特設スペース。

アニメチェッカーのHDDレコーダ奮闘記



2005年1月購入したのは東芝のRD-X5。
HDD強大&W録画可能で選んだのですが…。
これが便利なれど、設計ミスというか技術不足というか…お陰で異様な苦労するハメになった愚痴を少し。

生活一変
「HDDが複雑になり全部消去してください」!?
HDD内の録画が全部消えた!?
対応DVD-Rがなくなってしまう。
…ある部分で必ず「再生に失敗しました」!⇒不良セクタ発生
アニメに向いた録画モードは?


生活一変
HDDレコーダはもう生活の一部になっています。
倍速で音付き再生で見る時間が半分になり、いくら録画してもVHSのように劣化しない。
録画がTV番組表から選べるので、ミスが少なく安心して深夜も寝れる。

以上の理由から、見る番組の全てをHDD録画してから見る生活に一変しています。
それまでは、アニメは全部手録画。帰って1回寝て、1時くらいに起きて3時くらいに再び寝るという、限界生活(笑)


「HDDが複雑になり全部消去してください」!?
早々、3月出てしまいました。
はっきり言って、DVD-RWにして20枚超えるような状況で出来るわけがありません。
必死に考えました…。WINDOWSのようなパソコンのOSは、開いたスペースを選んで保存するわけですが…。
この東芝のOSはHDDの「前から」順に「開いてるスペース」を探してはその大小に関わらず埋めているのではないかと。
つまり、

こんなイメージですね。
青は1回目の録画。白はCMスペース。赤は2回目の録画。
CMを消去してから次の番組を入れると…前からスペース探してると、細かく断片化されてしまいます。
CMスペースに更にCMスペースがかかったりすると、その狭いところに更に次の番組が…。
これでは、複雑になって当然です。

・・・対処法ですが。
3種。
@CM部分だけをチャプター分割して、DVDに焼く時にまとめて消去。
 これの欠点は、チャプターの数を多く残すので「これ以上チャプター分割できません」という上限が早まること。
 一番楽な方法なんですけどね…。
A一回コピーしてからCM削除して、更にスリム化した状態でコピー。

 青は録画したもの。緑色はコピー。黄色は削除後にコピーしたもの。
 コピーが遅くて2度手間です。更に、

 前にある番組を削除してスペースが開いてると、もっと複雑になる危険あり。
 HDD内イメージが見えないので、キケンと言う他ありません。
(削除してからコピーするのと全く変わらないことになってしまいます)
B残す部分だけコピーして、結合で1本に。
 青は録画したもの。黄色はコピーしたもの。
 これは、無難。前に削除してても
 CMスペースは作られないので常に安心して実行できます。
 ですが…@に比べたらコピーの手間と2個しか結合選べないので3回実行しないといけないのは不便。
ということで、泣く泣く@でやってます。


HDD内の録画が全部消えた!?
これもOSの弱さが原因。
DVD-Rを買ってきてコピーしたのですが、実はそれが8倍速DVD-R。
うちのマシンは4倍速までなのでディスクを認識できず、「DVDのエラーで読み込みしか出来ません」と表示され、失敗。
これが原因でHDDのディスクイメージを記憶している領域が壊れてしまいました。
WINDOWSも持っているこの領域。「どこにどのファイルを保存しているか」を管理しているので、ここが壊れたら持っているファイルを全く認識できずにフォーマットし直すしか方法がなくなります。
これで失ったのは20放送くらい。大損失でした(涙)
東芝OS弱すぎ!

ということで、何か怪しい動作を起こしたら念のために全部DVD-RWに退避して再フォーマットをする癖が…。
はっきり言って、焼く直前のクール終わりなんかだと40枚用意しても足りません。4日は優にかかります。
やってられないです。


対応DVD-Rがなくなってしまう。
これも困った事態です。
最新のものを買ったはずなのに、わずか半年で8倍が主流になり、4倍速までのDVD-Rしか使えないうちの機械はストック終了したらお役御免にならざるを得ません。
半年後に出るようなものに対応しててください。手抜きと言うかなんというか…。ひどいものを買わされた気分で、もう二度と東芝製買わないぞと心に決めた瞬間でした。

秋に慌てて4倍速買いました。買い占めました(笑)
でも、今残ってるのは1000枚ちょっと。アニメチェッカーの身としては2年持つか持たないか…。
最悪です。

私は、50枚ケースのドーナツ型しか買いません。収納の関係ですね。
この大量ユース型が出回らなくなった時点で、生産終了と判断するしかないのです…。
VHSも同じく収納上の問題で10本パックの箱しか買ってなかったです。


…ある部分で必ず「再生に失敗しました」!⇒不良セクタ発生
困った事態です。
一応、最後に飛ばしてから戻って、止まる直前から見れば構わないのですが…その部分は永遠に失われるのです。
考えられる原因は1つしかなく、不良セクタです。
WINDOWSなどのOSでは、不良セクタを見つけると使わないように管理領域が認識したりしてくれるわけですが…。
東芝OSはその機能が用意されていないのです。

仕方ないので、安全な部分だけ一旦コピーしそっちを正式にして、元の不良セクタある録画のタイトルを(不良セクタ)に変えて永久保存。
OSがやる仕事を、人間がやるという妙な作業してしまいました。

消してしまうと、また次の録画で同じ繰り返し。要注意です!


アニメに向いた録画モードは?
標準で録画できればベストなんですけどね…。
CM抜いた枠は大抵25分弱。
標準モードのビットレートは4.6。これだと5本/枚。
もう一個用意されてる低画質モードは2.2。これだと9本/枚だけど…ぼやけすぎ&1クール13だと、変に空いてしまいます。
標準でも5/4/4で13話ですが、12話だと5/4/3と3枚目の空きがもったいない。

で、考えたのは手動設定のモードで中間の7話を録画で丁度いいモード探し。
ありました3.2。7/6話で13話。今はこれで録画しています。
多少画質悪いですが、ちゃんと残したい作品はDVD買えばいいということで、妥協ラインでした。


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