北京2003-3

いつもどんな時間でも長蛇の列。栗を炒る香ばしい匂いがあたりに漂っています。売っているのは甘栗だけじゃなく、木の実系全般。
ホテルからも近い地安門東大街と交道口南大街の交差点角にあります。

京味面大王。地元の人にも大人気の様で、ものすごく混んでいるお店です。
入り口で順番を待ちますが、後から入ってきたにもかかわらず食べ終わりそうなテーブルに近づき、背後で勝手に待つといった新手のわざを持つ人たちも・・・・
でも結構公平。案内を仕切っていたお姉さんはちゃんと見ていて、順番通りに私達をテーブルに着かせてくれました。あっ、少しばかりの自己主張は身振り手振りで必要ですけれどね。ここの坦々麺は少し日本と違い、かなりエスニックな香辛料を効かせています。炸醤麺は麺にかなりの歯ごたえがありボリュームが満点。汗をかきかきあっという間に完食！炸醤麺10元、坦々面8元、菊茶10元。

そして、もうひとつが孫悟空のモデルとも言われている金絲猴。
横浜ズーラシアで一度見たことがありますが、金色の毛にブルーの顔。本当にきれいなお猿さんです。
今回は日光浴中らしくなかなか写真が取れませんでしたが、
かわいい顔をしていました。

お目当てのパンダ！ここではなんと、赤ちゃんパンダと一緒に寝ているお母さんパンダを見ることが出来ました！小さい赤ちゃんパンダはまるでぬいぐるみのようです～。お腹が少し動いていて、息をしているのがわかります。
そうじゃなければ本当にぬいぐるみ。かわいい～～。
フラッシュ厳禁！！

紅橋市場はすごかった！１つの巨大ビルの中にありとあらゆるお店がぎっしり。しかも他と比べると断然安い！
私達はここでそれぞれ別行動で買い物をし、その後骨董市場へ行った一人と別れて、3人で天壇公園へ。

これは巨大緑豆カキ氷。日本ではめずらしいのでは？甘さ控えめで美味でした。でも、この氷のお陰で中国にきて初めてお腹の調子を悪くした私。やっぱり冷たいものは控えないとね・・・反省。　　

席によって値段が違いますが、私達はお茶セット付きで90元の席へ。さすがにここには外国人が沢山いました。ほぼ満席状態。
今日の演目は、「覇王別姫」と「孫悟空」。電工掲示板が舞台両端にあり、中国語と英語の解説があります。孫悟空には解説は付きませんが、動きで判るので充分楽しめます。

宗三姉妹の次女、孫文の未亡人である宗慶齢さんが亡くなるまで過ごしたお屋敷です。
湖に面した雰囲気のよい場所にあります。元々は溥儀の生誕地でもあるとか。
中には若かりし頃の写真や、その後の中華人民共和国成立に関する資料などが
展示されています。見た感じは中国式の建物ですが、生前使用されていたリビング
ルームなどを見ると内部は西欧風に改築されているようです。

またもや前門大街で今度は「開封灌湯小籠包子」へ。
具がぎっしりつまった小籠包子、熱々で美味しかったです～。それから野菜の炒め物も
しゃきしゃきしてお薦めです！お皿がめづらしく扇形でちょっとこじゃれてますね。

料金は一律3元。買うときは窓口です。自動切符販売機や自動改札機はまだ無いようなので、すべて人が行って
いました。中は非常にきれいです。まだまだバスなどに比べると高い乗り物なのかもしれないですね。

北京飯店で待ち合わせ。幸い、今回は何も失くさず？に集合時間に集まることができました！それにしても
北京飯店の大きいこと。王府井に一番近いＡ館で今回は集合です。

中国人同士の添乗員による場所取りです。その昔、皇帝のみ立つことが許された中心を自分のツアーの人達の為に奪い合ってるんです～。それにしても二人で乗っかることないじゃないのぉ～。

そして、グランドハイアットで待ち合わせ。万里の長城観光組みを待ちます。ここで事件発生！ひとりがお財布紛失！中身はクレジットカード3枚と現金800元。カードを止める手続きの間しばし残り3人は引き続きお茶しながら休憩・・・・・
そして、ここグランドハイアットのロビーでのお茶代は、ジュース4つで224.30元。ダントツ高いですね。ホテルだから当たり前だけど。北京ダック食べた夕食代より全然高いです～～。
・・・そんな訳で、京劇見るのに時間が迫ってきた為、この日の夕食は簡単に済ませられるデパ地下？へ。
場所はグランドハイアットの後ろのショッピングモール地下です。
ここはプリペイドカード方式。100元のカードを購入し、屋台になっているようなお店で色々集めてみました。
これがなかなか結構美味しかったです。全部で59元。残りは清算すれば手数料がかかりますが、返金してくれます。

この鹿のような動物は四不像。かなりの珍獣で、動物園以外では絶滅した種だそうです。そういえばなんだか顔が寂しそう・・・・
ここにいるのはイギリスからの逆輸入。

ここのメニューは写真付きなので選びやすいです。まずは楽しみにしていたシナモン、ねぎ、ゴマの入ったパン。それと麻婆豆腐。ここでも思いっきり頼んで198元。ひとり700円いきません。どれも美味しくかなりお薦めのお店です。私は緑の野菜の上に写っている茶碗蒸しのようなものが特にお気に入りです～。

最終日に初めて４人揃っての記念撮影！今回の旅行も無事終了です。中国初めてのメンバーも思いっきり楽しめたようです。次回はどこにしようかな～なんて考えているそうですから・・・・中国好きの私としても嬉しいことです。
そして、女性４人旅行というのがとてもよかったように思います。タクシーで移動するにも食事するにも丁度よい人数なんですね。美味しいものを思いっきり食べて満足満足！！また機会があったら計画したいと思っています♪

最後に、北京で使った金額は？　正味3.5日間の旅行で食事代、交通費、入場料で6000円ちょっと。これにお土産を全て含めても１万円いかなかったかもしれません。万里の長城に行った二人は現地ガイドさんを車も含め8時間で600元（二人で割ったら300元は日本の代理店のオプショナルツアーより断然安い）で行っていますが、それ以外は殆んど似たようなものです。決して貧乏旅行をしたわけではなく、好きなところに好きなように、そして美味しいものを好きなだけ食べ、移動は全てタクシーでの旅行です。
ちょっと調べて行けば美味しいものが沢山あります～。
ぜひ、自分達の足（私達、毎日2万歩程歩いてました）で出掛けて見てくださいね！！

　　　　（2003/12/8）