語」より

さて1発目、なぜこれかというと、今やってるカールが道を間違えると、こうなると思うからであります。「イミテーション〜」終わった頃に、よく思い出しました。
juneファンにはおなじみの秋成ですが、わたしの好きなのは「青頭巾」でも「菊花の契り」でもなく、「白峰」。なんですね。

小学生のころにジュブナイル版読んでより、ずっと好きです。今でも挿し絵をよく覚えています。木立の前に立つ白装束の人陰。そんなに暗い絵じゃありませんでしたが、長じて原典を読んで、前にもまして気に入りました。が、暗さの違いに驚きました。
冥さのおくゆきが違う。果てのない、底のない暗黒の中で、両眼の炎だけが燠火のように
燃えている。そんなイメージです。
わたし、恐ろしいものが好きだったんですねえ(笑)。

崇徳上皇といえば、日本史上最大最強の怨霊といっていい方ですが(これは後で知った)
保元の乱に負けて、四国の讃岐に流されて、そこで無念の死を遂げてより、祟りに祟った方ですね。明治天皇が即位の時、その災いを恐れた時の政府が、天皇即位の1週間前、上皇の遺品だか遺髪を、京都市内に輿に乗せて戻した。と聞きました。明治天皇即位といえば、まだたかだか百数十年前のこと、そんな時まで影響を与えるとは、なんともはやすごいもんです。

でも本の中の上皇は真面目な人で、なかなかかわいくて、祟った理由、これがまたいい。そうして「終に大魔王となりて、三百予類の巨魁(かみ)となる」といい、「あさましきさまと、成り果てても」といいながら、西行の歌をきいて、顔をやわらげてきえていく。
ああ、やはり聡明な人であったのだなあ、人の心をよく知るものであったのだなあと、いう気がして、なんだかとっても好きです。
一度はこういう、怨霊ものというか、歴史物というか、魔道ものというか、描いてみたいなと思うんだけどね。(でも恐いので、やめとく? うんうん、やめとく。)

20000107