MY映像賞 -TV animation award of Izumi-


●2006年4-6月期

今期より、脚本賞が新設となりました。
1話分で決めるシナリオ、話ではなく全体の筋道のストーリーと違い、期を通してのシナリオ平均値となります。
上手い話が多い作品に有利になるでしょう。

7月に入っての放送が3回に満たないで終了する作品を吸収する為に最終決定はまだです。
作品賞
砂沙美☆魔法少女クラブ
ARIA The NATURAL
錬金3級まじかる?ぽか〜ん
ストーリー賞
NANA
RAY THE ANIMATION
うたわれるもの
シナリオ賞
シムーン
第11話 「共同戦線」
砂沙美☆魔法少女クラブ
第7話 「夜空の手紙」
BLACK LAGOON
第7話 「Calm Down, Two Men」
シナリオ特別賞
かみちゅ!
第16話「ほらね、春が来た」
脚本賞
錬金3級まじかる?ぽか〜ん
砂沙美☆魔法少女クラブ
ストロベリー・パニック
主演女優賞
セイバー(Fate/stay night)
日向ひまわり(ひまわりっ!)
カミナギ・リョーコ(ゼーガペイン)
主演男優賞
カンベエ(SAMURAI 7)
ロック(BLACK LAGOON)
ハクオロ(うたわれるもの)
助演女優賞
高峰司
(砂沙美☆魔法少女クラブ)
梨々ハミルトン
(吉永さん家のガーゴイル)
アリス・キャロル
(ARIA The NATURAL)
助演男優賞
キクチヨ(SAMURAI 7)
猿田寿彦
(砂沙美☆魔法少女クラブ)
四方谷裕史郎
(プリンセス・プリンセス)
助演男優特別賞
一橋章吉(かみちゅ!)
マスコット賞
ガーゴイル
(吉永さん家のガーゴイル)
アリア社長
(ARIA The NATURAL)
プリニー隊
(魔界戦記ディスガイア)
背景・美術賞
西の善き魔女
ひまわりっ!
NANA
キャラクターデザイン賞
ひまわりっ!
彩雲国物語
Fate/stay night
衣装賞
西の善き魔女
NANA
錬金3級まじかる?ぽか〜ん
メカデザイン賞
シムーン
涼宮ハルヒの憂鬱
ゼーガペイン
映像技術賞
涼宮ハルヒの憂鬱
砂沙美☆魔法少女クラブ
Fate/stay night
映像演出賞
砂沙美☆魔法少女クラブ
桜蘭高校ホスト部
ARIA The NATURAL
アクション賞
BLACK LAGOON
Fate/stay night
SAMURAI 7
主題歌賞
Starry Waltz/kukui
(西の善き魔女)
incl./meg rock
(女子高生 GIRL'S HIGH)
鮮血の誓い/妖精帝國
(錬金3級まじかる?ぽか〜ん)
挿入歌サントラ賞
BGM
(砂沙美☆魔法少女クラブ)
エンディングテーマソング コレクション
「しちゃいましょう」
(錬金3級まじかる?ぽか〜ん)
God Knows/平野綾
(涼宮ハルヒの憂鬱)
OP/ED映像賞
BLACK LAGOON
OP
女子高生 GIRL'S HIGH
ED
錬金3級まじかる?ぽか〜ん
OP
CM賞
ARIA The NATURAL
(ORIGINAL SOUND TRACK)
ギャラクシーエンジェルU-絶対領域の扉-
(発売後・曲⇒Cause your loveの30秒Ver.)
姫様ご用心 DVD1巻
(解説機能ナーナの歌Ver.)

今期は数もレベルもすごい高く、選考で苦しむかと思ったのですが、それほどでは無かったです。
レベルはどれも高くても、住み分けがされていて、特徴を持った作品が多かったのがその理由かも知れません。

【作品賞】
今回から特に該当作品がない限り再放送作品はこの賞から外す方向となりました。それで外れた対象は、2・3位の今日からマ王!とSAMURAI 7。
砂沙美☆魔法少女クラブは唯一☆ランク経験ということで、問題なく選出。
ARIAも非常に高い安定度を見せて2位に滑り込み。最後の3位は大激戦。最終話で勝負が決まった接戦でした。
【ストーリー賞】
今期は上位にストーリー物が少なく、下位から多数のエントリーとなりました。
NANAは、ほとんど進んでいないのがネックでしたが、他に素晴らしいものが無かったので消去法で。
RAYは強引さが鼻に付き、取り逃しました。
【シナリオ賞】
今期は強烈な回が各作品に1個はあり、珍しく候補多数の選考となりました。
シムーンは他に特筆する回はなく、この回だけが異質の完成度。作戦も練ってあり、小ギャグも交えた中で、重い感情を巧みに描写。
魔法少女クラブは5-7話の魔法世界編が圧倒的。その中で、3話目の戻ってからの砂沙美の心の揺れを選びました。最後の小粋な仕掛けと河原の魔法シーンが絶品。
ブララグは口論の内容が、過去見たことがないほどの魂を吐き出したと思えるインパクト!
【シナリオ特別賞】
TV版の最終回に更に最終回を乗っけてきたDVD版の追加話。3人で布団並べて神社に泊まったり、特別な内容は無いけれど、それが逆にこの作品の素晴らしさに繋がっている。
【脚本賞】
今期から設けられた新賞。シナリオが1話分に対して、平均して良いものを描いたものが対象になります。ストーリーはクールで一貫した話があるものが対象になります。
まじぽかと魔法少女クラブの一騎打ちになりました。
まじぽかは浮き沈みはあったものの、総じて丁寧で、視点の良さと表現力の上手さを感じます。
魔法少女クラブも惜しかった。☆の回を連発できる力は確実にトップクラス。


【主演女優賞】
セイバーは絵柄、性格、活躍、共に申し分なく決定。日向ひまわりは、個人的趣味に最もマッチした当たりキャラでずっと1位だと思ってたのですが。
さて、カミナギ・リョーコはびっくりの逆転受賞。普通のかわいいキャラなのですが、新しい基軸になりそうな予感がありました。多くの人に好感を得たキャラではないでしょうか。
【主演男優賞】
カンベエは他人の上に立つ人間の理想を追求した作品の顔。
ロックは荒くれ者の中に入ったらひ弱さが目立ちますが、修羅場で意地を見せるシーンなど作品の見所のひとつになった。
【助演女優賞】
高峰司が10話の主演で素晴らしい回を見せてくれた時点で、僅差の2位からギリギリ逆転。我関せずを貫くキャラが次第に他の人に心を開いていく変化が非常に良かったキャラです。
梨々もいいキャラ性を見せてくれましたし、アリスはアニメ版スタッフがかなり力入れてるように見え、彼女が主役の回はかなりいい話に仕上がってました。
…小小中って…低年齢化が激しいかも(汗)
【助演男優賞】
キクチヨ、馬鹿な無骨者に思わせておきながら、人情に厚かったり、盛り上げと引き締めの両方で活躍。
猿田寿彦、全く気付いて貰えない砂沙美への片思いの感情表現や、好きな人のために頑張ってしまうシーンとか、出番は少ないながら作品に欠かすことの出来ない人物に。
四方谷裕史郎、策士と言うか隠したりすることの多いキャラで、そういう魅力は十二分に生かされていたと思います。
【助演男優特別賞】
16話が特にこのキャラのよさが十二分に表現されていたと思います。姉に呼ばれて、不満を言いながら働かされても、好きな人の前で頑張っちゃったり、
親の前で空威張りしてみたり、中学生らしさをここまで反抗的でナイーブに描かれた男の子は見たことがありません。
芯が強くて、本音と常識を堂々と言う男らしさも好感の持てるキャラです。
【マスコット賞】
競争も無く順当に決定。
ガーゴイルは最近流行りのもったいぶった言い方。多分大元は蒼い海のネオスフィアのスツーカだと思いますが、ザ・サードのボギーや灼眼のシャナのアラストールも同系統ですね。


【背景・美術賞】
背景専門のスタジオが増えたのか、最近のレベルアップは目覚しいものがあります。差が無くて選考が難しい賞になりました。
その中でも、西の善き魔女は別格に見えました。屋外でも屋内でも常に光を意識していて、写術的。
ひまわりっ!に関しては、映える緑中心に美しい映像を毎回見せてくれました。
NANAはキャラ絵にも当てはまりますが、影の部分が特徴的で、他の作品にない味を持っていると思いました。
【キャラクターデザイン賞】
キャラ絵に関しては、好みが大きく関わるということで御容赦を。
日向ひまわりが個人的に一番好み(アニメ絵のみ。ジャケとかの描き下ろしは×)で、絵の面で特別な作品になってました。
Fateは凛が足を引っ張ったかも知れません。好きなのですが、強気でない時の絵柄がどうしても別人に見えてしまったのです。
【衣装賞】
西の善き魔女は1着のデザインの細かさはすごいレベル。章ごとにフィリエルに服が違ったり、数も多い。相当ポリシーないと最後まで描き切れないです。
NANAは誰が見ても文句なしでしょう。普段着の数といいセンスといい、相当にレベルが高い。が、1着ごとの質では西の善き魔女には勝てなかった。
まじぽかはパキラの服で高評価。外出のコート脱いでも室内のセンスもなかなかのもので、キャラのおしゃれ感が十二分に出てました。
主演の服の数だったら、ラブゲッCHUも多かったのですが、絵が雑がかなりのネック。他に服に気を使っていた作品が少なかった今期でした。
【メカニックデザイン賞】
今期はこれ!と言った作品が少なく、ちょっと哀しかったです。
シムーン:遺跡物だったり、動力源などの設定面が面白かったです。メカニックの声が毎度出て来たり、離着艦時のアニメーションもよく、1位でも問題ない作品だと思いました。
他は特に良かったというデザインはなく、結局、艦隊戦の回1話だけで涼宮ハルヒの憂鬱が食い込む状態。
ただ、ロボット出れば取れる賞にはしたくないのが本音です。


【映像技術賞】
涼宮ハルヒの憂鬱は文句なしで1位は当然の結果でしょう。
砂沙美☆魔法少女クラブは、下の映像演出賞にも繋がる魔法の描写や、人物が振り向いたり、細かな部分にも手を抜かずに情熱と技術を投入。
【映像演出賞】
砂沙美☆魔法少女クラブに勝負できる作品なし。ぷにぷに文字や、川辺で人形を躍らせたシーンや、一貫した技術を伴った魔法演出は絶賛。
桜蘭高校ホスト部はコミカルな演出が独自の色を出していた。別に技術を競う賞ではないので、こういうオリジナリティーの表現もあり。
【アクション賞】
ブララグ:ウリにして余りあるパワーでした。メイド編のカーチェイス前後のシーンは絶品!
Fate:前期のセイバーvsアサシンやアーチャーvsバーサーカーと比べてしまうと見劣りしました。展開上の不満もアクションシーンに直結していて、マイナス面。


【主題歌賞】
Starry Waltzは圧倒的に1位ですんなり決定。幾重にも折り重ねられた音が重みを増し、いくら聴いても飽きない。編曲面が光る曲。
incl.はアニメに併せた詩と曲調が素晴らしく、ノリもいい。相変わらず詩曲に置いて才能を発揮した1曲だと思います。今期最も多く聴いた曲のひとつ。
鮮血の誓いはバックの音とコーラスで雰囲気とパワーを兼ね備えた良曲。大混戦になった3位争いを制する。
4位キラキラデイズ/Magical Sweets、5位愛においで 逢いにおいで/双葉、梨々、美森、6位祈りの詩/savage geniusも3位とは全く差はなし。
【挿入歌サントラ賞】
今期は、特に良かった曲もなく…自分でも納得できる選考結果ではありませんでしたm(_ _)m
メモがき等、この賞に関しては残しておかないと選考できなさそうな雰囲気になってきた作品の多さで改革の必要性がありそうです。
【OP/ED映像賞】
BLACK LAGOONの迫力ある曲に併せた映像はこうなるのかなと。結構OPだけ見入ることもありました。
女子高生はEDだけは良かった。曲もいいのですが、それぞれの個性出してるし、落ちもさりげなく用意してるところで只の踊り系とは一線を画した。
まじぽかはEDもアイデア良く上位だったけれど、OPを選考に。
その他ではゼーガペインのキャラクターが鳥や魚になって消えていく姿が幻想的。ザ・サードOPの砂漠の旅を上手く表現した風が良かった。ひまわりっ!EDの背景は美しく絶品。
【CM賞】
ARIAのO.S.T.ですが、センスのある絵が次々に変わり、控えめなエフェクトも効果的。丁寧で情熱を持った作りのCMとなりました。
G.A.ですが、上手く編集してドラマ性を感じました。発売前からかなり流れている作品ですが、発売後から流れたこの曲を使ったものなら入賞です。他は…。
姫様ご用心:多数のバージョンを投入してます。が、なんだこれ?ってのもあったりで、Verごとでなく平均で選考だったら無視だったかも。これってひょっとしてCM用の歌?


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