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コンヤにあるメヴラーナ霊廟。今は博物館として公開。イスラム神秘主義の一派ですが、創始者メヴラーナの死後アタチュルクの政教分離政策により教団は解散させられたそうです。
隊商宿、スルタンハヌの入り口

貿易路として栄えた時代に隊商の為に建てられた宿泊所。アナトリアでは数多くの隊商宿があったが当時の面影を残すものは少ないそう。その中で当時の雰囲気を伝える隊商宿がここ!中央部分は礼拝堂。回廊式になっている周囲はラクダなどの動物をつなぐ場所や食堂・宿泊など旅人にとって必要なもの全てが手に入ったそうです。
途中で渡った川。赤土のせいで川が赤く見えます。これって見たかったもののひとつなのですが、何故か?っていうと、わかる人にはわかります(笑)
コンヤへ
かつてのシルクロードをドライブしながらセルジューク王朝の古都コンヤへ。途中キャラバン・
サライ(隊商宿)見学。コンヤではメヴラーナ霊廟、カラタイ神学校など。

2001/07/17〜07/29

トルコ
東西文明の架け橋と表現されるイスタンブール。アジアでもなくヨーロッパでもない不思議な魅力を持った国トルコ。
そしてアナトリアの大地にひっそりと眠るヒッタイト文明、世界で初めて鉄を製造したと言われています。古代文明好きに
とっては一度訪ねて見たかった国です。 
トルコ航空でイスタンブール乗換え首都アンカラへ。見たいところが沢山あるので
ツアーに参加しました。総勢26名です。
まづ、アンカラではアタチュルク廟とアナトリア考古学博物館を見学。

これが鉄剣です!
4000年近い前にこんな剣が作られていたなんて想像すらできません。
カッパドキアです。想像していたよりもずっと広い地域に奇岩群が連なっていました。場所によって岩の形も様々で見ていて飽きません。
また、夕焼けに照らされ薔薇色に染まる景色は別世界にいるようです。
ここではカイマルク(地下都市)、ギョレメ(屋外博物館)、ゼルベ、ウチヒサール等を見学。最後にお決まりのトルコ絨毯工房、そしてカッパドキア名産のワインの試飲に行きました。
近代トルコの父、アタチュルクの為の霊廟です。周りの建物はちょっとした博物館になっており、衛兵の交代式なども見られます。
どこの国でもそうですが、建国の父と呼ばれる人のお墓は立派です。
参道の脇石にちょっと腰掛けたら衛兵さんに注意されてしまいました!とっても暑かったのでつい〜〜


そしてこれが印章と粘土板タブレットいわゆる手紙ですね。2重の焼き物で外側に宛先などが書かれています。読むときは外側を割って壊します。本物を見ると結構感動します〜。
アナトリア博物館の入り口。
スタンダード
具体的に何に使用されていたものか
まだ解明されていないそうです。
カッパドキアへ
途中立ち寄った大塩湖トゥズ。この時期7・8月は乾季で湖に入ることができましたが、通常は水に覆われているので外から眺めるかたちになるそうです。ラッキーでした。乾季と言っても、多少の水はありカラカラに乾いているわけではありません。
早速皆で裸足になり湖の上を散策。真っ白でとても眩しい〜。
白いものは全て塩です。だから間違って帽子や靴を落としてしまった人は大変!
その後使い物にならなくなったのは言うまでもありません・・・・。
兵士のレリーフ
3人の美女と呼ばれる奇岩
ラクダ岩
地下都市です。中はかなりひんやりしています。通路と無数の部屋が何層にも渡って築かれ迷路の様です。数万人が暮らしていたとも・・途中、外部の侵入者を防ぐための大きな石で出来た丸い扉なども見られます。

ギョレメでは岩窟教会を見学。それほど広くはない為グループ単位で順番に見て行きます。外では色々な国々の待ち行列が・・・・・(やはりここは観光地です。自分達のツアー以外の集団を見かけたのはこことエフェソス・パムッカレ・イスタンブール位です)
教会では色鮮やかな壁画が残っています。ここで非常に印象に残っているのは、描かれている絵の中に宇宙船としか考えられないものなどがあることです。こういうのを何て言いましたっけ???オーパーツかな。

絨毯!絨毯で有名な国はいくつかありますが、トルコの絨毯はなんでも絹糸を結びつけていく時の方法が他国とは異なりとても丈夫だそうです。例えていうなら糸を普通は1度くぐらせるところをトルコでは2度行うみたいな感じ。そういえばそのせいか厚みもしっかりしていたような・・・・・
ま、お値段は決して安くはございませんが・・・・きれいではありますね。

そして、左の写真わかりにくいですが、絨毯の端が三編みしたものをそれぞれ交差させて結んでいるのがわかりますでしょうか?
端がこのような始末をしてあるものを見つけたら買い!!だそうです。これはお嫁入り道具として未婚の女性が自分の為に織ったもので、通常は市場には出回らない品物なのだそうです。これを家に飾っておくと未婚女性がいるよという合図にもなるとか・・・・そんな訳で売り物として作っているものでは無いためかなりの貴重品らしいです。
ホテルではメヴラーナの旋舞『セマー』を見ることが出来ました。コンヤというとこの回転する舞のイメージがありませんか?
また、ホテルとはいえ宗教儀式の趣が強く、例えば拍手などをする雰囲気ではありません。
荘厳な雰囲気を醸し出していました。
アスペンドスへ
芸術都市アスペンドスへ向かいます。途中の山並みの景色も!
途中の風景。ごつごつとした大地に針葉樹の緑がきれいです・・・
ローマ時代の野外劇場です。
円形劇場は沢山あっても左の写真にあるように、楽屋や舞台の壁などが見られるのは非常にめずらしいと思います。
オレンジ色の仮設台がありますが
夏にはここでオペラをやるようです。一度見てみたいですね。
ペルゲへ
アレキサンダー大王の頃より最強の都市国家のひとつと言われ、当時の面影を忍ばすローマ遺跡。
アンタルヤへ
紺碧の地中海の美しい街アンタルヤへ。ホテルは地中海を見渡せる眺めのよい場所にありました。
プールでゆっくりして〜〜〜、明日はパムッカレです!
敦煌&西安